クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

昨年度ベルマーレユース卒業生の現所属チームの現況

2006-10-31 00:15:02 | サッカー(その他)
昨年度ベルマーレユース卒業生の所属するチームを
中心に、各カテゴリーの現況を追う。
この10月最後の土日でいろいろと決まり、
現況をまとめやすくなった。


1.東京都大学リーグ2部(10/29終了)
10チームが参加し、少なくとも上位2チームが1部昇格して
少なくとも下位2チームが3部降格。
(都リーグは昇降格規定が複雑。
都リーグ1部と関東リーグ2部との入れ替え状況で
各部の入れ替えチーム数も変わる)
北村尚人のいる玉川大は2位となり、3部から2部への
昇格1年目にして2部を「卒業」してみせた。
来年は都リーグ1部。関東も見えてくる。快進撃は来年も続くか。

2.東京都大学リーグ1部(10/29終了)
10チームが参加し、少なくとも下位2チームが2部降格。
上位4チームは関東2部参入決定戦へ参加。
宮崎明浩のいる東洋大は2位となり、関東2部参入決定戦への
参加を決めた。1年での関東復帰はなるか。

3.関東2部参入決定戦(関東大学サッカー大会)
11/18~25に、関東各都県リーグの代表計8チームで行われる。
今回は都リーグから4チーム、神奈川県・埼玉県・千葉県・
北関東の各リーグから1チームが参加。
都リーグ1部2位の東洋大も参加。
トーナメント方式で、決勝進出2チームが来季の関東大学リーグ
2部へ参入できる。(関東2部からは下位2チームが自動降格)
注目は23日に栃木県グリーンスタジアムで行われる準決勝。
ここで勝てば関東2部だ。


4.関東大学リーグ2部
全12チームで春と秋に1回戦ずつ(計2回戦・全22節)で行われる。
上位2チームは1部へ自動昇格、下位2チームは都県リーグへ自動降格。
現在第18節まで消化され、小林太樹のいる青山学院大は勝ち点39で
首位。2位は同勝ち点で国際武道大、1位・2位から勝ち点1差で
3位東海大と4位神奈川大が並ぶという混戦ぶりだ。
なお小幡尚嗣のいる尚美学園大は10位(亜細亜大)と
勝ち点差5の勝ち点10で12位。11位は勝ち点11の立正大。
昇格争いも残留争いも残り4試合。最終節は11/23~25。

5.関東大学リーグ1部
全12チームで春と秋に1回戦ずつ(計2回戦・全22節)で行われる。
上位チームは冬のインカレ(全日本選手権)に出場。
ただ、関東大学サッカー連盟のサイトをみても何チームかが
よくわからない(怒)。下位2チームは2部リーグへ自動降格。
02年度卒業生・常盤亮介のいる(世間的には本田拓也のいる)法政大は
勝ち点29の5位。03年度卒業生・徳永雅俊と鈴木嵩之のいる専修大は
勝ち点11の11位で10位・筑波大とは勝ち点差4。
なお、首位は駒沢大(勝ち点41)。
こちらも現在18節まで消化、残り4試合。最終節は11/24~11/26。


6.全国地域リーグ決勝大会
全国9地域の地域リーグの上位1~2チーム、計13チームによって
来季のJFL昇格を懸けて行われる。
1次ラウンドは11/24~11/26に4グループに分かれて行われる。
関東1部で優勝したYSCC(平川正城がいる)は
Dグループ(3チームでのリーグ戦)に入り、
25(土)11時~ 対新日鐵大分(九州・大分)
26(日)11時~ 対TDK(東北・秋田) と2試合を行う。
各グループの上位1チームが12/1~3に大分で決勝ラウンドを行い、
総当りリーグ戦の末1位がJFL自動昇格、2位が入替戦。
(熊本がJFL2位以内に入ってJ2昇格した場合は自動昇格)
なお、V・ファーレン長崎、FC岐阜を筆頭にJFLそしてJを狙うチームは
レンタル移籍等で積極的に補強を行っていて、熱戦・混戦は必至だ。



現況は以上の通り。
大詰めの11月、関東でも遠方の試合が多そうだが
できるだけ彼らの試合を見れたらと思っている。

めざせ全国! 高円宮杯・関東大会を戦うジュニアユースの現況

2006-10-30 22:54:47 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
高円宮杯・第18回全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会の
現況について。関東大会は参加16チーム、うち5チームが全国へ。

神奈川県大会を優勝で終えた湘南ベルマーレジュニアユース(JY)の
現況は以下の通り。

1次ラウンド(湘南はBグループ)は4チームによるリーグ戦で
上位2チームが決勝ラウンドへ進出できる。
10/28(土)13:15~ 第1戦 2-0 フォルトゥナSC(山梨)
藤沢・県立体育センター球技場
10/29(日)13:15~ 第2戦 0-1 浦和レッズJY(埼玉)
藤沢・県立体育センター球技場

2試合終えて、湘南は勝ち点3の3位。

次の試合は、
11/3(祝)13:15~ 第3戦 対柏レイソルU-15(千葉)
鹿沼・自然の森運動公園サッカー場

柏、浦和は勝ち点4で並んでおり(フォルトゥナが勝ち点0)、
第3戦のもう1試合・浦和対フォルトゥナが別会場で同時刻に
行われることから、湘南は勝って柏を上回ることを
第一の目標に戦うしかない。
決して楽ではない状況だが、自力で2位以上を決められる状況でも
あるので、JYの皆の一層の奮闘を期待する。

