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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

あるクラブのお話。

2014-04-24 23:07:09 | サッカー(その他)
あるクラブのお話。

1992年は当時の2部リーグ(まだプロリーグではない)で3位だったが、天皇杯でJリーグ勢を倒してベスト4進出。
1993年は18試合で16勝2敗、49得点12失点という圧倒的な成績で優勝。そして、Jリーグへ昇格。
翌1994年は1stステージこそ11位だったけど、2ndステージで2位に浮上。そして天皇杯優勝。

今年のこれまでは1993年のような圧倒的な快進撃を見せる可能性を見せつけている。
奇しくも、その時の昇格争いのライバルの1つと、2部リーグでは久しぶりに同じリーグになった。
そういえば、1993年もスタジアムが問題視されて、昇格可能か議論になったこともあった。

1993年とはプロクラブの数も違う。リーグ戦の試合数も違う。そもそも、クラブの経営体制も違う。
マクロ的に見ても、当時と経済環境は違う。その一方、プレーレベルも当時とは違う。
ただ、クラブ生え抜き中心の若き力で上昇気流に乗ろうとしているのは同じかもしれない。

20年あまりの時を経て、もう一度若き力で日本サッカーのトップステージに挑戦するこのクラブに幸せあれ。


今のJ1リーグに2ステージ制は必要か、導入するならどうあってほしいか

2013-06-11 02:39:54 | サッカー(その他)
6/11・12のJリーグ実行委員会で、
早ければ来季からの2ステージ制移行が本格的に議題にあがるという。
先月唐突に議題にあがった2ステージ制復活の可能性。
なぜそういう事態になるのだろうか。

まず、Jリーグ公式サイトによると、Jリーグの理念は、
「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」
「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」
「国際社会における交流及び親善への貢献」とある。

日本サッカーの水準向上のためには、ホーム&アウェイ 2回戦制で公平な条件で争うリーグ戦がベスト。
J1では2005年から2回戦・1ステージ制になった。
それ以降、J1からアジア王者が2年連続で出たし、南アW杯では代表がベスト16に入り、海外進出選手も大きく増えた。
2回戦制のリーグ戦がベストという考えは育成年代にも行き届き、今や高校年代の都道府県リーグでも2回戦制が基本だ。

しかし、トップリーグは普及・促進の為にも大きな役割を果たさなければならない。
普及・促進の為に大事なことの1つはより多くの観客に見てもらうこと。
近年 実際の入場者数はどう推移しているだろうか。J1リーグの1試合平均入場者数は以下の通りだ。
(右は2008年を100とした場合)

2008年:19,202名(100.0)※1994年に次いで歴代2位
2009年:18,985名( 98.9)
2010年:18,428名( 96.0)
2011年:15,797名( 82.3)
2012年:17,566名( 91.4)
2013年:16,434名( 85.6) ※5/29現在
(参考 2002年:16,368名)

W杯を自国で開催してベスト16に入った2002年以降、ガンバ大阪がACLを制覇した2008年までほぼ右肩上がりで入場者数は増えたが、
2008年以降はほぼ右肩下がりで入場者数が減っている。(2011年は東日本大震災の影響も大きかったと考えられるが)
2010年に南アW杯でベスト16に入っても増えなかった。

また、今年はJリーグ20周年。
しかし、5月11日の浦和レッズ対鹿島アントラーズは20周年記念試合と銘打たれながらも地上波生中継はなし。
さらに、来る6月16日の「東日本大震災復興支援スペシャルマッチ」も地上波生中継はなし。
Jリーグ20周年の中の大事な試合がTVの世界ではこのような扱いを受けているのも現状だ。



色々理由はあるだろう。
その理由の1つは代表選手の構成にあるだろう。
2008年、2010年、2012年のそれぞれ6月に行われたW杯予選、W杯本選の出場選手はこうだ。

(1)2008年6月2日 W杯3次予選(3-0バーレーン)
14人中J1所属(*)が10人、J2所属(△)が1人
先発 GK楢崎正剛* DF駒野友一*、中澤佑二*、田中マルクス闘莉王*、長友佑都* 
MF長谷部誠、遠藤保仁*、中村俊輔、松井大輔 FW玉田圭司*、大久保嘉人*
途中出場 香川真司△、巻誠一郎*、今野泰幸*

