クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

無策なままに相手に圧倒され、逆転を許した97分間・・・(1-2セレッソ)

2008-11-23 23:15:19 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第42節 2008/11/23 15:34開始 大阪市・長居スタジアム
セレッソ大阪2-1(前半1-1)湘南ベルマーレ
【入場者数】21,200人【天候】晴 14.3℃ 43%
【主審】吉田寿光【副審】中井恒/金田大吉
【得点】05分(湘南)アジエル(8=PK)、31分(セレッソ)酒本憲幸(FK)、
46分(セレッソ) 香川真司
SH:20 -8  CK: 11 -1  FK:17 - 22
【警告】(セレッソ)40分前田和哉、75分酒本憲幸
(湘南)33分田村雄三(9)、43分坂本紘司(9)、44分斉藤俊秀(6)、89分アジエル(5)


湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

32鎌田翔雅  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

     6田村雄三      8坂本紘司
10アジエル                35菊池大介
                          
     11石原直樹     20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF19山口貴弘、MF14永里源気、
MF24加藤望、FW18阿部吉朗
監督: 菅野将晃

選手交代は
60分:35菊池→24加藤望
73分:20原→18阿部吉朗
80分:32鎌田→14永里源気



セレッソのスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

          21山本浩正

   5前田和哉   2羽田憲司  4藤本康太

       6濱田武     10ジェルマーノ
17酒本憲幸                18ジウトン
      31乾貴士     26香川真司     

           15小松塁


SUBは
GK1相澤貴志、DF23山下達也、DF34平島崇、
MF25黒木聖仁、FW9古橋達弥
監督:レヴィー・クルピ



スコア上は2対1ですんだが、シュート数20対8が示すとおりの完敗。
ホームチームに21,200人の観衆の前で勝たせてしまった。
・・・あまりに無策であった・・・

出だしは湘南がよかった。開始5分、敵陣浅めからのFKのこぼれ球のまたこぼれ球を
PAのすぐ外で田村が拾ってPA内をゴールから遠い方向へ突進しようとしたところを
相手18番がファウルで止めてPKゲット。そしてアジエルがPKを決めて先制。

しかしセレッソも攻撃のペースをあげてくる。
ちなみにセレッソの布陣は3-6-1(両サイドはMF1人ずつのみ)、湘南の布陣は4-4-2。
(1)左のジウトンが湘南の右側(アジエル、翔雅)の守備の不慣れさを突いてどんどん仕掛けてくる。
(2)ついで湘南の中盤中央(田村、坂本)を速いドリブル、パスワークで翻弄してファウルを稼ぎ、
その中の1つから31分に酒本が直接FKを決める。
(3)さらには前半のうちに田村、坂本、そして斉藤さんが警告を受ける。
(4)後半立ち上がりは湘南のキックオフではじまったが、やがて相手陣内で相手がボールをもち、
そのボールが湘南陣内で香川にわたって香川が右から中にドリブルで自在に切り込みながら
PA外からシュートを決めて逆転。

後半開始1分、味方キックオフからノーホイッスルで相手ゴールを許してしまうとは
あまりにも情けない。中央の3人が警告を既に受けていてファウルで止めづらかったことも
このゴールの一因であるが、結局前半の上記(1)(2)による劣勢ぶりからの修正ができないまま
後半に入ってしまったがゆえの失点ともいえるのではないか。
ハーフタイムで選手交代も布陣変更もなかったのが私にとっては驚きだったし。
中盤を厚くすることもなければ、相手の3バックに対して
FWを3人にしてぶつけて脅かしにいくこともなかったし。
選手交代は3人あったが、いずれも同位置での入れ替えだけといっていいのでは。
勝てなければほぼ終わりなのに、リスクを負おう、勝ちにこだわろう(こだわらせよう)
という姿勢は少なくとも指揮官からはまるでうかがえなかった。
少なくとも個々の選手は力の限りは頑張っていたが、頑張っても相手のほうが上のこともある・・・その時にどうやって力量の差を埋めるかが指揮官の腕の見せどころのはずだが・・・

