クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

今年初の「ベルマーレ色の土日」~新年会など~

2007-01-29 00:04:47 | 湘南ベルマーレ(その他)
土曜夜には、EFS主催の新年会が平塚駅西口近くの「甘太郎」で開催された。
参加人数は60人前後。ほとんどの方が今年初対面。

12月、1月のクラブの戦力補強などがあり、日程も発表され、かつ秋に始まるFリーグのこともあり、明るい話題が多かったように思う。
A-LINE社製の青・黄緑半々のユニフォームについては、賛否両論となるのかな。
カッコいいけど、昨年の「青に染めよう」運動(最終戦ではクラブも呼びかけた)はどうなるんだ、クラブのファーストカラーは何、という意見も。
ユニフォームの色は今年はもはや変えられないとはいえ、色使いを今までと大きく変えた以上はクラブからそのコンセプト・経緯が出されてもいいのではないか、と思う。
黄緑なしの青一色はあまりに特色がないのも確か。
青・黄緑半々ではなく、青地に黄緑の太い縦ストライプを左胸にかかるように入れる、とかなら今のファーストカラー(青)を明確にしながらベルマーレの伝統・特色(黄緑)も出せるのではないか。といっても今年はもう遅いけど・・・・・

チーム(現場)は変わろうとしているが、そのためにはフロントやサポーターの意識も変わらないとね。
まずワンダーランドでどれだけ本気度を示せるか。また、平塚競技場の景色がどれだけ変わるか。
私も微力ながら今年やろうと思っていることは2,3あります。

木・金・土と3日連続で飲み会という厳しい週(しかも仕事もきつい週)のツケがまわり、土曜昼の将棋は久しぶりの全敗。
比較的土日の時間が空いている時期とはいえ、体調が整っている時に行かないとダメだな、と改めて実感。

そして日曜日は今年初のユース観戦。昨日の帰りが終電1本前だったこともあり、起きるのが予定よりも30分遅かったので、やむなく行きは高速を利用。
予定より開始時間は早かったが、その分終わる時間も早く、給料日後最初の日曜の夕方であるにもかかわらず「笑点」が見れる時間に帰宅。これはけっこう久しぶりだね。
でも、3連続飲み会+今週の仕事の疲れは今月一番で、このブログの記事を書いている間はけっこう疲れを感じていた。
昨シーズン中、土曜=トップチーム観戦、日曜=ユース観戦など、ということをよくやっていたが、今年はどれだけできるんだろうか。年齢とともに体力が落ちるのはやむなしだが・・・
今年は前の記事にあるとおり、いろいろ控えているので昨年ほどにはサッカーにお金を使えませんが、その範囲で頑張っていきたいと思います。

2007J2リーグ日程発表!

2007-01-28 22:51:11 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
去る25日(木)夕方、ついに2007Jリーグの日程が発表された。
ここでの記載が遅くなって恐縮だが、湘南の日程は以下の通りとなった。
なお、8月以降の試合の開始時間、会場は6月?に発表。


第1節 3月3日(土) 13:00 湘南 -仙台 平塚(H)
第2節 3月11日(日) 13:00 対京都 - 湘南 西京極(C)
第3節 3月18日(日) 13:00 湘南 - C大阪 平塚(H)
第4節 3月21日(祝) 16:00 札幌 - 湘南 札幌ド(D)
第5節 3月25日(日) 16:00 湘南 - 愛媛 平塚(H)
第6節 3月31日(土) 13:00 草津 - 湘南 群馬陸(B)

第7節 4月8日(日) 13:00 湘南 - 徳島 平塚(H)
第8節 4月11日(水) - 試合なし -
第9節 4月15日(日) 13:00 湘南 - 東京V 平塚(H)
第10節 4月22日(日) 13:00 鳥栖 - 湘南 鳥栖(D)
第11節 4月25日(水) 19:00 水戸 - 湘南 笠松(B')
第12節 4月29日(日) 19:00 湘南 - 山形 平塚 (H)

第13節 5月3日(祝) 13:00 福岡 - 湘南 博多球(D)
第14節 5月6日(日) 16:00 湘南 - 草津 平塚(H)
第15節 5月12日(土) 13:00 愛媛 - 湘南 愛媛陸(D)
第16節 5月20日(日) 13:00 東京V - 湘南 国立 (A)
第17節 5月23日(水) 19:00 湘南 - 札幌 平塚 (H')
第18節 5月27日(日) 16:00 C大阪 - 湘南 長居2(C)

第19節 6月2日(土) 16:00 仙台 - 湘南 ユアスタ(C)
第20節 6月10日(日) 13:00 湘南 - 水戸 平塚(H)
第21節 6月13日(水) - 試合なし -
第22節 6月17日(日)13:00 湘南 - 鳥栖 平塚(H)
第23節 6月23日(土) 16:00 徳島 - 湘南 鳴門(D)
第24節 6月27日(水) 19:00 湘南 - 京都 平塚(H')
第25節 6月30日(土) 19:00 山形 - 湘南 山形県(C)

