クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

終盤戦を制して、勝利を得るには・・・(Jユース予選リーグ・2-2鹿島ユース)

2010-11-06 02:39:22 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースカップ2010 Dグループ第5日(湘南は第4戦) 2010/10/31 14:00開始
平塚市・馬入ふれあい公園サッカー場(人工芝)
湘南ベルマーレユース2-2(前半1-0)鹿島アントラーズユース
【得点者】19分(湘南)10関谷祐(3)、48分(湘南)10関谷祐(4)、81分(鹿島)12吉田隼、83分(鹿島)11中川義貴



この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

               1黒沢隼(3)

7渡邊敬也(3)   4佐藤慎也(3)    26徳永昌也(2)   19吉田直人(2) 

        8磯村朋宏(3)     32盛山拓朗(1)

 12臼井健太(3)                    20齋藤翔太(2)

        10関谷祐(3)      17見留耀太(2)


           

選手交代は
8磯村→18坪井亮(2)、12臼井→13吉澤迅矢(3)、10関谷→27河野諒祐(1)
監督:平塚次郎


ユースの公式戦観戦はプリンスリーグ以来3ヵ月半ぶり。
その3ヵ月半ぶりの試合が、今年のユースのホームゲームのラストとなる。
予選リーグ勝ち抜けを懸けて、鹿島ユースと直接対決。
馬入人工芝は場内の観戦スペースこそ決して広くないが、周囲から柵越しに見やすいのがとてもいい。


前半は間違いなく湘南ペースで、相手のチャンスはセットプレー1回と中央からのドリブルシュート1回だけ。
好連携から(特に自陣の左サイドから中央で)面白いようにボール奪取が成功、自ずと攻撃のチャンスは多くなる。
先制点は右サイドからゴール前へ入ってきたボールを祐がボレーでゴールへ叩き込んだもの。

後半開始直後は相手に押し込まれるが、相手のクリア空振りを祐が見逃さずボールをゴールへ流し込んで追加点。
DFの中心であるだけでなくチーム1の長身でもある亮平が出場停止だったが、
残り15分以外は彼の不在を感じさせない守備の出来だった。

しかし、後半時間が経つにつれて鹿島がペースをつかみはじめ、
その残り15分で、自陣のバイタルエリアが空いたところをドリブルや枚数かけたパワープレーで狙われる。
1失点目は中央からのドリブルシュート、2失点目はゴール前への放り込みからの打点の高いヘディングシュート。
その直後にも決定機を与えたが、そこは黒沢のファインセーブで難を逃れ、そのまま2-2で試合終了。



中盤の守備で、絶妙な「アプローチ‐カバー」の関係からのボール奪取が再三見られたのが今節の一番の発見。
これはチームで相当練習していたのではないだろうか。
一方、課題は後半の攻撃力。サブメンバー枠7つ、選手交代枠5つの中に終盤の切り札となれる選手がどれだけ入れるか。
僅差の試合の終盤はスペースが空きやすいだけに、そのスペースを活かせる選手が試合を決定付けてほしいもの。

もちろん勝ち点3を逃したのは残念だが、アウェイで勝っていたのでホームでは「引き分け防衛」を果たしたともいえる。
ただ、この引き分けが活きるのは次節で勝利を得て、鹿島との勝ち点差をキープないしは広げることができてから。
次節のアウェイ・山形ユース戦(7日13時@天童市スポーツセンター)には私は諸々の準備があっていけないが、
ひたすら勝利を祈るばかりである。


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