クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

「全国への関門、そして リベンジシリーズ・第1ステージ」 CY関東2次予選

2009-05-23 00:00:00 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
7/25(土)~8/2(日)に行われる日本クラブユース(CY)選手権の関東2次予選が23日から行われる。
湘南のグループリーグの日程は以下の通り。

(1)5/23(土)18:00 常総アイデンティ(CY2部) 産能大
(2)6/ 6(土)12:00 横浜FC     (CY1部)産能大
(3)6/ 7(日)15:00 大宮アルディージャ(CY1部) リコー東松山研修センター
(4)6/14(日)12:00 FC町田ゼルビア (CY3部) 産能大
(5)6/21(日)15:00 FC東京     (プリンス1部)東京ガス武蔵野苑(小平)


(1)はJ2富山戦の後、そして持株会総会の後に参戦可。
(時間設定、本当にありがとうございます・・・)
(2)(3)はともにJ2戦とかぶらず。
惜しむらくは(5)。開始時間が11時か12時からだったらなんとか掛け持ちできなくもないが・・・
(今からじゃ変更ムリかな?)

関東から全国へは9チームが進出、グループ上位2チームまでが自動的に全国大会出場。
3位の場合は、28・29日の9位決定トーナメント@那須で連勝しないといけない。

今年のベルマーレユースの目標のもう1つが「全国CY優勝→高円宮杯出場」。
今年はプリンス2部で一度もクラブ勢と対戦していない中で未知数の部分もあるが、
この厳しい関東予選を勝ち抜いていってくれると信じている。


なお、今回の対戦相手のうち3チームは昨年秋のJユースカップ・予選リーグで対戦したチーム。
また、19日に発表された「Jユース・サンスタートニックカップ」の予選リーグの組み合わせは
一昨年秋のJユースサハラカップ・予選リーグと奇しくも全く同じ。
この2大会は、今年のチーム、とりわけ3年生にとっての「リベンジ・シリーズ」と位置づけてもいいだろう。
常総、町田との対戦ももちろん重要だが、昨秋6戦6敗に終わったJユース3チームとの対戦で
いかにリベンジできるかも大事。
このCY関東2次予選は、「リベンジシリーズ・第1ステージ」でもあるのだ。



追伸:サンスターがJユース杯をスポンサードしてくれたのはありがたい。
サンスターはJ開幕後数年間、ガンバのホームゲームでハーフタイムショーをサポートしていたのだが、今回のスポンサードはひょっとしたらガンバからJへ出向中の大先生のお力によるもの?ともあれ、とてもありがたいことです。


J2第16節・対徳島(0-0)の記録

2009-05-22 00:04:47 | 湘南ベルマーレ(プレビュー・記録など)
2009 J2リーグ第16節 2009/05/20 19:04開始
鳴門市・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 0-0(前半0-0)  湘南ベルマーレ
【入場者数】2,342人【天候】曇 20.1℃ 53%
【主審】奥谷彰男【副審】中野卓/穴井千雅
【得点】両チームともなし
SH:11 -11  CK: 4 - 7  FK:17 - 11
【警告】(徳島)なし (湘南)10分山口貴弘(2)、
14分田村雄三(5)、46分アジエル(3)、84分原竜太(1)

都区内某バーで生中継を見た。
少なくともTVで見た限りだが、今年一番よくなかったのではないだろうか。
決定機がナシといってもよかったのだから。

タイムアップ、そして名実共に首位から転落。改めて後悔した。
「四国に1度いくなら、こっちだったな・・・」
鳴門のナイトゲームは、昨年までの4年間5試合に続いて今回も勝ちなしに終わってしまったのだから。

相手のほうが特に序盤は攻め込んできた。
序盤の登尾のヘッド(少なくともスローで見た限りでは相手が先にボールの落下点にいた)がノーゴールで終わったのは本当に助かった。
が、それでも無失点に終えたのは、
最後の自らの踏ん張りもあるが相手が枚数をあまりかけてないこともあっただろう。
(湘南陣内深くに湘南が7で徳島が4など)
その一方で湘南がカウンターからボールを敵陣に持ち込んでも相手の枚数が揃っている。
これまでの湘南戦の展開をみたからか、いかに徳島が湘南の「一撃必殺」を恐れていたかが伺える。