第26節 7月7日(土) 19:00 湘南 - 福岡 平塚(H)
第27節 7月11日(水) 19:00 水戸 - 湘南 笠松(B')
第28節 7月14日(土) 19:00 草津 - 湘南 群馬陸(B)
第29節 7月21日(土) 19:00 湘南 - 愛媛 平塚(H)
第30節 7月25日(水) 19:00 京都 - 湘南 西京極(C')
第31節 7月28日(土) 19:00 湘南 - 徳島 平塚(H)

第32節 8月6日(月) 鳥栖 - 湘南 (D')
第33節 8月11日(土) - 試合なし -
第34節 8月16日(木) 湘南 - C大阪 (H')
第35節 8月19日(日) 札幌 - 湘南 (D)
第36節 8月25日(土) 湘南 - 仙台 (H)
第37節 8月30日(木) 福岡 - 湘南 (D')

第38節 9月2日(日) 湘南 - 山形 (H)
第39節 9月10日(月)湘南 - 東京V (H')
第40節 9月15日(土)徳島 - 湘南(D)
第41節 9月22日(土)湘南 - 札幌 (H)
第42節 9月26日(水)C大阪 - 湘南(C')
第43節 9月29日(土)湘南 - 京都 (H)

(10月7日(日)? 天皇杯3回戦?)
第44節 10月10日(水)湘南 - 鳥栖 (H')
第45節 10月13日(土)東京V - 湘南 (A)
第46節 10月20日(土) - 試合なし -
第47節 10月24日(水)湘南 - 水戸 (H')
第48節 10月28日(日)山形 - 湘南 (C)

(11月4日(日)? 天皇杯4回戦?)
第49節 11月11日(日)湘南 - 草津 (H)
第50節 11月18日(日)仙台 - 湘南 (C)
第51節 11月25日(日)湘南 - 福岡 (H)
第52節 12月1日(土) 愛媛 - 湘南 (D)



上記それぞれのカードの後ろに()内にH、A、などと記しているのは試合開催地・曜日の違いを簡単に示すため。
H=ホーム、A=1都3県、B=北関東、C=東北・関西、D=北海道・四国・九州で「’」は平日開催を示す。
今季は、通期でみると
H=18、H’=6、A=2、B=2、B’=2、
C=6、C’=2、D=8、D’=2(アウェイ全体では土日祝18、平日6)。
ちなみに昨季は
H=18、H’=6、A=5、A=1、B=2、B’=2、
C=5、C’=1、D=7、D’=1(アウェイ全体では土日祝19、平日5)で
ホームの土日祝:平日開催の割合は同じだが
近くのアウェイが減り、遠方アウェイ(特に平日開催)が増えるに至った。

月別にみると
3月(6試合)・・・H=3、B=1、C=1、D=1
4月(5試合)・・・H=3、B=1、D=1
5月(6試合)・・・H=1、H’=1、A=1、C=1、D=2
6月(6試合)・・・H=2、H’=1、C’=2、D=1
7月(6試合)・・・H=3、B=1、B’=1、D=1
8月(5試合)・・・H=1、H’=1、D=1、D’=2
9月(6試合)・・・H=3、H’=1、C’=1、D=1
10月(4試合)・・・H’=2、A=1、C=1
11・12月(4試合)・・・H=2、C=1、D=1


今季も13チームによるリーグ戦のため、1節ずつ試合のないチームがある。
湘南は第1・第2クールで試合がないのはいずれも水曜日の節で
それゆえに3月第1週から8月第1週まで「23週連続」で試合があることになった。
この間、「土日・水木・土日」の3連戦が7回、5連戦もGWの時期に1回あり、
シーズンがはじまると当分の間は2,3日連続のオフもないだろうし、修正・再構築のための時期もないだろうから
スタートダッシュ、そして開幕にピークをあわせた反動がくるであろう5月のしのぎ方が重要となろう。
また、「土日=ホーム、水木=アウェイ、土日=ホーム」の時の水木のアウェイへの挑み方もその時々で変わってくるべきではないか。


年間で合計48試合、アウェイも24試合もあるのだから、サポーターの参戦も大変だ。
どうやって安く行くか、どこの観戦を諦めるべきか・・・という現実的な話も先日のEFS新年会でよく出ていた。

ちなみに、青春18きっぷが使える時期のアウェイは3月の西京極と群馬陸。
群馬陸は今回が初のデーゲームで、都内からでも18きっぷ利用(5回分11,500円を5人で分け合う)が安い。
3月の西京極には、行き=ムーンライトながら、
帰り=1600京都発→米原・豊橋・静岡・熱海乗換→009品川着で
18きっぷ1回分+指定券等で1人4,000円以下でいける。ただ、私は西京極には私用でいけないのだが・・・
あと、JALのバーゲンフェア適用期間に当てはまるのが、
6月までだと4/22鳥栖、5/12愛媛、5/27長居2、6/23鳴門とうまくあたってくれた。
ちなみに、既に3/21札幌ドへの往復の航空券は予約済みです。これが初の札幌ド参戦となりそう。

あと、今回は6月までのホームゲームの多くが日曜開催となっている。
それゆえ、ユースの公式戦の開催日時とかぶる可能性が高い。
昨年はプリンスリーグを見れなかったのは1試合だけだったが、今年はどうなるか。

07/01/28 練習試合 対三菱養和(産能大G)

