クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

08/07/27 第13回クラブカンファレンス 質疑応答概要

2008-07-31 01:27:51 | 湘南ベルマーレ(その他)
去る27日15時半から16時50分頃まで、総合公園・体育館の会議室で
第13回クラブカンファレンスが行われた。
クラブ側からは真壁社長が説明。サポーター側は100人以上は集まったのではないだろうか。主な事前質問がA4-1枚にまとめられ、それに対して社長が回答していく形。

クラカンの場でも、議事内容の(公式サイト上での)公開を求める質問が紹介され、
「公に出せる事だけ出すべきなのはもっともだが、どこが『言えることなのか』という判断が難しい」という
のが社長の見解ですが、
わたくし個人的には全くWEB上に載せないのはやはりいけないのでは?という認識なので、
以下にその内容を記します。
事前質問→社長がその場で回答、という流れです。
ただし、社長全発言を全てメモしているわけではないゆえに一部不鮮明な部分・書きそびれている部分があること、
また、「ここだけの話」的なところがあると私が感じたところは敢えて記していないところがあることをご了承願います。



1.経営関連
(1)持株会の最終申し込み金額は?
→2,750万円。ヒデの申し込みの後に申し込み数が大きく伸びた。

(2)「J1復帰へ向けた強化費」として募られた持株会による増資の具体的用途は?
→強化費=選手の人件費に充てるが、特に勝利給に充てる。
(予定していた勝利給の引当がスポンサーの問題でできなくなろうとしていた為)

(3)ホームゲーム、特にセレッソ戦の集客策は?
→セレッソ戦では茅ヶ崎のサッカー少年を招待(父兄を優待)の予定。他にイベントも予定。
他は地道にやっていく。
・駅前のビラ配りが人の目に留まり、支援の話をいただけることもある。
・平塚市街ではポスターが増えた。育成コーチもお願いにまわってくれている効果が出ている。
・Jのプロジェクトの予算でつくってもらった試合日程告知可能なMARE用ラックを活かしていく。
(試合日の告知がビッグクラブですらなかなかうまくできていない現状からJが動いてくれた)
・試合告知の看板を主要駅前のビルで出せないか検討中。

(4)J1昇格時に求められる債務超過解消の対策は?
→実態として、債務超過の状態であっても「債務超過解消」の約束をもって昇格したクラブはある。
しかし、債務超過にならないことが大事であって、債務超過にならない健全な姿をめざす。(増資、増収などによって)

(5)前の袖スポンサー料の支払いは?また、これからのユニフォームスポンサー(袖・背中)の獲得の見通しは?
→前の袖スポンサー料の支払は受けられていない。
現在は袖、背中ともに交渉中だが、サブプライム問題・原材料高による景気悪化で相当に厳しい。

(6)ベルマーレ12の会員数の目標と実績は? また、会員割引によるチケット購入枚数は?
→ゴールド813、ゴールドJr66、ブルー1,529、ブルーJr1,638、無料会員4,500前後。
株主の方も含めると合計9,000前後なのが今年の実績。目標は1万人だが、
いかに有料会員(ブルー以上)の方を増やすかが課題である。
会員割引による購入は1試合平均約600枚で、もっと増やさないといけない。



2.競技場・クラブハウス関連
(1)現在の平塚競技場でJ1基準に満たない部分は?今後の改修の予定は?
→現時点ではJ1基準を満たしているが、大型電光ボード(1行はダメ)設置・屋根の大きさ・立見二重積算禁止など、やがて基準を満たさなくなるであろうポイントがでてきそうなので、行政に話をしたい。
ネーミングライツは実現への話はあるが、難しい。

(2)クラブハウス問題の現状と今後の見通しは?
→民間資本導入でOKというところ寸前までいったが、結果的には実現しなかった。
スポンサーでもある大家さんには賃借契約継続でOKいただいているが、契約は残り1年しかない。
スタジアム・クラブハウスともに重要な問題(どちらが優先というわけでもない)だが、
チームの状況もあわせてその時点で緊急度の高いことを行政側にお願いするつもりである。

(3)フットサルのホームゲームが小田原以外でもあるのは?
→平塚競技場と違って小田原アリーナはまだ使用2年目で、
リーグの日程が決まってからでは会場を押さえきれないでいる。



3.強化関連
(1)アジエルは長期離脱の恐れあり。新戦力獲得の予定は?
→まず、アジエルの疲労骨折は18歳の時と同じ箇所であり、当時からいるサントスの医療スタッフに診てもらって保存治療か手術治療かを選択する予定で、今季のことと彼のこれからの選手生命を考えても難しい選択である。
新戦力はもちろんほしいが、今の経営状態では難しい。
ただし、とらなければならない試合をいくつか落としている現状もあり、フロントとしてはギリギリのことはやっていきたい。
外国人のウィンドーが8/8までということもあり、入国審査も考えると日本で実績のある外国人が望ましく、強化部長が必死にリストアップして探しているところであるが、難航している。
日本人の登録期限は8/29で、獲得候補は複数いたが、いずれも断られた。五輪、W杯最終予選と続き、J1側が選手を出したがらなくなっている傾向がある。