いずれにせよ、決してよいとはいえないまま勝てなかった前の試合と
全く同じメンバー構成ではやはり厳しかったといわざるをえない。
中盤3枚+FW1枚がいかに攻守の急所に利きつづけるか、そして
この徳島と同様のやり方をとってくるチーム・場面を前にどう立ち向かうか、急所をどうこじ開けるか。
そのためには、前の記事に書いた「16+2人」以外の皆のさらなる奮起、自覚そして
外部(コーチ陣なども含めた)からの刺激、外圧が必要になるはず。

とはいえ、いきなりメンバーがガラリとは変わりにくいかもしれない。
またも中2日の富山戦は、出たメンバーの「根性、根性、ド根性!」による打破を期待するしかないのかもしれないが、それでも意地でも勝たねばならない。


負けパターンを打破するパワーを!(1-1草津)

2009-05-20 01:38:03 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第15節 2009/05/17 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-1(前半1-1)  ザスパ草津
【入場者数】5,350人【天候】雨 19.8℃ 87%
【主審】廣瀬格【副審】森本洋司/伊東知哉
【得点】06分(草津)後藤涼、26分(湘南)中村祐也(3)
SH:11 -13  CK: 10 - 7  FK:14 - 17
【警告】(湘南)31分トゥット(2)
(草津)72分松下裕樹、82分田中淳


あの風雨の中でも、5,350人が入った平塚競技場。やはり首位キープ効果だろうか。
大変申し訳ないことに、思わぬ道路事情から到着が前半15分過ぎ。
既に1点取られてしまっていた。
そこから祐也が同点ゴールを決めるものの、後半に風を味方につけた連続CK以外ではチャンスは散発で
相手のカウンターの脅威を受けながらの試合展開のまま、試合終了。
試合後の選手やスタンドの反応を見る限りは負けゲームのそれに等しいし、私もそう思っていたが、
負けも十分にありえた展開で勝ち点1を得て、得失点差で首位を守ったと思えば、
少しは前向きにとらえてもいいかもしれない。

現在の湘南のサッカーの特徴は「攻守両面での要点(急所)を抑えるサッカー」だと思っています。
学力テストでも、ここを抑えれば高得点が取れるというポイントがあるように、
その要点を抑えることが最初に徹底的にできたからこそ今の順位にあると思っています。
ただし、このサッカーの弱点は、この草津戦を含めたといくつもの試合で既に(少なくとも現象としては)明らかかと思います。その弱点を4試合目でも克服できなかったのだから、そろそろ何か新しい手をチームが打ってくると思いたいです。

将棋では、斜めに素早く動ける「角」は攻守にわたって急所に睨みをきかせてくれる駒です。
相手に「そこに利いていたのか」と思わせることもしばしばです。
(角を活かした王手飛車取りのほうが、飛車を活かした王手角取りよりも(少なくとも経験的には)仕掛けやすい)
しかし、湘南の中盤には、「角」だけではなく、直線的に縦横を制圧する「飛車」もそろそろ必要ではないでしょうか。
5人しかサブメンバーをおけない中ではありますが、負けパターンを打破するパワーを中盤のサブメンバーから発してほしいものです。

あれから1年、取り戻した1部の座と自身のプライド(プリンス2部・4-2市立船橋)

2009-05-18 01:41:42 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
プリンスリーグ関東2009 2部グループB 第5節(最終節) 2009/05/17 11:00開始
グラスポ(船橋市法典公園)球技場(人工芝)
市立船橋高校 2-4(前半0-3) 湘南ベルマーレユース
【得点】02分(湘南)9中澤高也(3)、25分(湘南)8古林将太(1)、
33分(湘南)10鶴見正樹(4)、52分(湘南)18関谷祐(1)、
71分(船橋)26和泉竜司、74分(佐野)8馬渡和彰
※湘南はグループ1位となり来季のプリンスリーグ関東1部昇格が決定

あれからちょうど1年、やっと取り戻した1部の座と自身のプライド!
この試合、実質1得点3アシストのコバショウをはじめ各選手本当に素晴らしいプレーでした。
私の16年のサッカー観戦歴の中でも特筆されるだけのインパクトがあった試合、
これだけの試合をみせてくれて、選手のみんなありがとう。