結局、後半もほぼセレッソペース。追加失点がなかったのがせめてもの救いだった。
後半にはアジエルが低い位置でボールを運び捌くのが目立ち、湘南の攻撃の停滞を示していた。
チャンスは敵陣で得るFKからだが、決定的なチャンスはつくれず。

そして、前半ロスタイム4分、後半ロスタイム3分の末に敗戦・・・。
セレッソ戦は今季3試合いずれも順位を懸けた直接対決であったが
(対戦前はいずれも湘南が上位)、結果はすべてホームチームの勝利。
さらに今回はセレッソに4位の座を明け渡してしまった・・・。
試合終了後にゴール裏へ来る選手たちは、いつになく足取りがとても重く感じた。
最初の挨拶の時の(スタンドへの)向く方向が普段とは違ったのも確か。
ひょっとしたら「あまりに申し訳なさすぎてサポーターたちに顔向けしにくい」という思いだったのかもしれないが・・・


さて、湘南を除く上位5チームが相手のアウェイゲーム計9試合の結果は1勝1分7敗。
アウェイ側に湘南側が多く駆けつけた時、普段7ゲートにいる方だけでなく
メインスタンドにいる方の割合も多くなる。
(今回は少なくとも先月の山形ほどの人数ではなかったが・・・)
その時、普段はどこにいようがアウェイで一丸となって応援する雰囲気を
もっと強くしていかないといけないのだと思う。
ちなみに、1勝は鳥栖、1分は仙台。
ともにただでさえ濃密な雰囲気になりやすい球技場である。



昨日仙台が引き分けていたので、辛うじて湘南にも入れ替え戦への可能性は残った。
気分は全然違うが、残り2節となった段階での湘南とほぼ同じ位置でもある。

数字上は6位鳥栖(勝ち点61)まで入れ替え戦の可能性がある。
3位仙台(勝ち点67)はその鳥栖とアウェイで対戦(30日13時から)。
セレッソ(勝ち点63)はアウェイで草津(29日17時から)。
湘南は岐阜とホームで30日14時から試合。その節では一番遅い試合開始である。
特に1時間先に進んでいる仙台戦の経過・結果は気になると思うが、
自らが勝たなければはじまらない。ましてや今季最後のリーグ戦ホームゲームなのだ。
来週日曜日15時55分ごろ、平塚競技場が歓喜の声で満ちていることを切に願う。

勝ち残るのは俺たちだ・23日は敵地でセレッソ戦

2008-11-22 01:16:54 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
22日14時からの横浜FC対仙台の翌日・23日15時半から長居でセレッソ戦が行われる。
横浜FC対仙台の結果に関係なく、湘南はセレッソに勝って少しでも入れ替え戦進出の可能性を自力の範囲で少しでも大きくするしかない。
このセレッソ戦、勝てなかったほうが(仮に仙台が前日勝てなくても)実質的に入れ替え戦争いから脱落する。(セレッソが勝てば湘南を追い抜くので)
「勝ち残るのは俺たちだ!」という意気込みの強さを持ちたいね。
仮に先制されても、相手の守備はこちら(のやり方、意気込み)次第で十分崩れるはず。
最後まで戦い抜きたいところ。

また、当日は平塚・明石町まちかど広場でパブリックビューイングもあるとのこと。


日本代表、久しぶりの完勝!(W杯最終予選・3-0カタール)

2008-11-22 00:50:37 | サッカー(代表)
木曜未明に行われたW杯最終予選第3戦・対カタール(ドーハ)。
私は録画したものを早朝5時に起きて(勿論情報封鎖の上で)視聴。
序盤こそ相手にフリーでシュートを打たせていたが、
内田のアーリークロスをワンタッチコントロールしてからの田中達也のゴールで日本が先制してからはほぼ日本ペース。
後半早々に玉田のPA外左からのダイレクトシュートで追加点、
そして右CKがショートコーナーとなってから闘莉王が駄目押し点。
終わってみれば3-0の完勝。
意外ではあるもののカタール戦Aマッチ初勝利にもなった。