(2)今年から浅野コーチと小笠原コーチの役割が入れ替わった理由は?
→浅野コーチ本人の、指導という原点にかえって勉強したいという意向を反映してのもの。

(3)選手の負傷情報や練習試合のメンバー等、情報発信が少ないのは?
→負傷情報で、比較的短期のものを出さなくなったのは監督の意向を踏まえてのものである。
 ジャーンは早く直るかと思っていたところ、予想外の長期化に至ってしまった。

(4)今年はユースチームの成績が振るわないが、その原因と対応策は?
→昨年に3世代揃って全国へいけたことで、指導陣に慢心があったのは確か。
今年の結果については指導陣が相当深刻に受け止めているが、
ユースチームで大切なのは「勝つことではなく育てること」ということを指導陣に対して言い聞かせている。



以上の質疑応答の後、今後のクラブの経営の問題、Jリーグの姿について社長の説明、見解が示された。
今後のクラブの経営の問題については、
「補強費が3億台から5億台に上乗せしないと昇格は難しい(→実際に5億台に上乗せした)」
「産能大さんが、外国人残留にあたって大いに支援してくださった」
「責任企業は必要。責任企業がないと、中期展望すら描くのが難しい」
Jリーグの姿については
「先日Jから発表の通り、J2が近いうちに22となる。18チームになると上位3チームがJ1と自動入れ替えとなる」
「22チームになるとJFLとの入れ替えが実施され、降格すると会員資格停止、例えば平塚競技場でJリーグ・横浜対川崎が実施可能になるという厳しいもの。降格はなんとしても避けないといけない」
など、社長の見解が示された。



クラカンを終えて・・・
もちろん、回答に納得がいかない部分、もっとよく説明してもらいたい部分もあります(皆さんもありますよね?)。
でも・・・社長としては、今の強化部・現場を信じ、かつ、シーズン真っ只中で昇格の可能性も十分にあるという大前提があるので、その限りにおいては現時点で社長が公にできる目一杯の回答ではないかと思います。
(できれば・・・強化部長にここまでの戦績の分析等をしっかりしてほしかったが、必死に新戦力を探している・・・ということだとさすがに今回はそれは難しいか・・・)
あとは・・・期待通りの結果が出るかどうか・・・・・

8.3博多の森に、少しでも多くの人が駆けつけますように

2008-07-28 03:13:11 | 湘南ベルマーレ(その他)
菊池のゴール、ヨンイチ勝利に酔うのはここまで。
福岡、セレッソの連戦は今季の行方を大きく左右するはず。
まず・・・福岡戦@博多の森(19時開始)は、昇格争い生き残りを懸けた戦いとなるはず。
この熊本戦での勝ち方をみて、「いかなきゃいけないな」と思うようになった私。
もう格安ツアーの申し込み期限は過ぎてしまっていて、単純に往復の航空券を買わないといけなさそうだけど、せっかく福岡空港(博多の森から極めて近い)21時35分発の便がとれたし(まだ空席あり)、いかないといけないと思う。

1年前・・・平日の博多の森の戦いを制したことが、昇格争い生き残りに大きく功を奏したはず。
ど真夏で本州以上の暑さをみせる九州での試合、どアウェイできついのは確かだけど、
ここでの勝利が今の湘南に必要なんだ!と思います。
個人的には・・・これからしばらくのアウェイは・・・
鳥栖はいくけど、平日の愛媛、父親の還暦にあたる鳴門、決算中の広島、ユースとぶつかる山形にはいけないので、ここが「ムリのしどころ」だと思っています。
日曜夜の試合だから難しい面もありますが(タダでさえ高めの時期)、
少しでも多くの方が駆けつけてほしいところ。昨年実績(平日で確か80人くらい)を上回ってほしいところ。
21時35分発がとれれば終電で小田原までかえれますしね!
また、時間がある方(特に学生)は青春18きっぷ+ムーンライト九州利用というテもあり。

博多の森に、少しでも多くの人が駆けつけますように!




17歳3ヶ月・菊池のスタメン起用が吉と出ての勝利(4-1熊本)

2008-07-28 02:53:33 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第28節 2008/07/27 19:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ4-1(前半1-1)ロアッソ熊本
【入場者数】4,350人【天候】曇 27.9℃ 68%
【主審】池田直寛【副審】阿部浩士/蒲澤淳一
【得点】14分(熊本)小森田友明、41分(湘南)石原直樹(12)、
64分(湘南)加藤望(3=PK)、77分菊池大介(1)、89分三平和司(1)
SH:23 -7  CK: 5 -3  FK:20 - 17
【警告】(湘南)38分ジャーン(2)、80分菊池大介(1)、87分田村雄三(6) 
(熊本)54分矢野大輔
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