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

              1柳川祐哉(3)

15渡邊敬也(2)   4甲斐健斗(3)     13遠藤航(2)   7山根一真(3) 

         5新村賢祐(3)     6吉野順貴(3)

8古林将太(3)                      9中澤高也(3)
           
         18関谷祐(2)     10鶴見正樹(3)

選手交代は
10鶴見→11藤松聖弥(3)、8古林→22松田景吾(2)、15渡邊→3岡崎大輔(3)、
18関谷→33齋藤翔太(1)、6吉野→20田中進之介(2)
監督:浅野哲也


1部昇格決定戦という名のタイトルマッチ。
この試合に懸けるメンバー、特に3年生の頑張り、ド根性は本当に目を見張るものがあった。
足がつってもなおも全速力で中盤で走り続ける選手。
リハビリ明けでも、どうしてもとこの試合に出てきて前線を身体を張った選手。

そして、そのド根性に裏付けられたであろうスーパープレーの連続。
1点目は右サイド深めからのコバショウの単独突破を経てのスルーパスから。
2点目は自陣CKからのカウンターで正樹が起点となったもの。
3点目はゴール近くでのコバショウのロブ状のラストパスから。
4点目は強い追い風に乗せたコバショウのロングループシュートのバー跳ね返りから。
ここまでは、本当に何もいうことのない、これ以上ないであろう完璧な試合だった。

4-0となった後に正樹とコバショウが交代。
この後にあれだけ同点の恐怖に悩まされるとは、頭の中では「ありうる」とわかっていても
本当にそうなるとは。これも経験の1つと思いたい。
1失点の後、サイドを破られて2点目を入れられてからは同点の恐怖との戦いだったであろう。
しかし、最後の最後で選手が踏ん張りを続け、残り数分ではなんとか落ち着きを取り戻せた。
そして、4-2になっても「あと2点入れられて同点でもまだ湘南はOK」という状況に
試合前になっていたことのありがたみも感じた。

ロスタイムは4分はあっただろう。
その後のタイムアップの後にはもう声が出なくなっていた。
手前味噌だが、鳴り物が使えない中でたえずチーム名・選手名コールを続けていたからではある。
タイムアップの後はまさにタイトルどおり、
「あれ(降格決定)からちょうど1年!やっと取り戻したよ~!」という思いでいっぱいだった。
やっと取り戻した1部の座、そして自身のプライド。

この試合は、ベルマーレユースにとって大きな大きな財産になるはずです。
先輩たちがどれだけの思いでプリンス1部というものを掴みにいったのか?
この思いを含めたいろんな経験は、今後ベルマーレユースが目標にしているいくつもの「タイトルマッチ」にも活きる筈です。
また、この試合の前の4試合、プリンス2部という所での試合がどういうものであったのか。
そう思うと、自ずと来年以降の後輩たちのプリンス1部に懸ける思いも変わるはずです。
1部リーグの強豪ぞろいの中での11試合のリーグ戦の価値は、やはりこの年代ではかけがえのないものです。
高いレベルでの真剣勝負の連続だからこそ、選手は強く鍛えられると私は改めて確信します。



もう来る土曜には全く別の大会・クラブユース関東2次予選がはじまる。
プリンス2部の湘南は強豪との対戦は比較的あとになるが、
それでもわずか5試合のリーグ戦で得失点差勝負もありうることを思えば
初戦の常総戦から目的意識を強くもった戦いが必要だ。
いいイメージは大切にしながら、改めて全力で挑みたいところ。

5・17 船橋グラスポ プリンスリーグ1部を懸けた運命の戦い

2009-05-17 11:00:00 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
プリンスリーグ関東2部・グループBはいよいよ運命のグループリーグ最終戦を迎える。
市立船橋戦は5月17日(日)11時から船橋市の外れの
「グラスポ」(船橋市法典運動公園)の球技場で開催。
市立船橋とは勝ち点10で並ぶも、得失点差で上回る湘南は引分け以上でグループ1位=来季1部昇格が決定。
引分け以上でOKといえども、相手が只者ではない以上は最後まで勝ちきる気満々で挑みたいところだ。
特に、最初からガツンといきたいところ。

