クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

J2第5節 対愛媛(平塚・0-0)の記録

2007-03-25 21:30:23 | 湘南ベルマーレ(プレビュー・記録など)
2007年J2リーグ第5節 2007/03/25 16:06キックオフ
平塚競技場
湘南ベルマーレ0-0愛媛FC
【入場者数】3,092人【天候】曇 16.6℃ 74%
【主審】早川一行【副審】恩氏孝夫/田尻智計
【得点】両チームともなし
SH:15 -13 CK: 8 - 7 FK:5 - 7
【警告】(湘南)51分財津俊一郎(1)、54分・55分中町公祐、55分斉藤俊秀(2)
 (愛媛)32分井上秀人
【退場】 55分中町公祐(1=警告2回)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。


湘南のスタメン:
GK25金永基 DF18財津俊一郎、3ジャーン、2斉藤俊秀、21尾亦弘友希
MF28中町公祐、5中里宏司、8坂本紘司、10アジエル
FW11石原直樹、32柿本倫明
同SUB:
GK1伊藤友彦、DF4村山祐介、MF24加藤望、FW14永里源気、FW20原竜太
同選手交代:
45分5中里→24加藤望 、61分18財津→14永里源気、72分32柿本→20原竜太

愛媛のスタメン:
GK21佐藤昭大 DF15森脇良太、4南祐三、3近藤徹志、2松下幸平
MF6井上秀人、24中村豪、17大山俊輔、16赤井秀一
FW9三木良太、26内村圭宏
同SUB:
GK1羽田敬介、DF5星野真悟、MF7千島徹、FW18江後賢一、FW11田中俊也
同選手交代:
64分17大山→11田中俊也、75分26内村→7千島徹、75分16赤井→18江後賢一



友人の結婚式へ出席のため、残念ながら欠場せざるを得なかった。
ホームゲームなのに勝ち点1に終わってしまったとみるべきか、
後半の35分あまりを1人少ないまま戦わざるを得なかった中
勝ち点1を取れたとみるべきか。そのどちらか、
あるいはそれ以外かまでは断言はできないけどね。

現有戦力でいくならば、中町の覚醒がこのチームの浮沈を
左右する要因の1つと思っている者としては、経緯はともあれ
今回の中町の退場は残念である。次節、中町が出れなくなって
その覚醒の機会がまた一つ少なくなったわけだし。
(次は中町の地元での試合だったし、それだけになおさら)

ここまでの5試合で1勝3分1敗、勝ち点は6/15。
3月は残り1試合。
いくらなんでも勝ち点獲得率5割以上で3月を終えたいところだけに、
次節こそは勝利を・・・
アウェイでの勝利は、昨年8月23日(愛媛)以来ないしね。

攻勢の時に得点を奪えずに引き分けに甘んじる(0-0札幌)

2007-03-25 01:41:01 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第4節
2007/03/21 16:03キックオフ 札幌ドーム
コンサドーレ札幌 0-0(前半0-0) 湘南ベルマーレ 
【入場者数】13,279人【天候】屋内 20.5℃ 41%
【主審】廣瀬格【副審】木島栄/小曽根潮
【得点】両チームともなし
SH:6 -10 CK: 3 - 2 FK:15 - 15
【警告】(札幌)67分砂川誠、80分西澤淳二、89分ダヴィ
(湘南)27分坂本紘司(1)、86分ジャーン(1)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。

千歳20時50分発のJALに乗り、自宅到着は23時40分過ぎ。
週半ばの祝日1日での飛行機日帰りはやはり疲れるもので、
今日のところは試合記録や布陣等の記載にとどめる。
この試合に駆けつけた50人ほどのベルマーレサポーターの皆さん、
お疲れ様でした。

試合の感想は・・・簡単にいうと、前半の出来
(シュート数で大きく上回っていたはず)を
考えれば「勝つべき試合だった」
終盤、足が止まって自陣深くでFKの脅威を2回受けたことを思えば
(しかも内1回はバー直撃)「勝ち点1とれてよかったかな・・・」
個人的には、またも札幌で勝てなかったなあ、と。
00年に2回厚別へ行き1回がVゴール負けでもう1回が引き分け、
昨年はJユースで宮の沢へ行って引き分け。今回初のドームだったんだけどな。

ともあれ、木曜以降にもう少し詳しく試合を振り返ります。
(最初のUpは22日未明。後、25日未明に記事を追加)


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

18財津俊一郎 3ジャーン 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希

      5中里宏司  8坂本紘司
28中町公祐             10アジエル  
           
     11石原直樹   32柿本倫明   

SUBは
GK1伊藤友彦、DF4村山祐介、MF24加藤望、
MF29鈴木伸貴、FW14永里源気

選手交代は
60分:32柿本→14永里源気
60分:18財津→4村山祐介
77分:28中町→24加藤望



札幌のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         28高木貴弘

3西澤淳二 4曽田雄志  15ブルーノ※  5池内友彦

      6西嶋弘之   18芳賀博信
25藤田征也               29西谷正也

      13中山元気   10ダヴィ

※ブルーノ・クアドロス

SUBは
GK26佐藤優也、MF20上里一将、MF17カウエ、
MF8砂川誠、FW9石井謙伍

選手交代は
64分:13中山→8砂川誠
79分:29西谷→9石井謙伍
86分:25藤田→20上里一将

(ここから25日未明Up)
今回の飛行機はマイレージを使って搭乗。(昨年のドイツ往復が効いた)
現地では空港と札幌市内との往復が18きっぷ、地下鉄がドニチカ(500円)。
昼ごはんの前に、円山公園からバスで大倉山ジャンプ競技場を目指す。
雪がまだ残っている時期だからこそ、と思ってね。
気温は3度弱で、リフトで展望台に登っている間に雪が舞ってきた。
昼ごはんはラーメン「山桜桃(ゆすら)」。
琴似が本店で(本店には2回いったことがある)すすきのにもできたと聞いたがゆえに
行ってみたのだが(駅から徒歩1分)、私の記憶している味とはけっこう違っていたような。

