2007 J2リーグ第51節 2007/11/25 13:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-2(前半1-1) アビスパ福岡
【入場者数】7,616人【天候】晴 18.3℃ 34%
【主審】砂川恵一【副審】山口博司/大塚晴弘
【得点】10分(福岡)田中佑昌、44分(湘南)石原直樹(12)、
86分(福岡)アレックス
SH:13 -11 CK: 6 -4 FK:13 - 21
【警告】(湘南)78分尾亦弘友希(6)、87分斉藤俊秀(6)
(福岡)21分チェッコリ、30分長野聡、53分城後寿、
68分山形辰徳、79分山形恭平
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。
25日は午前がとある試験で夕方からが急な所用で
試合前・試合後ともに何もできなくて誠に恐縮であります。
それどころか、ゴール裏が横断幕でいつも以上に
いっぱいな中でいつもの場所に横断幕を貼ってくれたり、
混んでいる中で場所をとってくださって
改めてありがとうございます。
また、JYの横断幕の1つがゴール裏に出ていたのは
嬉しかったです。
幸い好天に恵まれ、観衆7,616人はスポンサー頼みでも
相手チームのサポーター頼みでもない中では
湘南ベルマーレのリーグ最終戦では最多だといっていい。
ただ、ゴール裏の横断幕を通常と違って掲示位置を一段下げて
ゴール裏の観客席としての使用に備えたにもかかわらず
結局ゴール裏に観衆を入れるには至らなかった。
また、応援の中心位置は、草津戦での予告どおりに
7ゲートのやや中央。7ゲート全体が一杯になったが、
前半に先制されたという展開もあるかもしれないとはいえ
大詰めで昇格が懸かった一番にしては
切迫感がイマイチだったように感じたのは私だけだろうか。
「何がなんでも勝ち点3取るんだ!」という気持ちが
スコアで先制されると弱く感じるので(京都戦もそうだった)、
それを来年なくしていかないといけない。
1点差でリードしている終盤ではその気持ちは
以前よりも強く出るようになっていると思うのだけどね。
湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。
25金永基
30山口貴弘 22松本昂聡 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希
6田村雄三 8坂本紘司
13鈴木将太 24加藤望
7エドワルド※ 11石原直樹
※=エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
FW20原竜太、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃
選手交代は
77分:30山口→14永里源気(永里はトップ下、DFは3バックへ移行)
89分:13鈴木→19外池大亮
福岡のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。
1神山竜一
2宮本亨 13柳楽智和 5長野聡 8チェッコリ
7宮崎光平 15城後寿
11田中佑昌 16久永辰徳
3アレックス 9リンコン
SUBは
GK30六反勇治、DF20山形辰徳、MF10久藤清一、
MF18山形恭平、FW35長谷川悠
監督:リトバルスキー
選手交代は
45分:8チェッコリ→20山形辰徳
69分:7宮崎→18山形恭平
89分:9リンコン→10久藤清一
福岡の中盤より前の選手の名前を見れば、
攻撃的にきているのはわかるはず。
攻撃的にきている相手には(ましてや自らは勝ち点3取るしかない)
自らも攻撃的にいくしかないはずなのだが、
中途半端にラインを上げたまま消極的に入った序盤でやられてしまった。
福岡の1点目は、右サイドの田中が左サイドに流れながら
湘南のDFライン裏にノーマークのまま抜け出して
GKと1対1になってそれを決めたもの。
福岡の中盤より前は非常に流動的に動いていたが、
それに対して湘南の対応は遅れたままだった。
前半のロスタイム1分で石原が相手CBのボールキープから
ボールをかっさらってボールを持ち込んで、そのまま決めて
決してよくはなかった前半のうちに同点においつくことができた。
後半も湘南はその勢いのままに攻め込み、
53分に将太のスピードに乗った突破から城後のファウルを得て
PK奪取。ところがこのPKをエドワルドがポストにあててしまう。
その後も湘南の攻勢が続くものの追加点を奪えない。
そのまま試合は終盤へ突入、86分に福岡がカウンターから
アレックスが完全に抜け出してGKとの1対1を確実に決めて、決勝点を得る。
湘南は消耗しきっていて、反撃する力を強く感じることもないまま