なお、鹿沼の試合会場は
最寄り駅は東武宇都宮線・安塚駅だがここから7キロはあり、
かつここから公共交通機関がない。
次いで近いのが東武日光線・新鹿沼駅。
ここから会場近くのフォレストアリーナまで
コミュニティバスが何本が出ており、
行きが新鹿沼1152→1230着、帰りが1457→1535。片道300円。

悩ましいのが、紅葉の時期の3連休初日であること。
鹿沼は日光に近く、東北道は大渋滞が予想される。
そうでなければ私も車でいくところなんだが・・・・・
しかも鹿沼や宇都宮周辺の東武線は列車本数が少ないし・・・
新鹿沼は特急(全席指定)が一部停まるが3連休初日ゆえに
予約はもう取れなさそうだし・・・



決勝ラウンドの1回戦は
11/4(土) 宇都宮・県総合運動公園陸上競技場 である。
(東武宇都宮線・西川田駅から徒歩15分)
1位通過の場合は13:30 対Aグループ2位
2位通過の場合は11:00 対Aグループ1位
※1回戦に勝った場合・・・その時点で全国大会出場決定
※1回戦に負けた場合・・・5位決定戦へ(連勝したら全国へ)
尚、準決勝以降及び5位決定戦は11/11・12(土・日)に
全て市原スポレクパークで
行われる。(グラウンドが何面もある)

守備に不安を残しながらの引き分け(Jユース・1―1仙台)

2006-10-28 23:26:00 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会
予選リーグBグループ 第4戦 2006/10/28 14:00開始
大和スポーツセンター競技場
湘南ベルマーレユース 1-1 ベガルタ仙台ユース
(得点)39分(仙台)3村中雄治、74分(湘南)22伊藤義恭(1)
(警告)湘南はなし 
※湘南の得点・警告対象者の選手名の後の()は大会通算回数。
警告2回で次戦出場停止。


最初のUpは(10/28深夜)は移動中ゆえ携帯からのものだった。
後にスタメンなど記録を詳細にUp。


ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

          1内山賢斗(2)

2高原伸介(3) 13阿部悠紀(2) 3宮内豪(3)  18澤田勇人(2)


       17天野勇太(1)  8林慧(3)
11鎌田翔雅(2)             14中嶋拓紀(3)

       7猪狩佑貴(3)  10岡正道(2)

SUBは7人まで登録可能で
16杉田哲司(2)、5笹川大地(3)、9露木一匡(2)、15西野嵩志(2)、
22伊藤義恭(1)、26齋藤聖也(1)、30曽我洋右(1)


途中交代は5人まで可能で
45分 1内山→16杉田哲司(2)
45分 18澤田→30曽我洋右(1)(3-5-2に移行)
61分 17天野→22伊藤義恭(1)(阿部がボランチに)
72分 14中嶋→9露木一匡(2)(3-4-3に移行)
85分 10岡→26齋藤聖也(1)


得点経過は
39分 仙台が敵陣内でのセットプレーからゴール前中央
村中が頭で内山が不用意に飛び出した後のゴールマウスへボールを流しこむ。
内山・・・何度目だよ後先考えない不用意な飛び出し。
湘南は74分敵陣右浅い位置でのFKを
ゴール前ファーサイドにいた伊藤が押し込んで同点に持ち込んだ。
しかし、この試合では同点に持ち込むのが精一杯という感は否めない。
決定機の数では相手が上で、シュートミスに救われたと思うし。

ここ2試合ベストメンバーが揃っていないのも痛いとはいえ、
まずは守備の再点検が必要。
特にカウンターでピンチになると特にセンターが慌てているように感じる。
あとはシュートを打つタイミングが遅い。
これを直すには練習から実際のゴール前の相手の数や位置を
想定してやっていかないと。
特に相手が何人もいる前だと自分の好きな間合いで打てることはそうない。

予選リーグ最後のホームゲーム、
せっかくいつもより多くの観衆も菅野さんもきてくれたのに
この内容、結果はあまりに残念。

予選リーグはあとはアウェイ2試合 を残すのみ。
次は来週日曜、熊谷のサブグランドで大宮と。


横浜FC相手に今年は勝利を奪えず(0-1横浜FC)

2006-10-26 00:54:49 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2006 J2第46節  2006/10/21 14:04キックオフ 平塚競技場
湘南ベルマーレ 0-1 横浜FC
【入場者数】7,392人【天候】曇 21.9℃ 51%
【主審】今村亮一【副審】原田昌彦/前之園晴廣
【得点】19分(横C)三浦知良
SH:16 -6 CK: 7 - 1 FK:15 - 20
【警告】(湘南)05分田村雄三(9)、40分アジエル(7)、59分北島義生(4)
(横C)36分城彰二
※湘南の得点・警告対象者の選手名の後の()は今季通算回数。


土曜日の帰宅が遅かったりしてUpが遅くなり恐縮。
その土曜日は金曜の帰宅が遅かったこともあり
サポーターミーティングに間に合う時間に起きれず。
サポミ会場の総合体育館会議室に着いたのは11時過ぎで、
既にサポミはほとんど終わろうとしていた。
遅く起きても睡魔は収まらず、スタンドに入ってからも
1時間以上は横になっていて、試合開始前は何もできなかった。
そんな私の横でこの神奈川ダービーの選手入場へ向けての
EFS主導の仕掛けの準備は着々と進んでいた。
湘南側にとっては「ダービー」以上の重みを持ち得なかった
この試合だが、相手が目下2位ということもあってか
観衆は7,000人を超えた。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25植村慶