(2)2010年6月14日 W杯グループステージ(1-0カメルーン)
14人中J1所属(*と○)が11人、うち4人(○)がW杯後の夏に海外移籍
先発 GK川島永嗣○ DF駒野友一*、中澤佑二*、田中マルクス闘莉王*、長友佑都○ 
MF阿部勇樹○、遠藤保仁*、長谷部誠 FW松井大輔、本田圭佑、大久保嘉人*
途中出場 岡崎慎司*、矢野貴章○、稲本潤一*

(3)2012年6月3日 W杯最終予選(3-0オマーン)
14人中J1所属(*と○)が5人、うち2人(○)が夏に海外移籍
先発 GK川島永嗣 DF内田篤人、吉田麻也、今野泰幸*、長友佑都
MF長谷部誠、遠藤保仁*、岡崎慎司、本田圭佑、香川真司 FW前田遼一*
途中出場 酒井宏樹○、清武弘嗣○、細貝萌

日本代表はW杯でベスト16入りしたり、親善試合でアルゼンチンやフランスを破るなどレベルアップしているように見えるが、
その日本代表に出場するJ1の選手がここ数年で急激に少なくなっている。
以前よりも日本人選手の実力が高く認められるようになり、毎年のように有望選手が海外へ移籍しやすくなった。
しかも日本のシーズンの終わりの冬だけでなく、シーズン中の夏でも海外移籍が相次いでいる。

また、J1リーグのクラブの対外競争力が落ちていることも理由にあげられるだろう。
2007年に浦和レッズ、2008年にガンバ大阪がそれぞれACLで優勝し、
クラブワールドカップで3位に入った後、ACLの決勝戦に出たJ1クラブはない。


そして、観客動員力のあるチームの観客動員が落ちていることも理由にあげられるだろう。
2008年~2012年の間、J1リーグで入場者数トップ2の浦和レッズとアルビレックス新潟の
各年度の1試合平均入場者数、チーム順位は以下の通りだ。
1試合平均入場者数の後ろの( )内は2008年を100とした場合の値。

(1)浦和レッズ
2008年 47,609(100.0) 7位
2009年 44,210( 92.9) 6位
2010年  39,941( 83.9) 10位 
2011年  33,910( 71.2) 15位
2012年  36,634( 76.9) 3位

(2)アルビレックス新潟
2008年   34,490(100.0) 13位
2009年  33,446 ( 97.0) 8位
2010年   30,542( 88.6)  9位
2011年  26,049( 75.5)  14位
2012年   25,018 ( 72.5) 15位 

両チームに共通しているのは、
入場者数が大きく減少したこと、順位が落ちていること、そして主力選手が流出していること。
ただ、両チームに大きな違いがある。経営規模だ。
2011年度の営業収益では浦和レッズはJ1リーグ1位の54億円弱。
一方、アルビレックス新潟はJ1平均(29億円強)にも大きく劣る22億円強。

浦和は過去にJ1リーグ優勝、ACL優勝などを成し遂げた。2012年には上位に戻ってきた。
一方、新潟はいまだにビッグタイトルがない。カップ戦の決勝戦すら経験がない。
それでも、2009年のJ1リーグでは前半戦終了時点で3位にまで登り詰めたこともある。
この時、主力の外国人選手を国内で引き抜かれたことが後半戦の失速の大きな原因になった。
さらにその翌年も前半戦終了時点で5位だったにもかかわらず、
夏に代表選手を海外へ引き抜かれたことが後半戦の失速の大きな原因になった。

主力選手を引き抜かれた後に素早く補うだけの体力やノウハウがクラブにあるかどうか。
当時の新潟はやや極端かもしれないが、今や代表クラスの選手を抱えるクラブ共通の問題ともいえる。
2012年のセレッソ大阪は五輪の後に五輪代表選手2人を引き抜かれ、残留争いに巻き込まれている。


今のJ1では、年間を通して優勝を争えるクラブは大企業を親会社に持つクラブに限られている。
年間を通して主力選手を維持することすら、簡単ではなくなっている。
しかし、季節限定ならば、優勝を争うクラブの数は増えるのではないか。
選手との関係でも、海外流出間近の選手と共に優勝してから夏にその選手を海外へ送り出そうというモティベーションがあってもいいし、
逆に、全盛期を過ぎた海外の有名選手でも、夏に移籍してきて秋に優勝して有終の美を飾ろうというモティベーションがあってもいいだろう。
昔話だが、ストイコビッチもドゥンガもJリーグへ移籍してきたのは夏。今も欧州のシーズンの区切りは夏である。