2時半ごろ、7年前は福住駅のヨーカドーの屋上と羊が丘展望台から
眺めるだけだった札幌ドームの中へようやく初めて足を踏み入れた。
野球として使うであろう時のバックネット裏がメインスタンド中央になり、
アウェイ側自由席はライトポール際のようである。
近くに大型ビジョンもあり、日本ハムがレフト側をホームにしている理由がわかった。
アウェイ側自由席は極めて狭く、ヨコ10席分くらいしかない。(タテに細長くはあるが)
その中に50人前後のベルマーレサポーターが固まる。
横断幕もロクに貼るところがなく、左右の緩衝帯(座席の上に黒い幕が張ってある)の上に
乗せる格好となった。
サッカーのチアガールでは古参のほうのコンサドールズはいつの間にかへそだしに。
でも、バックのBGMは前のほうが札幌ぽくて(アメリカンぽくて)よかったような。
前はボールボーイがちらばる前に「YMCA」やってたしね。


札幌の布陣は、昨年までの3-5-2から4-4-2に変更。
さすが、監督「三浦俊也」。
但し、選手(特にSB)がすぐに揃うか、また中盤の少数化に
選手が対応できるかといったらいくら三浦監督の下でもそうはいかなかったようで、
CBタイプの選手がついた両SBはオーバーラップがとても少なかった(特に右)。
また、中盤でも(特に前半は)ボールをよく奪われていた。

前半はお互いに動きは少なめ。その中で、湘南のほうが明らかに
敵陣深くへの侵攻とシュートが多かった。
この試合の湘南、特に前半のチャンスは速いパス回しと動きだしで相手の(特にサイド、しかも右の)
スペースを侵攻できたことから生まれている。
財津はこの試合でもよかったが、自陣右サイド深くで無理にボールを奪いに行くあまりにファウルを犯したり、
改善を要する部分はいくつか見られた。まあ、前の試合は相手の出来がああだったから・・・・・
柿本はさっぱりの出来。セレッソ戦でもそうだったが。
中町は、右サイドに位置する時の中ではいい出来だったのではないか。
あともう少し、ゴールに近づいて自分がシュートできる位置まで持ち込めるOR位置取りができれば。
アジエルが一人で敵陣中央深くへ突進していこうとするのは彼の持ち味の一つだが、
今回はそれ一辺倒に終わり、かつ敵につぶされるばかりでなかなか決定機までいけなかった感がある。
これはアジエルだけでなく周囲の問題でもあるが。


後半は札幌も攻勢に出て、互いに前半よりもチャンスを多く生んだ。
湘南は後半35分頃の右CKのこぼれ球をペナルティエリア外で尾亦が胸トラップして
強烈なシュートへと変えたが、ボールは惜しくも枠右上隅を直撃してゴールラインを割った。

後半41分、カウンターから相手選手に中央をドリブルで突破され、
辛うじてジャーンがペナルティエリアわずか外でファウルで止める。
このFKで上里が入ってきた。
ゴール前中央という危険な位置からのFKにあたって、札幌は上里を投入。
上里が左足で蹴ったボールは弧を描きながらバーの上辺を直撃してゴールラインを割った。
このFKとこの5分くらい前にゴール前右からのFKにはほんとにヒヤヒヤした。

そのFKの後、アジエルがドリブルで敵の密集を突破して左足で
ゴール左めがけて強烈なシュートを放つが、ボールは左外へそれる。
そして後半44分~ロスタイムに石原か永里が敵陣右深くへ抜け出してゴール前ファーサイドへ
大きくクロスをあげ、そこに望が足からすべりこむが惜しくもジャストミートはせず。
(相手DFも追いついていた)
ロスタイムは2分しかなく、結局そのしばらく後にタイムアップ。


今回は旗が非常に少なかった。
飛行機遠征だから、EFSが管理している旗がないのはやむを得ないし、
そもそも人数自体の問題はあるとはいえね。
私も昨年は旗(振るための旗)をほとんど持参してこなかったが、
今回(から)はMサイズの旗をもってきていた。
M旗なら機内に持ち込めるし、L旗ほどではないが少しは目立つ。
M旗はクラブ公式グッズでもあるし、EFSのものもある(ボンボネーラで販売)。
場所を問わず、旗の持参率が増してくれば、スタジアムの風景は
また変わってくると思う。


試合の後、外に出ると雪が舞っていた。
札幌でもこの冬に雪が舞うのはもう数少ないであろう。
すすきのに出たが、目当てのジンギスカン「だるま」はやはり並んでいて
やむなく空港のレストランでジンギスカンを食べた後、
偶然?にして選手と同じ便で帰還。
私が見た試合で札幌で勝てなかったのはユースを入れて4度目。
私が就職してから札幌に行ったのは5回目。(残る1回は友人の結婚式)
札幌日帰りは5回目。勝ちたいし、1回くらいは道内で一泊したいなあ。
観光しだすと本州以上に高くつく土地柄なのは十分承知だが。



遅くなったが、ようやく次の試合(愛媛戦)の前にUpはできた。
このほか、先週の土曜に見た試合とこの土曜日に見た試合のことも
Upしたいし、クラカンのこともUpしたいのだが、なにぶん最近時間がない・・・
今月は飲み会のある日以外は定時退社できていないしね・・・
なお、大変残念ながら愛媛戦は友人の結婚式出席のため欠場です。
前橋にはいくつもりでおります。18きっぷでいきますよ。

『臥薪嘗胆(がしんしょうたん)』~あの時の悔しさを胸に~

2007-03-18 23:03:32 | 湘南ベルマーレ(その他)
予定よりは遅くなりましたが、この試合(セレッソ戦)から、
新しい横断幕を出しました。
紺地に白い文字で「臥薪嘗胆」。
丁度ゴール真裏に掲示しました。

今シーズン、新しい横断幕をつくるにあたり、
真っ先に思いついたのがこの言葉。「がしんしょうたん」と読む。
「一度味わった屈辱を晴らしてやろうとして、苦心・苦労を重ね
チャンスの到来を待つこと」という意味で、古代中国の言葉が由来。
日本の歴史上では、日清戦争の大勝の直後に三国干渉を受け入れて
遼東半島を手放さざるを得なかった時に政府が国民に呼びかけた言葉として知られる。
(その後、日露戦争で、三国の1つ、ロシアに勝利してその一部の支配権を得た)