            25金永基

5臼井幸平  3 ジャーン   19山口貴弘  21鈴木伸貴

       6田村雄三      8坂本紘司
35菊池大介                     24加藤望
                          
      11石原直樹    18阿部吉朗     

SUBは
GK1伊藤友彦、MF17大山俊輔、MF26永田亮太
FW20原竜太、FW36三平和司
監督: 菅野将晃

選手交代は
57分:18阿部→36三平和司
75分:24加藤→17大山俊輔
82分:35菊池→26永田亮太



熊本のスタメンの布陣は以下のように見えた。
上がGK、下がFW。

             31太洋一

15市村篤司  3河端和哉    19上村健一   16矢野大輔

            27宮崎大志郎

     26山本翔平          22吉井孝輔

33小森田友明                    30山内祐一
             11高橋泰

SUBは
GK21小林弘記、DF23有村光史、MF8喜名哲裕、
FW32木島良輔、FW18中山悟志
監督: 池谷友良

選手交代は
18分:6河端→23有村光史
59分:33小森田→8喜名哲裕
66分:30山内→32木島良輔



アジエル帰国後の最初の試合。これは手段を問わず勝たねばならない・・・
序盤に熊本が3人目の動きから湘南DF裏に抜け出してGKとの1対1を決めたときは
「ここまで厳しいのかよ・・・」と思ったが、
前半のうちに石原が伸貴のファーサイドへのクロスに頭であわせて同点に追いついてくれたのは本当に大きかった。
(石原、ほんとにスゴイ・・・この時間にこのゴールがあってこその結果でしょう)
後半、菊池がPA内右で相手のトリッピングを誘ってPKを獲得(仙台戦以来のPK)
それを望さんが決めて逆転。そして菊池のゴール、
最後はCKから三平が相手につぶされながらもヘディングゴールでダメ押しして
アジエル帰国後の大事な初戦を制し、8月以降に望みをつなげた。
(水戸戦に勝っていれば、もくろみどおりの7月だったんだが・・・結果として7月は2勝2分1敗)



やはり・・・菊池には大いに触れないといけないでしょう。
1年ぶりの出場そして今年初出場がスタメン出場と知った時は本当に驚いたけどね。
「勝利の花道」の時から彼はものすごく緊張していたように感じた。
試合前のピッチ上アップの時にはコンビを組む三平にうまくボールを出せなくて
監督に何か(多分、やさしそうな)声をかけられるほど。
キックオフ前の円陣の後も周囲から色々と声をかけられていた。

ゴールは、敵陣中央ミドルレンジで菊池がボールを拾った菊池がそのまま豪快に決めたもの。
試合前のシュート練習ではPアーク付近から3本打って1本枠内という程度だったのに、
試合前よほど緊張していたのか、本番に強いのか。
17歳3ヶ月15日でのゴールは、確かにJ2最年少得点記録ですが、
J1には15歳のうちに得点した選手がいるので
(我々はJ1にいきたいし、元J1でもあるので)
J2最年少得点という単語はここではこれ以上は使わないようにします。
(Jリーグ史上では、現時点でその森本に続いて2番目の年少得点記録。年少出場記録も同様)
むしろ・・・ベルマーレ史上(少なくとも94年以降)最年少ゴールと私はいいたいな。(ベルマーレ史上最年少出場記録も菊池)

ゴールの後は急激に足が止まり、80分には遅れてのタックルから初警告も受け、さらに
その直後には再度遅れてタックルにいこうしていたので「これは・・・・」と思っていたら
そのタイミングで交代の準備が進み、82分に永田と交代。
試合後のウォーキングの時には完全にヘロヘロだったような・・・
そして・・・MAN OF THE MATCHで10万円獲得。
(画像の写りが小さくて恐縮)
バスの周囲で待つサポーターには最後の最後まで丁寧に応えていた。

もちろん・・・いくら相手の足が先にとまっていた時間とはいえ、
そこできちんとあれだけのシュートを撃てるのは彼のすごさ。
でも・・・一方で、よかったところ・悪かったところの両方があったのも確か。
ここで通用したように見えたのは、(位置問わず)ボールを受ける動き・中盤中央で相手をかわす動き。
ここで通用しなかったように見えたのは、敵陣中央深めの位置で彼が出すパスや彼が相手をかわす動き。
・・・ユースや先日見たU-17とほぼ同じだと思います。

「ユースでできること」が「ここである程度できる」のは確かにスゴイが、
「ユースでできないことはここでもできない」のも確かではないか。
(あとは・・・ユースチームの成績、そこでの菊池の記録を見れば
今のユースの世界ではどれだけの選手かはわかると思う・・・)
相手が自陣中央でしっかり構えている時(決して、相手の足が止まっているときではない)に(これから)どれだけのことができるか、が
彼が湘南そして日本のこれからに不可欠な選手となれるかどうかを左右するように思っています。
(決して・・・当時は将来を嘱望され高校生のうちに得点を決めた2人のベルマーレの先輩と
同じ轍を踏むことがないよう、選手本人も周囲も心を引き締めなくてはね)

8月一杯はユースの公式戦がなく、トップチームはアジエルが不在、そして学校が休みと
彼がトップチームに参加を続けるのには十分な理由が揃っているけど、
彼のこれからを考える際には、ずーーっとトップチームでいいと断じるのは早計と思います。
正念場の続くトップチームの実戦に出すならば、彼のよさを生かせる展開で出してほしいところ。
(トップチームの実戦で弱点も鍛える・・・ということは避けてほしい・・・
それに、彼に生涯ワンポイントの選手ではなくぜひ中心選手になってほしいしね)



あと、三平の得点も喜ばしいところ。
出場4試合目のロスタイムでのゴール。
いくら角度が厳しいところでも、GKと1対1ならばFWは勝負でしょ!という場面もあったが、
ドリブルで持ち込んでからの豪快なミドルを撃ったり、ここまでの3試合よりははるかに見せてくれた。
総理大臣杯の予選・本選をはさみながら6月から合流していた彼は
全日本大学選抜チーム(来年のベオグラードでのユニバを目指す)の
イタリア強化合宿に7/29から8/9まで参加する。
帰国後は本業の関東大学リーグ・後期開始間近ゆえにしばらく湘南に合流することは
できなさそうなだけに、ここで得点できたのは本当によかった。
(広島戦などで・・・使った甲斐はあったということでは?)