個人的には、2ステージ制は「ステージらしさ」がしっかりと出るのであれば、悪くないと思っている。
自分が応援するベルマーレも、2ステージ制の恩恵を受けて「湘南の暴れん坊」として世の中に印象付けられた。
1994年シーズンは1stステージは11位、年間では5位だが、2ndステージが2位で快進撃できたことが大きかった。
2ステージ制で、短期決戦の中で新しい魅力が世に放たれる可能性は、ピッチ内だけでなくピッチ外でも大きいかもしれない。
経営的にも、ステージごとに(年間よりも安い対価で)冠スポンサーをつけられる可能性は高まるし、
各クラブも、年間は厳しくても半期ごとならユニフォームスポンサーをつけやすい、ということもあろう。
もちろん、1回戦制のリーグ戦では公平性が保たれにくいが、それを上回る魅力が得られる可能性もあるのではないだろうか。

1stステージの王者が春の王者、2ndステージ王者が秋の王者。
個人的にはチャンピオンシップ(ステージ王者が年間王者をかけて戦う)をわざわざする必要はないと思います。
年間の順位はACL進出チームや残留/降格チームを決めるのに必要ですが、それは2ステージ合計で決めればよいと思います。

しかし、「ステージらしさ」を出すことは、簡単ではない。
サッカー界では4年に1度、6月から7月にW杯が開催され、この間とその前 合わせて2か月前後はJ1リーグを中断しなければならない。
W杯の後に移籍で選手が動く可能性があることを考えても、やはり春のステージはW杯の前に終えなくてはならないだろう。
(ベルマーレは98年に1stステージの終盤で代表選手を海外へ引き抜かれ、彼を歓送する一方で1stステージ終盤を5連敗で終えた経験もある)
W杯イヤーに限らず、6月は例年国際Aマッチが多く行われる。
ステージらしさを出して盛り上げるには、1ステージの中の中断期間よりも2ステージのインターバルが短いということはあってはならないだろう。

その一方で日本は雪国を多く抱える。開幕はせいぜい3月。
そこからの2か月半で、ACLと並行しながらできるリーグ戦の試合数は今の1回戦分(17試合)よりも間違いなく減るだろう。
せいぜい13試合だろうか。13試合1回戦制とするとチーム数は14。
今よりもチーム数を減らしてでもステージ制をよいと思うかどうか。
これは、ステージ制移行で恩恵を受けやすくなるチームにとって、降格のリスクがより高くなることも意味する。

現時点では2ステージ制導入に賛成のクラブ(代表)が多いときくが、どれだけ考えて2ステージ制がいいと思っているのかあまり見えない。
もし、J1のチーム数を今のままにしてステージ制移行を考えているとすれば、それはあまりにも短絡的すぎやしないだろうか。
本当にステージ制の醍醐味を考えているのか、不安である。




2ステージ制への賛否だけが議題になっている感じがあるけど、
2ステージ制以前にもっと色々な策が必要である。

大会でいうとリーグカップ(ナビスコカップ)はJ1だけで10年以上行っているが、既にマンネリ化していないだろうか。
むしろ、J2発足当時のようにJ2を入れてはどうか。
グループリーグを導入して年間の試合数を確保したいのなら、J2の上位だけでも入れることはできないだろうか。

開催曜日も再検討の余地がある。
現在のJ1=土曜開催、J2=日曜開催で、夏場(原則ナイトゲーム)にJ2の観客動員を大きく減らしているという。
主な開催曜日はJ1、J2それぞれ土曜、日曜でもいいかもしれないが、
お互いに他の曜日での試合をもっと増やしてもいいのではないだろうか。
特に、J1・J2それぞれ毎週1,2試合ずつ金曜夜の試合があってもいいのではないだろうか。
世の中の勤め人の方が全て土日が休みとは限らないし、
土日が休みでも、土日を家族サービスにとられるお父さんも多くいる。
その方々がリーグ戦に来るチャンスがあってもいいだろう。
平日最後の会社帰りに一緒に(ビール飲みながら)サッカーを、という話がもっとあってもいいだろうと思う。
ファンの裾野を広げることで、グッズ拡販の可能性も大きくできるのではないだろうか。