2007-01-28 21:33:55 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
今年初のユース観戦は、1月最後の練習試合である三菱養和戦。
昨年11月の県CY・OSA戦(実質的には新体制のスタート)以来の観戦である。
昨年10月に人工芝化・クラブハウス整備が完了して産能大サッカー部とベルマーレユースが共用するようになった産能大・第二グラウンドへ行くのは今回が初めて。
この練習試合の間ずっと産能大サッカー部のメンバー数人がピッチのすぐ外で自主練習?をしていて、その中は秋元亮(元ベルマーレユースで現在産能大1年生)もいた。久しぶりに彼を見たね。
産能大は現在県リーグ1部。鳥飼さんがコーチになったり、新監督を迎えたりで今年が勝負なのかもしれない。


R246の厚木以西を走るのは実は初めてで、東名厚木ICからR246へ直接行ける道があることすら知らずに一度厚木市街に入ってからR246へ

入る始末。
伊勢原市街でR246から右折して大山方面へ入るが、大山への道って狭いんだね・・・
大山への道を石倉のT字路で右折するところまではいいが(バスだと石倉下車)、
そこからがわかりづらい。産能大正門方向への道に右折「しない」で、
その少し先で左折して細い道を進んでいくと産能大・第二グラウンドへ辿り着く。
伊勢原市街からだと車で15分前後。私の住処からだと東名利用で1時間半以上。
(私も道を尋ねないとわからなかった)バス停からだと徒歩10分以上はかかる。

また、コンビニもすぐ近くにはない(自販機はクラブハウスにある)ので、
飲食物等は伊勢原市街で予め買う必要あり。観戦者用駐車場は20台分くらいしかない。
アクセスにしても物資調達にしても大神の時のようにはいかないのは事実だが、
産能大のご厚意でJFA公認ロングパイル人工芝と2階建ての立派なクラブハウスが
産能大サッカー部そしてベルマーレユースのためにできたのもまた確かである。
ちなみに、試合の後、ベルマーレユース用のマイクロバスで三菱養和の選手を伊勢原駅まで送っていた。
確かに路線バスは本数が少ないし、山のシーズンにはとても混むであろうから、
送迎やクラブハウスといったサービスをつけて、練習試合の相手を遠方ながらもホームに呼び込んでいる様子である。


なお、この練習試合、公式サイトの練習予定では「13時開始」となっていたが、
実際には12時開始だったようで、私が到着した時には1本目の途中、開始後15分頃だった。
この練習試合、35分×3本で行われた。
但し、記載の時間は途中から観戦したことやキックオフの時間をそんなに厳密に把握していなかったので凡その目安程度。
対戦した三菱養和は4-4-2の布陣で、背番号20番台以上の選手がメインで
こちらも現1、2年生中心の様子。ユニフォームはやはり赤色のナイキだが
浦和用のデザインというよりは「専修大の2NDユニフォーム(こちらも赤のナイキ)」と同じ色・デザインに見えた。


1本目のベルマーレユースの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。()内は今の学年。


          1内山賢斗(2)

13澤田勇人(2) 22伊藤義恭(1)  5阿部悠紀(2)  6鎌田翔雅(2)


        15曽我洋右(1) 17天野勇太(1)
11露木一匡(2)                30安藤潤哉(1)


       23古林将太(中3) 26齋藤聖也(1)

途中交代はなし。


2本目のベルマーレユースの布陣は以下の通り。

           1内山賢斗(2)

20崔善満(2) 22伊藤義恭(1)  25坪井港(1)  6鎌田翔雅(2)


       17天野勇太(1) 28よしのじゅんき(中3)

13澤田勇人(2)               15曽我洋右(1)


       32鶴見正樹(中3) 26齋藤聖也(1)


途中交代は
20分頃 1内山→21北神慎太郎(1)
20分頃 26齋藤→33亀井直(1)
20分頃 25坪井→19井上雄貴(中3)
25分頃 13澤田→23古林将太(中3)



3本目のベルマーレユースの布陣は以下の通り。

           21北神慎太郎(1)

20崔善満(2) 19井上雄貴(中3)  25坪井港(1)  30安藤潤哉(1)


       33亀井直(1)   17天野勇太(1) 

28よしのじゅんき(中3)           23古林将太(中3)


       32鶴見正樹(中3) 14西野嵩志(2)


途中交代は
15分頃 23古林→26齋藤聖也(1)
20分頃 21北神→29松本健太郎(1)


キャプテンマークは鎌田がつける。
ケガをしてこの試合に出場していない選手も何人かいた。
新1年生(現中3)は、受験を控えたメンバーを中心にまだ不参加が多い。
背番号-選手の対応は、昨年11月のJユース・仙台戦の時とOSA戦の時とが混ざっているが、いずれにせよ(引退した3年生がつけていた)2・3・4・7などが今は欠番の状態とみていい。
よって、4月開幕のプリンスリーグの時までのどこかのタイミングで背番号-選手の対応は少なからず変わることになりそうだ。

得失点経過は
1本目(1-0)
20分頃 23古林 浮き球のスルーパスを受けてGKとの1対1を決める
2本目(1-0)
10分頃 17天野 敵陣中央浅い位置からの長いFKをゴール前で天野がフリーのバックヘッドで押し込む
3本目(1-2)
7分頃 失点 左サイドでゴール前まで持ち込まれて、かつ切り返された後にシュートされる
25分頃 失点 右サイドから侵入された後のマイナスのクロスをファーサイドで押し込まれる
28分頃 14西野 グラウンダーのスルーパスを受けてGKとの1対1を決める


