クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

~関西出張報告~ 宮内豪@桃山学院大と猪狩佑貴@佐川印刷について

2008-04-30 15:01:10 | サッカー(その他)
29日朝に帰阪した私は、
まずは鶴見緑地(高1の時の花博以来)へ向かって
関西学生リーグ1部・桃山学院大対立命館大を見る。
(奇しくも両チームから今のベルマーレに選手が輩出されている)

桃大にはベルマーレユース卒で今2年の宮内豪がいて、
この試合でもスタメン(背番号4のCB)。
ただ・・・この試合では不調で、前半35分にして警告2回で退場してしまう。
チームも、相手キャプテンの後半途中での退場(警告2回)がありながらも
0-1で敗戦。前半はポスト・バーにシュートが2回直撃するなど
惜しいシーンもあったのだが、決定的に相手を崩しきることができなかった。
一方、立命館は、得点シーン(左サイドでの素早いスローインから)と
もう1つの決定機(ゴール前で素早くパス繋いでシュート→バー直撃)が
示すようにゴール前で素早くプレーできたときは相手に脅威を与えていた。
ゴール前でのスピードアップはやはり得点への鍵の一つだ。

年明けのインカレでは準々決勝(平塚競技場開催)に進み、
久しぶりに関東で試合ができた宮内。
とはいえ、なかなか見れるチャンスはない。
今はポジショニングの向上に力を入れているようだ。
ポジショニングがよくないと、せっかく上背で勝っていても
ヘディングで競り勝てないこともあるしね。
ベルマーレユースで180センチ以上のCBはなかなかいないだけに
彼にはぜひこの大阪でより大きくなって湘南に帰ってきてほしいと思う。
まずは・・・出場停止明けの試合でちゃんとスタメンを奪い返すことだ。


今日(30日)は朝6時過ぎに起きて、亀岡へ向かう。
駅からタクシーに乗って佐川印刷のグラウンドを目指すが、
なんとタクシーの運転手の方が佐川印刷の野球場へ連れて行ってしまう。
(その後、なんとかサッカーグラウンドのほうへ連れて行ってもらったけど)
グラウンドには、佐川印刷の選手だけでなく
FC京都の選手もいて、9時半ごろからは練習試合(30分×3本)が
スタート(これは想定外)。
猪狩は2トップの一角に入ってプレーするが、残念ながら見せ場をつくれず。
チーム全体でもそうで、中盤で足元ばかり回しすぎることが多く
相手に脅威を与えられず、0-0で1本目終了。1本目で猪狩は下がる。

試合終了後、猪狩と再会。
いつも練習終了後すぐ職場へ行かなければいかないようだ。
プレーでもなかなか思うようにいかないところが多いかと思うが、
ここで踏ん張って、成長した姿をみせてほしい。
ゴール前での位置どり、中盤でのターンの仕方など、もっとよくできるところは多いと思うし。



最後、FC京都の方には大変お世話になってしまって、
ありがたく思っています。
選手の方には関西リーグのプログラムを下さったり、
幹部の方には駅まで送ってくださったり・・・
関西リーグにも知っている選手がいないわけではないのですし、
ぜひ一度見てみたいなと思います。

第10節(0-1山形)の記録

2008-04-30 14:34:39 | 湘南ベルマーレ(プレビュー・記録など)
2008年J2リーグ第10節 2008/04/29 13:04開始
天童市・NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形1-0(前半0-0)湘南ベルマーレ
【入場者数】4,787人【天候】晴 21.9℃ 24%
【主審】井上知大【副審】阿部浩士/蒲澤淳一
【得点】50分(山形)長谷川悠
SH:7 -8 CK: 4 - 2 FK:30 - 20
【警告】(山形)44分長谷川悠、80分木藤健太
(湘南)21分三田光、54分坂本紘司(3)、62分アジエル(1)、
70分松本昂聡(2)、82分三田光
【退場】(湘南)82分三田光(1=警告2回)

※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。


敗戦は大変残念。
山形に勝ち点と得失点差で並ばれてしまう。
次の対戦相手・福岡とも順位を懸けた直接対決になる。
3日の福岡戦は天気もピッチ上もスタンドも素晴らしいものとなるよう祈りたい。