昨年の最終戦、目の前で相手にJ1昇格を決められ、喜びを見せ付けられた悔しさ。
前の所属チームで試合に出れず、戦力外になった悔しさ。
ユースの時に全国大会へ出れなかった悔しさ。
そして、J2に落ちたまま7年も昇格争いすらできずにいる悔しさ。
今、湘南に携わっている者は皆それぞれにいろんな悔しさを抱えているはずだ。
そのそれぞれの悔しさを胸に、今年こそは・・・・・と、皆思っているはずだ。

そして、この横断幕を通して言いたいことはもう1つある。
それは、「もっと皆、チームにメッセージを!」ということ。
幸いにして、昨年よりも今年はスタジアム内の横断幕は増えている。
(昨年はあまりにもひどかった・・・)
しかし、掲げられている横断幕は選手名など、選手個々にのみ
向けられたものが殆ど。そうでないのは、EFSのものと
6ゲート中央の「Road to J1」くらいか。
ここまでチームへのメッセージが少ないチームも珍しいのではないか。
(他のスタジアムみてみな!) チームへの応援があまりになさすぎる・・・。

私は達筆ではないし、裁縫も苦手なので、業者さんに頼んでつくっていただきました。
(九州などへ1泊2日のツアーでいけるくらいの値段です。ともあれ、今回協力いただいたSさん、ほんとにありがとうございました。)
1人では大金だが(私は幸い独身で遠征もけっこう出来る身だが)、
数人のグループで出し合えば、その負担感はやわらぐ。
もちろん、自分たちで自作できれば、それもよし。
それなりのものができれば、費用(労力)対効果も相当にあがると思う。
チームに変わることを求める以上、我々も変わらないといけないのではないか。

ちなみに、私は平塚競技場ではゲーフラはまだ先ではないかと思う。
つくりやすいのは確かだが、まずは競技場の外周をしっかりメッセージで
固めることのほうが先ではないか。
ゲーフラで盛り上がっているところは、大抵、既にスタジアムの外周は横断幕で埋まっている。
ゲーフラの案もあるにはあるが、それはまた別の機会としたい。

久しぶりの劇的な勝利で、ようやく今季のスタートラインに立つ(2-1セレッソ)

2007-03-18 22:00:48 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2リーグ第3節
2007/03/18 13:03キックオフ 平塚競技場
湘南ベルマーレ 2-1(前半1-1) セレッソ大阪 
【入場者数】4,226人【天候】晴 11.3℃ 11%
【主審】田辺宏司【副審】西村典之/阿部浩士
【得点】05分(湘南)石原直樹(1)、28分(セレッソ)アレー、89分(湘南)加藤望(1)
SH:10 -3 CK: 1 - 6 FK:17 - 21
【警告】(湘南)なし (セレッソ)43分宮本卓也、81分アレー
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。

冷たい風が吹き抜ける屋外だったが、
平塚競技場の中は風はさほど強くもなく、日差しが照りつけた。
そして、7ゲートの端からは雪化粧した富士山もみえた。
恐らく、私が競技場から見た中で一番綺麗だった。



湘南が攻勢に出ながらもなかなか得点を奪えずにいた
後半のロスタイムの目安は3分。
この試合を取れないままなら、あまりに痛い・・・
そのロスタイムが終わろうとしていた頃、
右サイドの財津からゴール前へクロスがあがる。
ゴール前に何人かの湘南の選手が入り、
その中の1人の頭にボールがあたって、
ボールは相手GKの先をすり抜けてゴールネットへ吸い込まれた。
狂喜乱舞するスタンドそしてピッチ上の人。
ピッチ上の歓喜の中心には、加藤望がいた。
セレッソのキックオフから1プレイが終わった後、タイムアップの笛が鳴った。
そして、湘南はリーグ戦で約半年ぶり、なんと11戦ぶりの勝利を得た。
そして、ベルマーレの試合では忘れかけていたものを、
この試合で思い起こさせてくれたように思う。
この日は富士山だけでなく、試合もとても素晴らしいものであった。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

18財津俊一郎 3ジャーン 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希

      5中里宏司  8坂本紘司
28中町公祐             10アジエル  
           
     11石原直樹   32柿本倫明   

SUBは
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF24加藤望、
MF29鈴木伸貴、FW14永里源気

選手交代は
56分:5中里→24加藤望
78分:32柿本→14永里源気

金、財津は開幕戦から3戦連続でフル出場。
また、(第2戦からであるが)
FWが、ようやく「本来の2トップ」になった。


セレッソのスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         22吉田宗弘

13柳沢将之 5前田和哉  14江添建次郎  2羽田憲司

      8森島寛晃   7アレー
25宮本卓也               6ゼ・カルロス

      9古橋達弥   11苔口卓也

SUBは
GK1多田大介、MF23丹羽竜平、MF17酒本憲幸、
MF24堂柿龍一、FW20森島康仁

選手交代は
33分:6ゼ・カルロス→23丹羽竜平
64分:11苔口→20森島康仁
81分:8森島→17酒本憲幸

セレッソの中盤の位置取りは流動的だが、
基本的な位置は上記のように見えた。


湘南の先制点は、敵陣中央やや左でアジエルがつぶれながらも
ボールを右前方にはたき、石原が抜け出しながらそのボールを受けて
シュートしたもの。
一方、セレッソの同点ゴールは、古橋の速い左CKが
中央のアレーの頭にドンピシャでヒットしたもの。
金が辛うじてそのシュートに反応して触ったがボールの勢いが強すぎた。

結局、セレッソの決定機はそれだけ。シュートは90分でわずか3本。
セレッソは西澤、大久保の移籍が攻撃面で大きく響き、
かつ、下村の移籍が中盤の守備面で大きく響いたようだ。
特に、西澤、大久保がいなくては、他の攻撃的な選手がまるで活きない。
相手DF裏へのロングボールからくらいしかチャンスになりそうですらない。
5年前のJ2(しかも第3節!)で湘南はセレッソに0-3の大敗を喫するなど、
セレッソは当時のJ2で圧倒的な強さを見せたが、
少なくとも今年の序盤戦では5年前のようにはいかなさそうである。