この日のベルマーレユースの出来は悪くないとは思うが
(特に今までと見違えるような働きの選手がいた)
相手の出来次第のところもあると思うし、何よりプリンスリーグ開幕はまだ先なので
この先も調子のよしあし、チームの仕上がりぐあいをウォッチしていきたいところ。


公式サイトの練習予定にあるとおり、
2月には、Jクラブユースとの練習試合がいくつも組まれている。
4日(日)が三保で清水戦、11日(日)がトヨタで名古屋戦、
17日(土)が14時から産能大Gで横浜戦。
恒例だった地区選抜研修会が今年はないが、これらの練習試合のうち1つは
見に行ってみたいと思っている。

ベルマーレJY、JFA PREMIER CUP関東大会へ進出!

2007-01-28 18:32:06 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
1月は忙しかったりいろいろで記事が少なくて大変恐縮。

JFA PREMIER CUP 2007の神奈川県大会決勝は1月27日(土)10時から
馬入ふれあい公園サッカー場(人工芝)で行われ、
湘南ベルマーレJYが1-0でヴェルディSS相模原JYを破って2年連続での関東大会出場を決めた。

対象年代が1993年1月1日生まれ以降(中2の早生まれと中1)とはいえ、県内の中学・クラブの全チームが参加して関東へのわずか1枠を争うこの大会は、関東・全国へ出るという観点からは中学年代の大会の中で一番難しいといえる。
その大会を予選リーグ3試合・決勝トーナメント5試合を無失点かつ全勝(PK戦なし)で勝ち抜いたのは、見事な結果である。しかも県大会優勝は2年連続である。

但し、この大会は昨年から中学生になった選手たちにとっては実質的には初めての大きな大会。(決して最後、ゴールではないだろう)
無失点とはいっても、例えば準決勝のように決定的な同点の機会を許すこともあったのも確か。
それに、残念ながらこの大会で敗れてしまったチームの選手たちはこの先の大会でこの大会での悔しい思いを胸に挑んでくるであろうし、
中高生年代は(将棋でもそうなのだが)努力や発想次第でどんどん伸びていくので、
この結果に浮かれ「すぎる」ことなく、まずは関東大会、そしてさらにその先も努めていってほしいと思う。

昨年と同じ通りだと、という前提ではあるが、
関東大会は各都県(山梨を含む)の各代表1チーム(計8チーム)で
3月上~中旬に行われて、全国大会への2枠(元々の1枠+前回優勝枠の1枠)を争う。
昨年は関東大会に見にいけなかったので、今年こそは行きたい、と思っている。
彼らがさらなる激戦区・関東の中でどれだけできるか、楽しみである。
(神奈川県も激戦だが、千葉・東京・埼玉など他の県も激戦であろうし)

チームは只今沖縄キャンプ中

2007-01-22 00:19:24 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
さて、チームは17日から25日まで沖縄・恩納村でキャンプ中です。
私の知っているサポーターも少なくとも2人現地へ赴いたようです。
遠方にもかかわらず、いや、(Jではいけない)沖縄だからか、
はともかくとしても、
それにしてもよくまあ沖縄まで・・・すごい。
彼らの今季にかける意気込みは感じるね。


チームが開幕にピークをもってこようとしているのは、
クラカンでの発言やこのスケジュールからしても明白。
あとは・・・今のところは開幕というか3月に無事ピークをもってこれるよう祈るのみ。


なお、出発前日の16日夜には、TVKの「ニュース930」に菅野監督がスタジオ生出演。
私もほんの少しだけど見ることができた。
最近はTVKですらベルマーレの映像がでてくることが滅多にないように感じるので、
4夜連続の企画(県内J監督が日替わりで登場)とはいえ貴重な機会であった。
年末に、いい方面の話題で再び菅野監督が登場できるように。

2007シーズン始動間もない専修大サッカー部

2007-01-22 00:02:04 | サッカー(その他)
21日(日)、まずは隣の市にある専修大学(生田キャンパス)へ向かう。
専修大サッカー部のホームページを見ると この日は
「Aチーム 10:00~ 対川崎U-18」となっていて、
昨年11月のリーグ最終戦の時には見れなかった鈴木嵩之のプレーを見れるかな、と思ったからである。
隣の市ではあるけど、後に追浜まで行くので車で向かう。
隣の市にあるから、気軽にいける、というのはあるね。車だと20分かからないし。
生田付近は山で、駐車場の心配をしたが専修大の正門近くに駐車場があって何より。

10時5分すぎに到着すると・・・
カワサキの姿はなし。またもやられたか(爆)
何しろ、9月に練習を見に来たときにはAチームは急遽オフになっていたし。
私が到着した時はBチームの練習が終わったところだった。
その後にAチームが練習開始。よかった、練習は見れるようで。
そしてAチーム内で紅白戦開始。
昨年リーグ戦を3試合見たので、リーグ戦に出ていて私の印象に残った
1年生の名前と姿はだいたい覚えてしまった。
と、いっても嵩之のほかはまだ2,3人だけどね。

