クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

2009J2 ベルマーレの日程について

2009-02-17 00:12:51 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
かれこれ日程発表から10日も経ってしまいましたが、
やはり今季の日程については触れないわけにはいきません。
今年はACL出場チーム決定が遅くなったことが響いてか、日程発表はなんと開幕1ヶ月前。

ベルマーレの日程は下記URLの通り。
http://www.bellmare.co.jp/bellmare/view/s.php?a=1787&PHPSESSID=b9b55398a6a410da0fc6f7649e4dd407


今季のJ2は全51節51試合。
ホームゲームの数がチームによって違いが出てくるが(25か26)
ベルマーレは幸運にして26となった。

今季の試合数はあまりに多く、あまりに過酷である。
何しろ、3月8日(監督の誕生日)から12月5日まで休みの週が皆無。
昨年までの3年間は過密日程といえど奇数チーム制ゆえに休みの週があり、
00年と03~05年は第2クールと第3クールの間に休みの週があり、
01年と02年はコンフェデやW杯の自国開催の為にその間J2はお休みになっていたのだが。
かくのごとく、休みの週が全くない中で、リフレッシュの時間をどうとるかが各チームの重要課題となりそうだ。

試合数は増えたが、遠方アウェイ(札幌・中国・四国・九州)の数は昨年(11)から1つ減って10に。
その一方で関東アウェイが昨年(4)から大きく増えて8になったのは助かったかな。
ただ、昨年の順位で上位(降格組+J2で8位以上)のチームが相手のアウェイが
昨年(10)より1つ増えて11に。
近場だけどホームでは強い甲府が2回に増えた。そして長居2回・レベスタ2回が今年も難しそうだ。
自ずと上位相手のアウェイが詰まった連戦が耐えどころとなろう。


今回の日程で最大の驚き(アウェイ)は、今季1度だけのアウェイ岡山戦が中国山地の中の津山開催なこと。
岡山遠征、と聞いて「大原美術館、後楽園、瀬戸大橋」などを思い浮かべていたサポーターを見事に裏切りました。
その津山は、岡山空港から乗合タクシーか複数人でレンタカーで行くのが一番速そう。
もし新幹線利用ならば、岡山・・・まで行かないで、
新大阪から中国道のハイウェイバスで津山まで行くのがよいでしょう。
また、新宿から津山まで乗り換えなしで行ける夜行バスがあるのはいいね。

この際思い切って津山の隣・「湯郷Belle」の温泉町(美作市)に泊まるのもいいかもしれないし、
ガイナーレのある鳥取も極めて近い位置にある。そう思うとかえって楽しいかもしれない??
(今回の津山、まさか後座で三菱水島対ガイナーレをやってくれるのか??)
もっとも、例年通りならば、この日はCY関東予選が入るので、
これだけああだこうだ書きながらも自らの参戦は難しそうだけどね・・・


また、ホームゲーム最大の驚きは2度目の岡山戦(43節、ホームゲーム22試合目)が会場未定なこと。
競技場が何かで使えないのだろうか?国立or西が丘開催?それともホームタウン内の他競技場?
もしその場合、最有力開催地は収容人数がまだ多めの厚木荻野だろうが・・・
(観客席の数は規定外でもJは大目に見るらしいが、ピッチはどうだろうか・・・)

ともあれ、もしも競技場開催でないのならば、99年4月のJ1-1st6節(国立での浦和戦)以来
リーグ戦ホームゲームでなんと233試合ぶりの平塚以外での開催となる。
仮に平塚での連続開催記録が232で途切れるとしても、これはJリーグ記録ではないかと思われる。


あと・・・
(1)今年も四国は平日開催ですか??しかも愛媛はまたも変則開催ですか??
今年も四国へいけないではないか・・・(一昨年は4回とも行ったけどさ)
(2)ホームゲームの開催時間が16時からが多いのは個人的には助かる。
(日曜16時からだと、ユースの公式戦が11時からの場合なんとか駆けつけられる)
(3)5/23(土)13時開始の富山戦の後に、後座試合でCY関東予選が開催されたらとてもうれしいな・・・
ユースチームをトップチームの観衆にみてもらう絶好の機会だと思うから。
この後座試合は難しくても、どこかの機会でアカデミー各チームが一度は前座で登場してほしいもの。
例えばジュニアの神奈川ダービー、ベルマーレJY対オエステ、
ユース対産能大or相洋があったら、たとえ10~20分ハーフであっても面白そうだけど。


