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肺癌の75%を占める非小細胞肺癌(NSCLC)は、90%で肺組織のシグナル伝達経路の活性化と関連しており、今回の研究によって、無機リン酸塩の多量摂取はこれらの経路を刺激することがわかった。
肺癌とは肺組織の細胞増殖が制御不能になった疾患で、シグナル伝達の混乱が正常細胞の悪性化させる。ほんの一部のシグナル経路が制御不能となるが、その経路は栄養素によって制御される。
リン酸塩は生物にとって必須の栄養素であり、一部の経路を活性化させるものである。
研究ではマウスにリン酸塩をヒトの生活と同程度の量与えて4週間観察して、肺組織を分析した。その結果、肺腫瘍の大きさは増し、増殖を促進していた。「少量のリン酸塩であっても生物には必須の役割を果たすのにたいして、水分保持や品質保持のために食品添加物として急にたくさんのリン酸塩を使用するようになり、大量に食物から摂取することになった。
1990年代にはリン酸塩を含んだ食品が成人1日平均摂取量470mg程度であったものが、今やさらに多様な食品に添加され、かつてより1000mgも増えている。0.5%がほぼ'正常値’であったが、今日では食物の1日平均のほぼ1%になっている。
Dr.Chuの今後の研究はリン酸塩の安全な摂取量を調べることである。
原文記事
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18849498
私の専門領域ではないので非常に怪しげな訳ではありますが、抄録訳は寄稿しときましたぜい。
加工食品、添加物はやはり避けるのが無難ということでしょうか。
抄録訳、ありがとうございました。
韓国ってあまり出てきませんね。