そして、メディア露出は特に再検討が必要。
例えば、Jリーグの試合ダイジェストをネットで(合法的に)見ることはそう簡単ではない。
ベルマーレでは試合数日後に公式サイトに見ることができるが、それでは新鮮度が落ちる。
せめて試合が終わった後の24時からヤフーやJ'sGoalなどで見ることはできないだろうか。
今やネット時代、TVのスポーツニュースで確認してください、という時代ではないと思う。
実際、海外で暮らす自分にとっては、Jリーグの動画情報の乏しさに、本当にもどかしく感じている。
また、各種公式サイト 特にJ'sGoalも、いわばビギナー観戦者にもっとやさしい内容構成にしたほうがよいのかもしれない。

もちろん、各クラブのさらなる営業努力が不可欠なのもいうまでもない。



今のJリーグの苦境をみると、全てのシステムが今のままでいいとはさすがに思えなくなっている。
仮に日本代表がW杯に優勝したとしても、そのメンバーが日本にいなければ、その効果は相当限られそうである。
今のままではジリ貧である。Jリーグがより魅力的になり、より多くの入場者数や認知度を得て、
より多くのスポンサー収入やグッズ収入を得て、さらに魅力的になるためには、何かを変えなければならない。
何を変えなければならないか、サッカー界はもう一度よく考えたい。

Jリーグ20周年記念 ベストマッチ・ベストゴール・ベストイレブン(ファン投票結果)

2013-05-19 00:33:37 | サッカー(その他)
Jリーグ20周年記念でファン投票の結果選ばれた
ベストマッチ、ベストゴール、そしてベストイレブンは以下の通りでした。
チームごとのファンの多さで決まったような部門もあれば、そうでなさそうな部門もあったり。

そんな中、ベルマーレからはヒデこと中田英寿が選ばれたのはやはり嬉しいこと。
ベストイレブン選出選手の中では、Jリーグ在籍期間が一番短いのですが、
それでも現役で直近のW杯でも得点した遠藤に次いで2位なのは、
それだけ今でもインパクトが強いということかなあ。

あとは、ベストゴール部門で、ベルマーレが対戦相手として演出?した
97年4月12日のエムボマ(当時G大阪)のゴールがもう少し上位に入ってほしかったかも。

今までの20年もとても素晴らしかったけど、次の10年で、
今までの20年を超えるベストマッチ、ベストゴール、そしてベストイレブンが
現れることを期待しながら、今後も1サッカーファンを続けられたらと思います。



1.ベストマッチ
2006年12月2日 J1リーグ第34節 浦和 vs G大阪@埼玉 2,306票
(次点 2001年12月8日 チャンピオンシップ 第2戦 鹿島 vs 磐田@カシマ 2,010票)

2.ベストゴール
レオナルド(鹿島) 1995年11月1日 Jリーグニコスシリーズ第19節 鹿島 vs 横浜F@カシマ 4,106票
(次点 久保竜彦(横浜FC) 2007年3月3日 J1リーグ第1節 浦和 vs 横浜F@埼玉 1,981票)

3.ベストイレブン *:現役、( )内はJリーグでの所属チーム
(FW部門)
1位 三浦知良*(V川崎、京都、神戸、横浜FC)  5,852票
2位 中山雅史(磐田、札幌) 5,510票
3位 ストイコビッチ(名古屋) 4,855票
(次点・4位 エムボマ(G大阪、東京V、神戸) 2,725票)

(MF部門)
1位 遠藤保仁*(横浜F、京都、G大阪) 4,974票
2位 中田英寿(平塚)  4,759票
3位 中村俊輔* (横浜FM)  4,608票
4位 名波浩(磐田、C大阪、東京V)  4,585票
(次点・5位 小野 伸二*(浦和、清水) 4,511票)

(DF部門)
1位 松田直樹(横浜FM)  4,793票
2位 中澤佑二*(東京V、横浜FM)  4,449票
3位 井原正巳(横浜FM、磐田、浦和)  4,283票
(次点・4位 田中マルクス闘莉王*(広島、水戸、浦和、名古屋) 4,000票)