いろいろと書きましたが、今シーズン、楽しみになってきましたね~

09/02/15 練習試合 対流経柏@馬入・天然芝

2009-02-15 22:45:53 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
15日12時半から、流経柏との練習試合が馬入の天然芝で30分×3本で行われた。
気温からすると暖かかったはずだが、南風は強く、曇っていた為にさほど暖かさは感じず。
行きの途中駅で神奈川新聞を買ったら、やはりトップチームの練習試合の記事が。
1面の大きな写真付記事(坂本と谷口が写る)があり、しかも1本目のメンバーもしっかり書かれていました。(報道陣のみ公開だから、いいんですけど)
・・・この記事の下に「チケット絶賛発売中!」という広告があれば、なおいいんだけどね。


この日の練習試合に出場したのは新3年生7人、新2年生10人、新1年生5人。
1本目は新3年生が6人、新2年生が5人。
2本目の開始の時は新3年生が5人、新2年生が6人だったが
途中で11人中9人が入れ替わって新3年生が1人、新2年生が6人、新1年生が4人。
3本目は新3年生が1人、新2年生が5人、新1年生が5人。

一方、流経柏は当日に他でも練習試合をしていたようで、馬入に来たのは11人+数人。
それでも、流経柏の前線からプレス+奪ったらゴールへハーフカウンター、という姿勢はこの試合でも変わらず。
上級生もこの試合でこの姿勢の前にピンチを招きかけたが、
特に流経柏との対戦経験がない選手たちにとってはいい勉強になったのではないだろうか。

湘南側は自陣からのカウンターからチャンスを得て、得点もできた。
ただ、ビルドアップやサイドチェンジなど、チームとしてもっと上達できるところもあろう。
(個人技で、個々で上達できるところがあるだろうことは言うまでもないでしょう)
開幕まで残り2ヶ月を切った。ケガ人が多いポジションもあるとはいえ、
その中でチームがこれからどのように仕上がっていくか、楽しみにしたい。

プリンスリーグ関東2009 参加チーム決定

2009-02-15 21:58:36 | サッカー(その他)
プリンスリーグ関東の開幕は4月。
その4月の開幕を前に、今日15日までに各都県のプリンスリーグ代表決定戦が終了し、
今年のプリンスリーグ関東の参加チームは以下の通りとなった。


1.1部リーグ 12チーム=前年1部1~8位(残留)+前年2部1~4位(昇格)

(以下は1部残留)
FC東京 U-18(東京)
横浜F・マリノスユース(神奈川)
浦和レッズユース(埼玉)
東京ヴェルディユース(東京)
流通経済大学付属柏高校(千葉)
桐光学園高校(神奈川)
前橋育英高校(群馬)
三菱養和サッカークラブユース(東京)

(以下は2部から昇格)
ジェフユナイテッド市原・千葉U-18(千葉)
鹿島アントラーズFCユース(茨城)
矢板中央高校(栃木)
鹿島学園高校(茨城)

2.2部リーグ 12チーム=前年1部9~12位(降格)+各都県代表1チームずつ

(以下は1部から降格)
桐蔭学園高校(神奈川)
市立船橋高校(千葉)
武南高校(埼玉)
湘南ベルマーレユース(神奈川)

(以下は各都県代表)
茨城:県立鹿島高校(2009プリンスリーグ関東 参入決定リーグ戦優勝)
栃木:佐野日大高校(JFAプリンスリーグU-18関東 栃木県予選リーグ優勝)
群馬:桐生第一高校(2009GUNMAユースサッカーリーグ前期1部優勝)
埼玉:県立浦和東高校(平成20年度埼玉県U-17トップリーグ 優勝)
千葉:県立八千代高校(JFAプリンスリーグU-18関東 千葉県代表決定戦(トーナメント)優勝)
東京:國學院大學久我山高校(TリーグU-18 2008 優勝)
神奈川:相洋高校(平成20年度神奈川県U-17サッカーリーグ2位・プリンスリーグ昇格決定戦(トーナメント)優勝)
山梨:日本航空高校(2008 山梨県ユースリーグ Aリーグ優勝)


(各都県別チーム数分布) ( )内は前年からの増減
1部 2部 計
茨城:  2(+2) 1(-1) 3(+1)
栃木:  1(+1) 1    2(+1)
群馬:  1    1(-1) 2(-1)
埼玉:  1(-1) 2    3(-1)
千葉:  2    2    4
東京:  3    1    4
神奈川: 2(-2) 3(+2) 5
山梨:  0    1    1


このプリンスリーグ関東、参加チームにとっては、以下のモティベーションorプレッシャーがかかる。
(1)1部上位ならば高円宮杯出場。1部9位以下ならばならば翌年2部へ自動降格。
(2)2部4位以上ならば翌年1部へ自動昇格。2部5位以下ならば入れ替えor自動降格(都県で異なる)。

