
韓国のサッカー月刊誌「BEST ELEVEN」3月号に掲載されていた
Kリーグクラシック各クラブの戦力分析のうち、
ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で日本勢と対戦するチームについての分析を、
順次日本語訳して掲載しています。
今回は、2/26に横浜F・マリノスと対戦する全北(チョンブク)現代モータースの記事です。
(以下、本文)
歴史上最も強力なチームの為に
「目標は歴史上最も強力なチームをつくることだ。優勝した時よりはるかにずっと強く、
誰も近づくことのできないだけの強いチームを作りたい。」
殺気さえ感じさせる出師表だ。
優勝とか、強いチームを作っていくという通常の覚悟よりはるかにずっと力があった。
恐ろしい気持ちが隠れているこの言葉の主人公はチェ・ガンヒ全北現代監督だ。
チェ監督は2014シーズンの目標を尋ねる質問に
「歴史上最も強力なチームをつくることだ」と躊躇なく話した。
チェ監督がこのように堂々だる抱負を明らかにした理由は全北が今までよりも
ずっと発展するためにはとても大きな目標が必要だからだ。
そしてその大きな目標がすなわち近づくことのできない強いチームだ。
チェ監督が掲げた目標を実現するための準備は一旦うまく仕上がった。
全北は去る冬に移籍市場でキム・ナミル、マルコス、ハン・キョウォン等、
即戦力の選手をいくつも受け入れるのに成功した。
無論、入隊等でチームを外れた選手も多いが、一旦タレント確保は上手くできた。
今残ったのは、強力なチームづくりの為の努力だ。
成敗は結局この努力如何によって陰るものだが、チェ監督が似た挑戦で
成功した経験があるという点で期待をかけるだけだ。
(監督:チェ・ガンヒ)
全北がKリーグ頂上に上った2011年以後、3シーズンぶりにフルタイムでチームの指揮棒を掴むようになった。
席を空けていた間、「緑色戦士」たちが弱くなったが、復帰直後からチームをよくかばったことで、
今シーズンにかける期待は大きい。
特に退路に追い込まれた選手を復活させる能力が優れているが、イ・スンヨル、キム・インソン等
停滞している選手たちをどのようにまた秀でさせるか注目される。
(ACE:チョン・イナン)
全北が目標を成し遂げる為には、イ・ドングクのゴールとキム・ナミルの調律が必要だ。
しかし、それよりもっと重要なことがある。
エースの役割を任せて後方を守らなければならないチョンイナンの活躍だ。
全北は攻撃と腰(中盤)に比べて守備が多少物足りない。
よって彼がどれだけ丈夫な防御力を見せるかによって成績が左右されるということだ。
よって、今シーズンの全北のエースはチョン・イナンだ。
(プラス:「鳳洞里長」の存在感)
有能な選手を色々迎え入れてキャンプで良い成果を記録したことは
今シーズンの全北の成績を展望する時に肯定的要素として適用される。
しかし、そのような成果よりもっとしっかりした後ろ盾がある。
すなわち「鳳洞里長」と呼ばれるチェ監督だ。
監督以上の破壊力を持った彼がシーズン開始から
チームにいるという事実は、今シーズン全北が持つ
最も強力な武器だとしても言い過ぎではない。
(マイナス:丈夫ではない下半身)
先だって、2014年 全北を率いて支えなければならないエースとして
ディフェンダーのチョン・イナンを選んだ。
これは全北が克服しなければならない弱点が守備にあるということでもある。
昨シーズン期待より虚弱だった守備陣は今シーズンも変わっていなかった。
はっきりした戦力補強がなく、新しいシーズンを始めるということだ。
その間隙を選手たちの器量成長とチェ監督の指導力で
埋めることができるか注目だ。
(予想スタメン)4-2-3-1 ※ACL限定というわけではありません
GK チェ・ウンソン
右SBイ・ギュロ
CB チョン・イナン
CB ウィルキンスン
左SBパク・ウォンジェ
CMFチョン・ヒョク
CMFキム・ナミル
右MFレオナルド
OMFマルコス
左MFハン・キョウォン
CF イ・ドングク
(クラブ公式サイト)
http://www.hyundai-motorsfc.com/