所属チームを抜きにすれば達也はとても好感のもてる(怖い)FW。
3年前の秋の大怪我の後はケガがちの日々が続いているが、彼が今回の先制点のように持ち味を存分に発揮できる機会が「代表で」もっと増えればと思う。
あと、長谷部が試合を増すごとにチームへの貢献度が増しているように感じる。彼にとっては、いい時期に、いいチームでプレーできているからかもしれない。

3戦3勝のオーストラリアについで日本は勝ち点7、勝ち点差2でグループ2位。
来年2月11日(祝)、19時20分から日産スタジアムで1・2位の直接対決。
ここは勝たなあきません。


3年生最後の試合・・・(Jユース最終戦)

2008-11-17 00:05:13 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースカップ2008 予選リーグ Cグループ (湘南は第8戦=最終戦)
2008/11/16 13:30開始 平塚市・馬入ふれあい公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレユース 1-9(前半1-2) FC東京U-18
【得点】8分(東京)7山浦公裕(FK)、36分頃(湘南)4天野勇太(PK)、39分(東京)7山浦公裕、
55分(東京)10岩渕良太、58分(東京)10岩渕良太、63分(東京)17大貫彰悟、
66分(東京)10岩渕良太、71分(東京)10岩渕良太、72分(東京)10岩渕良太、75分(東京)9山村佑樹



この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(2)

      13坪井港(3)  25遠藤航(1)  12甲斐健斗(2) 

         20新村賢祐(2)    4天野勇太(3)
24渡邊敬也(1)                     22山根一真(2)

           
      5中澤高也(2)  18藤松聖弥(2)  23関谷祐(1)   


選手交代は
5中澤→11亀井直(3)、1柳川→16松本健太郎(3)、20新村→3安藤潤哉(3)、
24渡邊→17岡崎大輔(2)、25遠藤→18藤松聖弥(2)、
監督:チョウ・キジェ



ベルマーレユースは前節1・2年生の力で久しぶりの勝利を収めた。
その流れをこの試合に持ち込むべく、1・2年生のメンバー主体で来るか。
一方、この試合は今年最後の公式戦。3年生を使うか。
実際は後者であった。
なお、この試合では亮平、古林、正樹の3人が警告累積で出場停止。
3年生はケガの義恭、曽我の2人を除く全6人が出場した。


湘南の布陣は登録上は4-4-2だったが、実際は上記のような3-4-3に見えた。
前節と同様の3バック。
一方、相手の布陣は4-4-2。
どのように相手の攻撃に対応するのかと注目していたが、
実際は恐れていたとおりに両サイドMFが相手の両サイドMFに押し込まれる(付き合う)時間がとても長く、
実質5-2-3となってカウンター攻撃も容易ではなかった。

そんな中、35分過ぎにカウンターから山根がPA内に侵入して相手のファウルを誘いPK獲得。
そのPKをキャプテン天野が決めて同点にする。
これが東京の闘志をさらに燃えさせたか、直後に相手選手2人が交代。
そして39分に相手2番の左サイド突破からクロスをあげ、そのクロスめがけてファーサイドで7番が頭から飛び込んで勝ち越し点を得る。
この試合の相手の得点の多くはサイド突破からファーサイドへのクロスからという形だった。
(恐らく4点はそうだった)
来季、湘南が最終的にどういう布陣で公式戦に挑むかはわからないが、
3バックでいくならばなおさらサイド突破とその後のクロス等への対策が強く求められる。
相手がサイドを押し込んできた場合はサイドMFではなく中央MFが下がって対応する形も考えられるはずだ。サイドの攻撃力を活かしたいならばなおさら。

