クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

ホーム最終戦で途絶えた、今期昇格の可能性(1-2福岡)

2007-11-26 00:41:48 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第51節 2007/11/25 13:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-2(前半1-1) アビスパ福岡
【入場者数】7,616人【天候】晴 18.3℃ 34%
【主審】砂川恵一【副審】山口博司/大塚晴弘
【得点】10分(福岡)田中佑昌、44分(湘南)石原直樹(12)、
86分(福岡)アレックス
SH:13 -11 CK: 6 -4 FK:13 - 21
【警告】(湘南)78分尾亦弘友希(6)、87分斉藤俊秀(6)
(福岡)21分チェッコリ、30分長野聡、53分城後寿、
68分山形辰徳、79分山形恭平
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。


25日は午前がとある試験で夕方からが急な所用で
試合前・試合後ともに何もできなくて誠に恐縮であります。
それどころか、ゴール裏が横断幕でいつも以上に
いっぱいな中でいつもの場所に横断幕を貼ってくれたり、
混んでいる中で場所をとってくださって
改めてありがとうございます。
また、JYの横断幕の1つがゴール裏に出ていたのは
嬉しかったです。


幸い好天に恵まれ、観衆7,616人はスポンサー頼みでも
相手チームのサポーター頼みでもない中では
湘南ベルマーレのリーグ最終戦では最多だといっていい。
ただ、ゴール裏の横断幕を通常と違って掲示位置を一段下げて
ゴール裏の観客席としての使用に備えたにもかかわらず
結局ゴール裏に観衆を入れるには至らなかった。

また、応援の中心位置は、草津戦での予告どおりに
7ゲートのやや中央。7ゲート全体が一杯になったが、
前半に先制されたという展開もあるかもしれないとはいえ
大詰めで昇格が懸かった一番にしては
切迫感がイマイチだったように感じたのは私だけだろうか。
「何がなんでも勝ち点3取るんだ!」という気持ちが
スコアで先制されると弱く感じるので(京都戦もそうだった)、
それを来年なくしていかないといけない。
1点差でリードしている終盤ではその気持ちは
以前よりも強く出るようになっていると思うのだけどね。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

30山口貴弘 22松本昂聡   2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

      6田村雄三   8坂本紘司
13鈴木将太                24加藤望 
           
      7エドワルド※  11石原直樹     

※=エドワルド・マルケス

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
FW20原竜太、FW19外池大亮
監督: 菅野将晃

選手交代は
77分:30山口→14永里源気(永里はトップ下、DFは3バックへ移行)
89分:13鈴木→19外池大亮



福岡のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           1神山竜一

2宮本亨   13柳楽智和     5長野聡   8チェッコリ

       7宮崎光平     15城後寿
11田中佑昌                 16久永辰徳
 
       3アレックス    9リンコン  

SUBは
GK30六反勇治、DF20山形辰徳、MF10久藤清一、
MF18山形恭平、FW35長谷川悠
監督:リトバルスキー

選手交代は
45分:8チェッコリ→20山形辰徳
69分:7宮崎→18山形恭平
89分:9リンコン→10久藤清一



福岡の中盤より前の選手の名前を見れば、
攻撃的にきているのはわかるはず。
攻撃的にきている相手には(ましてや自らは勝ち点3取るしかない)
自らも攻撃的にいくしかないはずなのだが、
中途半端にラインを上げたまま消極的に入った序盤でやられてしまった。
福岡の1点目は、右サイドの田中が左サイドに流れながら
湘南のDFライン裏にノーマークのまま抜け出して
GKと1対1になってそれを決めたもの。
福岡の中盤より前は非常に流動的に動いていたが、
それに対して湘南の対応は遅れたままだった。