30須田興輔 4村山祐介  3田村雄三 21尾亦弘友希

      15北島義生 7佐藤悠介 
10アジエル              8坂本紘司  
           
      19石原直樹 14永里源気   


SUBは
GK1伊藤友彦、DF17冨山達行、MF24加藤望、
MF26鶴見聡貴、FW29横山聡

選手交代は
45分:8坂本→24加藤望
83分:30須田→26鶴見聡貴(3-5-2へ移行)


横浜FCのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         21菅野孝憲

18小野智吉 13鄭容臺 30小村徳男 27中島崇典

     14吉野智行  6山口素弘 
10内田智也            8アウグスト 
          
      9城彰二   11三浦知良   

SUBは
GK1小山健二、DF24秋葉陽一、MF4崔成勇、
MF29滝澤邦彦、FW17北村知隆

選手交代は
64分:8アウグスト→29滝澤邦彦
71分:14吉野→17北村知隆
79分:11三浦→4崔成勇(4-1-4-1へ移行)


横浜FCの先制点は19分、ペナルティエリア内右深くを
アウグストがドリブルで侵攻した後にあげたロブを
ゴール前ファーサイドで三浦がヘディングでゴールへ
おしこんだもの。
ただ、横浜FCの得た決定機はこれ以外は1つ(前半)だけだった。
湘南は前半はアジエルの単独突破と自陣左サイドからの
悠介・尾亦の敵陣深くへのサイドチェンジが攻撃の起点となるが
その後がなかなか続かず。

湘南は後半攻勢に出て、相手DFをペナルティエリア内に
くぎ付けにするが相手守備の壁を崩しきれない。
アジエル、永里がドリブル突破から決定的なシュートを放つが
菅野に阻まれたりシュートが枠をそれたり。
結局スコアは動かないまま今季最後の神奈川ダービーは終わり、
湘南は対横浜FC戦で初の年間勝ち無しという結果に終わった。

この試合、私からみて内容は悪くなかった。
多分これが湘南の精一杯だろう。
そして、これが今の彼我の力の差なんだなと改めて感じる。
ただ・・・ここまで今季のホームゲーム22試合で9勝。
昨年と変わっていない。2回目の徳島戦で無様な試合をしたのも同じ。

次の湘南の公式戦は天皇杯でアウェイのガンバ戦だが、
この試合は今の湘南にとってどういう位置づけになるのか。
せっかくの昨年J1王者との対戦ではあるのだが、今の私には
今の湘南がガンバとの対戦(しかもアウェイ)を
有意義なものにできるとは思いにくい。
リーグ戦の憂さ晴らしをここで、とも思いにくい。
また、有意義なものにしてやろう、という気分にもなりにくいのだ。
リーグ戦でも今季の残りアウェイゲームには行って1試合だろう。
9月からのホームゲーム(特に上位チーム相手)をみていると、
このチームの為に時間も金もかけてアウェイに行こう、
とはもう思いにくい。まずはホームゲームしっかりしてくれよ。
・・・単に私の心がさらに老けてしまったのかもしれないが。

収穫乏しい完敗(サテライト・0-3千葉)

2006-10-25 23:43:11 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2006Jサテライトリーグ Cグループ
第11日(湘南は第6戦・最終戦) 2006/10/22 13:33開始
旭・県総合スポーツセンター東総運動場
ジェフユナイテッド市原・千葉 3-0 湘南ベルマーレ
得点:11分(千葉)要田勇一、13分(千葉)羽生直剛、72分(千葉)堀川恭平


サテライトのアウェイ戦を見に行くことはめったにない私だが
(今までは03年の磐田、昨年の等々力・三保のみ)
今回はユースの選手が2年生も含めて何人かが出るであろう、
彼らがサテライトとはいえプロ相手にどれだけ出来るか、を見たい、
という目論見のもとにちょっと遠出してみることにした。

会場の東総運動場(陸上競技場)は千葉県旭市(旧干潟町)に位置する。
私は、行きは東京駅八重洲口からの高速バス
(京成バス・千葉交通の共同運行)を利用した。
旭経由銚子・犬吠崎行きの便に乗って「干潟」下車、所要90~100分。
片道2,000円。ただ帰りは渋滞の恐れありと今回使わず。
「干潟」のバス停は地元の路線バス・千葉交通のバス停
「中和(ちゅうわ)」と同じ位置。
ここ中和からはJR総武本線旭、JR成田線小見川の両方へ
バスが出ているが、両方ともに1日数本しかない。
ここから陸上競技場までは標識に従って徒歩10分弱。
あとヤマザキショップがバス停近くにあり。
私は今回の帰りは4人でタクシー相乗りして旭駅まで出た。
所要15分弱で割り勘する前が2,580円。

会場は陸上競技場で、メインスタンドは市原臨海に近い造りだが
その他の外周はすべて芝生席。
ベルマーレ側のサポーターはユースの父兄を含めても
20人いなかった。千葉側は200人くらいか?