専修大の今シーズンはまだはじまったばかりで、この日の紅白戦も15分ハーフ。
リーグ戦(関東2部)開幕は4月と思われる。
やはり関東1部は大学サッカーでは華やかな世界。
その世界への再挑戦目指して、そこまでに調子を上げていってほしいな、と思う。

JFA PREMIER CUP2007 県大会準決勝 ~決勝はベルマーレ対ヴェルディ相模原に~

2007-01-21 23:10:09 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
21日午後、JFA PREMIER CUP(旧NIKE PREMIER CUP)の
神奈川県大会準決勝を見るために
追浜グラウンド(人工芝)へ赴いた。
隣の市にお住まいの横浜サポーターの方を誘って車でいく。
なお、出場資格は1993年1月1日以降生まれ(現中1と中2の早生まれ)の選手。
皆さんが生まれたのは私(1974年生まれ)が大学受験していた頃ですね、
年月が流れるのは速いもんです。
試合は25分ハーフ、それで決着つかない場合はPKで決着をつける。


第1試合 湘南ベルマーレJY対横浜FC鶴見JY
(15時開始)
ベルマーレのこの年代の選手の試合は初めて見る。
父兄の方も10人以上は見に来ていらした。
やはりドリブルで相手に向かって抜いていこうとする選手が多くていいね。
サイドだけでなく中盤の真ん中でもそういう選手がいる。
前半、左サイドを崩した後のシュートがファーサイドへ抜けたが
そのボールをつないで最後はボランチの選手がループシュートして先制。
後半にこぼれ球をFWの選手が押し込んで追加点を得る。
鶴見は前半に一度だけGKと1対1の決定機を得たがGKをかわそうとしたボールが
前に流れてしまい得点には至らなかった。
試合は2-0でベルマーレが完勝。


第2試合 ヴェルディSS相模原JY対横浜F・マリノスJY(新子安)
(16時10分開始。海に近く、日が暮れたこの地はとても寒かった)
2チームとも、決勝Tでここまで無失点。
ボールは新子安が圧倒的に支配し、決定的なシーンを何度もつくるものの
シュートがバー、ポストにあたること5回以上。
ただ、決して相模原が何もしなかったわけではなく、
明らかに相手より速くボールの落下点・こぼれ先へ走りこんでクリアし、
ドリブルに対しても(何度かは抜かれるものの)ボールカットを何度も成功させて
危険地帯からボールを幾度となく遠ざけていっていたのも確かである。
また、新子安が焦りからか終盤ボールコントロールが粗くなっていったときは
そのボールを奪ってカウンターを仕掛けていき、うち一度で決定機も得た。
前線の選手がボールをもった時に相手に向かう姿勢は、ヴェルディを名乗るだけのものを感じさせる。
(といっても、確か相模原のシュートはその1本、CKはゼロで
新子安のGKがボールに触ったのはシュートのセーブとクリア1回くらい)

思いのほかといっては失礼だが白熱したこの試合は
結局25分ハーフでは0-0のまま決着つかず。
タイムアップの瞬間、相模原のメンバーからは歓声がおこったほどで
それだけ狙い通りだったのかもしれない。
そして勝ち上がりはPKの結果次第。
先に蹴る相模原は7人目まで全員成功させた一方、
新子安は7人目がボールをポストにあててしまって失敗。
0-0(7PK6)でなんとヴェルディ相模原が決勝へ勝ち上がった。

JYの年代の試合(特に県の決勝Tや関東)では、
ユースと比べて点差がつかない試合が多いように感じるが、
それは、試合時間が(まだ)短く、かつゴールマウスが(GKの身長が伸びるがゆえに)小さく感じる
この年代での大会特有のものもあるのかな、とか思った次第。


決勝は1月27日(土)10:00から馬入(人工芝)で開催される。
カードはベルマーレ対ヴェルディ相模原。
その勝者のみが関東大会へ出場する。
ベルマーレJYにはぜひ関東へ進出してほしいところ。
来週の彼らの奮闘と幸運を祈りたい。

大学サッカーの頂点を争う試合(インカレ決勝・早稲田1-6駒澤)

2007-01-15 00:18:38 | サッカー(その他)
平成18年度 第55回全日本サッカー選手権大会 決勝
2007/01/14 14:00開始 東京・国立競技場
早稲田大学(関東)1-6駒澤大学(関東)
(駒澤は3年連続6度目の優勝)
【入場者数】10,607人【天候】晴 ?.?℃ ?%
【主審】扇谷健司【副審】山口博司/相楽亨
【得点】06分(駒澤)9巻佑樹、34分(駒澤)9巻佑樹、46分(駒澤)18小林竜樹、51分(早稲田)10兵藤慎剛、67分(駒澤)オウンゴール、78分(駒澤)14竹内優、85分(駒澤)14竹内優
SH:? -? CK: ? -? FK:? -?
【警告】(駒澤)9分頃八角剛史、58分頃廣井友信


高校選手権、女子選手権等 だいたいの選手権の決勝(首都圏開催のもの)は
一度は生で見たことがあるが、インカレ(大学選手権の通称)は今まで一度も見たことがなかった。
それで、一度は行ってみようということにした。
そして、この大学選手権決勝は、2006年度日本サッカー界の最後の試合になる、といっていい。