前半のロスタイム1分で石原が相手CBのボールキープから
ボールをかっさらってボールを持ち込んで、そのまま決めて
決してよくはなかった前半のうちに同点においつくことができた。
後半も湘南はその勢いのままに攻め込み、
53分に将太のスピードに乗った突破から城後のファウルを得て
PK奪取。ところがこのPKをエドワルドがポストにあててしまう。
その後も湘南の攻勢が続くものの追加点を奪えない。
そのまま試合は終盤へ突入、86分に福岡がカウンターから
アレックスが完全に抜け出してGKとの1対1を確実に決めて、決勝点を得る。
湘南は消耗しきっていて、反撃する力を強く感じることもないまま
1-2のままタイムアップの笛をきくことになってしまった。
消耗戦になった終盤、例えば運動量のある原をもっと早く入れるとか、
前節終了時に既に痛んでいて、この試合でも足を少し引きずっていて
かつ終盤はまたも痛んでいた坂本を替えるとか、
手のうちようはあったのではないだろうか。
来季も監督は変わらないが、
監督の試合を読む目がもっと肥えないと今より上にはいけないだろう。


・・・無念。ホームゲーム最終戦に昇格への可能性を持ったまま迎えることは
できたが、その先までつなげることはできなかった。
結果的に、西京極では京都が仙台を破っていたので、
湘南が勝ってももはや京都には及ばなかったのかもしれない。
その決勝ゴールが決まったのは後半44分。
湘南が決勝ゴールを奪われたのは後半41分。
その時間だけみたらわずかな差かもしれないが、京都に及ばなかったのは確か。
この差は今日この試合だけのものではなく、例えば0-0の試合で
3回後半ロスタイムに決勝ゴールを決められたり、小さなことの積み重ねから生じたもの。
また、チームが目標としていた1クール勝ち点21を達成できたのは、目下第3クールだけ。
第1・2クールでは2,3試合を残して勝ち点18に達したがその後連敗してしまった。

既にJ2リーグ13チームのうち、7位・8位・9位は既にそれぞれ確定しているが、
1位~3位の中、4位~6位の中、10・11位の中、12・13位の中はまだ確定していない。
湘南は目下勝ち点77得失点差+18の6位だが、4位仙台(同80、+16。次はホームで徳島と対戦)、
5位セレッソ(同79、+17。次はホームで東京Vと対戦)と4位を争うことができる。
順位だけではない。年間5分の勝ち星(24勝)、勝ち点80の大台、そして選手個人のことでも
いくつかのことが懸かっているはずだ。
来月1日12時開始のアウェイ愛媛戦、最後の1試合戦い抜きましょう。
・・・試合後のセレモニーで今季限りの引退を発表した外池の労に
報いるためにも。



追伸:愛媛へはANAの1便(715発)で行きます。
もしこれをご覧の方で同じ便の方が私を入れて3,4人いたら、
空港から競技場までレンタカーかタクシーの相乗りでいきましょう。
バスだと空港から市内までが400円位、市内から競技場までが500円位なので
3,4人でレンタカーかタクシーのほうが安くて速くて便利なのです。
ちなみに私の帰りは当日のJALの最終便(18時発)です。

11・25 平塚競技場最終決戦「Miracle Count Down」

2007-11-23 02:26:54 | 湘南ベルマーレ(その他)
なかなかブログを書けなくて恐縮。
この1週間、クラブは最終決戦へ向けて大忙しのようだ。
私自身、金曜は会社の勉強会だったりで 何もできなくて恐縮なのだが。

CN系では指定席が売り切れたようです。
2日半後が楽しみです。
まずは福岡戦で最高の終わり方をすること、ですね。


決戦は水曜日・・・五輪最終予選はサウジアラビアとの一騎討ち

2007-11-19 22:25:25 | サッカー(代表)
アジア地区五輪最終予選は12チームが3グループに分かれて、
各グループ1位のみが来年8月の本大会に出場できる。

17日にの第5節が行われ、
日本がハノイでベトナムを4-0で下し、
サウジアラビアがホームでカタールを2-1で下して、
Cグループの1位の座は勝ち点10の日本と勝ち点8のサウジアラビアの直接対決で
決まることになった。(カタールは勝ち点7どまりで、予選敗退が決定)

思えば、サウジアラビアと五輪予選で戦うのは
96年春のアトランタ予選(マレーシア)・準決勝
(日本が勝って28年ぶりの出場を決めた)以来のこと。
勝ち点で優位で、かつ直接対決をホームで迎える日本は
勝利か引き分けで1位に就けるが、もちろん負けると予選敗退をホームで味わうことになる。
3大会連続で聖地・国立で五輪本大会出場を決めてほしい。
試合は21日水曜日、19時20分開始、場所は国立競技場。
カテゴリー4のチケットは大人3,000円。
最終予選のホーム2試合を見る限り、この3,000円(A代表と同額)は高く思えて仕方なかったが、
今回こそは3,000円に値する試合を見せてほしい。
寒い中の試合になりそうだが、私も体調を整えて、行くようにしたい。