後半になると中盤での相手への寄せとDFの相手へのマークが甘くなり、自陣裏にスルーパスを通されてそのままシュート、という形も多くなる。
そして立て続けの失点を食らい、後半30分には1-9というスコアに。
とはいえ、さすがに今季2度目の2桁失点は避けてほしかった。
その思いが通じたか守備陣がなんとか踏ん張りを取り戻し、失点は9で止まった。
その後はゴール目指して最後の力を振り絞っての攻撃を仕掛けるが、残念ながらゴールはならず。
ロスタイム3分の末、この試合、そして今年公式戦25試合目、さらにはここ3年間の公式戦合計で78試合目の終わりを告げるタイムアップの笛が鳴った。
(公式戦には県CYを含まず。06年は26試合、07年は27試合)



松本健太郎、伊藤義恭、安藤潤哉、曽我洋右、斉藤聖也、亀井直、坪井港、そして主将・天野勇太。
1年生の春から公式戦スタメンを続け、得点をあげた選手もいる。
しかしその選手たちも含め、期間の長短問わずケガに泣かされた選手も多い。
(重症の為に3年になる前に泣く泣く去った鹿山隼平もその1人)
3年間フルに公式戦で活躍できた選手は結局いなかったといっていい。
さらにはユース加入内定当時から指導者も練習場も変わった。
その影響もあってか2年前の新春には15人いたはずの新1年生が1年も経たないうちに10人になり、そして最後まで残ったのはこの8人だけだった。
この8人の選手は本当によく頑張ったと思う。特に3年生の途中・最後までずっと公式戦出場機会を与えられなくてもこのチームで頑張り抜いた2人の選手は。
皆大学へ進学することになりそうだが、この経験を胸に次のステージでサッカーを上達させてほしい。



・・・そして、ベルマーレユースも、この1年間の25試合で3勝3分19敗、32得点71失点という成績を今後の成長の糧にしてほしい。
この成績は決して最上級生だけの責任ではないはず。年が変われば自ずと好転するとは思ってほしくない。
この成績を機に、指導法の抜本的見直しも必要だろう。
特に、なぜこんなにけが人(しかも長期離脱)がいつも多いのか・・・選手本人だけのせいではないはずだ・・・
もちろん、選手の個々の意識も大きく変わらないといけない。
もっと個人能力を高めないといけない。
来年4月から始まるであろうプリンスリーグ2部も決して楽な舞台ではないはずだ。
プリンス1部復帰、そしてクラブユース全国出場をめざす新チームがこれからの4ヶ月半「臥薪嘗胆」を期してチーム力、個人能力を上げてきてくれることを切に願う。

ガンバ大阪、アウェイ全勝で亜細亜の頂点へ

2008-11-12 21:38:24 | サッカー(その他)
ACL決勝第2戦が12日夜行われ、2-0(トータル5-0!)でガンバ大阪がアデレードユナイテッドを下して自らの初優勝および日本勢の連覇を果たした。一昨年の屈辱的なグループリーグ敗退から一転、アウェイ全勝(大会初)・トータルで9勝3分・27得点11失点の圧倒的強さを示しての優勝である。

さすがに初戦(ホームでチョンブリと)がロスタイムのゴールでかろうじて引分け、その次の試合(アウェイで全南)で前半0-2にされた時は「もうここでACLが終わるのか」とまで思わせたが、そこからよく挽回したもの。グループリーグでは1試合を残して1位通過を決めたし。
もちろん、昨年浦和が優勝したのを見て「だったら俺たちでもできる」という思いもあっただろうけど、ガンバならではのスタイルを見せての優勝。特に準決勝第2戦と決勝2試合は圧巻であった。

2年連続の日本勢の優勝で、来季からの新ACLで日本勢が4枠を占めるにふさわしいことは証明できた。
日本国内の位置づけが「(ビッグ)クラブ>代表」という情勢が以前よりも強くなるかもしれない。
でも・・・だからといって代表が弱ければいいというものでもないのも確かである。
少なくともW杯出場を逃すことはあってはならない。来週のほぼ今頃、カタールでどうなっているか・・・

訪れてしまった、敗退の時(U19アジア選手権)