また、その参加チームの所属都県にとっても、
(3)その都県のすべてのチームが2部4位以上であるならば、翌年はその都県の枠が1チーム増える。
(4)その都県のチームが2つ以上2部5位以下になったら、翌年はその都県の枠が減る
(2部5位以下が2チームなら1チーム減り、2部5位以下が3チームなら2チーム減る)。
・・・というモティベーションorプレッシャーががかかる、とても厳しい大会である。
(今年度から昇降格規定が変わるかもしれないが)

今年、神奈川は1部が2チーム、2部が3チームだが、
その2部の3チーム目(各都県代表)になったのは相洋高校である。
前の記事の通り、ベルマーレのJYそしてオエステ(小田原)出身の選手が何人も在籍している。
ベルマーレのホームタウン内から、ベルマーレユースとあわせて
2チームがプリンスリーグに参加することになったのは湘南地域のサッカー界にとってとても喜ばしいことだろう。
上には上がいて、鹿島地区からは3チームがプリンスリーグに参加しているのだが、
湘南地域もさらに参加チームが増やせるようにしたいもの。

プリンスリーグの組み合わせ・日程は3月中には決定するであろう。
今年も日曜日中心の開催となるだろう。
湘南地域に2チームあることだし、何度か馬入or産能大での開催を期待したい。
特に・・・4月は11日(土)16時~、19日(日)16時~、
5月は2日(土)13時~、17日(日)16時~とそれぞれホームゲームがあるので
その前後(試合とかぶらない日時)にベルマーレユースの試合が
できれば馬入、せめて産能大で開催されるようになってほしいな。

あと、開催日だけでも早くわかれば、例えば26日に博多へ行くかどうかを飛行機チケットを安く入手できるうちに決められるのだが・・・

本大会出場へは近づくも、本大会で勝つためにはまだまだ・・・(W杯最終予選・0-0オーストラリア)

2009-02-12 01:32:45 | サッカー(代表)
直前の土曜日にBSで岡田監督の特集があったり、各所で事前の盛り上げがあったこともあってか
気温7度とはいえ日産スタジアムには65,571人もの観衆が詰め掛けた。
私は北側ゴール裏2階席で観戦。最近のA代表の試合で90分立ちっぱなしで声出したのは我ながら珍しい。

日本のスタメンは・・・
GKが都築、DFは中盤は遠藤、長谷部、俊輔、松井でFWが達也と玉田。
サブ7人は川島、寺田、今野、岡崎、橋本、巻、大久保。
欧州組の1人、稲本はメンバーにすら入ることなし・・・
オーストラリアは、4-3-2-1の布陣に見えた。あのにっくきケーヒルの1トップ。
ただ、この試合ではケーヒルは孤立してあまり利いていなかったように見えた。

オーストラリアは0-0でOKというように感じた。
実際、流れの中からGKを襲ったシュートは1本だけだったと思う。
ここまで3戦全勝で迎えたアウェイ戦だからということもあるだろうが、
ピム監督はどちらかというとディフェンシブなチームづくりな人(最大の例が大宮)なのも大きいのでは。
とはいえ、今のオーストラリアはある面では韓国以上の難敵で、かつ、世界の中でのレベルは韓国よりも高いチームだろう。
また、オーストラリアのほうが攻守の切り替えは常に速かったと思う。また、日本DFの追い込み方もいやらしく感じた。
前線からの守備は運動量も大事だけど位置取りや狙いの絞り方も大事だと感じた。

日本にはぜひ1点とってほしかったが、その1点を奪うだけの力が足りなかった。
オーストラリア相手だからこそ、今の日本の課題が少なくとも2つ明らかになったように感じた。
1つ目は判断の遅さ。特にビルドアップや最後のシュートの場面。
2つ目は駒の種類の少なさ。特に2002年の頃でいえば明神やアレックスのようなタイプがいればね。
足元がしっかりしていて、かつ運動量があったりサイドをぶっちぎれる選手がね。
ただ、これらの課題は日本代表チームだけでなく、日本サッカー全体の課題だと思う。
足元はうまくなったし、走る選手も増えてきたかもしれない。進歩はしているはず。
でも、まだまだ課題があるのも確かでしょう。
特に田中達也がもっと迷いなくシュートを多く打てばもっと面白いと思うのだが。