イビツァ・オシム監督の回復を祈ります

2007-11-19 22:08:04 | サッカー(代表)
日本代表がジョホールバルで初のワールドカップ出場を決めた日から丁度10年の11月16日、
まさかこの日に悲しいお知らせが舞い込むとは・・・

イビツァ・オシム日本代表監督が11月16日未明、脳梗塞に襲われて緊急入院。
長嶋茂雄・元野球日本代表監督をも襲った病魔。
意識はまだ戻っていないという。
一日も早い意識の回復と、時間はかかるかもしれないけど以前のような精力的な動きが戻るよう
心から祈ります。

満員のアウェイ仙台でなんとか手にした、大きな勝利(3-2仙台)

2007-11-19 02:54:06 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第50節 2007/11/18 14:04開始
仙台市・ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 2-3(前半1-2) 湘南ベルマーレ
【入場者数】18,313人【天候】晴時々曇 8.3℃ 46%
【主審】東城穣【副審】木島栄/恩氏孝夫
【得点】14分(湘南)加藤望(9)、18分(湘南)石原直樹(11)、
29分(仙台)岡山一成、64分(湘南)加藤望(10=FK)、88分(仙台)ロペス(PK)
SH:18 -9 CK: 6 -5 FK:17 - 14
【警告】(仙台)64分菅井直樹、81分千葉直樹
(湘南)34分田村雄三(6)、87分坂本紘司(11)、89分金永基(3)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

30山口貴弘 22松本昂聡   2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

      6田村雄三   8坂本紘司
13鈴木将太                24加藤望 
           
      7エドワルド※ 11石原直樹     


※エドワルド・マルケス

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF14永里源気、
MF31猪狩佑貴、FW20原竜太
監督: 菅野将晃

選手交代は
74分:13鈴木→14永里源気
84分:7エドワルド→22松本昂聡



仙台のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。
           16林卓人

25菅井直樹   2木谷公亮   34岡山一成  17磯崎敬太

       24永井篤志    7千葉直樹

10梁勇基        8 ロペス      20関口訓充
 
           13中島裕希


登録上は関口、中島がFWの4-4-2だが、
実際は上記の4-2-3-1の布陣に見えた。

SUBは
GK22シュナイダー潤之介、MF5ジョニウソン、MF26田ノ上信也、
MF11ファビーニョ、FW9中原貴之
監督:望月達也

選手交代は
69分:20関口→11ファビーニョ
78分:17磯崎→26田ノ上信也
78分:13中島→9中原貴之



東京より一足先に冬の気候になった仙台。
私は今季初のベンチコート着用。日陰のビジター席は寒かった。
周囲をスタンドに囲まれたピッチ上の気温は一桁だったようだ。

チームの現状と、新幹線日帰り往復1万円パックの相乗効果からか、
定員600名前後のビジター席には少なくとも400人以上のベルマーレサポーターが集結。
開門を待つ列は、普段の7ゲートのそれと同じくらいだったのではないだろうか。
入り口より下の下段は開始1時間前には埋まり、中後段も8割がたは埋まった。
EFSのリードは前段の最後部(中後段の一番前)で、後段にもけっこう効いていたように思う。
ロンドさんの選手紹介がある一方で過度に盛り上がりすぎることもなく、
東京以外でのアウェイ戦における今季最多の人数で最高の応援ができたのでははないかと思う。

試合展開は、6月の仙台戦と途中までは同様の展開といえる。
先制点がラッキーな形で湘南に入り、仙台が追いかける展開。
ただ、湘南に入った点が多かったのが異なるポイントであった。

