クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

ここまでの今シーズンに影響を与えた主なこと

2016-10-05 01:27:14 | 湘南ベルマーレ(その他)

今シーズンはまだまだ大事な試合は残っているけど、それまで3週間試合がないことから、
ここまでの今シーズンに影響を与えた主なことを振り返りたい。


まず、昨年~今年のオフのいくつもの変化。
望む望まざるを問わず、一気に色々なことが変わってしまった。

(1)選手・・・これは言うまでもない。
(2)コーチングスタッフ・・・横山コーチが栃木SC(監督)へと移籍した影響も感じずにはいられない。
(3)クラブスタッフ・・・社長(強化のトップでもあった)の退団の影響もあったと言わざるをえない。
いずれはいなくなる人だと思っていたけど、さらなる上を目指す気を感じさせないこのタイミングとは。
 あとそれだけでなく、広報担当が交代した影響も感じずにいられない。
 馬入日記の更新頻度および内容、そして公式サイト等での盛り上げ方など。
 (個人的には、交代自体はやむなし、と思っているが)
(4)ゴール裏の応援リード・・・個人のことゆえ詳しくは書かないが変化があったのは確か。
 あと、2007年以降、秋口にクラブとコラボで盛り上げてきた企画がなくなった寂しさも感じる。


これらのいくつもの変化にもかかわらず、そして開幕8試合勝利なしにもかかわらず、
1stステージは14位名古屋、15位鳥栖と勝ち点差1の勝ち点16、16位で終えた。
しかも最後の4試合で負けなしだったことから、2ndステージにさらなる浮上を期待した
サポーターは私だけではなかっただろう。

しかし、その期待通りにはいかず、第2節を最後に12試合白星から遠ざかり、
15位名古屋と勝ち点差8、16位甲府と同7の勝ち点21、17位という状況になった。
1stステージ17位(勝ち点15)だった甲府に抜かれ、
鳥栖は2ndステージで一時上位に入り、湘南と勝ち点差2だった新潟はその差を9に広げた。

これは、7月に残留争いを意識した選手補強に成功/失敗した影響が大きい。
ピッチ内での湘南のやり方が特殊で、新戦力が馴染みにくいのかもしれないが、
新戦力がなかなか活躍しきれない中で、新潟以外の順位の近いチームにも敗戦を重ね、
その後に強豪との試合が相次ぐ中で、完敗だったり決定力の差や運不運から大きな連敗になっていった。


去年こそ残留争いとほぼ無縁で過ごせたが、湘南はJ1で残留争いに入った時に勝ち残れた経験がない。
選手補強に失敗したのは前述のクラブスタッフの交代の影響も大きいと言わざるを得ないが
選手、監督はもちろん、サポーターを含めてクラブ全体での残留争いに勝った経験の有無も
どこかに影響しているのでは、と感じる。


もう今シーズンのリーグ戦は残り3試合、しかも残留のためには自らが3連勝した上で
名古屋が湘南戦以外の2試合で1分1敗以下で甲府が同じく2分け以下(かつ得失点差勝負)という
極めて厳しい条件だが、他力の部分で(得失点差は別)この条件を満たす確率は10%弱ある。
3年前の似た状況、すなわち残り3試合で自らが3連勝、さらに甲府が3連敗で残留可能性という
条件よりは、他力の部分の確率は高い(このときは4%弱)。
そして5日間のオフはあるとはいえ、2週間以上もの準備期間もある。
他力の部分は天に任せるとして、この間に自らが3試合+天皇杯を勝ち続けるだけの力を
養うことを確信している。ただでさえ、7月以来勝利から遠ざかり、ホームでの勝利は5月末以来と、勝利に飢えていないはずがない。
天皇杯にも期待していることはあるが、試合自体はまだ先でもあるので、別の機会に書きたい。

柏戦のバックスタンドを見ても、また懸案のスタジアム問題をみても、湘南ベルマーレが地域に、世の中にもっと存在感を示す必要はある。そn意味でも、今シーズンの残りの試合はとても大事である。