攻勢もみせたが、悔しい敗戦 5月の巻き返しを期待(プリンスリーグ・1-3横浜)

2008-04-27 19:33:07 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
JFAプリンスリーグU-18関東2008 1部リーグ第4節
2008/4/27 11:00開始 平塚市馬入ふれあい公園サッカー場(人工芝)
湘南ベルマーレユース1-3(前半1-1)横浜F・マリノスユース
【得点】28分(湘南)8古林将太(1)、29分(横浜)9端戸仁、
58分(横浜)10齋藤学、89分(横浜)10齋藤学


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

           21黒沢隼(1)

2伊藤義恭(3) 26岡崎亮平(1)  4天野勇太(3)  3安藤潤哉(3) 

       7菊池大介(2)  5中澤高也(2)
9齊藤聖也(3)                 14桂川直人(2)  
           
       23関谷祐(1)  8古林将太(2)

選手交代は
8古林→10鶴見正樹(2)、23関谷→33磯村朋宏(1)、9齋藤→11亀井直(3)
3安藤→27松田景吾(1)、14桂川→30吉田直人(中3)

土曜から一転してこの日曜は好天。そして馬入での試合。
(周囲の極めて狭い人工芝グラウンドだったが、観戦スペースは確保してくれた)
J2戦の日時ともかぶっていない。相手は横浜とあって対抗意識は自ずと強まる。
チームの外の状況はこれ以上ないものだった。
ベルマーレ側のサポーターは10人以上で開幕戦以上の人数だった。
馬入での試合とあって、練習後のトップチームの選手も時折試合をみていた。
チームも今回のプリンスリーグのここまででは一番いいものをみせてくれたが、
結果として勝利にも勝ち点にも及ばなかった。


前半28分、敵陣左サイドで得たFK(桂川が蹴る)のゴール前でのこぼれ球を
古林が蹴り込んで先制。
しかしその直後に、自陣ゴール前での連携ミスから同点ゴールを許してしまう。
前半は、横浜相手に互角もしくは互角以上には攻撃をできていた。
ピッチを幅広く使い、パス、ドリブルを(少なくとも今季ここまでで一番)
よく使えていた。
守備面でも、相手に決定的に裏をとられることはなく
サイドから中央へのカットインに対しても対応できていた。

後半は、横浜ペースの時間が多くなる。
湘南も攻撃はできていたが、守備になった途端に中盤で敵の侵攻を
遅らせることができにくくなり、自らが守勢で走らされることが多くなる。
特に左サイドの齋藤学に自陣深くへの侵入を何度も侵入を許す。
そして・・・後半13分に、この時右サイドに流れていた齋藤学に
DF裏へと抜け出されてGKとの1対1をつくられ、シュートも確実に決められて、
リードを許す。
さらに、ロスタイム突入前後の時間帯に相手の早いリスタートから
ゴール前中央で再度齋藤学にGKとの1対1をつくられて追加点を決められた。

1-3での敗戦。ほんとに悔しい敗戦だった。
攻勢の時間が決して短くなかっただけになおさら。
まずは、その攻勢の時間に
「攻撃に変化をつける意識の強化」
「ゴールを取りきる、シュートまでいく意識の強化」
そしてそれを支えるプレーの質の向上、が必要ではないか。
ただでさえ、現況では攻勢の時間はある程度限られるのはやむなしゆえに。
例えば・・・
(1)中盤→前線のクサビのパスでは中盤の選手へのリターンが
よく読まれてカットされている。クサビのパスは相手DFもよく狙ってくるだけに、
クサビのパスを受けた後のプレーの選択肢をもっと増やしてほしい。
(2)ドリブルでの侵攻の時は敵陣深くに進むにつれて
相手DFによって中央からサイドへ
追いやられる格好になるのはやむをえないだけに、
サイドに追いやられる前に別の味方もしくは自らが決定機を得るには
どうしたらいいかをドリブラーも周囲もよく考えてほしい。
(3)たとえ敵陣も崩しきる前でも、シュートがもっと必要ではないか。
崩すのも大事だが、シュートがなければ得点はない。
どうすれば(崩しきる前でも)シュートが打てるか、というイメージを
もっとよくもってほしい。