この試合は、菊池起用という賭けにでた菅野さんが賭けに勝った、ともいえるだろう。
また、サブに永田、大山が入っていたことを考えると、
「この先(少なくとも中断前3試合)は、アジエルの位置は菊池、永田、大山、将太らのなかから調子のいい選手を充てていく」というメッセージかもしれないな、と思った。
大山が終盤にゴール正面に近い位置でシュートを打ったが枠の外・・・
大山、永田だって高校生に先を越されていい思いはしていないはず。
ぜひ、競争していってほしい。(チームが菊池と心中することのないように、という意味でもね!)



PS:前回のホームゲームの時の指摘ゆえか、某DJの背番号が「37」になっていた。
奇しくもこの試合の後はホンモノの36番がしばらくいなくなりそうなタイミングで・・・

ベルマーレ・7ゲート中央部応援気付重要事項

2008-07-27 03:17:29 | 湘南ベルマーレ(その他)
(ベルマーレ・7ゲート中央部応援気付重要事項)
・手拍子や手の振りは頭の上で!
・力の限り飛び跳ねる!
・タスキや旗で動きもつけよう!

あと・・・
・7ゲートには早めにいこう。
 観やすい席で応援しているのだしね。
・動きやすい履物で7ゲート中央へ。
 (でないと、跳ねられないでしょ)
・椅子踏みは禁止ね。
 小瀬みたいなことにならぬよう・・・


最近気になるサッカーニュース8選

2008-07-27 02:55:30 | サッカー(その他)
久しぶりにヒマ(自爆)なので、こういう記事もかいてみようかと。

「全クラ開幕」
26日に開幕、横浜がセレッソに0-2で敗れるという(私からみての)波乱。
セレッソは今年ガンバを抑えてプリンス関西優勝しているし、柿谷も輩出するなど近年は躍進をみせている。
セレッソのユースといえば風巻和生さんは今どうしているのか、と思って調べてみたら今はJリーグJリーグアカデミー副センター長でセレッソで(湘南でいう)巡回コーチをしていらっしゃる様子。
風巻さんは01年からセレッソに移ったけど、その前はベルマーレユースの監督で99年の2大会での準優勝と00年のJユースベスト4を演出した人でもある。湘南には・・・戻ってこないかな・・・・(でも・・・O強化部長とは当然知り合いだったわけだから・・・ありえない話でもないかも・・・)
それはともかく、全クラ決勝は8月3日18時からニッパツ三ツ沢球技場で開催。
地元神奈川での試合だし(観客動員も必要でしょう)、全国決勝だし、ベルマーレユースのメンバーや父兄も生でみてみては?


「西城秀樹、等々力に登場」
7/26の等々力のハーフタイムに西城秀樹が登場し、「ヤングマン」を熱唱したらしい。
湘南は・・・MISIAさんの登場・ミニライブとかかなわないのでしょうか?
リズメディアさんお願いします・・・


「大分、強!」
大分が第19節にガンバに1-0で勝利してなんと5位にまで浮上。
しかも、ガンバは大分から山崎、福元を引き抜いている立場で、さらにガンバのホームゲーム。
ガンバが情けないか、大分がすごいのか。多分両方だろう。
目下リーグ最少失点でさらにナビスコ杯もベスト8進出。
J1に上がってもう6シーズン目。今年残留すると福岡のJ1在籍年数に並んで名実ともに九州No1クラブになる。
それでも胸スポンサーなしって・・・・
大分のすごいところは監督だけでなく選手の育成力とマネージメント力だろう。
梅崎の穴は金崎が、福元の穴は森重が、という具合に後続の選手がでてくるし
若手を含めた主力選手には複数年契約を結んだり年齢不相応の高年俸を出したりして
引き抜きの際の移籍金を高くとれるようにしているようにみえる。
シャムスカ並の監督はさすがにそうはいないだろうが、こういう育成力やマネージメント力は神奈川県の某クラブにいますぐにでも求められるところではないかと・・・・・


「ちくんの350試合出場」
山口智(さとし)が7/16のJ1第17節でJ1リーグ350試合出場を最年少(30歳4ヶ月)で達成した。
初出場は96年3月、年間4回戦で試合数の多かった95年以前に出たことのない選手としては初。
さらにいうと、クラブユース出身(彼は市原ユース出身)では初のJ1リーグ350試合出場。
高知県出身として後輩にあたる濱崎くんもがんばってほしいところ。


「バレーが10億円でUAEへ」
前半で得点できないと、もうその試合はダメといっていいガンバでのバレーをみていると「高い」としか思えないが、甲府でJ1の1年目で数々の奇跡を演出してきたバレーをみていたとしたら「妥当」かもしれないね。
戦力が劣っているチーム、カウンター主体のチームでイチかバチか一人でドカーン!が任せられるところならば、バレーは怖い。で・・・ガンバはそのお金をどう使うのだ?


