JFAプリンスリーグU-18関東 2006 GroupA 第4節
2006/04/30 11:00開始 前橋育英高校高崎グラウンド
前橋育英高校1-4湘南ベルマーレユース
【得点】 28分(湘南)天野勇太(1)、85分(湘南)高原伸介(1)、
87分(湘南)岡正道(3)、88分(湘南)齋藤聖也(2)、89分(前育)黄大俊
【警告】(前育)19分洪、66分三澤
(湘南)30分岡(1)、56分高原(1)
(警告累積3回で次節出場停止・得点者・警告対象者の後の()は通算回数)
シュート数:前育:15本(前半8本/後半7本)
湘南:16本(前半6本/後半10本)
GK:9-8 CK:6-5 FK:16-26
試合は45分ハーフでグループリーグは延長無し。
前橋育英高崎Gはプリンスリーグでは恒例の会場。
私はプリンスリーグ昇格が決まった直後、
「前育のグランドにも行くんだな」と思った。
相手は昨年の関東プリンス2位だし、
プリンスリーグに来て待ち望んでいた試合。
高崎駅から遠く、かつ高崎IC傍なので
車で行くか電車+タクシー等か迷ったが、
幸い私以外にも同行者が3人出たので車で行くことにした。
やや寝坊してしまったが幸い車は多くなく事故もなく、
向ヶ丘遊園と東所沢で同行者を拾った後9時半過ぎに到着。
前橋育英高崎Gは高崎ICを降りて高崎市内へ向かい、
まさに最初の信号を右折すればすぐそこ。
人工芝だがチーム用ベンチと反対側
(いわゆるバックスタンド側)の中央にスタンドが5段前後ある。
近辺に民家も数軒立っていたこともあり
選手入場直後に某応援道具が使えなくなった(苦笑)。
今回はちょっとした代替品が思ったより機能したかな。
我々ウルトラ(仮称)のメンバーは
今回は2人(もう1人は同行者)。
※同行者のあと2人は取材。
神奈川からは遠い高崎での試合だが、
(私@都内にとっては清水より近いよ・・・という感覚だが)
父兄は10人以上は駆けつけ、
試合メンバー外の選手も何人か電車で駆けつけた。
ちなみに今回も
ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。
1内山(2)
2高原(3) 3宮内(3) 4日下部(3)
6関口(3) 8林(3)
7猪狩(3) 11鎌田(2)
17天野(1)
10岡(2) 15西野(2)
この試合のキャプテンは猪狩。
試合開始から10分前後は天野は右ボランチの位置だったが
その後は上記の位置になった。
SUBメンバーは9人まで登録可能で、今回は
16杉田(2)、21北神(1)、5笹川(3)、13阿部(2)、
18澤田(2)、19日比野(2)、32齋藤(1)。
選手交代は5人まで可能。
ハーフタイムに天野→13阿部(2)
後半開始から4バックになり、布陣は以下の通り。
1内山(2)
2高原(3) 3宮内(3) 13阿部(2) 4日下部(3)
6関口(3) 8林(3)
7猪狩(3) 11鎌田(2)
10岡(2) 15西野(2)
なお、後半開始後しばらくしてからサイドMFの位置が入れ替わり。
その後、
77分:西野→32齋藤(1)
終盤(2得点目以降ロスタイム内)に
87分:鎌田→18澤田(2)=3得点目の後
88分:関口→5笹川(3)
89分:岡 →19日比野(2)=ロスタイム
と立て続けに交代。
序盤は前育がロングボール主体の攻撃で
湘南の高いDFラインの周囲にできるスペース
(特に高原と猪狩の間のスペース)を
徹底的に突く。
ロングボールの湘南側の跳ね返しへの対応でも
前育が優り、特に天野は右往左往していた。
(途中から天野がトップ下になったのはそれゆえだろう)
そして開始15分位か、前育の選手が
湘南側ペナルティエリアに侵入ところで
宮内がファウル。PKを与えてしまう。
しかしそのPK、内山が見事にセーブ。先制点を与えず。
その後は湘南側もペースをやや取り戻し、
28分、敵陣深くの右サイドで得たスローインからの浮き球を
天野が頭でシュート。弾道がよく、相手GK及ばず先制点。
相手としては一瞬の隙を突かれた失点となった。
しかし、前半はやや前育優勢なまま終了。
後半、湘南は4バックに変更して
まずは相手に危険なスペースを与えないことから始めた。
そして猪狩、鎌田の位置を入れ替えることで
(対面する選手との相性もあるだろうが)
サイド突破の回数も増やせた。
それでも相手にも決定機はいくつか与えた。
自陣での相手のセットプレーからゴール前でシュートを打たれるも
日下部が身体でクリア。
この日はこの場面以外でも日下部の粘りある守備が特に光った。
湘南は敵陣に何度も侵入こそすれどなかなかシュートを打てず。
いや、きれいな形に持ち込むまで打たなかったともいえる。
それはどうかと思うので、
「シュート打とうよ!」と私が呼びかけたりもした。
その後時間が経つにつれてシュートは打てるようになり、
