カーブドッチには同じ敷地内にワイナリーが幾つかあります、その中のワイナリー、フェルミエは一番行きたかったワイナリーです。
新潟、石打のアンドラモンターニュのオーナーシェフの塩田さんに旅の相談をしたところ、カーブドッチ、フェルミエ、ドメーヌ ショウと同じ敷地内でもワインは驚くほど違うから飲み比べてくるといいよ!ボクの名前を出したらいいことあるかも!とのことなので。。さっそく。
フェルミエのレストランでランチをいただく予定でいたので早速向かいました。
厨房には堂々石釜があります。私たちもこの釜で焼くピッツァがお目当て。
まず、ワインをグラスで、白はアルバリーニョ、ロゼはカベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、赤は最近リリースされたカベルネフラン。。。もちろん一杯目。
新潟の素材にこだわったお料理、野菜の甘みや香りが素晴らしかった。
私は白ワインシャルドネを追加、そのシャルドネが素晴らしく、もう売り切れレストランでしか飲むことができません。
魚介のピッツァはチーズレス。美味しい!
店内にあったコルクの可愛い君。
食事が終わったら色々案内しますよ。。。フェルミエの畑を本多孝氏直々に案内詳しく説明くださいました。日本のワインの現状や、この角田浜の地質や栽培の方法、こだわりなど。。私も徒然思っている日本のワインについての疑問などお話ができて、ワインをブドウから作り醸造販売まですべてを行うフェルミエ、想像以上にやりがいもあり長いスパンで考えなければならない世界です。
今シーズン植えたワインの苗が実をつけ収穫ワインができるのが早くて3、4年後。。その樹が成熟して最高の果実が採れるのは十年以上先の話です。フランスのワイナリーが代々続き結果が出るのは孫の代かもしれません。と考えると人間の一生とは本当に短い。ブドウは一年に一度しか実らないのだから。。
この日はプチヴェルドの苗を植えていました。本当に小さな苗、植えた時にバケツ一杯の水を与えてあとは全く与えず自然に任せるそうです。
カーブドッチは今年で二十週年だそうです、畑を見ると樹の太さでわかります。カーブドッチの樹はもう既に太くなっていました。
フェルミエは2006年からだそうで一回り細いです。
ワイン作りには人生を掛けて取り組む素晴らしさが少しですがわかったように感じました。
日本のワインを応援したいと思いました。
私たち飲む側が成長することが大切です。