2008-11-12 02:12:45 | サッカー(代表)
U19アジア選手権(兼U20W杯アジア最終予選)準々決勝で日本は韓国に0-3の完敗を喫し、
アジアから4チーム出場可能なU-20W杯を逃してしまった。出れなかったのは8大会ぶり(前園、川口以来)。
映像をみたが、いくら韓国が真剣勝負の日本戦では特に強いといえども、あれだけの日韓戦完敗は最近の公式戦ではそうはないだろう。

これは負け惜しみだが、4枠もあるのに単にノックアウト方式で準決勝進出4チームがそのまま世界へ、というのには違和感がある。五輪の柔道のように敗者復活方式があってもいいと思うのだが。
決勝進出2チーム+3位決定戦勝者+準々決勝の敗者による復活トーナメントの勝者の4チーム、
すなわちノックアウト方式での優勝チームと1回しか負けなかったチームとするのが一番公平(準々決勝の組み合わせの不運を少しでも回避できる)なように感じるのだが・・・経験できる試合数も増えるし。

それはともかく、今回の敗退はあまりに痛すぎる。
実力云々とは別に、今回のこの大会のJFAなどでの扱いを思えば、当然といえば当然かもしれない。
放映権を握るテレ朝は事実上の決勝戦(準々決勝)すら地上波で放映しない
(日本のチームが出るACL決勝すら地上波生中継しないほどに良識のない強欲的な局とはいえ)、
事実上の決勝なのにこの年代でピカイチの経験をもつ香川、金崎もいなければJFA会長もいない。

実力・ピッチ上のほうに目を移すと、ダイジェに掲載のレポートによると、サウジ戦の時点で既に緩んだ雰囲気があったという。
準々決勝で対戦の可能性が強かった韓国がどれだけ真剣勝負の日本戦で強いのか、日韓戦がどれだか大事か、誰も彼らに伝えられなかったのだろうか。
1失点目の前に韓国の7番が態勢不十分ながら出した展開のパスは相手が上手かったというしかないかもしれないが、試合を通してあれだけ中盤で競り負けてボールを奪われて、シュートをほとんど打てないと、絶望感は強い。

このままじゃ、ロンドン五輪には出れないと思ったほうがいい。
今の育成、特にJユースでの育成の多くでどこか間違っているのは確かだ。
また、来年はU-20W杯がなく、今までと違ったU-20の強化プログラムが必要になる。
選手だけでなく、協会そして高校生~大学生年代の育成関係者の本気が強く問われる。

誰か、職権乱用を止めてくれ! ~天皇杯・ベストメンバー問題~

2008-11-12 01:37:49 | サッカー(その他)
ナビスコ杯決勝とJ1リーグ第31節の間の水曜に行われた天皇杯4回戦・2試合で
大分と千葉がベストメンバーで挑まなかったことがJFA会長の逆鱗に触れたようだ。
「日本で一番権威のある大会なのに何たることか」と。
ベストメンバー規定(これ自体がナンセンスだが)は天皇杯にはないが、
規定以前の問題、と。次回大会のシード剥奪なども検討されているとか。

ルールで動く団体、競技において
ルールにないことで咎めて、罰するなんて、許されていいのか???
職権乱用もいいところだ。
誰も止められないのか、この会長を。だとしたら、JFAも本当に腐ってるね。
ま、クラブであんな大して実績のない人が3代目チェアマンになっているような世界だから、期待するほうが間違いといえばそれまでだが・・・