W杯予選はあと3連勝すれば突破できる。簡単ではないが、気や手を抜かなければできるはずだ。
しかし、今のままじゃまた本大会で1次リーグ敗退で終わりそうだ。
次の大会は欧州以外での開催。欧州以外での大会で欧州勢が優勝したことは1度もないのが示すように、
欧州勢は欧州以外では比較的弱くなり、その反面欧州勢以外にとっては可能性が広がってくるはず。
岡田監督が目標に掲げる本大会ベスト4はわずかながらも達成可能性があるとは思うが、
実現の為には世界基準のプレー・判断・特徴が必要になるはず。



最終予選の前半戦が終了したところでのグループAの順位表は以下の通り。
Team    W D L GF GA +/- Pts
AUSTRALIA 3 1 0 6 0 6 10
JAPAN   2 2 0 7 3 4 8
BAHRAIN  1 1 2 3 5 -1 4
QATAR   1 1 2 4 8 -4 4
UZBEKISTAN 0 1 3 1 5 -5 1

・・・ウズベクに勝ち点あげたのって日本だけかよ(爆)

日本戦の予定は以下の通り。
(5)3/28(土) 19:20
JAPAN - BAHRAIN Saitama Stadium 2002
(4/1の節は日本戦なし)
(6)6/6(土)  時間未定
UZBEKISTAN - JAPAN Pakhtakor Stadium
(7)6/10(水) 時間・会場未定
JAPAN - QATAR
(8)6/17(水) 20:20(現地時間) 会場未定
AUSTRALIA - JAPAN

・・・カタール戦まで3連勝することで、(遅くとも)ホーム・カタール戦でW杯出場を決めてほしいところ。
とはいえ、3月のバーレーン戦が一番難しいかもしれない。(でも、勝たなければはじまらない)
チケットがとれればだけど、代表の試合でさいスタへ行くのはW杯ベルギー戦以来になる。
(それだけ、さいスタには行きたくないんだな・・・)
パフタコールスタジアムは、岡田監督が前回の代表監督の時に初めて指揮をとった場所。
カタール戦の場所、国立には・・・できないかな。今の国立は5万人も入らないから。
でも、W杯出場決定を決める場所としては聖火台に火のともった国立が一番いいと思うんだよな。
最終予選突破は過去2回ともに海外だったしね。

日本がよかったのか、それとも・・・(親善試合・日本対フィンランド)

2009-02-05 01:37:05 | サッカー(代表)
帰宅後、日本対フィンランドの録画を見ております。
今、後半5分。フィンランドが左CKから1点を返してスコアが3-1になったところ。
(これがWeb上にUpされるときは後半30分でスコアは4-1)

ここまで見た限り、日本がダメダメだとは感じない。岡崎の2点は動き出しといい迷いなきシュートといいいいと思う。
この最終スコアは一応知っていて、相手の状態以前に日本がよさを発揮しなければそういうスコアにはならないでしょう。
ただ、フィンランドはこの前の試合の後半のよう、いやそれよりももっとよくなかったのかもしれない。
特に、湘南戦の前半は確か何度かオフサイドをとっていたが(勝手に湘南がかかっただけかもしれないが)
この日本戦は少なくとも今見ている限りはオフサイドがゼロじゃないかな。そりゃ岡崎にやりたい放題やられるよね。
日本代表の開始早々のプレッシャーの前にすっかり我を失ってしまったのかな、とまで感じてしまう。
せっかく遠路はるばる日本のスパーリングパートナーとして来てくれたフィンランド代表、
左CKから1点返したのが唯一といっていい見せ場(日本に課題を突きつけた)になるのかな・・・

とはいえ、今回フィンランド代表一行 特にバクスター監督にはありがとうと言いたいですね。
「日本化」という言葉をしきりに発していたオシムさんよりも10年近く前に、バクスターさんは「ジャパニーズ・スタイル」という旨の言葉を発していた(少なくともステージ優勝当時の広島のガイドブックに書いていた)。
今回のベルマーレアカデミーの講演でも「日本人のフットボールを追求すべき」ことはおっしゃっていたしね。
また日本にいらしてほしいですね。
そして、フィンランド代表の真の実力は今回は明らかにはならなかったと思いたい。
真壁社長も言っていたけど、
「日本のフットボールファミリーとフィンランドのフットボールファミリーが来年南アフリカで再会できますように」

2009ベルマーレ・ホームスタジアム初見参(練習試合・フィンランド代表戦)