湘南は組織としてはほとんど何もしてこないセレッソを相手に、
試合を支配し敵陣に攻め込むことができた。
湘南のこの試合の最大の功労者は財津だろう。
最後のクロスだけでなく、いろいろなものをみせてくれた。
DF裏への相手のロングボールに相手が抜け出しかけた時、
最後にそのボールをクリアしたのが財津、というシーンが少なくとも2つはあった。
それ以外の場面でも位置取りはよく、対面する相手選手を抜かせなかった。
攻撃面でも相手を抜ける能力があることを示したし、
クロスも時折だがいいものを出せることは示した。
髪型を変えたことで、プレーでも個性を示せるようになった!?

金は、ハイボールへの強さを見せたし、
攻守の切り替えも、徐々にだが適切になってきた。
この試合でも前半はキャッチしたらとにかくフィードしようとしていたが、
後半にはジャーンの姿勢もあってか落ち着きもみせるようになった。
また、ジャーン、斉藤は改めていうまでもない働きぶりであった。

望さんは途中は大した働きがなかったが、最後に大仕事。
そういえば、昨年の10月以降に唯一勝ち点がとれた試合(神戸戦)で、
ロスタイムの同点ゴールは望さんのヘッドから生まれたのだった。
改めて、望さんの執念を感じた。

石原は逞しさが増した。ボールキープやボール奪取への執念が増し、
シュートへも積極的になってきた感がある。
これを、この相手(の出来)だけでなく、もっとタフな相手にも
見せられるようになれれば、と思う。

反面、全くダメだったのが尾亦。よく途中交代がなかったものだ。
オーバーラップこそ幾度となくするものの、クロスの成功は1度か2度。
CKにすら持ち込めないこと多々。前半終了間際には、
敵陣左深くで相手を抜けないどころか逆にボールを奪われて
カウンターを許す始末。
あと、柿本、中町もパッとせず。


・・・そう思うと、まだまだ課題は多い今の湘南だが、
ようやく今季のスタートラインに立つことはできた。
試合後の「勝利のダンス」、選手たちが「待ってました!」といった感で
率先して肩をEFSの先導を待っていたように見えたのもうれしかった。
この勝利で、チームも、新旧の選手たちがようやく名実ともに1つに
なれたのではないだろうか。

次の試合はもうすうすぐそこ。3日後の水曜、場所は札幌。
今日とはうって変わっての気候での試合となるだろう。
厳しい試合だが、次の試合にも勝ってようやく勝ち点上5分以上になる。
私は日帰りで行きます。
行かれる皆さんも、防寒装備をしっかりと・・・・・

今季前半戦アウェイゲームへの私の参戦予定

2007-03-12 00:11:05 | 湘南ベルマーレ(その他)
今日(日曜日)はいけなかった今年初のアウェイゲーム。
前半戦のアウェイゲームの参戦予定とのその手段は今のところ以下の通り。

3/21(祝)札幌ド・・・往復飛行機(マイレージ利用)
3/31(土)群馬陸・・・18きっぷ
4/22(日)鳥栖・・・・参戦回避(プリンスリーグへ)
4/25(水)笠松・・・・できればスーパーひたちで前半途中から
5/3(祝)博多球・・・友人を訪ねてアメリカ旅行中
5/12(土)愛媛陸・・・往復飛行機(バーゲンフェア)
5/20(日)国立・・・・定期券
5/27(日)長居第二・・・行き夜行バス、帰り飛行機(先得)
6/2(土)ユアスタ・・・できれば2~4人で車で
6/23(土)鳴門陸・・・行き飛行機(神戸まで先得)、帰り夜行バス
6/30(土)山形県・・・できれば2~4人で車で


一応、鳥栖と博多球(と西京極)以外は前半戦は
「できるだけ安く」行くつもりです。
ちなみに、上記の飛行機は既に全て予約済みです。
うまい具合にあれこれ予約できました。
遠距離の交通手段でまだ確保していないのは
長居第二の行きのバスと鳴門の帰りの夜行バス。

ユースとの連戦になるのは、5月の愛媛陸と6月末の山形県が決まりで
他にクラブユース予選で5月下旬~6月下旬の試合も連戦になる可能性あり。
4月の鳥栖は行きたかったのだが(ここで行かないと今季九州遠征ゼロになる)
ユースの応援を呼びかけている立場としてはここはユースに顔を出さないわけにもいかないので。
(ここでユースに顔を出さないと、プリンスリーグ開幕5戦連続で見にいかないことになるし)

3月末の群馬陸へ行くための18きっぷ、実は既に購入済みで
1回使用済み、かつあと1回は札幌遠征の時に確実に使うので、
残りのうち最大3回(私の分も含めて)を群馬遠征に使える。
あと1~2人同行される方がいると助かるのだが、いかがでしょう???
新宿から1人1,600円で最寄り駅の1つ、新前橋まで往復できます。

また、先の話ですが、6月の仙台と山形には車で2~4人でいけたらと思っています。
(私の車のキャパからして、3人が一番いいかもしれない)
3人そろえば1人10,000円前後におさまるでしょう。
多分、バス(3列シート)より安く速く行き来できると思います。
都内近辺に在住の方でご同行してくれる方がいたらいいな、と思っています。

J2第2節 対京都(西京極・0-0)の記録

2007-03-11 21:21:44 | 湘南ベルマーレ(プレビュー・記録など)
2007年J2リーグ第2節 2007/03/11 13:05キックオフ
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都サンガF.C.0-0湘南ベルマーレ
【入場者数】4,538人【天候】晴一時雨 3.8℃ 89%
【主審】砂川恵一【副審】八木あかね/前之園晴廣
【得点】両チームともなし
SH:16 -8 CK: 8 - 9 FK:17 - 14
【警告】(京都)85分徳重隆明 (湘南)19分尾亦弘友希(2)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。