湘南の1点目は将太の右クロスをニアで望さんが頭でそらしたもの。
2点目はロングボールとそれを追う石原をめぐって相手GKとDFが交錯した隙に
石原がこぼれ球を無人のゴールへ入れたもの。
仙台の1点目は相手のレイトチャージを受けながらの尾亦のフェアなクリアがなぜか
湘南のファウルととられたものからのFKで、梁が蹴って岡山が頭で合わせたもの。
湘南の3点目は尾亦の頑張りから得た敵陣ライン際深くでのFKを
望さんがなんと直接ファーサイドのゴールネットへ突き刺したもの。
ボールがGKの手の先を越えたと思ったら急にドロップしたもので、ほんとにすばらしかった。
仙台の2点目は敵陣中央深くからのFKが坂本のPA内でのハンドを誘ったことから得たPK。

湘南は攻撃の時にはピッチを幅広く使うことができていた。
両サイドからの攻撃がよくできていた。特に将太。
アジエルの代わりの将太の特性をうまく活かせたのではないだろうか。
一方、仙台はボールをもったときの技術は湘南よりも上だったが、
個々の狭いエリアでの勝負にこだわりすぎたのか
湘南陣内のスペースを突くことがほとんどなかったように思う。
もちろん、湘南のほうが頑張り度も(これは贔屓目もあろうが)上だったであろう。



ロスタイム3分の末、手にしたのは7年2ヶ月ぶりの仙台での勝利。
そして、湘南になってからは恐らく初の、満員のアウェイスタジアムを沈黙に陥れる勝利。
(00年9月の仙台は9,000人台の観衆だった)
しかも、大人数でアウェイ(しかも1都3県以外)へ押しかけて勝ったのも初だろう。
ピッチ上をみても、アジエル不在で上位相手の勝利である。
そして、何よりもホーム最終戦に昇格への望みを残した。
いろんな意味で大きな勝利だった。

この試合の結果、累積警告が3回に達している選手が
金、山口、ジャーン、坂本、加藤、石原と6人になった。
とある選手の松葉杖姿を仙台駅でみかけた。
ほんとにギリギリの戦いをしていると改めて思う。
とはいえ、泣いても笑っても今年のリーグ戦は残り2試合。
まずはホーム最終戦で、ベストを尽くしたい。


追伸:17時過ぎの「伊達の牛たん本舗」本店はベルマーレサポーターでごったがえしていた。
もちろん、例のパックによるもの。いわゆるアウェイジャックを湘南もできるようになったんだな・・・
もっとも、そのせいで、私(18時20分発)はそこの牛タン定食を諦めたんだけど(苦笑)

Jリーグ加盟14年目で初めて「ホーム最終戦で残った希望」~ベルマーレファミリーみんなでスタジアムへ!

2007-11-19 02:09:19 | 湘南ベルマーレ(その他)
J2リーグ50節の結果、湘南は入れ替え戦進出の可能性をなおも残すができた。
それを機に、これは、ここの記事の構成上から、ここをご覧になってくださっている方々の中での
一大勢力?を意識して書くことにした記事です。
(この記事はどちらかというとトップチームのサポーターの方へ向けたわけではない・・・
といえばわかるかもしれません)

94年からJリーグに加盟したベルマーレは、実はここまでホーム最終戦で
優勝争い、残留争い、昇格(入れ替え戦)争いで優勝、残留、昇格への可能性が
残っていたことが一度もないのである。
・94年2ND(2位)、95年1ST(7位)、97年1ST(4位)はいずれも優勝争いをしながら、
最終節(ホーム最終戦)の前のアウェイで敗れて優勝への可能性を失っている。
・99年(年間16位)は、ホーム最終戦(2ND14節)の前の13節(駒場)で敗れて
その時点で降格が決定してしまっていた。
・00年以降は、いまさら語る必要もないだろう。あまりに悲しいことだが。
・・・そうしてようやく、ここにベルマーレがホーム最終戦で夢への希望をもつことができたのだ。

さて、育成部門はトップチームで通用する選手の輩出を目標としているし、
トップチームが育成部門や他競技も含めたベルマーレ全体の第一の象徴であるべきなのは確かである。
今度の日曜日は、ベルマーレの育成部門の各チームがぜひスタジアムに大集合してほしい、と思う。
トップチームが、やっと迎えることができた本当の大一番を、みんなのその目でぜひ見てほしいのだ。

