朝寝のカプ

ネコは夜行性
そのため朝は食事の後
すぐに眠くなる
人間と同じか

民謡は心のふるさと

2015-07-12 04:52:37 | 日記
歌謡曲からニューミュージック、そしてクラッシクまで音楽はバラエティーに富んでいる。
そんな中で、最近は日本民謡はどうだろうか。
NHKのラジオ第一放送やFMの金曜日の午後0時30分から
「民謡をどうぞ」という番組がある。
間もなく放送開始2700回目を迎える長寿番組だ。
先日は「相馬あいや節」や「牛深ハイヤ節」がかかっていた。

 ところで青森県五所川原市金木町に「津軽民謡会館」がある。
太宰治の生家、斜陽館のすぐ近くだ。
毎日、三味線の生演奏も行われ、観光バスで団体客が多く訪れる。

津軽地方は「嘉瀬の桃」本名、黒川桃太郎や成田雲竹、高橋竹山など
三味線や民謡の大家を輩出している。
竹山は盲目の三味線弾き、研ぎ澄まされた感性はその撥さばきに現れる。
門付芸人と蔑まれることもあったが、
津軽人の心に三味線の音は染み渡って行った。

そうした歴史や民謡歌手、三橋美智也の舞台衣装、
レコード盤、ゆかりの品々も展示されている。
沖縄や東南アジアの弦楽器もあり、遠く海外から伝わった弦の響きも想像できる。

私は小学校低学年の頃、祖父に連れられ、三味線や民謡の大会に出かけたことがある。
子ども心には、よく分からない曲調だったが、
ある程度年齢を重ねるにつれ、何か哀調を帯びる歌に魅かれるようになった。
経験や年も関係があるのかもしれない。

津軽の地で再び「民謡の心のふるさと」を感じることが出来た一日だった
コメント
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