京都のスタメン:
GK33上野秀章 DF6森岡隆三、5手島和希、3チアゴ、22渡邉大剛
MF4安藤淳、16斉藤大介、15中山博貴、8美尾敦
FW9アンドレ、10 パウリーニョ
同SUB:
GK26西村弘司、DF2秋田豊、MF7徳重隆明、MF27加藤大志、FW25西野泰正
同選手交代:
59分15中山→7徳重隆明、59分8美尾→27加藤大志

湘南のスタメン:
GK25金永基 DF18財津俊一郎、3ジャーン、2斉藤俊秀、21尾亦弘友希
MF10アジエル、5中里宏司、8坂本紘司、24加藤望
FW11石原直樹、32柿本倫明
同SUB:
GK1伊藤友彦、DF22松本昂聡、MF28中町公祐、MF29鈴木伸貴、FW14永里源気
同選手交代:
67分24加藤→29鈴木伸貴



本日は試験の為、京都へは行けず。
今年のJ2は関西に2チームあるが、アウェイ2回目がともに平日でもあり
今年はJ2で1回(5月の長居第二)しか関西に行けない。

数字上は劣勢が伝わるが、その中でよく勝ち点1を得られたとみるべきか。

それにしても、気温3度台って・・・そんな低温下でのリーグ戦は
少なくとも湘南戦ではなかったように思う。
ちなみに本日、新潟は気温2度台だった。

次の試合は次の日曜13時からのホームゲーム、相手はセレッソ。
なお、開門前には10時から総合体育館会議室で
第9回クラブカンファレンスも行われる。
今回も、社長だけでなく大倉強化部長が出席する。

JYは決勝T進出ならず・この経験をこの先に生かしてほしい(JFAプレミアカップ)

2007-03-11 01:57:51 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
3月10日午前、JFA PREMIER CUP(旧NIKE PREMIER CUP)の
関東大会・グループリーグ最終戦を見るために山梨県南アルプス市(旧・竜王町)の
フォルトゥナ・アルプス・プラッツへ赴いた。
この大会の出場資格は1993年1月1日以降生まれ(新中2と新中3の早生まれ)の選手。
関東大会では試合は30分ハーフと県大会より5分伸びる。
なお、グループリーグは延長なし。

フォルトゥナ・アルプス・プラッツは1998年に設立された
フォルトゥナサッカークラブのグラウンドで、2006年に開設された。
人工芝グラウンド(1面)の広告看板の中には、
中田英寿の所属事務所「サニーサイドアップ」のものもある。
(ヒデは2000年より同クラブの特別会員である)

朝8時過ぎに出発。私の住処からは中央道はとても近く、
かつまだ観光シーズン前で中央道はわずかな事故渋滞以外はスムーズで
10時前には甲府昭和IC到着。
ここからR20を韮崎方向へ少し進む→左折して県道5号を南下→
釜無川を渡った直後に右折→しばらく直進すると左手に
フォルトゥナのグラウンドが見えてくる。ICからは20分くらいか。

第1試合が私の目的である湘南ベルマーレJY対ヴェルディJY。11時03分開始。
既にベルマーレは2試合を消化、1試合目(対ジェフ辰巳台)が0-4、
2試合目(対栃木SC)が3-1。
この試合で勝たないと決勝T進出の為に必要なグループ2位以上が厳しくなる。
ベルマーレJYの選手の父兄は15人ほどいらしていた。


ベルマーレは1対1の局地戦ではほぼ互角の勝負を演じていた。
試合開始早々に相手選手に警告がでるなどベルマーレは優勢の場面もつくっていたが、
得点には至らず。
一方、25分ごろ、自陣右サイド浅めの位置からの相手FKが
ゴール前中央に飛んでそれを相手にヘッドで押し込まれて先制を許してしまう。
そして後半開始直後、キックオフのボールがつながった後相手13番が
右サイドからドリブルでスピードをつけて1人抜いてシュートを決めて2点差になる。
後半13分頃には、相手が右サイドから突破して最後はゴール前中央で相手5番に
ボレーで押し込まれて3-0とされる。
試合のスコアは3-0のままで終了、ベルマーレはグループ3位にとどまり
決勝トーナメント進出はならなかった。


JY年代での両者の対決を初めて見たのだが(相手は昨年世界大会にでている)
正直なところ、事前に思っていたほどの差は感じなかった。
ただ、やはり違い・差はあるもので、
私が彼我の違いを一番感じたのは
「チャンスの時に、迷いがあるかないか」という点である。
たとえば、敵陣に入って前にスペースがある時に(要は、チャンスになりそうな時に)
選手がボールを持ったら、(左右みてないで)自分でいくほうがいいと思う。
もちろん、ボールをもっていない周囲の選手はボールをもつ彼のパスコースを
つくる動きをすべきだし、彼に声もかけるべきだと思うけど、
それとは別にボールをもつ本人が自分でいく姿勢を相手に積極的にみせたほうが
いいと思う。左右みているとその間スピードはおちるしね。
左右みるのはボールを持つ前とか、左右みることでタイミングを失ったり
消極的な姿勢を与えない時に抑えたほうがいいように思う。
あとは、試合時間が長くなって体力的・精神的にきつくなる中でも
相手との鬼ごっこに負けないこと、声を出して味方を動かしたり鼓舞し続けること、がやはり大事になると思う。
戦術的なことはこの年代ではまださほど重要ではないと思う。



この関東大会でベルマーレは0-3、0-4と負けを喫した。
初戦の相手・ジェフ辰巳台は大きな選手がそろっていたらしい。
ヴェルディにもいい選手はいる。相手がどうあれ、敗戦(しかもその点差)は
彼らにとってとても悔しいと思う。
でも、関東に出て、こういうチームと戦えるチャンスを得たこと自体が
まず喜ばしいことである。しかも、中1のうちに。
まだ中学年代は2年近くある。この大会で感じたこと(悔しさも含めて!)を、
この先の練習や試合に生かしていって、クラブユースや高円宮杯で関東そして全国へ出ることを
目指して、実現させてほしいと思う。