もちろん、個々のチームには既に予定があるのかもしれないが(相手があるものもあるかもしれないが)、
できることならぜひ、その予定をやりくりができる範囲でやりくりして、
スタジアムに大集合してほしい。
そして、夢を懸けたその大一番を、皆の目でじかに見てほしい。
また、自身のお子さんを育成部門に預けていらっしゃる父兄の皆さんにも、
ぜひこの大一番を見てほしい。
地元湘南で地元のトップチームが繰り広げる極限の戦いを見てほしい。

あいにく、湘南が勝っても最終節まで望みがつながるかは他チーム次第となる。
もし京都が勝って望みがついえてしまった時は、
今シーズン3回あったロスタイムでの失点による敗戦が最後に響いた、と勝ち点1の重みを感じることになるだろう。
もし京都が引き分けなどで望みが最終節までつながった場合は、
9月のセレッソ戦の終盤でヨンギがPKを止めて拾った勝ち点1や同じく京都戦でロスタイムに追いついて拾った勝ち点1がここにきて効いた、と勝ち点1の重みを別の意味で感じることになるだろう。
勝ち点1の重みは、リーグ戦の醍醐味の一つだ。
プレーもさることながら、この勝ち点1の重みをじかに感じるのも、
今後のプレーや観戦・応援に活きてくると思います。
では、皆さん、来週日曜、スタジアムでお会いしましょう!!!

入れ替え戦目指して残り2試合!3位京都~6位湘南の対戦相手

2007-11-19 01:53:39 | 湘南ベルマーレ(その他)
入れ替え戦(J2で3位)、そしてJ1昇格を目指す湘南の2007年J2の長い戦いは
残り2試合となった。
50節終了時点での3位京都~6位湘南の残り2試合の対戦日程は
以下の通り。
1行目・・・・・左端が3位、右端が6位。()内は勝ち点と得失点差。
2行目以降・・・左端から、月/日、対戦相手、(Home/Away)の順。

    京都(82、+20) 仙台(80、+17) C大(79、+18) 湘南(77、+19) 
11/25  仙台(H)   京都(A)    水戸(A)   福岡(H)
12/01  草津(A)   徳島(H)    東V(H)   愛媛(A)

※11/25は全試合13時から、12/01は全試合12時から。
なお、上記の試合では通常のホームスタジアム以外での開催はない。
また、1位札幌は勝ち点88得失点差+20(次節試合なし)、
2位東Vは勝ち点85で得失点差+32(次節は味スタで愛媛と)。

現時点での関係チームの出場停止状況は・・・
11/25 仙台:7千葉、18萬代 水戸:26ビジュ C大:14江添、31ジェルマーノ 福岡:6布部
12/01 仙台:7千葉 東V:9フッキ

湘南の最大勝ち点は83。今の3位京都が次勝てば85になり、湘南は追いつけなくなる。
湘南が第52節=最終節に入れ替え戦進出の望みをつなげるには
まず自らが勝った上で、かつ京都対仙台が引き分けもしくは仙台が勝つことが最低条件。
また、C大の結果も気になる。
まさに人事尽くして天命を待ちたい。
来週日曜の試合終了後、勝ち点1の重みをどう捉えることになるだろうか・・・

Jユースカップは4年ぶりの未勝利で終了

2007-11-19 01:28:46 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
18日14時から、産能大GでJユースサハラカップ予選リーグ最終戦・
湘南ベルマーレユース対鹿島アントラーズユースが行われたが、結果は0-2の敗戦。
予選リーグ6試合を3分3敗で終わり、まさかの未勝利のままで終了となった。

Jユースカップが未勝利で終わったのは2003年(永里が3年生)以来だが、
この時は同グループに菅沼実のいる柏、谷口のいる横浜、そして清水と
あまりに手ごわい相手が揃っていた。一方、今年の同グループは・・・


最後までチームに残って頑張った3年生7人にとってはとても悔しい内容、結果だと思う。
ユース3年間の最終戦で何もできなくて申し訳ない。
特に、今年の3年生は私が本格的に(=太鼓を使ったり、リーグ戦で遠方にも行ったり)
ユースを応援し始めて3年間通してみることができた最初の世代であっただけに思うことも違う。

早めにユースを卒業した3人を含め、
・進路が決まっていない選手は早く朗報が聞けるのを待っています。
・進路がどうあれ、この3年間の経験を(いいこともいやなことも)
皆それぞれにこれからに活かしてほしいです。


一方、次の金曜・土曜には県CYが連日で開催される様子。
去年の今頃の県CYと同様に、この試合が本格的な来季への準備の第一歩となるのかもしれない。
2年生、1年生には今年の悔しさをバネに来季への臥薪嘗胆を期してほしい。
年内はユースチームを見る機会は残念ながらなさそうだけど、
楽しみに待っています。

宮崎明浩所属の東洋大、関東大学2部へ復帰!

