今年の得点は31(16位)、失点は82(18位)。
失点は17位が60ですから、今年のこの大失態の一番の問題が守備陣にあることは明らかです。
それは選手補強の問題(結局CBの補強は開幕前に1人どまりでしかも1年間出場なし、中断期間中では補強なし)、
そしてトレーニングの問題(これは試合をみれば明らかでしょう)、両方であるのは間違いないでしょう。
ここまで守備が崩壊した以上、選手補強の責任者か守備担当のコーチのどちらか、ないしは 両方とも
現職を任せておくかどうか真剣に検討しなければならないはずですが、結局来年もお二方ともチームに残るそうですね。
さらによくないことに、今年の選手獲得も来年へ向けての選手獲得も、明らかに選手が「前」に偏っています。
韓国人の新人がきて、CBかと思ったらFW、途中獲得のCBも特別指定のCBもゼロ。来年へ向けての新卒でもCBはゼロで、松本以外は攻撃的な選手ばかり。
来年で2年目の三平がいるのに新卒FWがきたり、攻撃的MFの新卒選手が2人きたり。これはどういうことなのか。
確かに前の選手は「あたれば」大きいですが。。。まさか、その「あたれば」を期待しているのでしょうか?
もうひとつよくないことは、来年レンタルから復帰する選手(ユース卒以外)、来年新卒で獲得の選手(松本以外)は
明らかにとあるコーチと縁の深い方です。
強化部長がそのコーチを名育成者、名将にしたいという野心が先行してやいないか心配です。
そうそう、これをごらんの皆さんは今年強化指定で試合に出ていた選手のことを
買っていらっしゃるのではないかと思いますが、J1でユース時代に所属していたチーム
(しかも、強豪でトップチームの育成に定評のあるチーム)がNGを出したことを念頭において
彼がJ1で通用するかよくみたほうがよいと思います。
ちなみに、私は7月のベルマーレでの彼もみていますが、大学の試合であまりにもよくない彼もまたみてしまっています。
心配なのは、「あの強化部長、あのコーチがいるからベルマーレはいやだ」という
有能な選手、スタッフが遠ざかることです。
4年前はまだ2人とも今ほど本性が世の中に明らかになっていませんでしたが(私もそれにだまされましたが)
今はもうこの業界でこの2人がどういう方かは明らかでしょう。
そして、いつになったら監督の意向に沿う補強、指導陣の編成ができるのでしょうか??
「チームは監督の表現手段ではない」といいますが、では「チームは強化部長と特定のコーチの表現手段」なのでしょうか?
今せめて望むのは、もう1人のコーチが監督の意向に沿う方であってほしいこと、
来年の開幕までに思うような選手補強ができなかった場合は、
来年の終了、いや開幕を待たずに、強化部長に覚悟を迫ってほしいこと。
(選手やスタッフ獲得の手腕で過去目をみはるものが一部あったのは確かですが、
それができなくなったらもうこの方が必要かどうかは明らかでしょう)
このくらいきついこという人がどんどんでてきてほしいもんですがね。