全快には遠いが、道はみえつつある プリンス開幕まであと1ヶ月(ユース練習試合・対浦和)

2007-03-06 23:33:53 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
今日(3月4日)13時から、産能大Gでユースの練習試合・浦和レッズユース戦が行われた。
おそらく、プリンスリーグ開幕前に私がユースを見れる最後の機会となる。
山のほうにある産能大といえども、今日は温かい好天。もうベンチコートはいらないね。
少し早めに着くと、選手たちが石川コーチの指導の下基本練習を繰り返していた。
基本は大事です。
また、高校受験を終えたからか、新1年生の数が増えた。

今日の練習試合の相手・浦和は3-4-3の布陣。
なぜか背番号が大きめな選手ばかり。
コーチ陣には望月聡さん、そして堀孝史さんがいる。
浦和生え抜きの堀さんだが、
実は99年から01年まではベルマーレの選手だったし、
ベルマーレで引退後はベルマーレで
しばらくユースそしてトップチームのコーチをしていた。



1本目(40分)のベルマーレユースの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。()内は新学年。

         1内山賢斗(3)

9岡正道(3)  5阿部悠紀(3)  6鎌田翔雅(3)  13澤田勇人(3)


        17天野勇太(2) 7菊池大介(1)
23古林将太(1)                11露木一匡(3)


       26齋藤聖也(2)  32鶴見正樹(1)

途中交代はなし。
また、両チームとも得点なし。


2本目(40分)のベルマーレユースの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。()内は新学年。

          25柳川祐哉(1)

23古林将太(1)  5阿部悠紀(3)  6鎌田翔雅(3)  13澤田勇人(3)


         7菊池大介(1) 17天野勇太(2)
26齋藤聖也(2)                11露木一匡(3)


         9岡正道(3)  14西野嵩志(3)

途中交代は
15分頃26齋藤→22伊藤義恭(2)
25分頃25柳川→21北神慎太郎(2)
義恭は守備的MF、後に右SBを務める。
後半はMF、DFの選手の位置が2回変わった。

2本目は1-2。25分頃に湘南が追いついたが後に突き放された。


3本目(35分)のベルマーレユースの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。()内は新学年。

          21北神慎太郎(2)

3岡崎大輔(1)  25坪井港(2)  20崔善満(3)  19井上雄貴(1)


         33新村賢祐(1) 34甲斐健斗(1)
28吉野順貴(1)                30安藤潤哉(2)


        32鶴見正樹(1)  26齋藤聖也(2)

途中交代は
20分頃21北神→16杉田哲司(3)
22分頃26齋藤→14西野嵩志(3)

3本目は0-3。


3本目は新1年生が多かった。
この日出場したメンバーでは、柳川、岡崎、新村、甲斐、古林、鶴見がJYからの昇格。
(蛇足だが、今年のユースチームには「ケント」「ダイスケ」がそれぞれ2人いる。どう呼び分ける?)
井上がオエステからの昇格。吉野は三菱養和調布の出身。
菊池は小学校時代を鳥取、中学校時代を長野で過ごしてからここへ単身やってきた。
ユースの選手で親元を離れてやってきたのは97年ユース入団の
小松原学(群馬から)と田辺和彦(石川から)以来だろう。
はるばる単身で平塚へきた彼、早く(いい意味で)チームに、地元に溶け込むといいな、と思う。

なお、この日の1得点はその菊池によるもの。
またぎドリブルで相手を惑わせながらシュートを放ってゴールを得た。
特に守備面では薄い中盤の中で右往左往していたことが多いが、
攻守にわたって球際ではかなりの強さを見せた。
わざわざ長野からきただけのことはある。



私が先月みた練習試合・横浜戦と比べて一番よく変わったと思うのは、
声がよく出るようになったこと。
まだまだ内容・回数とも足りないが、横浜戦を思えば・・・・・
特に、3本目の3失点目の後、「顔をあげていこう」という声がよく出ていたのは評価したい。
この姿勢を徹底して、かつ基本(技術、動きなど)を徹底できれば、
プリンスリーグ上位進出は決して不可能ではないと思う。
そして、チョウ監督が今年のテーマとしている
「接近(奪う)・展開(早いボール回し)・連続(前に動きを作る・奪いなおす)」の
サッカーが体現できて、自他ともに面白く感じることができるのではないだろうか。

なお、選手のポジションが一部「?」とあるところがあるかもしれないが、
それは今後の選手事情(ケガや出場停止)への備えや、一つの経験だと思えばいいではないか。
鎌田はCBの位置でボールをもった時、前にスペースがあると一気にスピードを上げて
タテに進むなど、その位置でできることをしようという姿勢はみえた。

高校年代のサッカーは選手の移動が容易ではなく、
かつ、どの選手も高校3年までしかすることができない以上、
特に守備面は今年の登録メンバーが切磋琢磨して改善していくしかない。
鎌田はDFにまわることで、攻撃力の低下は避けられないが、
反面、攻撃、特にサイドの選手はもともとそろっているはず。
鎌田の(攻撃面の)穴を埋められるだけの選手の成長・復帰・復調が
みられることを期待している。
この日、ケガなどで試合に出ていなかったりグラウンドにいない選手もいたが、
彼らの早い復帰も待ちたいところである。
4月8日のプリンスリーグ開幕まであと35日。


(追伸)
今日は何かと収穫が多かったのだが、伊勢原への行程でも収穫あり。
私の住処から鶴川街道をそのまま南下して
田奈付近からR246に入れば距離で50キロ弱、
行き(午前)は1時間半強、帰り(夕方)は2時間15分ほどの所要時間。
今まではあざみ野付近からR246へ入るか、多摩ニュータウンの中を
相模原まで抜けてからR129か相模川沿いを南下していて、
距離で10キロ、時間で20分以上は縮まった。
今の住処に戻ってきてから2年近くも
この最短経路を見つけ出せなかったこと自体が
恥ずかしいが・・・(苦笑)
あとは、片側1車線でどうしても渋滞しがちな
厚木以西のR246の代替路をみつけないと・・・