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。

          16小林弘記

17冨山達行  31アマリウド 6外池大亮 2城定信次

      5ニヴァウド   34林慧 
32猪狩佑貴             26鶴見聡貴          

      29横山聡  11フラビオ


SUBは5名まで登録可能で
27濱崎陽平、23森谷佳祐、33岡正道、34林慧、35鎌田翔雅
※猪狩、林、岡、鎌田はユース。

途中交代は5人まで可能で
45分 16小林→27濱崎陽平
45分 5ニヴァウド→34林慧
45分 11フラビオ→23森谷佳祐
45分 29横山→33岡正道
65分 6外池→35鎌田翔雅



なお、池田は会場には来ていたが試合メンバー外。
(前のサテライトゲーム・柏戦の退場でこの試合は出場停止だった)
昨日のJ2戦、今日のサテ両方でメンバー外なのは
この池田の他は梅田、戸田、松本。
あと、外国人が3人もサテライトに、しかも
J2戦出場停止でもないのに出場しているのは・・・・・


千葉のスタメンの布陣は以下の通り。

        40黒河貴矢

 24結城耕造  36竹田忠嗣 3斎藤大輔

    37松ヶ枝泰介  20工藤浩平 
33川淵勇祐           10金東燦          
        22羽生直剛

    11要田勇一  27熊谷智哉

SUBは
1立石智紀、21中牧大輔、14田中淳也、28堀川恭平、39松本憲

途中交代は
45分 40黒河→1立石智紀
62分 27熊谷→28堀川恭平
64分 37松ヶ枝→14田中淳也
78分 33川淵→39松本憲

千葉は登録選手が35人と意外に多い。しかも2種登録なしで。
35人にはジェフ・クラブに登録変更している選手を含まない。
松本はジェフ・クラブから抜擢された選手である。
なお、羽生は土曜のJ1戦では体調不良でSUBだった(出場なし)。


試合は千葉の完勝。後半は湘南も盛り返したが、決定力を欠いた。
シュート数は湘南が12本(前半3/後半9)、千葉が18本(前半8/後半10)。

千葉の先制点は右CB結城が敵陣へドリブルで攻めあがり→湘南の中盤が
誰もチェックに行かず→結城が湘南DF裏へスルーパス、
そのパスを受けた要田がペナルティエリア内右深く角度のないところから
ニア高めを射抜いて得たもの。
湘南の2失点目はペナルティエリア内でのルーズボールへアマリウドと
小林がともに処理しにいくがボールに近かったアマリウドが処理しきれず、
小林が飛び出した無人のゴールへそのボールを得た羽生が押し込んだもの。
千葉の3点目は後方からの縦パスを堀川が受けて、冨山との1対1を
ルーレットでかわした後にシュートを決めたもの。

湘南側のトピックスを何点か。
・次のJ2戦では北島が警告累積で出場停止。その代役は?と思ったが、
 ニヴァウドの低調ぶりは変わらず。中町にも守備は任せられない。
 ニヴァウドの復調を願うか、コンバートか・・・・・
・フラビオ、横山も低調。横山は決定的なヘッドも外す。
・鶴見はサイド深くに顔を出すまではいいが、そこから先が問題。
 クロスもシュートも精度が低い。
・ユース勢では猪狩が前方にスペースがある場合は積極的に攻め上がり。
 あと岡も縦の速さで湘南の攻撃を活性化。まあいつもどおりかな。

これで今季のサテライトゲームは終了。
スタンドには菅野監督や大倉強化部長の姿も見えなかったが、
この10月一杯までのパフォーマンスでもって
既存選手の来季へ向けての契約更新の方針が決められることだろう。


東総は遠い。柏と同じ千葉県とはとても思えない。
旭から千葉まででも鈍行で1時間半(しかもロングシート)。
特急はあるけど1日数本。
来年、サテライトやユースで再来することがないことを祈るが・・・

めざせ全国・ベルマーレジュニアユースの高円宮杯関東大会の日程

2006-10-22 22:07:06 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
高円宮杯・第18回全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会の
日程について。

関東各都県における、中学・クラブユース両方を交えた予選の末、
東京・神奈川・千葉・埼玉から各2チーム、山梨・群馬・栃木・茨城から
各1チームが出場。それに加えて関東中学大会・関東CY大会の
各決勝進出2チームの計16チーム高円宮杯関東大会に出場して
5つの全国大会出場枠を争う。
尚、全国中学大会・全国CY大会で決勝に進出した
ひたちなか市那珂湊中学(準優勝)と横浜F・マリノス追浜(優勝)は
高円宮杯では全国大会からの出場となる。

神奈川県大会を優勝で終えた湘南ベルマーレジュニアユース(JY)の
日程は以下の通り。

(1次ラウンド)湘南はBグループに入る。
上位2チームが決勝ラウンドへ進出。
10/28(土)13:15~ 第1戦 対フォルトゥナSC(山梨)
藤沢・県立体育センター球技場
10/29(日)13:15~ 第2戦 対浦和レッズJY(埼玉)
藤沢・県立体育センター球技場
11/3(祝)13:15~ 第3戦 対柏レイソルU-15(千葉)
鹿沼・自然の森運動公園サッカー場

(決勝ラウンド)
11/4(土) 1回戦 宇都宮・県総合運動公園陸上競技場
1位通過の場合は13:30 対Aグループ2位
2位通過の場合は11:00 対Aグループ1位
※1回戦に勝った場合・・・その時点で全国大会出場決定
11/11(土) 11:00~ 準決勝 
11/12(日) 10:00~ 3位決定戦 12:30~ 決勝
※1回戦に負けた場合・・・5位決定戦へ(連勝したら全国へ)
11/11(土) 13:30~ 5決その1
11/12(日) 13:30~ 5決その2
尚、準決勝以降及び5位決定戦は全て市原スポレクパークで
行われる。(グラウンドが何面もある)