一方、守備面は、少なくとも前節よりは改善されているようにみえるが、
それでも3失点ともGKとの1対1やそれに近い状況からきめられていると思うと、
まだまだ改善点は多い。
集中と身体の動きが途切れると、
途端に大ピンチ=相手の大チャンスを生んでしまう。
その大チャンスをプリンスリーグ1部のチームはその多くを
確実に決めるのはもはやこれまでの試合から明らかである。
危険なエリア・タイミングのケアを
イレブンの中でもっと自発的にやっていってほしい。


気づけば1部リーグ11試合中4試合を消化し、残りは7試合となった。
うち、5月は4試合。4月は全敗で終わってしまったが、5月はそうはなるべからず。
ようやくメンバーも揃ってきた。
5月も難敵揃いだが、このまま終わってたまるか!!!
勝利への執着心、今戦えているカテゴリーへの執着心を
より強くもって取り組んでほしい。

突然シーソーゲームに転じてしまったが、なんとか追加点を得て勝利(4-2岐阜)

2008-04-27 00:38:14 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
2008 J2リーグ第9節 2008/04/26 16:03開始 平塚競技場
湘南ベルマーレ 4-2(前半1-2) FC岐阜
【入場者数】3,543人【天候】雨 13.2℃ 79%
【主審】鍋島將起【副審】竹内元人/戸田東吾
【得点】03分(湘南)石原直樹(3)、38分(岐阜)オウンゴール、
40分(岐阜)オウンゴール、57分(湘南)原竜太(1)、
81分(湘南)アジエル(1)、89分(湘南)加藤望(2=FK)
SH:22 -4  CK: 8 -4  FK:18 - 11
【警告】(湘南)58分松本昂聡(1)、89分リンコン(2)
(岐阜)59分吉村光示、67分菅和範、71分片桐淳至
【退場】(岐阜)89分小峯隆幸(得点機会阻止)
※湘南の得点・警告・退場対象者の選手名の後の()は
今大会通算回数。警告4回で次節出場停止。



湘南のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

          25金永基

4三田光  22松本昂聡   2斉藤俊秀  21鈴木伸貴

      26永田亮太   8坂本紘司
10アジエル                24加藤望 
           
      20原竜太   11石原直樹     

SUBは
GK1伊藤友彦、DF30山口貴弘、MF14永里源気、
MF13鈴木将太、FW7リンコン
監督: 菅野将晃

選手交代は
74分:20原→7リンコン



岐阜のスタメンの布陣は以下の通り。
上がGK、下がFW。

           21日野優

19吉村光示  5川島眞也    4小峯隆幸   6奈須伸也

       27菅和範     7北村隆二
33梅田高志                 11高木和正
 
       24片山真人   10片桐淳至  

SUBは
GK31水谷允俊、DF2深津康太、MF23岩田昌浩、
FW29姜曉一、FW15森山泰行
監督:松永英機

選手交代は
80分:11高木→29姜曉一
82分:7北村→23岩田昌浩
86分:19吉村→15森山泰行



GWを中心に16日間で5試合というハードな連戦の初戦は、なんと雨で観衆3,000人台。
それでも目下リーグ最多得点の岐阜相手に、今季一番のゲームを展開・・・のはずが
前半38分を境にどっちに転ぶかわからないゲームにしてしまった。自分たちで。

前半3分に、右サイドアジエルからの早めのクロスをゴール前ニアサイドで
石原がダイビングヘッドで合わせて早々に先制。
以後も、攻めては人もボールも動きながら岐阜を翻弄、守っては4バックのうち3人が
前に積極的に当たりにいってその後ろを斉藤さん(時には松本)がカバーする形が徹底されていた。
ところが・・・前半38分、自陣中盤やや右サイドで与えたFK。梅田が蹴った速いボールを
なんと湘南DFの誰かがクリアミス。なぜかヨンギも飛び出していて、ボールはそのままゴールイン。
クリアミスもよくないが、速いボールに対して前で触れそうもないのに飛び出したGKもよくない。

この同点ゴールの後、途端に岐阜が攻勢に出る。その勢いが湘南を呑みこみ、
湘南の左サイドが破られてゴール前に低く速いクロスを許し、そのボールを
松本がスライディングでクリアを試みるも方向が悪くボールは自陣ゴールへ吸い込まれる。
な、なんなんだよ・・・・・という気持ちとともに、岐阜がJ2昇格早々ながらに
好結果を残している秘訣がわかったような気がした。
流れをつかんだら、一気呵成・・・しかも、恐るべき決定力。
この試合は結果的にはシュート4本で2点を得ているし(その4本が生み出したわけではないが)。
この試合で湘南にとって救いだったのは、岐阜攻勢の時間が前半で残り少ない時間帯だったことだろうか。