それに・・・天皇杯ベストメンバーよりも、U19アジア敗退のほうが大問題だろうが。
事実上の決勝戦(世界進出が決まるかどうか)である準々決勝になんで会長がいないのよ?
香川と金崎を準々決勝に出させなかったのよ?
そして・・・チームにベストメンバーを求めるならば、
主催者(ほかならぬJFA)もベストを尽くしてくれ!!!!!
天皇杯は約80試合あるが、その中でテレビ(特に地上波)で放送されるの何試合よ?
たとえ1~5回戦でも、地元チームor開催の試合くらいその地元の地上波で放送できないのか???
天皇杯の車内広告なんて見たことないぞ!どれだけ開催地域でプロモートできているのよ?
(Jユース杯ですら車内広告あったぞ!2年前の暮れに神戸市営地下鉄乗ったら決勝@ユニバの広告があった。サハラの冠大会があったからできたのだとは思うが)
大事な元日決勝を決める準決勝が年末大詰めでいいのかよ?準決勝から決勝の間が中2日でいいのかよ?
改善点なんていくらでもでてくると思うのだが・・・

有言実行で久しぶりの勝利!(Jユース・1-0山形)

2008-11-10 02:16:20 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースカップ2008 予選リーグ Cグループ (湘南は第7戦)
2008/11/09 14:00開始 天童市・山形県総合運動公園第3運動広場(天然芝)
モンテディオ山形ユース 0-1(前半0-1) 湘南ベルマーレユース
【得点】33分頃(湘南)20新村賢祐



この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(2)

      26岡崎亮平(1)  25遠藤航(1)  12甲斐健斗(2) 

         20新村賢祐(2)    19吉野順貴(2)
24渡邊敬也(1)                     22山根一真(2)
              8古林将太(2)
           
        10鶴見正樹(2)      23関谷祐(1)   


選手交代は
23関谷→18藤松聖弥(2)
監督:チョウ・キジェ


2週間ぶりに訪れたべにばなスポーツパーク(県総合運動公園)。
周囲の山々は色づき、やはり空気はより冷たく、乾いていたが、思っていたほどではなかった。
スタメン11人中6人(と私)は半袖であった。
今回のベルマーレ側応援者は父兄の方2組4人+3人。
私は父兄の1組と共に昨夕の水戸戦の後に平塚を出てその日のうちに天童入りしていた。

一方、今回の遠征メンバーは1・2年生計17人+中3生1人という構成。
このメンバーとスタッフが試合前に我々の前(ネット越しだが)に一斉に走ってきて
「今日は遠いところありがとうございました。絶対勝ちますので応援よろしくお願いします」という旨ゲームキャプテンが挨拶をした。
嬉しかったし、驚きもした。(少なくとも私にとってはユースを9年見てきて初めてだ)
3年生を皆残してきたが、それでも勝つ。相当な決意を込めての言葉だと思う。
(これで勝てなかったら産能大Gに戻れない、というくらい・・・?)

変わったのはメンバー構成だけでなく、布陣もそうであった。
公式戦では恐らく2年半ぶりではないかと思われる3-5-2。
しかし、今回のメンバーの多くの特徴(長所)を最大限に生かす、という視点からは最適な布陣かもしれない。
今回の試合は皆がそれぞれ良さを見せた。それは相手のチーム力との関係もあるかもしれない。また、1得点どまりであったのも確か。でも、内容がとても良かったから、交代は90分の中で終盤にわずか1人にとどまったといえよう。
特に3バックの中央に入ってカバーリングを何度もみせた遠藤、今までのサイドから中央に移り運動量を生かして最後まで相手のボールの出所を抑えにいった吉野は、今年公式戦に何度も出ながらも今まで思うようにいかなかったことが多かっただろうだけに試合後は人一倍嬉しそうに見えた。また、Jユースでは初の先発出場となった柳川も試合中的確なコーチングを続け、失点が続いた日々からの復調そして成長を印象付けた。
なお、この試合唯一の得点は前半33分ごろ敵陣に攻め込んで中央でマイナスのボールが入ったところを新村がミドルシュートを決めたもの。新村は前の試合でも遠目の距離からGKを襲うシュートを打っていたし、その姿勢が報われたといえる。