スタンドはTV映りを考えてかバックスタンド下層のみの開放だが、招待券配布しすぎ&好カードゆえか
ゴール裏も前半途中から一部開けるに至った。
ただ、表彰式を行うメインスタンド中央がガラガラだったのは果たしていいことか。
テレビ映りよりももっと優先すべきことがあると思うのだが。
選手入場後には両校の校歌が流れる(高校選手権と違ってインカレでは全試合で流れる)が、
早稲田の校歌「都の西北」は久しぶりに生で聞いた。



早稲田(海老茶のユニ)のスタメンの布陣は以下の通り。
(上がGK、下がFW。名前の後の()内は学年)


         16伊藤拓真(2)

  12横山知伸(3) 4金守貴紀(3) 13中川裕平(1)

      7鈴木修人(3)  2塗師亮(2) 
17松本怜(1)              8山本脩斗(3)
          10兵藤慎剛(3)  
           
     9渡邉千真(2)   11松橋優(4) 


選手交代は
68分頃 17松本→14首藤豪(3)
72分頃 2塗師→19前田亮(3)
78分頃 8山本→15中島健太(3)


ベルマーレに加入するDF3山口貴弘(4)は警告累積で出場停止。
ただ、「湘南入団歓迎!山口貴弘!!」の横断幕がかかっていた。
甲府に加入するGK時久省吾(4)はケガからか大会登録メンバーすら外れている。
以上の事情があるとはいえ、4年生は松橋1人しか試合に出場しない、という格好になった。
大榎克己氏が監督に就任したのは2004年、4年生の入学当時は大榎氏が就任して本格的強化が始まる前
(当時はなんと都リーグ1部)だったことが、今試合に出ている4年生の少なさにつながっているのかもしれない。
試合出場メンバーの出身チーム(高校)でみると、
国見から松橋、兵藤、渡邉と1学年1人ずつ主要メンバーが加入しているのが目立つ。



駒澤(白のユニ)のスタメンの布陣は以下の通り。
(上がGK、下がFW。名前の後の()内は学年)


           1三栗寛士(4)

13塚本泰史(3) 5廣井友信(4) 2阿部琢久哉(4) 3筑城和人(4)

           4菊地光将(3)
  18小林竜樹(3)           15田谷高浩(3)
           6八角剛史(3)

       9巻佑樹(4)    10原一樹(4)  

選手交代は
77分頃 18小林→14竹内優(3)
77分頃 10原→24鈴木寿毅(2)

試合出場メンバーの出身チーム(高校)の県をみると
茨城(鹿島Yなど)3人、千葉(市船など)3人、埼玉(浦和東など)3人、
群馬(前橋育英)2人などが目立ち、地元東京からはわずか1人。
早大とは対照的に、3年生、4年生でスタメンを構成する。


試合は駒澤の完勝。
決勝ということもあってか、両チームともタテに急ぐサッカーに偏りがちだったように思うが、
セットプレーで駒澤が前半から2得点した(早稲田が2失点許した)こと、さらに後半開始早々にも
早稲田が失点したことで試合の大勢は決まったし、かつ試合の流れを取り戻すだけのことを早稲田はできなかった。
早稲田は守備陣があまりに不安定。前の3人のスピードを生かそうとしていたように見えたが、
渡邉はボールのキープもできず、かつボールも持ち込めず、試合から消えていた。
駒澤は守備陣が堅く、両サイドで圧倒し、前線もボールキープやチェイシングをこなしながら得点を取った。
チーム全体でも運動量は終盤でも落ちなかった。
巻は・・・やはり兄貴(巻誠一郎)と同じプレースタイルだね。
駒澤は、大学サッカーの典型的なチームともいえそう。
中盤で卓越した選手(特にテクニシャン)はあまり出てこない傾向にありそうだが、
前線や守備陣をはじめ、チームのために身体を張れる選手は揃っている。


今回の両者の差は下級生中心の早稲田と上級生中心の駒澤の差、ともいえるが、
駒澤はインカレ3連覇。ほんとに選手層が厚いんだと思う。
この駒澤を関東で、全国で倒すのはほんとに難しいことなんだな、と思う。
来シーズン、ベルマーレユース出身者のうち何人かが関東リーグ1部所属の大学にいることになるが、
公式戦に出ることのみならず、大学サッカー界の頂点を極めるためには何が必要か、も見据えながら頑張ってほしいな、と思う。

斉藤、財津がレンタルで加入して選手は31人に そして、ついにチームは始動!さらに・・・

2007-01-13 00:07:44 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
下記1~4は選手、スタッフの加入の動き。

1.清水から斉藤俊秀がレンタルで加入(1月9日発表)
斉藤俊秀(さいとう・としひで)・・・1973年4月20日生まれ、182センチ74キロ。
清水生まれ、清水FC、清水東高、エスパルスと
早稲田大在学時を除いてずっと清水一筋だった彼が湘南へやってくることになった。
しかもA代表19試合、フランスW杯の時にメンバー22人に入っていた(背番号16)。
クラカンの時に大倉強化部長が「元日本代表DF3人に声をかけている」と言っていたが、
その活動自体は見事に実を結んだ。
ジャーンに続くDF陣での補強、今年こそ結果の面で実を結ぶか。
そして田村、松本、村山に刺激となるか。