後半は終始湘南ペース。57分には左CKからゴール前中央でのこぼれ球を原が押し込み同点。
そこから時間はかかったが、81分にはリンコンとのパス交換からゴール前からアジエルが逆転ゴールを生み出す。
この瞬間、うれしさより、気持ちの面での疲れというか「やっと逆転まできたか、はあ」という思いを覚えたのは私だけだろうか。
終盤、岐阜は森山(実は丁度10年前は平塚所属だった)が久しぶりに平塚のピッチに登場して
パワープレーからゴールを狙うが湘南は無難に守り、それどころかロスタイム3分にカウンターから
ペナルティアーク内(ペナルティエリアすぐそば)で石原の絶妙のターンから相手DFのファウル(退場処分)を誘う。
それで得たFKを望さんが速い弾道で直接蹴り込み、私の記憶の限りでは今年初めて
タイムアップ前にベルマーレビッグウェイヴが平塚競技場にこだました。

5勝3敗勝ち点15、総得点で2位につける。
といっても、今季ここまでのホームゲームの数が既に5つだと思えば、
特別いい数字とも思えない。
(マクロ的にみて)よくいえば取りこぼしがないといえるが、プラスアルファがないともいえる。
29日山形、3日ホーム福岡戦、6日笠松、11日ホーム鳥栖戦と短期間で
試合と移動を繰り返す中でどれだけ着実に勝ち星と勝ち点を積み重ねられるか。


神奈川大・三平和司、湘南の特別指定選手に

2008-04-26 01:51:18 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
25日、神奈川大3年・三平和司(みつひら・かずし)が
JFAから湘南の特別指定選手として承認されたことがクラブから発表された。
88年1月生まれだから、元・ベルマーレユースの鈴木嵩之(現・専修大)、
宮崎明浩(現・東洋大)らと同級生ということになる。
彼、小学校と中学校が大根。「おおね」と読むのは難しい・・・
高校は秦野南が丘高校。
大学は神奈川大で、昨年2年生ながらも関東大学2部リーグの全22試合出場して
リーグ2位の18得点あげている。その甲斐あってかチームも1部昇格。

湘南での特別指定選手は2003年の植村慶(当時・中央大)についで2人目。
特別指定選手時代の植村はJ2戦でベンチ入りを果たしたことがある。
今年の湘南は選手数が多いが、三平くんにはJ2戦出場目指して、
少なくともサテライトリーグには出場できるように
頑張ってほしいです。(でないとわざわざ特別指定する意味がないから)

なお、植村も県内出身だが、三平はさらにホームタウン内の出身。
ホームタウン内出身の選手の特別指定は喜ばしいこと。
さらに、遠くないうちにベルマーレユース出身選手の大学生が
特別指定されることを願いたい。

大ピンチの3連敗・・・この窮状をみんなで乗り切れ!(プリンス・0-4浦和)

2008-04-22 02:10:19 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
JFAプリンスリーグU-18関東2008 第3節
2008/4/20 11:00開始 さいたま市浦和駒場スタジアム
浦和レッドダイヤモンズユース4-0(前半3-0)湘南ベルマーレユース
【得点】31分(浦和)7高橋峻希、41分(浦和)7高橋峻希、
44分(浦和)7高橋峻希、76分(浦和)14原口元気


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

           1柳川祐哉(2)

2伊藤義恭(3) 26岡崎亮平(1)  4天野勇太(3)  3安藤潤哉(3) 

      31田中進之介(1)  5中澤高也(2)
14桂川直人(2)                 19吉野順貴(2)  
           
       10鶴見正樹(2)  9齊藤聖也(3)


選手交代は
19吉野→8古林将太(2)、31田中→25遠藤航(1)、14桂川→→23関谷祐(1)、
8古林→24坪井亮(中3)、9齋藤→11亀井直(3)