本日、ヒデからプレゼントされたJY用ユニフォームも披露された。
このユニフォームは全国大会など限定で着用するとのこと。
今のJYは、コーチも含めて誰もJYの全国大会を経験していない。
昨年は惜しくも関東大会6位だった。
関東大会はいつも強敵揃いだが、今回こそは・・・
関東にしては遠方の試合会場が目につくが、
私も見に行ける時ができたら行くようにしたい。

決定力不足での敗戦だが・・・(1-3東京V)

2006-10-18 23:28:15 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2006 J2第45節  2006/10/18 19:04キックオフ
調布・味の素スタジアム
東京ヴェルディ1969 3-1 湘南ベルマーレ
【入場者数】3,031人【天候】曇 18.9℃ 66%
【主審】牧野 明久【副審】抱山 公彦/佐幸 欣治
【得点】09分(東V)大橋正博(CK)、48分(東V)富澤清太郎、
68分(東V)シウバ、81分(湘南)石原直樹(9)
SH:16 -17 CK: 3 - 1 FK:20 - 23
【警告】(東V)41分マルクス、69分一柳夢吾
(湘南)66分村山祐介(3)、84分松本昂聡(4)


私の現住所から味スタはとても近く、所要40分以下。
18時過ぎに職場を出ても試合開始に間に合うところが、
組合の用事が入ったために惜しくも前半20分過ぎからの参戦。
既にスコアは0-1になっていた。
聞くと、左CKを大橋が直接ゴールインさせたようだ。
味スタはガラガラ。ここまでガラガラなの初めてだ。
よく京王線の特急が臨時停車してくれたね。
アウェイ側ゴール裏はタスキの中に70人くらいはいたし
その周辺にもベルマーレサポーターが点在していた。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25植村慶

4村山祐介 22松本昂聡 3田村雄三 21尾亦弘友希

      15北島義生 7佐藤悠介 
10アジエル              8坂本紘司  
           
      19石原直樹 14永里源気   


SUBは
GK1伊藤友彦、DF30須田興輔、MF5ニヴァウド、
MF24加藤望、FW29横山聡

選手交代は
69分:14永里→24加藤望
69分:8坂本→29横山聡
82分:15北島→5ニヴァウド



東京Vのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         21高木義成

43海本幸治郎 4戸川健太 30一柳夢吾 3藤田泰成

     6菅原智      14富澤清太郎 

    7大橋正博       10マルクス 
          
     20廣山望      17シウバ   

SUBは
GK34常澤聡、MF8永井 秀樹、MF15金澤慎、
MF22喜名哲裕、FW25平本一樹

選手交代は
71分:20廣山→22喜名哲裕
71分:10マルクス→25平本一樹
82分:7大橋→8永井秀樹


少なくとも私が来てからの前半最大のチャンスは
悠介の直接FKがバーを直撃したものだろう。
東京Vの守備でのアジエルへのチェックは徹底的で
ファウル覚悟のものばかりであった。

後半3分、東京Vが敵陣右サイド→中央へとダイレクトで
ボールをつなぎ最後は富澤がダイレクトでグラウンダーの
ミドルシュートをゴールインさせて2点目を得る。
後半23分には東京Vが左サイドからペナルティエリア内へと
斜め前方向のスルーパスを通し、そのパスをシウバが
シュートして決定的な3点目を得た。

後半は湘南も反撃を強めた。81分には石原が敵陣中央を
一人でドリブルで突進し、最後はGKとの1対1にまでなったのち
シュートを決めて1点を返す。
しかし他にもアジエル、横山が相手ゴール前でフリーで
シュートした場面が3,4回はあったものの
1回はポスト外側に当たり、残りは相手GK正面に終わった。
90分を通してみればシュート数では相手を上回った湘南だが
決定力で相手に劣って敗戦した格好となった。

でも、理屈の上ではともかく、
気持ちの面では決定力の問題で片付けられなかったね。
この試合だから得られたもの、というのが感じられなかったから、
だと思う。メンバーも最近変わっていないし。
気持ちが沈んだので、ヤケ酒で発泡酒を買ってしまった。
(勝ち試合の後だったらもう少し高いお酒を買うのだが)


次節(土曜日)は松本が出場停止だが、相手も早川が出場停止。
今年はまだ横浜FC相手に未勝利。
「来年も神奈川ダービー!」を合言葉に、せめてもの意地を見せたい。
また、試合前の10時から12時まで総合体育館のA会議室で
サポーターミーティングをEFS主催で行いますので、
有志の方は奮って参加を。

劣勢だが引き分けで終える(Jユース・2―2札幌)

2006-10-15 17:47:14 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会
予選リーグBグループ 第3戦 2006/10/15 14:00開始
札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
コンサドーレ札幌ユースU-18 2-2 湘南ベルマーレユース
(得点)37分(札幌)8門間勇介、42分(湘南)4日下部諒(1)
66分(湘南)11鎌田翔雅(1)、87分(札幌)20熊澤覚
(警告)※湘南側はなし 
※湘南の得点・警告対象者の選手名の後の()は大会通算回数。