2007-11-18 01:21:58 | サッカー(その他)
関東大学サッカー大会 準決勝の1試合
東洋大(都リーグ1部1位)対関東学院大(神奈川県リーグ1部1位)が
17日13時から横浜市の県立保土ヶ谷公園サッカー場で行われた。
この大会は、東京都リーグ1部1位~3位、埼玉県リーグ1部1・2位、
神奈川県リーグ1部1位、北関東リーグ1位1の計8チームの中から
来季の関東大学リーグ2部へ昇格できる2チームを決めるために行われる。
(※埼玉県リーグからの2チームのうち1チームは前年の同大会優勝枠)
なお、関東2部と都県リーグとの入れ替えは2チームとも自動的。
(入れ替え戦はない)

東洋大には、05年のベルマーレユース3年の主力・宮崎明浩がいて、
かつ 彼を今年見る機会がここまでなく、しかもこういう大事な大会が
比較的近くの保土ヶ谷であるということで見にいくことにした。
彼を見るのは、昨年7月に練習試合を東洋大の板倉グラウンドまで
見に行って以来のことになる。元気でいるだろうか・・・


東洋大のスタメンの布陣は(確か)以下の通り。(一部違っていたら申し訳ありません)
背番号、名前、(学年)の順。上がGK、下がFW。

           1川和太陽(3)

5竹内正樹(3) 3川原達也(4) 16堀口洋(2)  2木村裕樹(3) 

      10知見正彦(4)  15水谷幸嗣(4)
13渋谷知史(3)                8青木健人(4)  
           
        9黛洋樹(2)  11大上浩司(4)

途中交代は
58分頃 9黛→19菅沼守(2)
72分頃8青木→4大平伸之(4)


宮崎は背番号14でSUBだった。試合出場はなし。
ただ、ハーフタイムの練習では、
ピッチの横幅一杯のロングキックを何本もみせてくれた。
また、試合後に話をしたところ、筋力UPにも励んでいるとのこと。

試合展開は、
13分 0-1 関東学院が左CKから先制
試合を通して優勢なのは東洋で、シュート数も圧倒的だったし
決定的なシュートもちらほらあったがゴールが遠い。
59分頃、関東学院が警告2回からの退場者を1人出す。
これで関東学院は1トップを残してますます守備に徹するようになる。

東洋はサイドから攻め込むが、サイドチェンジがあまりなくて
かつ中央からの脅威もあまりなかったことが響いて、
決定的に関東学院を崩しきるまでには至らなかった。
東洋は2人目の選手交代の時に川原を前線に上げたパワープレーを敢行して、
何が何でも点を取りにいった結果・・・
81分 1-1 川原のミドルシュートが左ポストにあたりながらゴールイン
執念が得点という形で実った。

同点にした後、一旦パワープレーを解いた東洋だが
攻勢は変わらず、85分頃には左からゴール前へのアーリークロスが
ゴール前で相手のファウルを誘い、PKを得る。
かつ相手選手の警告2回からの退場者をも誘発した。
しかし、このPKは左ポストを叩いてしまう。

相手は2人少なく、かつ東洋はまだ交代枠を1つ残していたので
延長戦に持ち込んで相手の疲れを待ってからでも
十分勝ち目はありそうなものだったが
東洋は90分で勝負を決めるために残り数分で再び川原を
前線に上げてのパワープレーを敢行する。
その結果・・・
89分 2-1(ロスタイム4分の3分あたり)
ゴール前へのロングボールに対して大上が競り勝ち、こぼれた球を
ゴールへ後ろ向きながらもけりこんで、劇的な逆転。
大上は喜びのあまりユニフォームを脱ぐ。
そして、試合は東洋大が2-1で勝利。