開幕3試合で3連敗、得点1失点9の最下位。
今戦っている試合がいかにハイレベルな舞台で
かつ今のチーム事情が厳しいものとわかってはいるとはいえ、
ここまで数字にでてくるとは。
いろいろと、言いたいこと(書きたいこと)があふれだす。

まず・・・ただでさえ(ユースの)チーム事情が厳しい時に
菊池がサテライトリーグにとられてしまった。
菊池がトップチームで不可欠な存在になっているならとられるのは受け入れる。
(例えば、97年の稲本潤一、99年の阿部勇樹、04年の森本貴幸)
でも、そうでないのは明らかでしょう。
プリンスリーグ1部というもの、
そして年代別代表を多く抱える浦和という対戦相手への
クラブ側の敬意というか留意の有無のほどが知れてならない。
一方の浦和は、トップの練習に合流している2選手もこの試合にでてきた。
ユースの現場の皆さんも相当にもどかしい思いをしている、と思いたい。


ついで・・・試合出場している個々の選手は確かにがんばってはいる。
しかし、

(1)チーム全体、特に中盤を指揮できる選手がいない。
これはけが人復帰を待つしかないのかもしれないが・・・

(2)チーム全体の連動性や修正能力が恐ろしく落ちている。
例えば、前線がボールを追いかけていったら中盤やその後ろの選手は
押し上げてコンパクトにして、こぼれ球を拾いやすくすべきだが、それができていない。
また、サイドの守備を1対1が原則にするのはいいが、何度も1対1で破られているのに、
2対1で対応したりして修正することができていない。

(3)采配、特に選手起用についてはとりあげたくはないのだが、それでも、
・桂川が下がってキッカーがいなくなったこと
・亀井の登場時間があまりに遅すぎること
は前節に続き あまりいいとは思えない。

(4)この試合では早くも中3生が登場した。その中3生・坪井君はよくやったと思う。
ただ、試合にでれない2年生の皆がこのことをどう思っているのか。
ただでさえ1年生のほうが途中出場機会は多いのが現状。
もし最悪の事態になった場合、一番困るのは今の2年生のはずなのだが・・・・・
もっと、「俺が試合にでないといけない」という気概をもって(示して)ほしいが・・・

天野、古林が復帰するなど、メンバーは揃いつつある。
しかし・・・それだけで勝てるとは思えない。
チーム全体の連動性や修正能力が上がらなければ、大量失点で無得点は今後も十分ありうる。
残り8試合。高円宮杯は上位5チーム、降格は下位4チーム・・・
もう、これ以上連敗を続けることは避けなければいけない。

次の試合は27日(日)11時から馬入で横浜との対戦。
馬入は、市のサイトのイベント情報から察するに人工芝の模様。(正確にはわからないが)
人工芝のピッチの場合、周囲が狭いので、ギャラリーは早く行く必要あります。
横浜には2年連続で秋津で苦杯をなめさせられた。
今回はホームで3度目の正直といきたい。
特に・・・現・ゲームキャプテン!今度こそは・・・

今の状況は、確かにここ数年では一番のピンチだと思う。
でも、これを乗り切れば、きっと楽しいシーズンになるはず。
そう信じて、みんなで乗り切りましょう!

「岡正道対猪狩佑貴」が実現!(JFL・横河武蔵野1-0佐川印刷)

2008-04-22 01:23:28 | サッカー(その他)
後述するプリンスリーグ・浦和戦の後、
Kさん(※前育のときとはまた違う方)の車に乗せてもらって
武蔵野陸上競技場へ向かう。
電車利用だと競技場から競技場へ1時間半近くはかかるところ、
ちょうど1時間で着いたのでとても助かりました。

武蔵野陸上競技場ではJFL第7節・横河武蔵野対佐川印刷が行われていた。
「岡正道対猪狩佑貴」ともいえよう。
到着したのは後半5分くらいか、この時点で1-0で横河リード。
猪狩はスタメン、結局90分出場。岡は69分から登場。
試合終盤にライン際(しかもメインスタンド側)で
岡に対して猪狩がスライディングタックルにいくシーンがあり、
名実ともに直接対決が実現した。

