いやー、面白かった！！楽しかった！！最高でした！！！
歌舞伎座が建て直しで最後の歌舞伎座のチケットはぜんぜん取れずにさびしかったので、ではコクーン歌舞伎でもと初めてコクーン歌舞伎に行ってきました！！！
演目は「佐倉義民傳」下総佐倉の領主の圧制に苦しむ領民のために、名主の木内宗吾が命をかけて将軍に直訴した事件を扱った作品です。
さすがにコクーン歌舞伎ただじゃすまない・・・演出・美術に串田和美、なんと劇中ラップがちりばめられているのですがこの作詞に「いとうせいこう」歌舞伎は本当に懐が深いと感じた作品でした。
テンポ良く物語りはエネルギッシュにすすみます・・ずっと昔の話ですが、今現在のこの不確かで不安を抱える世界や日本ちっとも変わりません・・１００年前も今も、２０年先も１００年先も１０００年先もこの道は一本道・・・そう締めくくられる物語の最後は政治や経済が揺れ動く今だから尚、心に訴えるものがあります。
演出の串田和美氏の言葉に「世界中の追い詰められた者たちの叫び声に耳を傾ける大切さと困難さについて考えざるを得ないことに気づかされます。」
でも物語は笑いあり涙が止まらない場面あり席が平場のせいもあり、昔の芝居小屋で楽しんでいる風情です。ビールなど楽しみながら観るお芝居はこの上ない楽しさです。
中村勘三郎はやっぱりすごい！！七之助も美しい！橋之助も素敵！そして笹野高史さんがいい味出してます。
中村扇雀さんも素晴らしい。あーーもう一度観たい！！
興奮しながら渋谷なので久しぶりにシノワへ、座ってお芝居の話をしていると、ソムリエの方が「お芝居ですか？チケットの半券あればシャンパーニュをサービスします！！」本当！！ありますあります・・でシャンパーニュサービスしてもらいました！！知らなかった！！素敵なサービス、次のときもシノワに行きたくなりますね。。
シャンパーニュのあと、ソービニヨンブランとピノ・ノワールをいただき、大満足の夜はふけました！！