「Jリーグ・40チーム体制は決定」
今月22日、Jリーグから「J2リーグのチーム数は22まで増やす」旨発表された。
J1が18チーム、J2が22チーム、足して40チーム。
都道府県の数が47だし、少なくとも今の日本サッカーの力からすると
Jという舞台のチームが「40」という数字は丁度いいのではないかと感じる。
(ちなみに、イングランドの全国プロリーグは4部で計92チームある)
早ければ2010年シーズンにはJ2は22チームになる。
今年のJFLのトップ4は7/26時点では栃木、ホンダ、岡山、富山で暫定4位の富山と暫定9位の鳥取は勝ち点7差。
湘南と関係のある(あった)選手やスタッフが少なからぬ鳥取にはがんばってほしいところだが・・・
ちなみに、ここの熱血社長日記(一昨年のベルマーレユースのコーチだった塚野さんによるもの)は個人的には好きです。
けっこう視点もおもしろい。
ブログでいうと(脱線するけど)専修大のブカツブログも面白いかな。我らがタカユキも書いてくれました。

「そして、秋春制は検討中」
Jリーグや協会のお偉方は秋春制にしたい、らしい。できれば2010年W杯の後からそうしたいらしい。
確かに「年々暑くなりゆく夏に試合をしても、ピッチ上のパフォーマンスがよくない」のはわかる。
あと、秋春制のほうがグッズがよく売れるかもしれない。
マフラー、手袋、ひざ掛け、ベンチコート、長袖シャツ&ユニフォームなど・・・
それに太平洋側限定ではあるけど夏よりも冬のほうが晴れの日は多い。

でも・・・今準加盟のところも含めて札幌、山形、仙台、新潟、富山、鳥取はどうなのよ。
富山で二冬を過ごしたことのある私からすると、冬で雪が降ると試合どころじゃないですよ。
(ドームがあれば雪でも試合ができるんじゃ?という問題ではない!)
私は寮暮らしだったけど、それでも車の雪かきは毎日必要。持ち家の方は家の屋根や軒先の雪かきも不可欠。
首都圏ですら、雪が降るとラグビーのトップリーグやサッカーの練習試合が延期に追い込まれるのだよ。
また、冬は夏よりもイベントが多い。クリスマス、大晦日、お正月、バレンタイン・・・
さらに、冬は野球はなくても競馬は秋冬の年内は毎週のようにG1があるし、大相撲も秋冬に2場所あるから
サッカーが自ずと話題を独り占めできるわけでもない。
あと、冬はカゼをひきやすいしね・・・特に子供は。
それにいくら日数こそ少なけれども冬で雨の試合って環境最悪ですよ・・・屋根なかったら。
東京でも雪が一番降りやすい1月中旬~2月中旬をウィンターブレークにして、しかもその前後各1ヶ月くらいにおいて
雪国チームを全戦アウェイにして、しかもその間の(地元以外での長期滞在中の)宿泊費をリーグが補填するくらいことがあってはじめて是非を検討できる(雪国チームにも話をもちかけられる)のではないかと。


「イケるか、五輪代表」
五輪代表18人が発表された。青山直晃が外れるとは・・・大丈夫か?
あと、サイドプレーヤー少なすぎるのでは?
オーバーエイジいるいない以前の問題として。

でも・・・チーム状態は上向きになるのかもしれない。
24日のオーストラリア戦@ホムスタ神戸では2-1の勝利。しかも、得点者は地元・兵庫出身の香川と岡崎。
日本での五輪関係の試合で2点入ったのっていつ以来?少なくとも最終予選以降はないよね?
次のアルゼンチン戦でどれだけやれる(やられる)かはわからないけど、少しずつ何かがいい方向に向いていってくれれば。
あと・・・香川と全クラで対戦経験があり、五輪世代でもある猪狩、タカユキらもこれを励みにガンバってほしいな~
(あいつは別世界、とか達観(諦観)するなよ~)

08/7/13 練習試合 対慶應義塾大@馬入

2008-07-26 20:38:58 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2週間近くも前の試合だが、滅多にみれないSUB組の練習試合なので、
ここにUpする。
この試合は13日13時から馬入で行われた練習試合・慶應義塾大戦。
私はプリンスリーグ@産能大が終わってから駆けつけたので、
着いたのは14時ごろで試合は後半が始まって数分の頃。


その時の湘南の布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。(GKは背番号なしのシャツを着用)

          濱崎陽平

35原田開  37島村毅   31川股要佑   38三田光

      22練習生   19北島義生
34菅野哲也                14永里源気 
           
     36三平和司    28小林竜樹     


なお、前半から見ている方に聞いたところ
1.前半はGKが植村だったが、負傷交代した模様。
2.大山、原、梅田も前半はでていた様子。
3.得点経過は前半が0-2だったとのこと。
4.練習生は、体型・髪の色など外見どおりオーストラリア育ちの日本人。
  少し調べたところ、ドイツのチームでプレーしたことのある28歳で、日本のチームに在籍したことはない。
  (この練習生、結局契約に至るのだろうか?)
湘南側でこの試合にも出ていなくてかつ同日開催の愛媛戦のメンバーでもない選手は
ケガ・・・だと思っていいかもしれない。
個人的には特に翔雅や林の回復を待ちたい。