前半(佐川が優勢だったらしい)でどうかはわからないが、
後半は横河優勢で岡も好調。
例によって前線から積極的に相手DFを追い込んでいき、ボールを奪わんとする。
ただ、シュートチャンスはゴール前での1回だけ。得点はなし。
相手DF裏に抜け出してボールを受ける形をみれなかったのは残念。
そのシーンが1つでも多くなるためには、そしてゴールを1つでも多く奪うために
日ごろの努力を大切にしてほしい。

猪狩は90分出場して、終盤にシュートチャンスが1回(90分で2回あったらしい)。
左サイドからドリブルでカットインして放ったものだったが、これも得点ならず。
チームの攻撃スタイルが、中盤を省略してシンプルに、という形にみえる。
上空を飛ぶボールの下に猪狩がいるというか・・・
その中ではなかなか猪狩の思うプレーはしにくいかもしれない。
ただ、そのなかで猪狩がチームから信頼を得て自分のチャンスを増やしていく術を
みつけていってほしいところ。

試合結果は横河が1-0で勝利。
試合後、岡と猪狩の2ショットがみれたのはいうまでもない。
この2ショットが、もう1,2ランク上の舞台で早くみれることを望みたい。
そして、岡は試合後にあちこちのちびっ子からサインをねだられていたことを
付け加えておきたい。
「存在を認められる」という第一段階をクリアしているようで何より。
でも、それだけじゃプロにはまだまだ遠い。
「結果を残し、それを続ける」ことを強く望みたい。
次に会うときには、より成長している姿がみたいな。

PS:実は横河でもう1人会いたい選手がいたのだが、会い損ねてしまった。残念。
また、今回のGWでは関西出張(帰省ついでだけど)を企画していますので、
少しだけご期待を。

垣間見える第9期株主総会の概要

2008-04-22 00:56:46 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
まずはクラブの話。
去る19日に、第9期株主総会が行われ、
真壁潔社長が次期社長に選任されたようだ。(公式サイトより)
そして、2008年1月期決算は
事業費9億7,000万円 経常利益294万円 ※平均入場者数4,676人
だったようだ。
事業費はいつの間にか10億円近くになっているが、
これは強化費増加が影響しているようだ(そりゃそうだろうね)。
詳しくは(といっても概要だけど)は
公式サイトの「VISION2008」にあります。

なんとか経常損益はクロになっているけど、
いまだに背中スポンサーがない状態を考えると
経営状態は相当に苦しいとみていい。
もっと観客動員を増やさないといけないのだが、
そのための仕掛けが 今年はクラブ側から伝わってこないのが残念だ。


プリンスリーグ第2節・1-4前橋育英 難題多いが・・・

2008-04-14 02:01:44 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
JFAプリンスリーグU-18関東2008 第2節
2008/4/13 11:00開始 高崎市・前橋育英高校高崎グラウンド
前橋育英高校4-1(前半1-1)湘南ベルマーレユース
【得点】11分(湘南)10鶴見正樹(1)、37分(前育)17藤崎翔太、
66分(前育)20中美慶哉、68分(前育)13西澤厚志、80分(前育)西澤厚志

この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

           1柳川祐哉(2)

2伊藤義恭(3) 26岡崎亮平(1)  25遠藤航(1)  3安藤潤哉(3) 

       33磯村朋宏(1)  5中澤高也(2)
14桂川直人(2)                7菊池大介(2)  
           
       10鶴見正樹(2)  9齊藤聖也(3)


選手交代は
33磯村→19吉野順貴(2)、25遠藤→23関谷祐(1)、14桂川→8古林将太(2)、
19吉野→31田中進之介(1)、10鶴見→11亀井直(3)


朝6時半に府中本町を出て、9時少し前に高崎に到着。
上信バス・前橋行きに「群南団地」まで乗ると、9時半過ぎには会場の
前橋育英・高崎グランドに到着。
このリーグではもっとも遠い会場だが、
お隣・長野県をはじめ、湘南地域からも父兄の方が駆けつける。
といっても、総人数は20~30人か。
曇ったままで気温が上がらず、冬に近い雰囲気だった。
ちなみに、周辺に住宅が多いため、鳴り物使用禁止の会場。
次の駒場も鳴り物使用禁止(少なくとも2年前はそうだった)。