アクセスはよくないが、以下の通り。
武蔵野線・船橋法典駅からバスで「桐畑方面」行きに乗車、
5つ目の「大塚ガラス前」下車、徒歩1分。
(発車時間)948、1012、1041
JR西船橋駅からバスで「行田団地・桐畑方面」行きに乗車、
17つ目の「大塚ガラス前」下車、徒歩1分。
(発車時間)9時、10時台は10分ごと
なお、アクセス等については下記のように告知もでています。
(今回になって鳴り物応援も禁止とは、
どこかのチームを明らかに意識してるみたい。ホーム側も必死のようで。)
http://www.princeleague-kanto.com/news.html#090513_1

当日は16時からJ2戦(対草津)がホーム平塚で開催。
プリンスリーグ終了後でも試合開始には間に合うので
(手段次第では、開始1時間前に着くこともありうる)
1人でも多くの方に運命の決戦に駆けつけてほしいところ。
地元の相手チーム応援者が多いのは重々承知。そこにベルマーレ側も伍して挑みたいですよね。

特に、ユースメンバーの父兄の方にも学年を問わず多く駆けつけてほしいところです。
チーム、そして個々のメンバー(試合出場有無と関係なしに)自身のプライドと未来を懸けた戦いなのだから。
特に、来年はユースにいない3年生にとっては意地、プライドが今回の戦いのモティベーションの多くを占めているでしょう。
3年前の1月、プリンスリーグ昇格決定トーナメント決勝で
当時の3年生は大神の土手の上から声を枯らしてサポーターと一緒に応援してくれた。
自分たちは当時の制度の問題があってどうしても立てなかった
「ひとつ上の舞台」になんとしても後輩たちを立たせたかったからだと思う。
その時の気持ちも思い出しながら、当日力いっぱい皆で応援したいものです。

ハッピーバースデー!Jリーグ

2009-05-15 19:00:00 | サッカー(その他)
今日はJリーグ(リーグ戦)の16回目の誕生日。
湘南的には直接は関係ないけど、Jリーグがこうして人間でいう高校生の年齢まで生きてきたのはやはり喜ばしいことです。

もっとも、当時の開幕戦のうち、ヴェルディ対マリノス以外はすべて翌16日の開催だった。
その16年前と同カードで同じ5月16日に開催されるのは今回浦和対ガンバのみ(会場は当時と違うが)である。ジェフ対広島を先週やっていたけど、一週遅れでやってもよかったのでは。
また、今回はヴェルディもマリノスもこの週末がホームゲームの番ならば、あえて今回は金曜日開催にしてもよかったのでは。
人間でも、誕生日パーティーってやはり特別なものではないですか。

来年、すなわち2010年は5月15、16日がちょうど土日にあたる。J1は南ア前で開催難しいかもだが、大事な大会の前でもあり、何らかの盛り上げは催してほしいところ。


難所・津山遠征ミニガイド ~高速千円の有効活用がオトク!~

2009-05-14 01:57:09 | 湘南ベルマーレ(その他)
草津戦が日曜に迫りつつありますが、少しは先の話も必要なので・・・

これからしばらくのアウェイは以下の通り。
(16)5/20(水)19時~ 鳴門大塚
(18)5/30(土)13時~ 津山
(20)6/ 9(火)19時~ ニンスタ
(21)6/14(日)13時~ 長良川

移動が今回一番悩ましそうなのが津山でしょう。何しろ岡山市街から遠い。鳥取からも近くはない。
一番ラクなのはもちろん羽田から岡山まで飛んでそこから乗合タクシーORレンタカーですが、
お金がかかる割には時間もかかってしまいます。

一方、クルマの場合は・・・・
厚木IC~東名・伊勢湾岸・新名神・名神・中国道経由~津山IC間がほぼ600キロ。
(JR在来線で東京・大阪が556キロだと思うと、意外に遠くないと感じるのは私だけ?)
今は土日ならば高速代2,100円で、ガス代をリッター10キロ&120円で計算すれば1台あたり片道合計9,300円でいけます。
すなわち、2人以上でいけば往復で1人1万円を切ります。高速で燃費がいいクルマなら、もっと安くなります。
4人でいけば、定額給付金で1泊2日できます(笑)
土曜は未明のうちに出発しないといけないのが唯一つらい点ですが、近場で同士が何人か集まりそうでしたらクルマがベストだと思いますよ。

