U-23韓国代表、ロンドン五輪出場決定

ロンドン五輪最終予選・A組　第5戦　2012/02/22　オマーン０－３韓国
得点：1分(韓国)11남태희ナムテヒィ、68分(韓国)17김현성キムヒョンソン、72分(韓国)7ペクソンドン
※韓国は７大会連続の出場決定

(先発)
GK18이범영
DF 2윤석영(左)、5김영권、6홍정호、3오재석(右)
MF14박종우、13한국영、10김보경(左)、9김민우、11남태희(右)
FW17김현성

(同　日本語訳)
GK18イボミョン(釜山)
DF 2ユンソギョン(全南)、5キムヨングウォン(J・大宮)、6ホンジョンホ(済州)、3オジェソク(江原)
MF14パクジョンウ(釜山)、13ハングギョン(J・湘南)、
10キムボギョン(J・C大阪)、9キムミヌ(J・鳥栖)、11ナムテヒィ(カタール・アルレクィヤ)
FW17キムヒョンソン(ソウル)

(途中交代)
65分7백성동ペクソンドン(←11ナムテヒィ)、90分16김태환キムテファン(←3オジェソク)


試合は韓国ペースで、後半半ばには３－０となったが、問題はその後。
後半28分台に、観衆から爆竹がハングギョンめがけて投げつけられ、その破片で目の周辺にかすり傷を負ったとのこと。
他にもゴミがピッチ内に投げつけられた為、後半32分台から11分間の中断という事態にもなった。
ただ選手が大きなケガもなく試合を終えることができたのは何よりだった。

追加時間10分の末、韓国はサッカー男子で五輪出場決定！
ホンジョンホ主将、ハングギョンをはじめとする選手の皆、そしてホンミョンボ監督 池田誠剛フィジカルコーチを
はじめとするスタッフの皆さん、本当におめでとうございます！
今回は多くのJリーグ所属選手、日本人コーチ、Jリーグ経験のある監督ということで
今までの韓国代表とは違って日本のサッカー力も試されたU-23韓国代表だったと思います！

五輪予選は残すところ3/14のホーム・カタール戦の1試合。(開催地はいまだ未発表・・・)
既に予選突破を決めたことで、この試合でのメンバー構成が大きく変わる可能性もあるが、
今後はオーバーエイジ枠の扱いも含めた新たな競争が始まることになる。
韓国では五輪でのメダル獲得が兵役免除につながるだけに、日本以上に五輪にかける想いは強いかもしれない。

家長昭博、韓国・蔚山(ウルサン)へ加入！

元日本代表・マジョルカ(スペイン1部)所属のMF家長昭博(25)、韓国・蔚山現代(ウルサンヒョンデ)ホランイへ加入！
蔚山は、昨年のKリーグで年間2位。今年はACLにも出場します。
同僚には、元ガンバ大阪のイ・グノ、キム・スンヨン、元京都サンガのカク・テヒィがいます。

日本のサッカーファンの心境は複雑かもしれませんが、韓国在住のサッカーファンとしては
元五輪代表で、しかも昨年は欧州でプレーしA代表も経験しているいわば「盛りの」選手が来ることはとても嬉しいこと。
これまでの日本人選手同様、当然アジア枠として期待されての入団ですが、これまでとはチーム側の期待の度合いは違うとも想像します。

Kリーグは16チームあり、昨年全チームを最低1回生で見た限りはレベルの差はJ1リーグよりも大きく感じますが、
そのKリーグのチームが直近3年連続でACL決勝に出場して2回優勝し、
片やJリーグ勢は・・・と思えばKリーグ上位のレベルはJ1と少なくとも同等といってもいいでしょう。

家長は今年1年間だけマジョルカからレンタル移籍。Kリーグでプレーする日本人としては9人目になります。
(過去：海本幸治郎(2001～02　城南)、前園真聖(2003～04　安養・仁川)、戸田和幸(2009年　慶南)、大橋正博(2009・11　江原)、
岡山一成(2009～10　浦項)、高原直泰(2010　水原)の6人　現在：馬場憂太(2011～　大田)、島田裕介(2012～　江原)、そして家長の3人)
同時に日本人が3人Kリーグでプレーするのは2009年以来となりますが、今シーズンで家長、馬場、島田が成功すれば
韓国さらには日本のサッカー界にも少なからぬ効果・影響があるものと期待・想像します。

開幕戦は、3/3　15時キックオフの浦項(ポハン)スティーラーズ　対　蔚山現代ホランイ＠浦項スティールヤード(2万人収容のサッカー場)。
昨年の3位対2位で、浦項の監督はファン・ソノン(元C大阪・柏)でもあり、カードとしても大変魅力。
浦項は残念ながらKTXが直通せず、ソウルから高速バスで5時間、飛行機が1日片道5便と、世界的企業POSCOの城下町にしては大変不便ですが、
それでも在韓の日本人サッカーファンの方、家長ファンの方は必見だと思います！
今日は既にこんな時間ですので・・・後日、観戦ガイドをUpしたいと思います。

家長、イッタレ！　そして・・・家長、ファイティン！

(蔚山現代のホームページのニュース)
http://uhfc.tv/w2012/pub/bbs/news_view.php?num=11942&dev=news_g&pageno=1

五輪最終予選 サウジアラビア１－１韓国

60分にサウジアラビアが先制も、91分に韓国がキムボギョンの得点で同点に追いつき、勝ち点を8に伸ばしてグループ首位を確保。
ハングギョンは先発も先制点を与えた直後に交代。
韓国は次節(2/22)でグループ2位・オマーン(勝ち点7)とのアウェイでの直接対決に挑む。勝てばグループ1位確定、すなわち本選出場となります。
アウェイで勝つのは本当に難しいし、負ければ順位逆転を許すわけでもありますが、重要度が増したのは確かです。

（韓国の先発）GK18이범영(釜山）DF3오재석(江原)5홍정호(済州）6김영권キムヨングウォン(大宮)2황도연(大田）
MF13박종우(釜山)12한국영ハングギョン(湘南)7서정진(全北)15백성동ペクソンドン(磐田)8김보경キムボギョン(C大阪)FW9김현성(Seoul)

選手交代：45分2황도연→10김민우キムミヌ(鳥栖) 、62分12한국영ハングギョン→16윤빛가람(城南)、74分7서정진→11김태환(Seoul)


2/5開催のロンドン五輪アジア最終予選　第4節の結果：
カタール２－２オマーン　サウジアラビア１－１韓国
ウズベキスタン２－０豪州　イラク０－１UAE
バーレーン２－１マレーシア　シリア２－１日本

ロンドン五輪アジア最終予選　第4節終了時点の順位：
A組：1位韓国（勝ち点8）2位オマーン（同7）3位カタール（同3）4位サウジアラビア（同1）
B組：1位ウズベキスタン（勝ち点8）2位UAE（同5）3位イラク（同4）4位豪州（同3）
C組：1位シリア（勝ち点9）2位日本（同9）3位バーレーン（同3）4位マレーシア（同0）