東洋大は来季、3年ぶりの関東2部での戦いとなる。
試合終了後のピッチ上は東洋大の部員の喜びであふれかえった。
特に、宮崎ら今の2年生にとっては、もともとは関東2部で戦うつもりで
このチームにきたわけだから、初の関東への喜びもひとしおだろう。
そして、後輩に昇格という遺産を残せた4年生も同様だろう。

ただ、関東2部も激戦。昨年、この大会で優勝した城西大は
1年で関東2部から埼玉県リーグへ戻ることになったし。
宮崎の代は、宮崎だけでなく黛、菅沼ら好選手が多い。
彼らが中心となって来季さらなる飛躍を果たしてくれることを祈りたい。

突然のブラジル人不在の中で苦しみながら勝利(2-1草津)

2007-11-11 22:43:01 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第49節 2007/11/11 13:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-1(前半1-0) ザスパ草津
【入場者数】4,579人【天候】晴 18.5℃ 63%
【主審】今村義朗【副審】西村典之/大西保
【得点】38分(湘南)鈴木将太(2)、
85分(湘南)オウンゴール、86分(草津)カレカ
SH:12 -9 CK: 6 -2 FK:22 - 19
【警告】(湘南)51分梅田直哉(1)、85分石原直樹(7)
(草津)12分高田保則、42分カレカ
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

30山口貴弘 22松本昂聡   2斉藤俊秀  21尾亦弘友希

      6田村雄三   8坂本紘司
13鈴木将太                24加藤望 
           
      9梅田直哉   11石原直樹     


SUBは
GK1伊藤友彦、MF33林慧、MF31猪狩佑貴、
FW19外池大亮、FW20原竜太
監督: 菅野将晃

エドワルドは累積警告で出場停止。
さらにアジエルがお父さんの急死で急遽帰国。
その上試合開始90分前のメンバー発表ではスタメンだったジャーンが
急遽メンバーから外れてSUBだった松本がスタメンに入って
メンバー外だった林がSUB入り。

選手交代は
57分:9梅田→20原竜太
78分:13鈴木→19外池大亮(原が右MFへ)
89分:24加藤→33林慧



草津のスタメンの布陣は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW。

           1本田征治

36喜多靖   4田中淳     3尾本敬   2寺田武史

       17秋葉忠宏    30松下裕樹
6鳥居塚伸人                18櫻田和樹
 
       29岩田正太    9高田保則  


SUBは
GK22北一真、DF7佐田聡太郎、MF25佐藤大基、
FW20松浦宏治、FW35カレカ
監督:植木繁晴

選手交代は
31分:9高田→35カレカ
76分:29岩田→20松浦宏治
66分:2寺田→7佐田聡太郎


スタジアムに来てビックリのアジエル不在。
試合前になってビックリのジャーン欠場。
試合当日になって判明した、驚きの今季初ブラジル人不在の試合だったが、
その試合をなんとか勝てたのは大きい。

開門前後はまだ雨が降っていたが、いつの間にか上がって
晴天かつ蒸し暑さすら感じる天気での試合となった。
スタンドは4,500人強の入場者数で7ゲートはほぼ満席になった。


湘南は決定機こそ多かったが、シュートはことごとく枠外へ。
前半の得点は左後方からのアーリークロスを飛び出したGKが触る前に将太が
ヘディングで無人のゴールへ入れたもの。
なかなか2点目を奪えず、自ずと試合展開は厳しくなる。
2点目は相手DFからのバックパスを前目に位置していた
本田がトラップミスし、ボールが無人のゴールへ吸い込まれたもの。
しかし、なかなか奪えなかった2点目が奪えた直後の緩みからか、
ロングボールのこぼれ球を中盤で草津に拾われてからカレカに豪快なミドルシュートを決められて
試合展開はますます苦しくなってしまった。


ハーフタイムと試合後、次々戦・福岡戦での応援の位置取りのことを告知したけれど、
まずは次に仙台で勝たないとね。
仙台で勝たないと福岡戦は消化試合になってしまう。
ホーム最終戦・福岡戦を夢のあるものとするために、
まずは仙台になんとか勝ちたい。