(GK部門)
1位 川口能活*(横浜FM、磐田)  3,756票
(次点・2位 楢崎正剛(横浜F、名古屋 3,240票)

(投票結果発表)
http://www.j-league.or.jp/release/000/00005072.html

(Jリーグ クロニクルベスト 特設ページ) ベストゴール・ベストマッチ等を再現
http://j20th.jp/

今日でちょうどJリーグ20周年

2013-05-15 23:46:39 | サッカー(その他)
今日でちょうどJリーグ20周年。本当に、おめでたいことです。
といっても、1993年5月15日に試合をしたのは、
ヴェルディ川崎(現 東京ヴェルディ)と横浜マリノス(現 横浜F・マリノス)の2チーム。
他の8チームは、翌5月16日に試合をしました。
その8チームの中の1つ、横浜フリューゲルスは、そのわずか5年後に
横浜マリノスへ吸収合併されて消滅したことも忘れてはいけません。

さてその5月16日の夜、実家のマンションの廊下からは、
遠く万博記念競技場を眺める人が多かったことを今でも覚えています。
試合は地上波かBSでだいたい生中継。チケットも売り切れていく。ブームでした。
その1か月後に、友人にその万博に連れて行ってもらい、
そしてさらにその3か月後にベルマーレに出会って人生が狂っていく次第です・・・(笑)
ただ、その後、父親も弟も、サッカーファン、そして実家の近くのチームのファンになり、
サッカーそしてその地元チームは我が家の大事な話題の一つにもなりました。

なお ベルマーレのリーグ戦通算成績(2013年5月15日現在)は
J1:267試合99勝(H54勝A45勝)11分157敗、395得点534失点
J2:529試合198勝(H121勝A77勝)124分207敗、684得点684失点
リーグ通算:796試合297勝(H175勝)135分364敗、1,079得点1,218失点
1999年の経営危機を乗り越えて、やっと・・・J1通算99勝まできました。

これからも末永くJリーグが続いていくよう願うとともに、
1観戦者として、微力ながら、何等かの力添えができたらと思います。

宮本恒靖 引退試合をこっそり見て

2012-07-16 23:36:39 | サッカー(その他)
1試合目のバットマンといい、息子の活躍とそのための周囲の演出といい、オーバーヘッドの再現といい、ヒデが「6 K.NAKATA」のユニフォーム着て出てきたり、ホントに最高の演出の引退試合でした。そして最後の挨拶。
「サッカーって、この日本で、もっと大きな存在になれると思います。そうなっていかないといけないと思います。毎試合スタジアムが満員になること、親子三世代が手を取り合ってスタジアムに行くことが普通になること、グラウンドがたくさんできて、子供たちがどこでもサッカーをできること、そして、ワールドカップで日本が優勝する日が来ること、絶対そんな日が来ると思っています。

そのために、皆さんみんなが、それぞれの立場でやることをやりましょう。選手は、いいパフォーマンスを見せて、お客さんに感動を与えなければいけないと思います。そして、皆さんは皆さんの立場で、サッカーのよさ、素晴らしさを周りに伝えていってください。周りの人をスタジアムに連れてきてください。僕は僕でこれから学ぶこと、また経験していくことで、サッカー界の発展に貢献していきたいと思います。」

この言葉は、選手、スタッフたちだけでなく、自分も含めたサッカーファンみんなが、実践していきたい言葉。これからのJリーグ、そして日本サッカーをより大きな、大事な存在にしていくために。

http://www.vissel-kobe.co.jp/special/miyamoto/report.html

ひさしぶりにひとこと

2011-11-01 01:30:28 | サッカー(その他)
3年前のオフ、あるチームの強化部長が「チームは監督の表現手段ではない」と言った。
では、チームは強化部長の表現手段なのか。
今そのクラブにいる人々の中で、客観的・歴史的にみて、クラブのポリシーを保持するに最適な人は誰か、極言すると誰となら心中してもいいか。
サポーターはよく見極めたい。

今、チームをめぐる動きはあろう。
今月紅葉が進むでろう頃にはいい形(悪くない形)の答えがでていることを願うばかり。

今月の国際大会から、サッカーの守備から攻撃の形について少々

2011-07-31 22:26:49 | サッカー(その他)
サッカーの守備から攻撃への形は色々です。
自国・地元・自チームの人​口や領土の制限の中、特徴をどう生かしながらどう周囲と戦うか。​今月、日本の女子代表は確実にその形を示してくれたが、それが日​本国内の全チームの全ての模範的スタイルとは限りません。各地域・​チームの特徴は決して単一ではないからです。