1-2のままタイムアップの笛をきくことになってしまった。
消耗戦になった終盤、例えば運動量のある原をもっと早く入れるとか、
前節終了時に既に痛んでいて、この試合でも足を少し引きずっていて
かつ終盤はまたも痛んでいた坂本を替えるとか、
手のうちようはあったのではないだろうか。
来季も監督は変わらないが、
監督の試合を読む目がもっと肥えないと今より上にはいけないだろう。
・・・無念。ホームゲーム最終戦に昇格への可能性を持ったまま迎えることは
できたが、その先までつなげることはできなかった。
結果的に、西京極では京都が仙台を破っていたので、
湘南が勝ってももはや京都には及ばなかったのかもしれない。
その決勝ゴールが決まったのは後半44分。
湘南が決勝ゴールを奪われたのは後半41分。
その時間だけみたらわずかな差かもしれないが、京都に及ばなかったのは確か。
この差は今日この試合だけのものではなく、例えば0-0の試合で
3回後半ロスタイムに決勝ゴールを決められたり、小さなことの積み重ねから生じたもの。
また、チームが目標としていた1クール勝ち点21を達成できたのは、目下第3クールだけ。
第1・2クールでは2,3試合を残して勝ち点18に達したがその後連敗してしまった。
既にJ2リーグ13チームのうち、7位・8位・9位は既にそれぞれ確定しているが、
1位~3位の中、4位~6位の中、10・11位の中、12・13位の中はまだ確定していない。
湘南は目下勝ち点77得失点差+18の6位だが、4位仙台(同80、+16。次はホームで徳島と対戦)、
5位セレッソ(同79、+17。次はホームで東京Vと対戦)と4位を争うことができる。
順位だけではない。年間5分の勝ち星(24勝)、勝ち点80の大台、そして選手個人のことでも
いくつかのことが懸かっているはずだ。
来月1日12時開始のアウェイ愛媛戦、最後の1試合戦い抜きましょう。
・・・試合後のセレモニーで今季限りの引退を発表した外池の労に
報いるためにも。
追伸:愛媛へはANAの1便(715発)で行きます。
もしこれをご覧の方で同じ便の方が私を入れて3,4人いたら、
空港から競技場までレンタカーかタクシーの相乗りでいきましょう。
バスだと空港から市内までが400円位、市内から競技場までが500円位なので
3,4人でレンタカーかタクシーのほうが安くて速くて便利なのです。
ちなみに私の帰りは当日のJALの最終便(18時発)です。
湘南ベルマーレ 1-2(前半1-1) アビスパ福岡
【入場者数】7,616人【天候】晴 18.3℃ 34%
【主審】砂川恵一【副審】山口博司/大塚晴弘
【得点】10分(福岡)田中佑昌、44分(湘南)石原直樹(12)、
86分(福岡)アレックス
SH:13 -11 CK: 6 -4 FK:13 - 21
【警告】(湘南)78分尾亦弘友希(6)、87分斉藤俊秀(6)
(福岡)21分チェッコリ、30分長野聡、53分城後寿、
68分山形辰徳、79分山形恭平
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。
25日は午前がとある試験で夕方からが急な所用で
試合前・試合後ともに何もできなくて誠に恐縮であります。
それどころか、ゴール裏が横断幕でいつも以上に
いっぱいな中でいつもの場所に横断幕を貼ってくれたり、
混んでいる中で場所をとってくださって
改めてありがとうございます。
また、JYの横断幕の1つがゴール裏に出ていたのは
嬉しかったです。
幸い好天に恵まれ、観衆7,616人はスポンサー頼みでも
相手チームのサポーター頼みでもない中では
湘南ベルマーレのリーグ最終戦では最多だといっていい。
ただ、ゴール裏の横断幕を通常と違って掲示位置を一段下げて
ゴール裏の観客席としての使用に備えたにもかかわらず
結局ゴール裏に観衆を入れるには至らなかった。
また、応援の中心位置は、草津戦での予告どおりに
7ゲートのやや中央。7ゲート全体が一杯になったが、
前半に先制されたという展開もあるかもしれないとはいえ
大詰めで昇格が懸かった一番にしては
切迫感がイマイチだったように感じたのは私だけだろうか。
「何がなんでも勝ち点3取るんだ!」という気持ちが
スコアで先制されると弱く感じるので(京都戦もそうだった)、
それを来年なくしていかないといけない。
1点差でリードしている終盤ではその気持ちは
以前よりも強く出るようになっていると思うのだけどね。
湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。
25金永基
30山口貴弘 22松本昂聡 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希