もし、「夜通しクルマ運転できないよ~」ということでしたら、
大阪(できれば新大阪)早朝着の夜行バス~レンタカー利用というのもありでしょう。
同士が3、4人いれば、大阪~津山間はハイウェイバスより安くてかつ時間の融通や小回りが利くはずです。
なお、飛行機で岡山便がとれなかった方も、大阪まで新幹線か飛行機で出た後
大阪~津山をハイウェイバスかレンタカーで往復するのが賢明だと思います。

ちなみに、私は京王線沿線?の4人(皆運転可)がうまく揃ったのでクルマでいく津山・鳥取1泊2日ツアーを組みます。
津山の試合の後は鳥取まで移動して鳥取泊、翌日は砂丘観光&ガイナーレ鳥取観戦の予定で
その後は当日中の都内到着を目指します。
不便なところを移り行く中、ホテル代込みで1人12,000円以下でいける予定です。
こういうツアーもこの先そうそう組めるタイミングないだろうし・・・

津山の翌日の鳥取のホームゲームは13時からとりぎんバードスタジアム(懐かしい)で開催で、相手は刈谷。(浮氣さんが監督)
鳥取には湘南から2人の選手+1人のスタッフ+2人のスタジアムナビゲーターが期限付移籍?していますし
他に元湘南の選手が主力で数人いますので、鳥取そして選手たちの飛躍を応援に
できるだけ多くの方が津山の翌日に鳥取に駆けつけられたらと思います。
(30日の鳥取市内のホテルは人気のところから埋まっていっていますので計画はお早めに!)

「16人+2人」か、「16人+2人+α」になるか

2009-05-12 01:11:42 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 Jサテライトリーグ Cグループ 第4日(湘南は第2戦)
2009/05/10 13:00開始
平塚市・ 馬入ふれあい公園サッカー場(天然芝)
湘南ベルマーレ 0-1(前半0-1) ジェフユナイテッド市原・千葉
【得点】20分(千葉)29青木孝太
【警告】(湘南)34分17菊池大介(1)
(千葉)35分26米倉恒貴、38分43市原充喜、61分23益山司、87分29青木孝太、89分15福元洋平

サテライトリーグ第2戦は馬入開催。
幸い、大勝で首位キープの翌日に好天で、200人以上のギャラリーがいたはず。
しかし、肝心の試合内容は・・・。
しかも、土手の下からだとテントが邪魔でどこにボールがあるかすらしばしわからなくなる。
J公式戦が過密だと開催候補日が限られるけれども(土日分催もそれに拍車をかける)
できるだけスタンドのある競技場を使って、我々に「見やすい環境」、
プレイヤーに「ただの練習試合との違いによるモティベーション」を提供してほしいところ。

この試合の16人のメンバーは、
(1)水戸戦メンバーから・・・植村、阪田、伸貴
(2)水戸戦メンバー外のうち・・・友彦、雄三、福田を除く13人
ケガ人がいないとなおさら16人枠が少なく感じる。
プリンスリーグの合間に開催していても、ユースの選手を試すだけの人数的余裕もないしね。
笠松でJ2戦復帰した伸貴、この試合ではフル出場。

千葉は15人のメンバーだが、こちらのメンバーはやや変則的。
スタメンのうち4人とサブのうち2人がプロ契約のリザーブス登録(背番号40番台)、
サブの残り2人がリザーブスの選手(21番と31番)。
FW新居の他、GK島津・CB福元と「え、ここ?」という驚きのメンバーが何人も。


実は会場に着いたのが開始15分頃で、その数分後にいつの間にか得点が入っていた(滝汗)
その後は土手の下からずっと見ていたが、本当に見どころが少なかった。
後半は確かシュートゼロだったような。前半にはCKをいつの間にか相手にかっさわれたりもしたし。