他残業の日々が続いているので、詳細Upが遅くなった。
(詳細Upは19日未明)
できれば1泊して6年ぶりの札幌遠征を果たしたかったが、
期末決算で休日出勤の恐れがあった為日帰りとせざるを得なかった。
せめて日程がもっと早く決まってくれたら(決まったのは9月20日近く)
マイレージを使ってもっと安くいけたのに・・・・・

翌日から他残業の日々がまた続くので、私にしては珍しく
札幌滞在時間(7時間)の間はゆったりとした行程で
時計台・大通公園・ラーメン屋福来軒(すすきの)・宮の沢・
ジンギスカンだるま(すすきの)をぶらりと回っただけだった。
ちなみに宮の沢の石屋製菓(札幌の大株主の1つ)の
チョコレートファクトリーは庭園も立派でいいところで。
今回の試合会場(札幌の練習場の1つ)はここに隣接している。

札幌の10月はもう秋深い。葉っぱの色は黄色から赤へ変わりはじめるところ。
風が強く感じるし、日陰だとダウンジャケットがないと寒い。
あと、Jユースで札幌アウェイが判明した時、
湘南側の観戦者はさすがに私だけだろうと思っていたら
ご父兄2組がいらっしゃった。うち1組は実家が札幌だから、
というのもあったようですが、遠方お疲れ様でした。



ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

          1内山賢斗(2)

22伊藤義恭(1) 3宮内豪(3) 4日下部諒(3) 18澤田勇人(2)

      13阿部悠紀(2)  8林慧(3)
11鎌田翔雅(2)             14中嶋拓紀(3)             

      10岡正道(2)  7猪狩佑貴(3)


なお、鎌田、中嶋、岡、猪狩の位置は非常に流動的。
林は負傷当時の復帰見込みよりも早く帰ってきた。
中嶋は、推薦(お勉強のほうでの推薦)でも
大学受験合格できそう(合格した?)とのことで
めでたく早期引退撤回そして早速の復帰となった。

SUBは7人まで登録可能だが、今回は最大交代可能な5人のみ。
21北神慎太郎(1)、5笹川大地(3)、9露木一匡(2)、15西野嵩志(2)、26齋藤聖也(1)

出場可否が微妙な選手を同行できる余裕はなかったようだ。
1台いくらというバス移動ではなく1人いくらという飛行機移動ゆえの
苦渋の選択だと思う。

選手交代は5人まで可能だが、今回は1人のみ。
88分 10岡→26齋藤聖也(1)



前半、湘南は左サイドを相手に枚数かけて破られてクロスをニアで合わされて先制点を許す。
この試合ではセットプレー・流れの中を問わず
クロスから多くの決定機を 相手に与えたが、
相手のシュートの多く(特にファーサイド)はなんとか枠をそれてくれた。
湘南の同点ゴールは前半も終わりに近い時間で、
猪狩が敵陣右サイド深くでファウルを受けて得たFKを林が蹴り、
そのボールをファーサイドで日下部が頭でゴールに入れた。

後半、先に得点したのは湘南。
20分ごろに中盤中央でボールを奪った林から左サイドの鎌田へパス、
そのパスを受けた鎌田がボールを持ち込んでGKとの1対1を決めた。
後半は湘南も決定機をいくつか得るが得点はこれどまり。
そして終盤・後半40分台に、
札幌に右CKをゴール前中央で相手に頭で合わされて同点ゴールを与える。
その後はスコアは動かず、2対2で試合終了。

厳しい試合だった。予選リーグ1位通過のためには、
そしてホームでの敗戦の雪辱のためにはなんとしても勝ちたかったがかなわず。

苦戦の原因は、まずは前線でマイボールがなかなか収まらなかったこと。
特に岡がなかなかボールキープできず。
彼はプレーエリア(スペース)を狭められた時が課題。
その時はシュートも決められなくなる。
今の湘南はFWの数自体が少ないので、岡そして西野の成長に
期待するしかないのだが・・・・・
そして、左SB澤田のボールキープミスとその裏を相当突かれたこと。
澤田はCBの裏のケアはよくできていたが、自らの裏を自らのミスで
とられてしまっていた。90分出場機会を得られたのをプラスに捉えて、
サイドからのビルドアップのスキル、連携を磨いてほしい。
GKはじめ、他の守備面の課題は相変わらずなので、略。

ただし収穫もあった。
前半、鎌田が中央に入って伊藤のオーバーラップを引き出す動きを
頻繁にみせていたが、こういう動きは初めて見た。
もし高原が出場できれば、さらに効果的になるだろう。
他、中嶋は好調を維持どころかさらに好調になっている気がする。
林は復帰後初の公式戦だが、以前よりもさらにパスが鋭くなっている
ように思う。

あと、この試合で1人しか選手交代がなかった(しかも終盤)のは、
選手を「代えようにも代えられない試合の流れ」にあったからだと思う。
1点リードこそしたけれど、札幌が攻勢、という時間が長かったので。
同点だと点を取りにいく選手交代が躊躇なくできるだろうが、
この試合展開ではそういう交代が裏目に出る恐れもあった。
あとはできるだけ選手を長く使おう、という教育的?な意味もあったのでは。