有言実行を果たした今回のユースチーム。
公式戦では今年6月以来の勝利。今年初のJユース勢からの勝利。
Jユース勢からの勝利は昨年7月のプリンスリーグ・鹿島ユース戦以来(その試合でも新村が得点)。
そして、Jユース杯ではなんと2年3ヶ月ぶり=18戦ぶりの勝利=拠点が産能大Gに移ってから初勝利!
その喜びが爆発したのが試合終了後、今回の画像の様子の通り。
こっちもほんとに嬉しかったね。やっと勝ち試合を見れて。

久しぶりの勝利を今年中にあげることはできた。
今年最後の公式戦は次の日曜の馬入、13時半から。
相手は奇しくも今年の初戦の相手・東京。
もちろん難敵(昨年Jユース王者&今年のプリンス関東&全クラ王者)であり、どの布陣でいっても恐らくは的確にその布陣特有の弱点は突いてくるだろうが、それを乗り越えての勝利を目指してほしい。そして・・・3年生の引退を勝利で飾ってほしい。

4試合ぶりの勝利、アジエル復帰・・・ここから復調に転じることを期待してやまない(1-0水戸)

2008-11-10 02:14:32 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第42節 2008/11/08 14:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ1-0(前半0-0)水戸ホーリーホック
【入場者数】5,195人【天候】雨のち曇 14.5℃ 65%
【主審】片山義継【副審】鳥越明弘/田尻智計
【得点】60分(湘南)トゥット(4)
SH:12 -8  CK: 6 -4  FK:19 - 14
【警告】(湘南)なし
(水戸)28分星野圭佑、33分ビジュ


湘南のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           25金永基

19山口貴弘  3ジャーン   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      6田村雄三     8坂本紘司
35菊池大介                24加藤望
                          
      11石原直樹    20原竜太     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF4三田光、MF14永里源気、
MF10アジエル、FW37トゥット
監督: 菅野将晃

選手交代は
56分:24加藤→14永里源気
56分:20原→37トゥット
69分:35菊池→10アジエル



水戸のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

          1本間幸司

30中村英之 3平松大志    21星野圭佑  2小澤雄希

       26ビジュ     18赤星貴文
8菊岡拓朗                 25鈴木良和
                          
      9荒田智之     19西野晃平     

SUBは
GK31原田欽庸、DF32大和田真史、MF6堀健人、
MF17金澤大将、FW10満生充
監督:木山隆之



湘南が苦しみながらも4試合ぶりの勝利。
そして・・・アジエルの復帰!(この試合ではボールさばき(パサー)に徹していた)
この試合で湘南に課せられた最低限の目標2つを達成した。

内容は・・・特に前半は良くなく、相手に決定的なクロスを何本も許すが
失点にはつながらず。
もっとも、この試合の前半を底にしてこれから試合を追うごとに良くなることは間違いなかろう、と思えたのでこれ以上はここでは書きません。
ここ1ヶ月以上不調の石原もアジエル復帰でこれから復調してくれると信じたい。
2週間後の長居では今よりもはるかによい状態の湘南が目の前に出てきてくれることを期待したい。



ラスト4を戦いきるために・・・まずは水戸戦で勝利を!

2008-11-08 01:47:44 | 湘南ベルマーレ(その他)
あの悪夢の山形での敗戦から約2週間。
天皇杯は既に終わっている湘南にとっては約2週間ぶりの試合となる。
その間にアジエルが来日し、一説には練習試合で大学相手に不覚をとったり、
来季の新人が1人発表されたり(後日触れたい)、練習着の胸スポンサーがついたり(ありがたい!)と、
変化はいくつもあったようだ。

残り試合は4、3位仙台との勝ち点差は6。
まずは土曜日14時からの水戸戦になんとしても勝ちたいところ。
少しでもいいイメージをもつべく、今は7月のホーム愛媛戦(アジエル離脱直前の試合)の録画をみております。
寒くて雨が降りそうだが、熱い雰囲気はつくりたいところ。

そして・・・土曜夜は日本時間22時からAFCU-19選手権・準々決勝(対韓国)もあり。
この試合での翔雅の働き、そして日本の勝ち抜き(=U-20W杯出場)にも期待したい。