今年は本当に試合メンバーが固定されつつある。
ここまであまりにも勝てているし、相手より先に足が止まる試合も1試合あるかどうかもあろうが、
こういう試合の状態ではね・・・
このままじゃ、ケガ人再発・出場停止多発がなければ
甲府戦のメンバー16人+2人(トゥット+伸貴)の中のローテーションで完結しかねない。
しかし・・・それでこの先の初夏~梅雨~真夏の連戦、アウェイで難敵の多い第2クールを乗り切れるのか。
苦境に立つときに、新しいメンバーを使おうと思わせるだけのものを見せてほしい。
メンバー争いを「16人+2人+α」の中での争いにできるかは今日のサテライトのメンバー自身にかかっている。

8! 8! 8! (5-1水戸)

2009-05-10 01:32:00 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第14節 2009/05/09 13:04開始
那珂市・笠松運動公園陸上競技場
水戸ホーリーホック 1-5(前半1-2)  湘南ベルマーレ
【入場者数】2,329人【天候】晴 20.4℃ 50%
【主審】小川直仁【副審】五十川和也/岡宏道
【得点】03分(湘南)坂本紘司(4)、11分(水戸)保淳、
39分(湘南)坂本紘司(5=FK)、65分(湘南)坂本紘司(6)、
75分(湘南)トゥット(2)、89分(湘南)アジエル(4)
SH:13 -19  CK: 6 - 4  FK:19 - 22
【警告】(水戸)25分高崎寛之、29分保淳
(湘南)なし



2000年9月の仙台戦での前園以来、チームで8年8ヶ月ぶりのハットトリックを達成したのは、背番号8だった。
まさに8の日・・・と思いながら競技場そばの交差点で信号待ちしたら
「8の日」を示すナイスな看板が(小さくて見にくいけど)画像のごとく。
どうりで・・・(笑)
なお、ハットトリックはベルマーレとしてJリーグ戦通算7回目。
(なぜかホームゲームはあの野口の1試合5得点と呂比須の計2回だけなのだが)
坂本もベルマーレの歴史に記録の面からも名を刻んだ。


10時半に着いたら、既に50人前後のサポーターが開門待ちしてびっくり。
ETC渋滞を予想していたら杞憂に終わったからか、単に試合を待ちきれない人が増えたからか。
結局400人前後のサポーターがアウェイ側ゴール裏に集結した。この日の笠松の観衆の1/5ですよ。
3年ぶりに昼間の笠松へ来たので、噂の笠松グルメを探したら、売店はなんとホーム側バックスタンド裏の「改札内」で
柵の向こうから店員を呼ばないといけなかった。とはいえ、さすがにパエーリャはおいしかった。

昨年11月に水戸と対戦したとき、昇格への渇望から
「来年こそは本間をみたくない・・・」と思っていたが、今年も見ることになった。
ちなみに、ここ10年間ずっとJ2でしかも同じチームでプレーしているのは、本間と坂本だけ。

前半は、よくない・・・というより、私にとってはいつもどおりに
相手を(高い位置で食い止めずに)深くまでこさせているな・・・という印象。
ただ、そのいつも通りに、相手を決定的にフリーにすることもなかったのだが。
唯一いつもと違うのは、足で(確か)坂本がブロックしたはずの保崎のシュートがそのまま野澤の手の先を越えてゴールネットに吸い込まれたことだった。
その保崎の同点ゴールのシーンといい、水戸の攻撃はボールをスムーズにつなぎながら
人数をかけてはきていたが、あとは前述の通りであった。荒田と菊岡の不在の影響もあろうが。


一方、この試合で共にスタメンの祐也と亮太は開幕以来14試合連続でメンバー入りしているが、
その理由を、セレッソ戦の祐也だけでなくこの試合の亮太が実証してくれた。
田村の穴を埋めるべく、危険なところに顔を出し続け、前半だけでもシュートブロック3回。
さらに、私の記憶の限りでは、その1回目が3分の先制点につながった。
亮太のPA手前でのシュートブロックで右タッチライン近くへ飛んだボールが幸平が拾った後に前方へつながり、最後はゴール前で左から右へ流れた坂本が右足で逆サイドのネットへボールを流し込んだもの。
2点目も亮太のドリブル突進がきっかけ。その突進からPA手前右でFKを獲得。
そのFK、坂本が蹴ったボールが人の間をすり抜けながら結果的に直接逆サイドのネットへ突き刺さった。
坂本が直接FKを決めたのは初ではないだろうか。