また、慶應側は中町がいたりAチームだったようだが、背番号が前期の公式戦とは
大きく変わっていて中町は14番だった。


後半、慶應に追加点を許すも、後に三平が得点して
試合は1-3で終了。
三平にしてみれば、同じ学生相手だけに得点して意地はみせたかったところだろう。
内容は・・・特に新たな発見はなかった・・・・・

画像は、約7ヶ月ぶり(だよね)に馬入へ戻ってきた彼。

第13回クラブカンファレンスが27日の開門前に開催

2008-07-26 02:04:51 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
第13回クラブカンファレンスが27日(日)熊本戦の開門(17時)の前、
15時半から17時まで総合体育館の会議室で開催される。

詳細は↓の通り。
http://www.bellmare.co.jp/bellmare/view/s.php?a=4704
事前質問も受け付けている。
今回は・・・訊きたいこと多いでしょう・・・
(私もいくつか出しました)

さて・・・17時までクラカンが開催されると、その後の「勝利の花道」へドタバタで駆けつけることになるのでは?
開始を15分か30分早めてもらえると助かるのだが・・・

ベルマーレユースのここまでとこれからについての私見 ~今こそいい意味の転換期では!~

2008-07-25 03:15:48 | ベルマーレ(ユース等)ニュースなど
今年の4~7月の公式戦は17試合で3勝3分11敗(PK負けは引き分け扱い)。
プリンスリーグでは一つも勝てず、関クラでもJユース相手には勝てなかった。
Jユース相手の最後の公式戦勝利(昨年7月の鹿島ユース戦)からもう1年が経ってしまった。

もはや終わってしまったことではあるが、今年のここまでについて少しは検証しておく必要はあろう。
そもそも・・・昨年からの「読みが甘かった」「準備が足りなかった」のではないか。
これは指導する側、プレーする側だけでなく「見る側」もだろう・・・

(1)一昨年は主にCBで(本来の位置どおりに)起用していた1年生(当時)を、昨年は主にSBとして起用し、
CB2人は当時の3年生守備的MFと左SB(といっても元は左MF)のコンバートで対応した。
結果、昨年の3年生CB2人がいなくなった今年、CB2人、GKはいずれも公式戦経験が5試合もない選手ばかりで構成されるに至った。
プリンスリーグはどうしても結果がほしかったなどの理由でやむなしとしても、
せめてJユースからは来季に備えて(かつ、本来の位置からコンバートしてきた3年生の将来や元々がCBの2年生のことも考えて)2年生CB+誰か、という構成にすべきだったのではないか。

(2)一昨年の3年生CBが抜け、かつ、昨年の3年生で本来がCBは皆無だったのだから、本来は昨年の時点で1年生でCB(特に長身)をもう1人入れる(スカウトする)べきであった。コンバートか1年生でやれると思っていたら、やはりそれは読みが甘かった、ということになろう。長身FWについても似たことがいえ、今年は1年生で長身FWを1人は入れるべきだったのではないか(現状、長身FWといえるのは2年生の1人だけで、しかもまだ公式戦に出ていない)。これでは取りうる戦法が限られるではないか。

(3)2年生、3年生の主力が序盤ケガで離脱しているときは「ケガ人が戻ってくれば・・・」と誰もが思っていたが、実際は前述の通りの結果であった。これは皆の読みが甘かったに他ならない。
去年までと今年の違いを、守備陣の成熟度の違いだけで片付けようとしていたが、実際には点も取れなかった。
精度やパワーやクセの違いはあれど、誰が出ていても点がをとりにいける公式がないままで、個人任せのところが多く感じた。
(守備は、気持ちが入っているときは(たとえメンバーが変わってもそのメンバーなりに)よく機能したが(これは指導陣の腕もあってのことでしょう)、成熟度が低いからか、崩れだすと止まらなかった・・・)

(4)あとは、指導陣のメンバーが替わったことや、状況が昨年までと大きく変わったことで、指導陣と選手・見ている側(特に父兄)との間の信頼関係が悪くなったように感じる。
監督と選手の間に立てるコーチがいなくなってしまったし(今は別のコーチがその役割を果たそうとしているように感じるが)、現体制独特の起用法や指導法も、勝っていれば反論を抑えやすいが、負けが込んでしまうと周囲にとってはとても理不尽に感じるものが多く感じられてしまった。
サポーターは好きで応援しているからまだいいのだが、父兄の方からするとユースチームは自分の子供を預けている場でもあるし、自分の子供の進路・将来がかかっている場でもある(お金以外も含めて相当なサポートもしている)。
見聞きしていると、そのことへの指導陣側の認識が足りているとはちょっと思えなかった。



さて・・・以下の問いをしてみたい。
「まずはハードワーク・厳しさありきなのか、華麗なサッカーのためのハードワークなのか」

ここ1年半のベルマーレのトップチームのサッカーは、「ハードワーク」が売りとなっている。
ユースチームも、昨年・一昨年は「ハードワークあっての好成績」という印象だ。