序盤はベルマーレペースで、11分に幸先よく鶴見正樹が先制したが
追加点を奪えぬままペースダウンして攻守逆転。
相手ペースの時間の37分に右CKから打点の高いヘッドをフリーで許して同点にされる。
後半に入るとどんどん相手の勢いが強くなり、
66分、68分と波状攻撃から相次いで失点を許す。
前がかりになった背後をつかれて80分には4失点目。
東京戦のスコアがウソのような失点数とやられ方。
ただ、他チーム同士の勝敗をみていると、単純に「名前」と勝敗・スコアが
一致しない。やり方と気持ち次第で勝敗・スコアは大きく変わりやすい。

湘南は後半は決定的なシュート自体が1、2本、しかも4失点目の後であった。
展開まではできても敵陣深くで崩しきれない、シンプルにシュートにいけないシーンが
多かったように感じる。
あと守備面では
セットプレーでの対処方法がまず気になる。
そして、今の戦力でどうやってCBを育てながら90分戦うか、という
とても難しい課題と直面せざるをえない。
例えば、予め交代時間を想定しながら選手を使っていくのもやむをえないように感じる。
たとえCBであっても。1人で90分戦えなくても、2人、3人なら90分を戦いやすくはなるはず。
今できることを積み重ねていくしかないのだから・・・

あと気になったのは、けが人について。
会場に着いたら新たな負傷者が発覚したのには少々衝撃を受けた。
負傷すると、「自分のチャンスがなくなる」という危機感と
チーム状態次第では「自分がいないとヤバイ」という危機感を感じるはず。
それゆえに、焦る気持ちはでてきやすい。ましてやユースは3年間しかない。
ただ・・・焦ったからケガが早く治るわけではない。
すべてのケガを「試合や練習しながらでも快方も向かわせる」わけでもないし、
そう試みようとしてうまくいかなくてかえって重症に陥った例は最近でもある。
「焦らず治しましょう」私は切に思う。
確かにプリンスリーグ序盤は大切。でも、それが今シーズンの全てとは限らない。
プリンスリーグは7月まであるし、5月下旬以降や夏以降には別の大会も始まる。
今のムリのしわよせがプリンスリーグの大詰めや夏以降にくるのは避けたい。
今年こそは、笑ってシーズンを終えたいと思うのは私だけではないだろう。
選手の進路の問題でも、例えば2年前の林慧は決して開幕早々から
飛びぬけていたわけではないのだ。少々後からでも追い込みはきくはずだ。



試合後、当初はタクシーで駅に向かうつもりだったが
Kさんがクルマに乗せていってくださることに。
途中SAで素早く昼食をとり、かつ環八で渋滞しながらも
15時半過ぎには総合公園に到着。しかも当初予定の新幹線利用よりも安くすんだ。
Kさん、どうもありがとうございました。

甲府になんとか勝利して、勝ち越しで次節の休みを迎える(2-1甲府)

2008-04-14 01:09:03 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
前橋育英高崎GからKさんのクルマに乗せていただいて
15時40分に競技場入り。
3年ぶりの甲府戦。
バックスタンドのアウェイ側がびっしり埋まっていたことと
甲府の選手のラフぶりが目に余ることが3年前と変わったことだ。

試合は、前半35分に石原が相手GK・DFと交錯しながら
ボールを得て無人のゴールへシュートしたもの。
シュート数11対16が示すとおり、湘南側にも決定機はあったが
甲府にもあわやというシーンはいくつも与えてしまっていた。
なので、チームとしてはベストなゲームとはとてもいえないけど、
個々のプレーぶり(スタメン出場の選手)はそれぞれ今季ベストに近いものが
あったようには感じる。
もちろん、ここで満足してはいけない、チームとしてはまだまだベストではないのだから・・・

7試合終えて4勝3敗。この甲府戦の1勝で、なんとか勝ち越しで次節の休みを迎えられたのは何より。
ただ、4勝3敗のペースでは42試合で勝ち点72。
昨年の3位京都の勝ち点は48試合で86、42試合換算だと75~76。
ホームでの2敗は、広島戦と徳島戦のいずれかに勝っていれば7節終了時で暫定首位だったのに、
というだけでなく、勝ち点獲得ペースという意味でもやはり悔やまれる。
第1クールの残り7試合は26日から比較的短期に集中している。
その7試合、そして次の休みとなる6月下旬までをハイに駆け抜けられる準備を
26日までの間にしっかりしてほしいところ。