2.清水から財津俊一郎がレンタルで加入(1月9日発表)
財津俊一郎(ざいつ・しゅんいちろう)・・・1987年1月23日生まれ、173センチ65キロ。
福岡県出身、東海大五高→清水。年代別代表には何度も選ばれていたようだ。
清水時代はFW登録だったようだが、湘南ではDF登録。
体格からして、SB(特に右)のポジション争いに挑むこととなりそう。


3.佐川印刷の小笠原唯史コーチが加入(1月7日発表)
小笠原唯史(おがさはら・ただし)さんは1969年9月12日生まれ。
西宇治高校→大谷大学を卒業後、指導者畑に入って2000年から佐川印刷のコーチに。
それまでずっと京都にいらした方だが、このたび湘南の地にやってきた。

4.愛媛の小原光城が湘南の強化部主務に就任(1月10日発表)
小原光城(おばら・みつしろ)・・・1976年8月16日生まれ、神奈川県出身。
創価高→創価大→水戸→愛媛。
JFL時代の愛媛では主力の1人で、天皇杯の湘南対愛媛でも出場していたようだ。
とはいえ具体的なイメージなし・・・
昨年12月のクラカンで「強化部を増員させる」とクラブ側が明言していたが、
それは彼のことだったようだ。


そして、2007シーズンの選手とその背番号は以下の通りとなった。(1月10日発表)
( )内は2006年第3クール終了後の選手登録締め切り時の人数からの動き。
トータルでは、30人から1人増の31人。
結果として、契約満了選手と悠介以外の移籍流出はなかった。
※は新加入・昇格選手。△はレンタルから復帰。
(1/12日更新:川股が追加になりDFは11人、トータルで32人)

GK(4人→4人)
1伊藤友、16植村、27濱崎、※25金永基
DF(10人→10人)
4村山、6田村、17冨山、21尾亦、22松本、
※2斉藤、※3ジャーン、※18財津、※29鈴木伸、※30山口、
※34川股
MF(10人→10人)
8坂本、10アジエル、15北島、24加藤、26鶴見、
28中町、△5中里、※13鈴木将、※31猪狩、※33林
FW(6人→7人)
9梅田、11石原、14永里、19外池、23森谷、※20原、△32柿本

7番は今のところ欠番、12番はサポーターズナンバー。
昨年から在籍している選手で背番号が変わったのは
植村(25→16)、田村(3→6)、外池(6→19)、石原(19→11)の4人。
外池は登録ポジションも変更(DF→FW)になった。

正直なところ、31人という人数はこのクラブの規模から考えて
少し多いのではないか、シーズン開始の時ならば28~29人が適正ではないか、と感じる。
とはいえお金の面もクリアさせて(るんですよね)人数を増やした以上、
「チームの中に(サテライトという)チームがある」という状態に戻らないように切に願う。

あと、高田哲也・2006年トップチームコーチが今年はコーチから外れている。
彼が今年どのような仕事をするのか・・・興味深い。



さて、11日深夜0時過ぎの数分間、テレビ東京の「スポーツ魂」で
ベルマーレの始動日(10日)の練習の風景の映像が流れた。
まずは浅野ヘッドコーチに密着。都内の自宅から離れて単身赴任とのことだ。
そして平塚の海岸で、砂浜を走ったり、ビーチバレーをしたりと軽めのメニューだったようだ。
浅野ヘッドコーチが当番組のコメンテーターの1人だったことが縁で
最近では珍しく地上波でベルマーレが取り上げられた格好。
これからはシーズン中、いい成績を残すことでもっと取り上げられるようになってほしい。
ましてや今年はJ2も土日分催が多くなりそうだし、結果が伴えば露出度は上がりそう。

(1/12夜追記)
12日、クラブからDF川股の加入が発表された。
川股 要佑(かわまた・ようすけ)・・・1985年12月14日生まれ。
ヴェルディJY→ヴェルディユース→アルテ高崎。

これで32人になった。DFは11人になった。
今、決め手に欠けるポジションであり、かつ湘南のサッカー界での今の位置づけでは「決定的な」選手をなかなか獲れないがゆえに「数集めて競争させて」という方法をとらざるを得ないのだと推測する。
当の選手たちにとっては厳しい競争だろう。特に、冨山、村山にとっては相当な試練だろう。何ヵ月後か半年後かはわからないが、その競争に生き残れなかった場合のことを考えると・・・正真正銘のサバイバルになりそうに思う。

盛岡商・そして岩手県勢が初の優勝(高校選手権決勝・盛岡商2-1作陽)

2007-01-08 22:32:59 | サッカー(その他)
第85回全国高校サッカー選手権大会 決勝
2007/01/08 14:05開始 東京・国立競技場
県立盛岡商業高校(岩手)2-1作陽高校(岡山)
【入場者数】35,939人【天候】晴 10.7℃ 23%
【主審】家本政明【副審】中井恒/名木利幸
【得点】56分(作陽)桑元剛、71分(盛商)林勇介、85分(盛商)千葉真太朗
SH:10 -12 CK: 0 -2 FK:16 -24
【警告】(作陽)63分堀谷順平
※試合は45分ハーフ、決着つかない場合は10分ハーフの延長戦、
後にPK戦。