さて・・・話が飛ぶが、新潟国際ユースのプログラムにおける「コスタリカ代表」の紹介は以下のようになっている。
「軍隊を持たない平和国家である国民性は、コスタリカコーヒーにも感じられるマイルドなもので、サッカースタイルも貪欲さやハードさよりも、華麗さを身上とするサッカーです」
・・・まさにその通り、国民性(県民性)・地域性と(その地域が指向する)サッカースタイルは切り離して考えられないと思う。

湘南の地域性からみて、本当にハードワーク・厳しさありきになるのか?まずは技術や華麗さありきではないのか?よく考えてほしい。
確かに、今のハードワーク・厳しさありきは、過去(ユースは04年まで、トップは06年まで)があまりにもだらしなさすぎたがゆえに持ち込まれ、かつ選手たちにとって新鮮に受け入れられたものだが、これはあくまで過去の反動ゆえの一時的なものではないか。一定の厳しさはプロチーム(とその下部組織)では必要だが、今のトップチーム・ユースチームの攻撃の沈滞ムードは、ハードワークありき(ボールを取った後は特定の個人依存)の限界を示しているように感じる。

何の為のハードワークなのか、をより明確にしてほしい。・・・ボールを奪う為なのはわかる。
でも、それだけでなく、技術を生かした華麗なサッカーのためにはならないのか?自らがよく動いてはじめてボールをいいところに動かせるのでは?
(技術「だけ」で相手を倒せるほど、今は甘くない・・・かつての「湘南の暴れん坊」だって、名良橋らの豊富な運動量があってはじめて演出できたものではないか)
ベルマーレフットボールアカデミーは、湘南のサッカーシーンをリードするはず。
自分たちのチームのサッカーをよりよくするためにも、地元の小学・中学年代のサッカーチームが目指す・あこがれるサッカーチームになるためにも、ハードワークの内容・意義の転換期にきていると感じる。



いろいろと見直してもいいポイントはあるはずだ。

1.これはユースにすぐに効果がでるわけではないが、例えばジュニアユースのサッカーのフォーメーションを
4-1-2-3にしてみるとか。
4バックの中でもスペースが多いので、自ずと運動量は増えるし、ウィング対相手SBなど1対1の場面も増えるから技術や駆け引きも身につきやすくなるはず。バルセロナ(ライカールト体制だけど)と同じ布陣でもあるしね。
ユースは「大人のサッカー」の入り口でもあるから、ベースは4-4-2で行かざるを得ないだろうが、だからといって4-4-2がベストで一番面白い布陣とは思わない=面白い選手が比較的でてきにくい?(というのは言いすぎか)
それゆえ、ジュニアユースでは4-4-2以外のほうがいいのでは?(さらにベルマーレではサイドにいい選手がでてきやすいから3-5-2もなし、かつサイドの攻撃的選手が多いから3トップは外せないかな・・・とか)

2.過去をみてもわかるが、どうしてもベルマーレの下部組織は人材のそろい具合に波がある。
ホームタウン人口が横浜や都内と比べるとはるかに少ないから、それはやむを得ない。
(マリノスの成績の波がとても小さいのは、全国常連のジュニアユースが2チームあるのも大きかろう)
ならば、ユースでは個人任せの攻撃から組織的な攻撃重視への転換を今こそ果たすべきだ。
(ジュニアユースでは、「まずは個人を伸ばす」意味でもどちらかというと個人重視でいいと思うが)
関クラから取り組み始めたであろうワンタッチでコレクティブなサッカーをもっと成熟させていってほしい。
これが成熟してくれば、「やみくもにワンタッチ」から「目の前の相手が2人の時はすかさずパスでいなし、1人の時は抜きにいく」という判断・実践もできてくるはずだ。

3.守備面は、基本は今のままでいいと思っている。
ただ・・・まだまだ鍛錬が足りないよね。例えばCBのすぐ横をボールがゴロでタテに通った(相手も走っている)時にCBはどうするか・・・
スライディングしてボールを止めにいくか、ボールを追いかけるか・・・これは反射的にできるようにならないといけない。オフサイドをかけるのがセオリーとしても、そのセオリーどおりにならないこともある。ボールを見ながらいちいち頭の中で考えていては現実に追いつかないシーンはいくつもあるのだ。
野球で言うとノックになるのだろうけど、集中的に時間がとれる時間こそ(現実の瞬間的シーンに即した)基本の反復をしっかりやってほしい。それはPA内等での攻撃のシーンでもいえる。ワンタッチの瞬間にシュート(しかもどのコースか)か(どこへの)ラストパスかを選ばないといけないのだから。



・・・ブログとしては長文になってしまったが、気になることや思ったことを書いてみました。
昨年までの躍進や菊池の2種登録もあってか、ユースチームを気にしてくれる方は私の周りでも一昨年よりも増えたように思います。実際、J2戦と重ならない時間に馬入で公式戦があったときは声を出して応援する人はとても多くなりました。
「地元からプロ選手を出す」のは、地元密着クラブの使命の1つであり、繁栄(クラブが地元から注目を浴びる)の為の手段でもあるはずです。
そして、選手にとっても個々の目標をかなえるには決して悪い環境ではないはずです。