(3/6深夜、さらに追記)
背番号が大きい選手ばかりだった浦和。
特に1本目はGKとDF1人(なぜかともに23番)以外はすべて30、40番台だった。
3バックの中央は36番で周囲から「ミズキ」と呼ばれていた。
彼は濱田水輝(2)で、9日から14日まで行われるU-17代表キャンプの
メンバーの1人でもあったようだ。
他に、浦和からDF山地翔(2)、DF高橋峻希(2)、MF山田直輝(2)の3人が
同キャンプに参加。
山地ら3人が練習試合に出ていたかはいまさらわからないが。

プリンスリーグ関東の日程が判明

2007-03-04 21:21:19 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
本日、ユースの練習試合で産能大Gを訪れた。
その試合後、チームの方から「JFAプリンスリーグU-18関東2007」の
グループリーグの詳細日程を教えてもらえたので、ここに記します。


プリンスリーグ関東は20チームで構成され、A・Bの2グループに分かれる。
湘南ベルマーレユースはグループBに所属。
以下は(節数)、開催日、開始時間、対戦相手、会場の順。

(1)4/ 8(日)11:00 佐野日本大学高校(栃木) (栃木県)壬生町総合公園陸上競技場
(2)4/15(日)11:00 前橋商業高校(群馬) 横浜・県立保土ヶ谷公園サッカー場
(3)4/22(日)11:00 浦和東高校(埼玉) 横浜・県立保土ヶ谷公園サッカー場
(4)5/ 3(祝)13:30 桐光学園高校(神奈川) 横浜・桐蔭学園高校グラウンド
(5)5/ 6(日)13:30 浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉) 伊勢原・産業能率大学グラウンド
(6)5/13(日)13:30 八千代高校(千葉) 小平・東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド
(7)5/20(日)11:00 FC東京U-18(東京) 伊勢原・産業能率大学グラウンド
(8)7/ 1(日)11:00 流通経済大学付属柏高校(千葉) 柏・流通経済大学付属柏高校グラウンド
(9)7/ 8(日)13:30 鹿島アントラーズユース(茨城) 横浜・日産フィールド小机


この後、順位決定戦が行われる予定。この予定が発表されたらまたUpします。
昨年どおりだとすると、グループ1位が自動的に高円宮杯出場。
グループ2・3位が高円宮杯出場トーナメントに進出(全体で3位以内が高円宮杯出場)。
グループ5位以内が自動残留。
グループ6・7位が残留トーナメントに出場(全体で12位以上が残留)。
全体で13位以下だと、各県で冬に行われる入れ替え戦にまわることになる。


昨年グループ1位(全体で2位)だったベルマーレユースは
概ね昨年の順位が下のチームから順に対戦していくことになる。
(最後に対戦する鹿島ユースは昨年全体で3位だった)
さらに、アウェイはわずか2試合(1節と8節)。
あとは都内(中立地)が1試合(6節)、県内が6試合で
内、ホーム・産能大Gで2試合行えることになった。
昨年はアウェイが4試合、県内で3試合、内、ホームタウン内で行えたのは
わずか1試合(しかもデコボコの善行・・・)だったのを思うと、
やはり昨年の頑張りが今年に効いたんだな、と思わずにいられない。
(そう思うと、今年も頑張らないとね・・・遺産を食い潰すだけ、というのは避けたい。)


現時点では、決してユースチームの完成度が高くないのは否めない。
しかし、目標は、やはり高円宮杯出場権を争えるグループ3位以内とすべきだ。
今年はトップチームのJ2戦(しかもホームゲーム)とプリンスリーグ関東の開催日時が
あたることが多く、残念ながら私(こう見えてもJ2戦のホームゲームは最優先だと思っています)も
今年は昨年(プリンスリーグで見れなかったのは1試合だけ)ほどには応援にいけませんが、
行ける試合もいくつかありますので、その時は応援に駆けつけたいものです。
あと1ヶ月でどれだけチームがレベルアップしていくか、楽しみである。

まさかの開幕戦敗戦、次で昨年との違いが問われる(1-2仙台)

2007-03-04 00:40:43 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2007 J2第1節(開幕戦)
2007/03/03 13:04キックオフ 平塚競技場
湘南ベルマーレ 1-2(前半1-1) ベガルタ仙台 
【入場者数】7,842人【天候】晴 14.3℃ 56%
【主審】北村央春【副審】竹内元人/田尻智計
【得点】05分(湘南)アジエル(1)、34分(仙台)オウンゴール、55分(仙台)中島裕希(PK)
SH:8 -10 CK: 2 - 9 FK:21 - 14
【警告】(湘南)50分アジエル(1)、54分斉藤俊秀(1)、89分尾亦弘友希(1)
(仙台)57分田ノ上信也、65分千葉直樹


私にしては珍しく、開門30分前に到着。
開幕戦くらいは開門前に・・・というのもあるし、
30分前に着たのはこの日280着限定で販売されたユニフォームを手に入れるためでもある。
1ST180着(2ND100着)といっても全サイズ、メイン・バック合計だし、並ばないと・・・
(開幕戦では2NDゼロで1ST280着でもよかったのでは?)
試合中に背番号入れまで完了するのはいいね。私も背番号を入れました。
久しぶりにマイナンバーを入れましたよ。
普段は背番号入れをすると2,3週間はかかるから。
(背中はカタカナでスポンサー名が入っているだけでしかもいほぼ青一色なので、
背番号を入れたほうが見栄えはいいと思います)
あと、番号入りタオルマフラーも手に入れる。
これは私がベルマーレにはまるきっかけとなった選手の番号にした。
二桁足すとマイナンバーにもなるし。

競技場は6ゲート(この試合は全面アウェイ用)がほぼ満席。
(ちなみに、彼らのバスツアーの一つはなぜか山形交通だった。安いのか?)
しかも補強に成功。それでも入場者数が8,000人に達しなかったのは残念である。
あと、今年もダンデライオンのライブが試合前に(も)開催。
継続されるのはうれしいね。勝てば試合後も、だったが・・・
また、キングベルがきれいになっていたね。


湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

         25金永基

18財津俊一郎 3ジャーン 2斉藤俊秀 21尾亦弘友希

      5中里宏司  8坂本紘司
10アジエル             13鈴木将太  
           
      20原竜太  14永里源気   

SUBは
GK1伊藤友彦、DF4村山祐介、MF28中町公祐、
MF24加藤望、FW32柿本倫明

選手交代は
45分:20原→32柿本倫明
45分:13鈴木→24加藤望
79分:5中里→28中町公祐


昨年最終戦に引き続きスタメンだったのは
尾亦、アジエル、坂本の3人だけ。
昨年の同位置の選手より明らかに質が上がったCB2人を差し引いても、
6人は最終戦から変わり、かつ質が昨年終盤より上というわけではない。
試合後の監督会見にあるように、石原がケガでメンバー外だった影響もあるだろうが、
メンバーが変わりすぎたことは、この試合の悪しき内容をもたらした原因の一つで
あると思う。


仙台のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

      22シュナイダー潤之介

25菅井直樹 2木谷公亮  4白井博幸 26田ノ上信也

      7千葉直樹  5ジョニウソン
10梁勇基               8ロペス
 
      13中島裕希  18萬代宏樹



SUBは
GK21萩原達郎、DF17磯崎敬太、MF6熊林親吾、
MF24永井篤志、MF20関口訓充

選手交代は
71分:10梁勇基→24永井篤志
81分:8ロペス→6熊林親吾
85分:26田ノ上→17磯崎敬太



試合はお互いに崩しきれない展開だった。
仙台は決していい出来ではなかったが、
シュート数・CK数だけでなく決定機の数は仙台が上だったことが示すように、
両チームの比較の上では仙台が優位だった。
湘南の決定機はまさにアジエルの得点シーンのみで、
ペナルティエリア内でのシュートは皆無だったといっていいだろう。
湘南がペナルティエリア内まで攻め込まれて、かつシュートを打たれても
失点に至らなかったのは、やはり両CBの存在、働きによるところが大きい。


先制点はハーフウェイ付近やや右からのアジエルのドリブル、そしてシュートによるもの。
一人かわしてからスピードを上げ、さらに2,3人かわしてからペナルティエリア外から
シュートを放ち、ボールはゴールネット左下隅へ吸い込まれた。

失点は、1点目が自陣右サイド浅い位置からのFKをペナルティエリア内左で
尾亦がバックヘッドでクリアしたボールがそのままゴールへ吸い込まれたもの。
不運だともいえるが、DFである以上は確実なクリアをお願いしたいところ。
あと、金と尾亦を含めた周辺DFの連携がまずかったのも否めない。
金が尾亦、坂本(尾亦のそばにいた)を信じて左へ飛び出さなければ、
尾亦のクリアミスをゴール前でキャッチできたはずだし。

2失点目の原因となったPKは、ペナルティエリア内やや左で中島の足を
斉藤がひっかけて倒したとみなされたがゆえのもの。
斉藤のスライディングタックルは、ボールの飛んだ方向からして
ボールへいっていたように見えたが・・・・・

湘南は敵陣を崩せないまま、J2降格後初めての開幕戦敗戦。
J2降格後、ホーム開幕戦で負けたのも初めてである。


今、この試合のスタメンの中盤4人を最大限に生かした攻撃の形は、
引き気味に守ってボールを奪ってから即タテ突破を目指し、
相手の陣形を(さらに)崩してから幅広く展開、という形ではないか、と思う。
この試合の攻撃の不出来ぶりは、連携不足にも一因あるだろうけど、
メンバーに合ったサッカーができていないことにもあるのではないだろうか。
この試合のように、中盤でヨコにまわしているだけでは
相手(紅白戦の相手ではない。J2上位のトップチームだ)を崩しきれない。
また、相手のスペース(しかも、隅のほう)を突けるパスを出せる選手が
この試合のスタメンの中盤にはいない。
途中出場の中町にはその役割を期待したが、ダメだった。
中町が本当にブレークしたら(一世を風靡、とまではいわない)、
7番を獲る必要はないのだが・・・。


仙台は決していい出来ではなかった。特に序盤。
ただ、試合時間が経つにつれて徐々に連携がよくなっていくように感じた。
それは時間経過だけでなく相次ぐ得点の効果もあるだろうが。
また、右でキープ→左へ大きくサイドチェンジして
守備にあまりに弱い財津の位置を突く、という形が徹底していた。
ただし、センター(ジャーン、斉藤とはいえ)までは崩しきれず、
ラッキーな勝利だと私には映る。


あれだけクラブ側が「チームのピークを開幕に合わせる」
言動をとっていたにもかかわらずの
開幕戦敗戦。しかも、あの内容。
まさか、早く仕上げすぎて開幕の時点でピークを過ぎていた???
しかし、7ゲート・コーナーフラッグ裏の反応は私も含めて
「次だ次!」というもので、ブーイングはおきなかった。
昨年までとの違いを見せるのは、次のアウェイゲーム、そして次のホームゲームとなる。
この3月には6試合(ホーム、アウェイ3試合ずつ)ある。
この6試合のうちに、十分な勝ち点をとり、かつチームの完成度をあげられるか。
それができなければ、監督の手腕を本当に疑わざるを得ないだろう。


あと、気になるのは金、財津、将太をスタメン起用してきたこと。
他の選手との比較や、他の選手ーのケガゆえだろうけど
彼らは新人、もしくは新人に近い数の公式戦経験しかない。
この試合、金はキックに難をみせ、財津は守備面で全くダメどころか
得意なはずの攻撃面でも全くで、
将太は攻守ともに何かした、という印象がない。
その3人がこの試合でそういう出来だからといって
次の試合で外すわけにはいかないのではないか。
新人(同然の)選手を1試合ですぐに外すのは、その選手に心理面ダメージを大きく与えかねない。
(だったら起用するなって!)
一旦彼らを起用するならば、2,3試合は起用しつづけないといけないだろう。
開幕にピークを合わせている(勝負をかけている)のに
新人(同然の)選手を複数使わないといけない状況は厳しいものがあるが、
今年は例年になく補強が成功し、言い訳が許されないシーズンのはずだ。