なお、私はユースでは今の4-4-2のフォーメーションでいいと思っている。
大多数の選手はユースの後もプロ(ベルマーレに限らず)や
大学、社会人でプレーするだろうし、むしろそのことを想定すべきである。
後のサッカー人生の為に、今のサッカーで最もポピュラーなフォーメーションで
かつ周囲との連携を求められるフォーメーションで、
個々の選手がどう周囲とかかわっていくか、どこを最適の位置とするか、
ということをユースはテーマとしたらいいのではないかと思う。
(ジュニアユースだったら、個々の特徴をもっと出させたり
個々に責任感をもたせるために3-5-2がいいのではないかと思う。
実際、少なくともJY3年生は去年から3-5-2でやっている)
ただ、やはり勝負にこだわるべきところはでてくるわけで、
その時はフォーメーションを変えていくのは当然ありだと思うが、
4-4-2の時間で何ができたか?ということは今後の為に都度検証すべきだろう。


予選リーグは残り3試合。
次は10月28日14時から大和スポーツセンターで仙台と対戦。
大和駅から徒歩だし、小田急江ノ島線から見える。
目下Bグループは4チームが勝ち点4で並んでいるが、
相手の仙台にとっては次が予選リーグ3試合目と1試合消化が少ない。
この仙台戦はホームだし、勝たないと本当に厳しくなるが
札幌戦2試合での収穫と課題を糧に挑んでほしい。

今季を象徴するような逆転負け(2-4徳島)

2006-10-15 01:12:24 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2006 J2第44節  2006/10/14 14:04キックオフ 平塚競技場
湘南ベルマーレ2-4徳島ヴォルティス
【入場者数】3,229人【天候】晴 21.1℃ 44%
【主審】小川 直仁【副審】二俣 敏明/長谷 忠志
【得点】04分(湘南)アジエル(9)、40分(湘南)永里源気(3)、
56分(徳島)大島康明、65分(徳島)大島康明、
70分(徳島)小林康剛、71分(徳島)小林康剛
SH:20 -16 CK: 5 - 5 FK:26 - 16
【警告】(湘南)なし
(徳島)29分大森健作、42分辻本茂輝、59分金位漫


実は天皇杯を含めると5週連続で土日にホームで試合開催される。
昇格目指してホームで盛り上がるのにいいチャンス・・・
とはならず、この徳島戦までの4試合はいずれも好天なのに
閑古鳥が鳴き続けているここ平塚競技場・・・。
来週はホームで神奈川ダービーだが、
アウェイ側の方が観客が多くなるのではないかと危惧する。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25植村慶

30須田興輔 3田村雄三 4村山祐介 21尾亦弘友希

      15北島義生 7佐藤悠介 
10アジエル              8坂本紘司  
           
      19石原直樹 14永里源気   


SUBは
GK1伊藤友彦、DF31アマリウド、MF18池田昌広、
MF24加藤望、FW29横山聡

選手交代は
78分:21尾亦→31アマリウド
78分:8坂本→18池田昌広(3バックに移行)
82分:19石原→24加藤望


徳島のスタメンの布陣は以下の通り。

         31高橋範夫

   27辻本茂輝  4井手口純  20大森健作

      16挽地祐哉  34小野雄平 
23金位漫               11片岡功二  
         32玉乃淳

      13小林康剛  18羽地登志晃


SUBは
GK1山口篤史、DF28天羽良輔、MF2アンドレ、
FW14石田祐樹、FW10大島康明

選手交代は
45分:34小野→2アンドレ
55分:16挽地→10大島康明(3トップ気味に)
80分:27辻本→14石田祐樹(そのままCBに入り4バックに)


この試合の湘南、出だしはよかった。
前半4分、敵陣右サイド深くでアジエルがボールをもって
やや切り込んでからシュート、これがゴールとなり湘南が先制。
この直後も湘南は攻勢で、すぐにでも追加点はとれそうな
勢いだったが、それを生かしきれず。
そして時間が経つにつれて徳島も決定機を得るが
これは徳島の選手のシュートミスに湘南は救われる。
前半40分、敵陣ペナルティエリアすぐ外(やや左)で石原が
粘った後シュート、GKがはじくもそのこぼれ球を
永里がゴールへ押し込んでようやく湘南は追加点を得る。

後半10分、徳島が大島を入れてきてイヤな感じがしたのは
私だけではないだろう。湘南が3点目を逃し続けていただけに。
大島出場直後、まずは湘南側が相手の裏を突いて
永里がGKと1対1になるがそのシュートはGKに弾かれる。
そのボールはメインスタンド方向に転がったが
湘南の選手は誰もルーズボールに詰めていなかった。
悠介は左サイド(メインスタンド方向)にいたが
こぼれ球を想定していなかったのか、
ボールからやや離れた位置で立っていた。
そしてそのルーズボールを拾ったのは徳島。
徳島の選手がそのボールを敵陣深くへフィード、
そのボールが敵陣中央深くでつながって最後は大島が
ペナルティエリア外からシュートして1点を返す。

後半20分、徳島のロングボールに植村がつられて
ペナルティエリア一杯まで出てくるも
その目の前で徳島の2人の選手にボールをつながれ、
最後はファーサイドへクロスを出されて
そのボールを大島が無人のゴールへ頭で押し込んで同点。

後半25分、徳島側のロングシュートからのルーズボールが
左サイドの選手にわたり、そこからのクロスを
中央で小林に頭でシュートされて逆転を許す。
そして後半26分には後方からのロングボールの
処理を植村がミスし、そのルーズボールを
小林が無人のゴールへ足で流し込んで駄目押しの4点目を得る。