今月のもう1つの例はウルグアイです。南米大陸あの2強に対峙する為​にウルグアイの守備から攻撃への形はあるのでしょう。ショートパス​をつなぎながら敵陣を崩すサッカーが魅力的なのは確かも、サッカ​ーがそれだけでもないのも確かです。要は自国・地元・自チームの特徴​を生かしながらどうゴールを奪うかです。トレンドももちろんあるとは思いますが、それに流されることなく、自分たちがおかれている環境の中で持っているものを活かすスタイルを追求していってほしいものです。

・・・敢えて抽象的に書きましたが、これはもちろん神奈川のあるチームへのメッセージのつもりです。

サッカー協会・そしてベガルタ・ベルマーレによる個人からの支援物資受付

2011-03-26 01:42:01 | サッカー(その他)
サッカー関連での、個人からの支援物資受付のお知らせです。
サポーター有志で支援物資を募っているケースもあるかと思いますが、ここではクラブ・協会主催で募っているケースのみ紹介します。
各地のサッカー協会までは見れませんでしたが、全38Jクラブの公式サイトを見たところ、
日本サッカー協会に加えてベガルタ仙台と湘南ベルマーレが募っていることがわかりました。
以下にその概要を紹介します。


1.日本サッカー協会・・・ベガルタ仙台向けに送付するようです。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00116072.html26日(土) 13時~17時 御茶ノ水・日本サッカーミュージアムで受付。

(受付物資)
(1)下着(子供用、男性用、女性用、肌着、靴下)     
(2)衛生用品(ウェットティッシュ、ドライシャンプー、女性用生理用品)
(3)子供用オムツ・介護用オムツ(テープ式+パッドのセットで)、お尻拭き
(4)ダンボール箱(ミカン箱サイズ以下のもの・中古可)


2.ベガルタ仙台・・・ここでは郵送のみ紹介。
http://www.vegalta.co.jp/contents/news/press_release/2011/03/post-539.html

(受付物資)
(1)下着(子供用、男性用、女性用、肌着、靴下)     
(2)衛生用品(ウェットティッシュ、ドライシャンプー、女性用生理用品)
(3)オムツ(介護用・子供用)、お尻拭き
※すべて未使用のものに限定
(送付先)〒981-3206 仙台市泉区明通1-1-2 ベガルタ仙台泉パークタウンクラブハウス 御中
31日到着まで。時間指定(17時まで)必要。


3.湘南ベルマーレ・・・スポンサーさんの協力を得て、気仙沼市へ送付するそうです。
http://www.bellmare.co.jp/?p=28108

(受付物資)
(1)下着・・・男性用、女性用、子ども用/新品に限らせていただきます
(2)衣類・・・男性用、女性用、子ども用/できる限り状態の良いもの、洗濯済みのものでお願いいたします。
コート類よりも中に着る衣類が不足しているようです。
(3)衛生用品・・・生理用ナプキン、紙オムツ、マスク、トイレットペーパー、ティッシュ、歯ブラシ、石鹸、消毒液
(4)電池
(受付方法)
(1)26(土)に馬入で開催される「チャリティーフィールド ~絆~」にて受付
(2)湘南ベルマーレ事務所へ3月28日(月)15:00までに持参or郵送
住所:〒254-0026 平塚市中堂12-25 湘南ベルマーレ 支援物資係 御中
※クラブ事務所での受付時間 
26日(土)・27日(日) 9:00~18:00  28日(月) 10:00~15:00


被災している状況でも自ら救援物資を呼びかけるベガルタのパワーには脱帽するばかりです。
また、そのベガルタ以外でベルマーレが自ら動けるパワー・ノウハウをもっていることも特筆すべきだとも思います。
ベガルタは被災地にすぐ近く、かつ受付期間も来週木曜までと若干のゆとりがありますので、
できるだけ多くの方が協力したらいいなあと思います。