得点にはならずとも決定的な場面でのものもあった。
終盤まで厳しい戦いとなったが、
次の得点を得たのは湘南だった。
85分、敵陣右サイド深くに鎌田が侵入。
ゴールライン付近まで侵入した鎌田が少し自陣方向に
戻したボールを受けたのは高原。
高原は角度もさほどないところからそのボールを
左足でシュート、そしてなんとゴールネット内側へ
そのボールは吸い込まれた。
この得点は大きかった。
そして、その暫く後、再び鎌田が敵陣右サイドに侵入、
鎌田のライナー状のクロスをゴール前ややファーサイドで
岡が身体ごとゴールに押し込んだ。
さらにその直後に関口が敵陣に持ち込んで
相手DF裏に出したスルーパス?を齋藤がゴールして4点目を得る。
湘南の4点目の後、前育の選手がピッチ上で
言い合いを始める。
前育は終盤にDFを前線に上げるなど前がかりになっていた。
その中で2失点目を喫したことでチームがパニックに陥ったのだと察する。
しかしその相手の隙を見逃さず立て続けに4点目まで
奪取した湘南も見事だった。
ただし・・・ロスタイム3分の中で
DFとGKの間へのロングボールの処理でポカをしてしまう。
それぞれハイボールをクリアしようとしていたDFとGKが交錯、
そのこぼれ球を2番黄大俊(点を取りに終盤上がっていたDF)に
決められてしまう。
おいおい・・・・・
試合はその後1,2分して終了、終わってみれば4-1で湘南が勝利。
しかしスコアからは想像できない相当にタフな試合展開だった。
今節の収穫は・・・とにかくこのしんどい試合を戦いぬけたこと。
そして、2点目で満足せず得点をひたすら取りに行ったこと。
あとは、監督の采配勝ちのところもあるだろう。
(試合中の選手の配置替え、フォーメーション変更など)
課題はやはり守備。内山は頑張って先制点を与えなかったが、
ロスタイムのあの失点はやはりいただけない。
湘南は4戦負けなしの3連勝だが、浦和東戦以外はいずれも接戦であった。
もちろん1試合1試合精一杯ファイトした結果。
でもむしろ内容的にはやや劣る時もあった。
次節は5/7(日)11:00~対流経大柏
(流経大柏G・最寄駅は東武野田線・江戸川台かTX・柏の葉キャンパス)
その次は5/14(日)13:30~対武南(埼玉ス第3G)と
アウェイでの強豪校との対戦が続く。
次節も厳しい試合展開になるだろうが、戦いぬき、
そして自分たちの特徴を存分にだしていってほしい。
2006/04/30 11:00開始 前橋育英高校高崎グラウンド
前橋育英高校1-4湘南ベルマーレユース
【得点】 28分(湘南)天野勇太(1)、85分(湘南)高原伸介(1)、
87分(湘南)岡正道(3)、88分(湘南)齋藤聖也(2)、89分(前育)黄大俊
【警告】(前育)19分洪、66分三澤
(湘南)30分岡(1)、56分高原(1)
(警告累積3回で次節出場停止・得点者・警告対象者の後の()は通算回数)
シュート数:前育:15本(前半8本/後半7本)
湘南:16本(前半6本/後半10本)
GK:9-8 CK:6-5 FK:16-26
試合は45分ハーフでグループリーグは延長無し。
前橋育英高崎Gはプリンスリーグでは恒例の会場。
私はプリンスリーグ昇格が決まった直後、
「前育のグランドにも行くんだな」と思った。
相手は昨年の関東プリンス2位だし、
プリンスリーグに来て待ち望んでいた試合。
高崎駅から遠く、かつ高崎IC傍なので
車で行くか電車+タクシー等か迷ったが、
幸い私以外にも同行者が3人出たので車で行くことにした。
やや寝坊してしまったが幸い車は多くなく事故もなく、
向ヶ丘遊園と東所沢で同行者を拾った後9時半過ぎに到着。
前橋育英高崎Gは高崎ICを降りて高崎市内へ向かい、
まさに最初の信号を右折すればすぐそこ。
人工芝だがチーム用ベンチと反対側
(いわゆるバックスタンド側)の中央にスタンドが5段前後ある。
近辺に民家も数軒立っていたこともあり
選手入場直後に某応援道具が使えなくなった(苦笑)。
今回はちょっとした代替品が思ったより機能したかな。
我々ウルトラ(仮称)のメンバーは
今回は2人(もう1人は同行者)。
※同行者のあと2人は取材。
神奈川からは遠い高崎での試合だが、
(私@都内にとっては清水より近いよ・・・という感覚だが)
父兄は10人以上は駆けつけ、
試合メンバー外の選手も何人か電車で駆けつけた。
ちなみに今回も
ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。
1内山(2)
2高原(3) 3宮内(3) 4日下部(3)
6関口(3) 8林(3)
7猪狩(3) 11鎌田(2)
17天野(1)
10岡(2) 15西野(2)
この試合のキャプテンは猪狩。
試合開始から10分前後は天野は右ボランチの位置だったが