後半に入り、3点目は田原のPA内へのドリブル突進から。
GKがそのドリブルを手で右へクリアしたこぼれ球を阿部が拾って逆サイドへクロスをあげ、
そのクロスを左足でダイレクトでゴールへ叩き込んだのは坂本。

その後、トゥットが追加点。
さらにロスタイム4分をベルマーレビッグウェイブを歌いながら終えようというときに
アジエルが追加点。このゴールの直後にタイムアップの笛が鳴った。



アウェイで失点(しかも同点)を許しても勝ちに持ち込めたのはいい経験となるはず。
今季5試合目の無警告・無退場で終わったのもいい。
GWの5連戦が終わり、次の試合は8日後のホームゲーム。
試合と試合の間が7日間空くのは8月の34~35節までないという貴重な時間。

ただし・・・次の相手は湘南戦だと俄然燃えてくるチーム。
そのチームのエースは湘南戦で今季初ゴールを、と特に燃えてくるはず。
その相手にまずは気持ちで勝つこと。
そして、本来やるべきことをなせるだけの準備も必要。

雨中を勝利へ導く、トゥットの軌道(1-0愛媛)

2009-05-07 01:55:18 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2009 J2リーグ第13節 2009/05/05 17:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-0(前半0-0)  愛媛FC
【入場者数】5,148人【天候】雨 16.4℃ 67%
【主審】今村義朗【副審】蒲澤淳一/大川直也
【得点】55分(湘南)トゥット(1)
SH:15 -12  CK: 8 - 7  FK:13 - 18
【警告】(湘南)64分ジャーン(2)、79分田村雄三(4)
(愛媛)77分高杉亮太



二泊三日で帰阪中、天気予報を見たら5日夕方~夜は雨予報。
いつも通り早く雨雲が抜けてくれないかな・・・と思ったら
確かに降り始めは早かったものの雨雲はとても大きく、結局今でも雨。
雨装備が手薄なままの大阪滞在からの帰路で参戦の為、
予想以上の雨量にこてんぱんにやられてバッグの中も少なからず濡れたものの
最低限必要な勝利はなんとか手にできてよかった。

また、雨の夕方開催でも5,000人以上入ったのは、やはり前の試合の勝利の効果でしょう。
(同じGWでも、2年前の雨の夕方開催では3,375人しか入らなかった)
やはり首位は守りつづけといけない。簡単に他チームの後塵を拝してはいけない。
そうでこそはじめて、観客動員の「ボトムライン」が5,000人、6,000人と上昇してくるはず。



試合は、お互いになかなか決定的チャンスをつくれぬまま後半へ突入。
55分、敵陣右サイド深くの寺川からゴール前のトゥットへヨコのラストパス。
そのパスはゴール前を横切りファーサイドへ流れたものの
そのボールを拾った祐也が同じくボールを追って左へ流れたトゥットへつないで
トゥットが左から中へドリブルで持ち込みながらシュート。
これが右隅へ決まって湘南が虎の子の先制点を得る!

この後、愛媛も選手交代とスイッチ切り替えからか攻勢にでて、
湘南も2人の警告を出すなど対処に苦しんだが、ゴール枠内を襲った決定的シュートは
打たさずになんとか湘南が逃げ切った。



トゥットは前節に続き、周囲との連携や周囲へのお膳立ての達成度は
まだまだとは感じたが、ゴール前でスイッチが入ったら(失礼)やはりスゴイね。
反さんが強く彼の残留を要請したのは、似た予算規模同士での戦いの中で大きく差をつける
彼の「決定力」ゆえだろうか。昨年の後半のホームゲームでは同じく彼の決定力に助けられたし。
田原復帰後のFWの試合メンバー争いがまた白熱しそうである。

そして・・・次節の雄三の代わりの選手・・・
私の予想は「後輩」です。湘南では初めてかもしれないが、彼こそが雄三の代役にふさわしいでしょう。
あとは・・・誰が雄三の位置に入っても、
ホームゲーム並みの大声援で現地・笠松でサポートしたいもの。