Kリーグクラシック各クラブの戦力分析のうち、
ACL(AFCチャンピオンズリーグ)で日本勢と対戦するチームについての分析を、
順次日本語訳して掲載しています。
今回は、2/26に横浜F・マリノスと対戦する全北(チョンブク)現代モータースの記事です。
(以下、本文)
歴史上最も強力なチームの為に
「目標は歴史上最も強力なチームをつくることだ。優勝した時よりはるかにずっと強く、
誰も近づくことのできないだけの強いチームを作りたい。」
殺気さえ感じさせる出師表だ。
優勝とか、強いチームを作っていくという通常の覚悟よりはるかにずっと力があった。
恐ろしい気持ちが隠れているこの言葉の主人公はチェ・ガンヒ全北現代監督だ。
チェ監督は2014シーズンの目標を尋ねる質問に
「歴史上最も強力なチームをつくることだ」と躊躇なく話した。
チェ監督がこのように堂々だる抱負を明らかにした理由は全北が今までよりも
ずっと発展するためにはとても大きな目標が必要だからだ。
そしてその大きな目標がすなわち近づくことのできない強いチームだ。
チェ監督が掲げた目標を実現するための準備は一旦うまく仕上がった。
全北は去る冬に移籍市場でキム・ナミル、マルコス、ハン・キョウォン等、
即戦力の選手をいくつも受け入れるのに成功した。
無論、入隊等でチームを外れた選手も多いが、一旦タレント確保は上手くできた。
今残ったのは、強力なチームづくりの為の努力だ。
成敗は結局この努力如何によって陰るものだが、チェ監督が似た挑戦で
成功した経験があるという点で期待をかけるだけだ。
(監督:チェ・ガンヒ)
全北がKリーグ頂上に上った2011年以後、3シーズンぶりにフルタイムでチームの指揮棒を掴むようになった。
席を空けていた間、「緑色戦士」たちが弱くなったが、復帰直後からチームをよくかばったことで、
今シーズンにかける期待は大きい。
特に退路に追い込まれた選手を復活させる能力が優れているが、イ・スンヨル、キム・インソン等
停滞している選手たちをどのようにまた秀でさせるか注目される。
(ACE:チョン・イナン)
全北が目標を成し遂げる為には、イ・ドングクのゴールとキム・ナミルの調律が必要だ。
しかし、それよりもっと重要なことがある。
エースの役割を任せて後方を守らなければならないチョンイナンの活躍だ。
全北は攻撃と腰(中盤)に比べて守備が多少物足りない。
よって彼がどれだけ丈夫な防御力を見せるかによって成績が左右されるということだ。
よって、今シーズンの全北のエースはチョン・イナンだ。
(プラス:「鳳洞里長」の存在感)
有能な選手を色々迎え入れてキャンプで良い成果を記録したことは
今シーズンの全北の成績を展望する時に肯定的要素として適用される。
しかし、そのような成果よりもっとしっかりした後ろ盾がある。
すなわち「鳳洞里長」と呼ばれるチェ監督だ。
監督以上の破壊力を持った彼がシーズン開始から
チームにいるという事実は、今シーズン全北が持つ
最も強力な武器だとしても言い過ぎではない。
(マイナス:丈夫ではない下半身)
先だって、2014年 全北を率いて支えなければならないエースとして
ディフェンダーのチョン・イナンを選んだ。
これは全北が克服しなければならない弱点が守備にあるということでもある。
昨シーズン期待より虚弱だった守備陣は今シーズンも変わっていなかった。
はっきりした戦力補強がなく、新しいシーズンを始めるということだ。
その間隙を選手たちの器量成長とチェ監督の指導力で
埋めることができるか注目だ。
(予想スタメン)4-2-3-1 ※ACL限定というわけではありません
GK チェ・ウンソン
右SBイ・ギュロ
CB チョン・イナン
CB ウィルキンスン
左SBパク・ウォンジェ
CMFチョン・ヒョク
CMFキム・ナミル
右MFレオナルド
OMFマルコス
左MFハン・キョウォン
CF イ・ドングク
(クラブ公式サイト)
http://www.hyundai-motorsfc.com/
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