Jリーグは4月23・24日に1部・2部 同時に再開!そして・・・

2011-03-23 01:01:08 | サッカー(その他)
Jリーグは4月23・24日に1部・2部 同時に再開することになりました。とにかく再開までこぎつけてくれてよかった。
野球のパ・リーグの開幕(12日)よりも遅いけど、それは「TEAM AS ONE」という現在の活動趣旨を貫くとともに
以下のような理由もあるのだと思います。

・Jの会場は駅から離れているところが多く、スタジアムとの行き帰りに万一突然停電になったときに
 (停電になると信号まで停まるので)安全が確保しにくい。
・4月中は計画停電がありうるというが、さすがに4月23日・24日(連休前・給料日前)の土日に
空気が冷え込んだり日常活動から消費電力が増して計画停電になることは考えにくい。
・J2の水戸は練習を再開しているが、J1は仙台と鹿島がオフを強いられ、時間が必要。
・ホーム・アウェイをひっくり返して東電エリアを避けようにも、公共の陸上競技場を土日に今更押さえにくい。

再開後、4月中の東電・東北電エリア内はデーゲームだけにするとのこと。しかしそれ以外にも難題は多い。
仙台、鹿島、そして水戸のホームスタジアムが当面使えない中、彼らの試合をどう組んでいくか。
また、山形自体は地震の被害は比較的軽そうだが、現地へのアクセスは決して容易ではない。
仙台、鹿島は練習場が使えない中、リーグ戦に向かってどう整えていくか。
さらに鹿島はJ1再開までに2試合が予定されているACLへどう取り組むかも気になります。


そして、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」Jリーグ TEAM AS ONE 出場選手決定。
http://www.j-league.or.jp/release/000/00003923.html
あの方が代表や選抜の場に呼ばれるのは、2007年のJリーグオールスター以来ではないかと。
監督も含めて役者はそろいましたね!試合開催のきっかけ自体は大変残念なことだけど、
サッカーを通してピッチ上から何かメッセージが発せられることを期待してやみません。


さて、ベルマーレは明日23日に各ホームタウンの駅で義援金募金活動を行うそうです。
http://www.bellmare.co.jp/?p=27942
反町さんは平塚駅なんですね。
また、支援物資が平塚を出て気仙沼へ出発。
http://www.bellmare.co.jp/?p=27970
現地の役に立つことを願います。

チカラをひとつに。~TEAM AS ONE~、そして、倒れた人の分まで・・・

2011-03-20 23:33:22 | サッカー(その他)
ベルマーレサポーターの中にも被災された方、被災地にお住まいの方はいらっしゃって、
その方々に心からお見舞い申し上げる次第です。
被災地への交通路は日増しに回復しているようですが、まだまだ
現地の方々の生活の回復は遠いかと思います。
NHKのスペシャルで見た釜石の市街地は大津波の爪痕が残ったままでした。
一つの例として・・・昨夏に訪れた松島湾沿いの仙石線、石巻の寿司屋さんがいつか復活する日を、
そしてまたササニシキやサンマが現地で収穫できる日が来ることを
遠くから祈りながら、できる支援を、できる経済活動を、やっていきたいものです。


そんな中、NZ代表が来日辞退したのは大変残念ですが(関西は大丈夫なのに・・・)その代わりに
「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が
ザッケローニ監督率いる日本代表とストイコビッチ監督率いるJリーグ選抜
「TEAM AS ONE」との間で行われることになりました。

(Jリーグそして各チームの動きのまとめ)
http://www.j-league.or.jp/release/info20110315.html

色々な選手をみたいけれど、大船渡高出身の小笠原満男、塩釜出身の佐々木勇人といった被災地ゆかりの選手、
一方でJリーグきっての大ベテランの選手たちにも頑張ってほしいなあと思います。
ピクシーなら、きっと自分の出場も含めてみてるほうを楽しませることを考えてくれるでしょう!
ぜひ、スタジアムが満員になってほしいもの!


また、今週末や次の週末(26,27)にも関西、九州を中心にチャリティーマッチが開催されるようです。
サポーターもサッカーファミリーの一員、できる限りいろいろな形で参加したいですね!

(JFA特設サイト がんばろうニッポン!サッカーファミリー情報共有サイト)
http://www.jfa.or.jp/ganbaro_nippon/

(セルジオ越後 すべての日本人へ「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」)
http://news.livedoor.com/article/detail/5423519/