6田村雄三 8坂本紘司
13鈴木将太 24加藤望
7エドワルド※ 11石原直樹
※=エドワルド・マルケス
SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
FW20原竜太、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃
選手交代は
77分:30山口→14永里源気(永里はトップ下、DFは3バックへ移行)
89分:13鈴木→19外池大亮
福岡のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。
1神山竜一
2宮本亨 13柳楽智和 5長野聡 8チェッコリ
7宮崎光平 15城後寿
11田中佑昌 16久永辰徳
3アレックス 9リンコン
SUBは
GK30六反勇治、DF20山形辰徳、MF10久藤清一、
MF18山形恭平、FW35長谷川悠
監督:リトバルスキー
選手交代は
45分:8チェッコリ→20山形辰徳
69分:7宮崎→18山形恭平
89分:9リンコン→10久藤清一
福岡の中盤より前の選手の名前を見れば、
攻撃的にきているのはわかるはず。
攻撃的にきている相手には(ましてや自らは勝ち点3取るしかない)
自らも攻撃的にいくしかないはずなのだが、
中途半端にラインを上げたまま消極的に入った序盤でやられてしまった。
福岡の1点目は、右サイドの田中が左サイドに流れながら
湘南のDFライン裏にノーマークのまま抜け出して
GKと1対1になってそれを決めたもの。
福岡の中盤より前は非常に流動的に動いていたが、
それに対して湘南の対応は遅れたままだった。
前半のロスタイム1分で石原が相手CBのボールキープから
ボールをかっさらってボールを持ち込んで、そのまま決めて
決してよくはなかった前半のうちに同点においつくことができた。
後半も湘南はその勢いのままに攻め込み、
53分に将太のスピードに乗った突破から城後のファウルを得て
PK奪取。ところがこのPKをエドワルドがポストにあててしまう。
その後も湘南の攻勢が続くものの追加点を奪えない。
そのまま試合は終盤へ突入、86分に福岡がカウンターから
アレックスが完全に抜け出してGKとの1対1を確実に決めて、決勝点を得る。
湘南は消耗しきっていて、反撃する力を強く感じることもないまま
1-2のままタイムアップの笛をきくことになってしまった。
消耗戦になった終盤、例えば運動量のある原をもっと早く入れるとか、
前節終了時に既に痛んでいて、この試合でも足を少し引きずっていて
かつ終盤はまたも痛んでいた坂本を替えるとか、
手のうちようはあったのではないだろうか。
来季も監督は変わらないが、
監督の試合を読む目がもっと肥えないと今より上にはいけないだろう。
・・・無念。ホームゲーム最終戦に昇格への可能性を持ったまま迎えることは
できたが、その先までつなげることはできなかった。
結果的に、西京極では京都が仙台を破っていたので、
湘南が勝ってももはや京都には及ばなかったのかもしれない。
その決勝ゴールが決まったのは後半44分。
湘南が決勝ゴールを奪われたのは後半41分。
その時間だけみたらわずかな差かもしれないが、京都に及ばなかったのは確か。
この差は今日この試合だけのものではなく、例えば0-0の試合で
3回後半ロスタイムに決勝ゴールを決められたり、小さなことの積み重ねから生じたもの。
また、チームが目標としていた1クール勝ち点21を達成できたのは、目下第3クールだけ。
第1・2クールでは2,3試合を残して勝ち点18に達したがその後連敗してしまった。
既にJ2リーグ13チームのうち、7位・8位・9位は既にそれぞれ確定しているが、
1位~3位の中、4位~6位の中、10・11位の中、12・13位の中はまだ確定していない。
湘南は目下勝ち点77得失点差+18の6位だが、4位仙台(同80、+16。次はホームで徳島と対戦)、
5位セレッソ(同79、+17。次はホームで東京Vと対戦)と4位を争うことができる。
順位だけではない。年間5分の勝ち星(24勝)、勝ち点80の大台、そして選手個人のことでも
いくつかのことが懸かっているはずだ。
来月1日12時開始のアウェイ愛媛戦、最後の1試合戦い抜きましょう。
・・・試合後のセレモニーで今季限りの引退を発表した外池の労に
報いるためにも。
追伸:愛媛へはANAの1便(715発)で行きます。
もしこれをご覧の方で同じ便の方が私を入れて3,4人いたら、
空港から競技場までレンタカーかタクシーの相乗りでいきましょう。
バスだと空港から市内までが400円位、市内から競技場までが500円位なので
3,4人でレンタカーかタクシーのほうが安くて速くて便利なのです。
ちなみに私の帰りは当日のJALの最終便(18時発)です。