6日の準決勝は大雨に見舞われたが、この日は晴れ。
気温は10度に達したが、風は冷たい。
この日の国立はほぼ満員。サッカーでは決して全国的に有名な高校同士の対戦でも
これだけ集まったのは、驚きである。
バックスタンドの応援席は、盛商側のほうがぎっしり埋まっていて
作陽側は空席が目だった。


盛商のスタメンの布陣は以下の通り。
(上がGK、下がFW。名前の後の()内は学年。Cは主将)

          12石森慎也(1)

2平龍介(3)  4藤村健友(C=3) 5中村翔(3) 3土屋翔吾(2)

        6諸橋遼亮(2)  8千葉真太朗(3)
7松本昌大(2)               11林勇介(2)
           
      9成田大樹(3)   10東舘勇貴(3)

盛商の中盤から前の6人は皆身長162~173センチと小柄のぽっちゃり系だが足は速く馬力がある。

選手交代は3人まで可能で
70分 7松本→13大山徹(3)
89分 9成田→16松葉開(2)


作陽のスタメンの布陣は以下の通り。
(上がGK、下がFW。名前の後の()内は学年)

           1安井豪(2)

13桑元剛(3) 3石崎晋也(3=C) 4堀谷順平(2) 15長谷川郁(3)

       10酒井貴政(3)  8立川雄大(3)

 11小室俊之(3)    7宮澤龍二(3)    20濱中優俊(3)
             
            17桜内渚(2)

選手交代は
40分  17桜内→9村井匠(3)

そして後半は、11番がトップに上がって20番が右サイド、7番が左サイドに回った。


決勝進出自体が初めての両者の対決。
それどころか、岩手県勢が国立で決勝を戦うのは初だし、
岡山県勢がベスト4から先に進むのも初。
「走力+馬力の盛商」と「技術の作陽」の対戦となった感があるが、
かといって盛商の技術がダメということもなかったし、
作陽の走力がなかった、というわけでもなく、白熱した展開となった。

盛商は敵陣深くからプレスをかけにいき、
作陽はボランチの位置でボールを失ってそのままシュートまで許すこともあった。
作陽は両SBのインターセプト→オーバーラップから好機をつくり、
前半38分(長谷川→最後は小室のヘディング)こそ得点ならずも
後半11分には桑元がハーフウェイでインターセプトの後に股抜きしながら
オーバーラップして中央の村井へクロス、村井のシュートのバー跳ね返りに
桑元が詰めて先制点を奪った。

しかしその後盛商も反撃に出る。
自陣でボールを奪った後に速いオープンスペースへの展開をみせる。
後半17分、左サイドをドリブルで侵攻してPKを得る。
しかしそのPK(林が蹴った)は左外に外れてしまう。
そして後半26分、左サイドを大山がゴールライン近くまで侵攻してから
ゴール前へマイナスのラストパス、ファーサイドで受けた林が1人かわした後
GKとの1対1を制して同点にした。
さらに後半40分、左サイドを今度は成田が突き進み、石崎にマークされながらも
突進を止めずにゴールライン付近まで進んでからマイナスのラストパスを出して
それをゴール前中央で千葉が押し込んで、ついに逆転。

盛商は技術でこそ作陽に劣るものの、球際には厳しかった。
ボールを奪われても簡単にパスを通さない姿勢は常に見え、
時には敵陣深くからハーフウェイ付近への相手のパスに対して
身を投げ出してまでカットにいった。
作陽は技術では優位で、かつサイドから何度も攻め入るものの
なかなかゴール前への侵入を許してもらえず、
攻めた割には決定的なシュートは少なかった。
また、相手ゴール前で何度も得たFKを得点に結びつけるだけの術もなかった。


盛岡商業、そして岩手県勢は初優勝。しかも公立で大多数の出身中学が県内。
さらに選手権優勝だけでなく総体8強、高円宮杯16強も果たしており、
全国の舞台で年間を通して安定した強さを示した。
また、東北勢でも40年ぶりの優勝。
昨年は野洲、そして滋賀県勢が初優勝したが
関西勢としては32年ぶりの優勝でもあった。
ただ、岩手にしても滋賀にしても、全国の中では地味にではあるけれども
東北、関西の中ではサッカーに力を入れている高校が多かったのは確かである。

55回大会から前々回(83回大会)までの首都圏開催になってからの29回では
関東勢・静岡勢・九州勢以外で優勝できたのはわずか2校で
しかも13大会連続で関東勢・静岡勢・九州勢が優勝を占めてきたのが
ここ2年で大きく様変わりしてきた。
また、ここ3大会のベスト4進出チームのうち、Jのある県からの輩出は
2大会前の市立船橋と今回の八千代のみである。

これからの選手権は、Jのない県(2007年は25県ある)の中での
新たなサッカー興しの場となりそうだ。
そして、直近の大会で王者となった県・高校がその王座を守れるか。
盛商はここまでは挑戦者だったが、次回からは全国でも
相手に相当警戒されかねない。また、期待ものしかかるだろう。
そのプレッシャーを跳ね除けて、また躍進をみせられるか。
躍進をみせせられれば、その県・高校は新たなサッカー王国の一つになりうるだろう。