湘南側は4失点目の後にようやく動いて
3バックに移行して反攻に出るが
徳島は湘南よりは試合運びが巧いようで
(4バックになってもいた)
さすがにこの時間帯での2点のリードは失わなかった。
最初はよいよいだったが一旦いい流れを失ったら
もう取り戻せない、今季を象徴するような試合だった。
そして徳島戦2年連続で負け越すに至ってしまった。
(2年とも1勝1分2敗)しかも今年の徳島は目下最下位なんだが・・・



2-0が2-4になったこの試合の決め手となったのは、
選手では、お互いのGKとFWの差、
チーム(含む監督)では修正・状況対応能力の差、ではないか。

石原以外も止められたOR外しているのを見ると、
相手GKが不運にもよく利いていた、コースをよく消していた、といえる。
(後半、アジエルのドリブルシュートの時の飛び出しのタイミングなど)
高橋がああも出来がよくなければ、大島の1点目の前に勝負はついていた。
しかし、石原は他の試合でもよく止められている
OR外しているのを見ると、石原は決定力不足だと言い切れる。

相手は、前半は決定機で外していたが
後半大島が入って1点目を決めてからは立て続けに
決めるべきところで決めてきた。

植村は失点のシュートに対してはいずれもノーチャンスだったが
それらのシュートにつながるプレーに対しては
何かできなかっただろうか。
他、前半でもCKから自分が飛び出すときに
声を出していないせいか味方と交錯するなど
平時の際はともかくピンチの際の味方選手のコントロールに
課題があるように感じる。

あと、前の試合では後半のそう遅くない時間に
2トップを揃って交代させた菅野監督だが、
この試合では石原を替えたのは後半37分。
横山は関大戦を見る限り不調だったし、
満足な手駒がないのかもしれないけど、もっと早い時間に
(2-1とされた直後にでも)何かの手を打つべきだったのでは
ないだろうか。
まだ2点差のうちに、と後半の早いうちに
反撃の姿勢を打ち出した徳島とは対照的だった。
また徳島は後半ロングボールやロングシュートを
徹底してなりふりかまわず点をとりにいったのが
功を奏していた。


いつも以上の長文になって恐縮だが、
最後に2点。
まず1つ、キャプテン・佐藤悠介について。
ここまで出場停止の1試合を除き40試合フル出場で9得点。
流れの中からの得点の激増、右足の上達と
湘南では昨年より最も進歩した選手ではある。
しかし、キャプテンとして、チームの中心選手としてはどうか。
彼はチーム全体が好調な時は好調な流れに乗っていくが、
チームが低調な時には自分も低調で、かつ低調な流れを変えられない。
今年の実績があれば彼はもっといいチームから引っ張られるかもしれない。
でも今の彼が「中心選手」として引っ張られるのか。
サイドで「使われる」選手としてでしか請われないのではないか。
彼は来年30歳。中心選手たりえないと存在価値は薄れる。
他チームでも中心選手として活躍したいなら、
もっと頑張りをみせてほしい。
「苦手な右足」をあれだけ上達させた悠介なら、
チームを引っ張る、支えるという意識があればもっとできるのではないか。


もう1点はスタンドの雰囲気について。
メインスタンドにいた関大戦の時には強く感じたが、
ヤジ(特に湘南側への)がどんどんとげとげしくなっている。
「○○~、XXしろやコラッ」という感じで。愛がないというか。
もはやサポーターではなくタチの悪い客だよ、これじゃ。
他にも審判への野次(本人は忠告のつもりだろうが)とか、
他のサポーターが聞いてより不快になるものが絶えない。
私自身も徳島戦でアンフェアな相手選手に向かって極めて汚い言葉を
吐いてしまったので、自省すべきところではあるのだが。
選手・チームがふがいないのだから雰囲気が悪くなるのは
やむを得ないが、必要以上に悪くすることはないのではないだろうか。
特にここをご覧になってくださっている方には
率先して自省、改善をお願いしたい。
でないと・・・雰囲気がさらに悪くなって、
選手とさらに心の距離が離れたり
スタンドの人の数がさらに減ってイヤな思いするの、俺ら自身でしょ。

天皇杯・4回戦以降の日程が決定

2006-10-12 01:06:34 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
11日昼、第86回天皇杯の4回戦以降の組み合わせ・日程が
発表になった。

4回戦:11/4(土)13時~ 万博 対ガンバ
5回戦:12/9(土)13時~ ユニバ 対広島ORセレッソ
※広島対セレッソの勝者がJ入替戦に出場の場合は
16日(土)に延期
準々決勝:12/23(祝)15時~ ユニバ
準決勝:12/29(金) 13時~静岡 もしくは 15時~国立
決勝:1/1(祝) 14時~ 国立

ベルマーレからみて、ガンバ戦はJのチームでは最も
久しい公式戦となる。(99年8月14日 J1-2ND第2節以来)
これから7年、お互いに大きく変わったものだ。
万博も少し変わり、以前芝生席だったゴール裏は
中央部とメインスタンド寄りが立見、バックスタンド寄りが
イス席になった。
7年前は2桁順位だったガンバは
昨年のJ1王者、今年も目下優勝争い中で
天皇杯での対J1の初戦としてはこれまでで最も厳しい相手。
ただ、お互いに天皇杯まではリーグ戦を消化するし、
今のところは、これだけ記しておくにとどめておく。