その後は上記の位置になった。
SUBメンバーは9人まで登録可能で、今回は
16杉田(2)、21北神(1)、5笹川(3)、13阿部(2)、
18澤田(2)、19日比野(2)、32齋藤(1)。
選手交代は5人まで可能。
ハーフタイムに天野→13阿部(2)
後半開始から4バックになり、布陣は以下の通り。
1内山(2)
2高原(3) 3宮内(3) 13阿部(2) 4日下部(3)
6関口(3) 8林(3)
7猪狩(3) 11鎌田(2)
10岡(2) 15西野(2)
なお、後半開始後しばらくしてからサイドMFの位置が入れ替わり。
その後、
77分:西野→32齋藤(1)
終盤(2得点目以降ロスタイム内)に
87分:鎌田→18澤田(2)=3得点目の後
88分:関口→5笹川(3)
89分:岡 →19日比野(2)=ロスタイム
と立て続けに交代。
序盤は前育がロングボール主体の攻撃で
湘南の高いDFラインの周囲にできるスペース
(特に高原と猪狩の間のスペース)を
徹底的に突く。
ロングボールの湘南側の跳ね返しへの対応でも
前育が優り、特に天野は右往左往していた。
(途中から天野がトップ下になったのはそれゆえだろう)
そして開始15分位か、前育の選手が
湘南側ペナルティエリアに侵入ところで
宮内がファウル。PKを与えてしまう。
しかしそのPK、内山が見事にセーブ。先制点を与えず。
その後は湘南側もペースをやや取り戻し、
28分、敵陣深くの右サイドで得たスローインからの浮き球を
天野が頭でシュート。弾道がよく、相手GK及ばず先制点。
相手としては一瞬の隙を突かれた失点となった。
しかし、前半はやや前育優勢なまま終了。
後半、湘南は4バックに変更して
まずは相手に危険なスペースを与えないことから始めた。
そして猪狩、鎌田の位置を入れ替えることで
(対面する選手との相性もあるだろうが)
サイド突破の回数も増やせた。
それでも相手にも決定機はいくつか与えた。
自陣での相手のセットプレーからゴール前でシュートを打たれるも
日下部が身体でクリア。
この日はこの場面以外でも日下部の粘りある守備が特に光った。
湘南は敵陣に何度も侵入こそすれどなかなかシュートを打てず。
いや、きれいな形に持ち込むまで打たなかったともいえる。
それはどうかと思うので、
「シュート打とうよ!」と私が呼びかけたりもした。
その後時間が経つにつれてシュートは打てるようになり、
得点にはならずとも決定的な場面でのものもあった。
終盤まで厳しい戦いとなったが、
次の得点を得たのは湘南だった。
85分、敵陣右サイド深くに鎌田が侵入。
ゴールライン付近まで侵入した鎌田が少し自陣方向に
戻したボールを受けたのは高原。
高原は角度もさほどないところからそのボールを
左足でシュート、そしてなんとゴールネット内側へ
そのボールは吸い込まれた。
この得点は大きかった。
そして、その暫く後、再び鎌田が敵陣右サイドに侵入、
鎌田のライナー状のクロスをゴール前ややファーサイドで
岡が身体ごとゴールに押し込んだ。
さらにその直後に関口が敵陣に持ち込んで
相手DF裏に出したスルーパス?を齋藤がゴールして4点目を得る。
湘南の4点目の後、前育の選手がピッチ上で
言い合いを始める。
前育は終盤にDFを前線に上げるなど前がかりになっていた。
その中で2失点目を喫したことでチームがパニックに陥ったのだと察する。
しかしその相手の隙を見逃さず立て続けに4点目まで
奪取した湘南も見事だった。
ただし・・・ロスタイム3分の中で
DFとGKの間へのロングボールの処理でポカをしてしまう。
それぞれハイボールをクリアしようとしていたDFとGKが交錯、
そのこぼれ球を2番黄大俊(点を取りに終盤上がっていたDF)に
決められてしまう。
おいおい・・・・・
試合はその後1,2分して終了、終わってみれば4-1で湘南が勝利。
しかしスコアからは想像できない相当にタフな試合展開だった。
今節の収穫は・・・とにかくこのしんどい試合を戦いぬけたこと。
そして、2点目で満足せず得点をひたすら取りに行ったこと。
あとは、監督の采配勝ちのところもあるだろう。
(試合中の選手の配置替え、フォーメーション変更など)
課題はやはり守備。内山は頑張って先制点を与えなかったが、
ロスタイムのあの失点はやはりいただけない。
湘南は4戦負けなしの3連勝だが、浦和東戦以外はいずれも接戦であった。
もちろん1試合1試合精一杯ファイトした結果。
でもむしろ内容的にはやや劣る時もあった。
次節は5/7(日)11:00~対流経大柏
(流経大柏G・最寄駅は東武野田線・江戸川台かTX・柏の葉キャンパス)
その次は5/14(日)13:30~対武南(埼玉ス第3G)と
アウェイでの強豪校との対戦が続く。
次節も厳しい試合展開になるだろうが、戦いぬき、
そして自分たちの特徴を存分にだしていってほしい。