ベルマーレユースは28日までの1週間のオフの後、活動を再開する。
3年生も菊池も古林も他の2年・1年のみんなも、そして指導陣も、それぞれがテーマをもって日々精進することを期待しています。
そして・・・Jユースカップを楽しみにしている。

08/7/20 練習試合 対新潟選抜U-16@産能大G

2008-07-25 01:15:32 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Upするのが遅くなってしまったが、20日12時から産能大Gで
練習試合が行われた。
私は長良川での岐阜戦の後に現地の友人とビールをカブのみした後に
名古屋のカプセルホテルに泊まり、
翌朝6時発の東名ハイウェイバスで東名伊勢原まで乗って産能大へ向かう。
東名伊勢原バス停からは徒歩20~25分かな、と思って歩いていたら
とある父兄の方に道中見つけて拾ってもらえて助かった。


練習予定をみていたら「新潟国体 U-16戦」とあったので
てっきり「(翌日トレセンの試合のある)神奈川県選抜U-16(新潟開催の国体向け)のスパーリング相手」
と思っていた私だが、
(U-16日本代表と勘違いされた方もいたようで・・・)
実際はU-16新潟選抜(国体向けチーム)との35分3本の対戦であった。
(ちなみに、今年の国体開催地は大分だとついさっき調べて知った)
なお、3年生は全員姿をみせていたが、翌日の鹿島ユースとの練習試合に備えてこの日の出場はなし。

1本目のベルマーレユースのメンバーは・・・右SBとFW1人を除いて全員2年生。
ただし、25分ごろに失点を許して0-1で終了。
2本目はGKと左SB(ともに練習生?)を除けば全員1年生。
相手は2人入れ替わったが9人が1本目から続いてプレーし、疲れた状態とはいえ
FWが2得点して2-1で終了。
3本目は1,2本目に出たメンバーの混成で、相手は半数以上が新しいメンバー。
3本目も2-1。

この試合の一番の発見は1年生FWの2得点かな。
1点目は右サイドMFがPA内をタテに突破→そこからの折り返しを決めたもので
2点目は中盤中央のMFからのスルーパスに反応して抜け出して決めたもの。
攻撃陣の層は厚いので、得点したからといって即Aチームとはいかないかもしれないが、
ゴールの形をじっくりつくって、かつ決定率をあげていってほしいところ。
また、周囲も相手を崩す形をしっかりもった上でその応用をしていってほしい。

また、スローインひとつとってももっと基本をきっちり押さえていってほしい。
最初のうちは基本の徹底がめんどくさくなるかもしれないが、
基本が十分押さえられたらそのうち応用がきくはずなので、じっくりやっていってほしい。
Jユースまでの2ヶ月弱を有意義に使ってほしい。

カプセル内の睡眠4時間+バスで疲れた後だったが、帰りは川崎市内在住の父兄の方に
登戸まで送っていただき助かりました。
公式戦再開までは時間がありますが、その間もちょくちょく様子をみておきたいところ。

負傷帰国のアジエル・・・しかし、彼抜きでも昇格を争うのだ!

2008-07-23 00:42:22 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
アジエルの右足脛骨疲労骨折による一時帰国がクラブから発表された。
ジャーンは結果的に3ヶ月も戦線離脱しながら一度も負傷欠場のアナウンスがなく、
その他に何人もの選手が長期離脱しているのに負傷欠場のアナウンスがないことを思うと、
やはりアジエルは別格か。(帰国するからかもしれないけど)

どれだけの間アジエルが不在なのかはわからないが、
昨年アジエル不在の時は3勝4敗で、今年に至っては2分1敗・・・なのを
考えると、彼抜きで勝つのは容易ではない。

ただ・・・アジエル長期離脱で昇格争いから脱落しました、
なんて言い訳は今年は通用しないよね。
そして、強いチームはエースや大黒柱がいなくても勝つものだ。
昨年の浦和はワシントン不在のリーグ戦で5勝2分1敗。
今年のガンバは遠藤・播戸ともに不在のここ5試合(含・ナビスコ杯)で3勝1分1敗。
菅野体制も3年目に入り、アジエルだけでなく石原・坂本・田村・望さんなど
多くのメンバーがその2年強を共にしているのだから、アジエル不在という前提に立って
例えば「どうやって石原に相手の裏へ抜けさせるか、相手の裏でシュートを打たせるか」
「どうやってサイドの深くからゴール前にクロスをあげ、そこに後方から選手を飛び込ませるか」
「誰が中盤中央でボールをサイドに散らすか」などを考えて実践することができなくては困るよね。
2年以上も同じ体制でやっていて、アジエル不在だと攻撃が組み立てできないなんて恥ずかしいでしょ。

・・・とはいえ、次の試合・熊本戦はもう日曜日。
今までのチームを考えたら、アジエル不在でいきなり満足な攻撃は難しいだろう。
まずはこの試合で「なんとしても」勝利をおさめてほしい。
ハードワークで相手のミスを誘う、セットプレー1発、などでもいいから。
ただ・・・セレッソ相手にはそういうやり方では難しいだろう。
大一番のセレッソ戦までに「脱・アジエル」の形を確立していってほしい。
アジエル抜きでも、昇格を争うのだ!