2009-02-02 01:18:47 | 湘南ベルマーレ(観戦記)
19日から29日まで11日間のキャンプを終えたベルマーレは30・31日と馬入で練習、
その31日には新体制記者会見(今年のユニフォームも発表された)を行った。
その記者会見の模様は神奈川新聞のスポーツ面でも大きく扱われた。
(私は帰りに橋本駅で購入。やはりスポンサー契約してくれたおかげで買おうと思いますよ。そして日曜の新聞で、読者が自宅でゆっくり見れそうなときに大きく扱われてよかった)

そしてチームづくりは第2段階へ。
今月、6,7試合は行われるであろう練習試合の最初がフィンランド代表との試合。
ベルマーレ目当ての方、新潟ファンの方、そして大ベテランのリトマネンを擁するフィンランド代表が目当ての方などが大勢駆けつけ、メインスタンドはぎっしり埋まった。晴れたとはいえ、季節柄風が強かったのはやむなしか。

フィンランドはユニフォームの上にビブスを羽織って背番号を隠していた。
一方の湘南は練習着での試合で、番号は全くなし。

湘南のメンバーは以下の通り。
メンバーは練習試合としては久しぶりに公式サイトUpされていたが、その形式は以前と同じく背番号順。
開幕前でもありますし、ここでもそれに倣うことにします。

(前半)
伊藤友彦、田村雄三、臼井幸平、寺川能人、トゥット、鈴木将太、阪田章裕、鎌田翔雅、菅野哲也、中村祐也、島村毅

選手交代・・・22分:伊藤→野澤洋輔

(後半)
ジャーン、山口貴弘、鈴木伸貴、坂本紘司、阿部吉朗、植村慶、原竜太、永田亮太、小林竜樹、猪狩佑貴、原田開

選手交代・・・21分:植村→金永基

なお、新卒の丁正賢、山本孝平、滝川敬祐、福田健人、前田陽平、プロ1年目の菊池大介、村松大輔は新人研修(3日まで)で欠場。(残る1人は・・・?)

前半は向かい風でフィンランドペース。
パスがなかなかつながらず、ハーフウェイより手前で相手にボールがわたることが多かった。
特に中盤から後ろがこれまで実戦のセットでプレーしたことのない組み合わせだったことと、
フィンランド代表もそれなりに戦略をもって前からボールを奪いにきていたであろうことが影響しているとは思うけどね。
あと、メンバー間で選手を呼ぶ声が不思議なくらいほとんど聞こえなかった。わざとそういう狙いなのか。
ただ、相手のシュートをGKが好セーブしたことで試合は締まったまま推移した。
先制は湘南で、左CKから最後は島村がゴール前へ抜け出してGKと1対1で交錯しながら得点。
昨年のサテライトでもセットプレーから得点をあげた島村。スタメンはすぐには難しいかもしれないが、少なくとも終盤で得点力をあげたい時に備えてCB兼用でベンチ入りできるまでになってくれたらとても頼もしい。

後半はフィンランド側のメンバー交代が4人(ビブスで確認できた限りだが)で
前半からの疲れで動きが落ちたこともあるが、ほぼ終始湘南ペースで試合はすすむ。
後半は選手を呼ぶ声もよく聞こえ、みての通り昨年の試合経験の多いメンバーが多いことからメンバーも早いうちに把握できた。
そして少なくともアタッキングサードまではよくボールが進んだ。あとはそこから先のラストパスの精度やシュートへの持ち込み方をこれから仕上げていってほしいところ。

試合は結局0-1で終了。フィンランド代表は前半の出来からさらに良くなって、かつ先制点を奪えれば4日の日本代表戦で日本代表を注文どおりに苦しめることができるように思う。

さて、馬入に戻ってからようやく実戦練習をはじめたベルマーレ。
実戦練習の成果が最初にある程度出るのは7日の清水戦@三保、11日の水戸戦@馬入になりそうだ。
清水は26日始動で、鹿児島キャンプ前の第一段階?の仕上げの練習試合。
ただでさえ格上相手のアウェイ(しかも当日移動でしょ)ではあるが、その中でどれだけ自らの特徴やトレーニングの成果を出しきれるかが注目点かもしれない。

夢を見れた3分間、そして紙一重=残り23秒(Fリーグ・3-4浦安)

2009-02-02 00:09:30 | 湘南ベルマーレ(その他)
昨年暮れの富山で今季のFリーグ初勝利を目撃して気をよくした私は、
今季のうちにどこかアウェイへ、と思いはじめたのだが、
一番近いアウェイの浦安がまだ残っていた。
浦安は名古屋との優勝争いに生き残るには湘南に勝つしかないが、そんな浦安に一泡ふかせくれるのではないか。
そういう期待をもって30日の金曜夜、浦安のホーム・浦安市総合体育館へ駆けつけることにした。

職場からは1時間足らずで到着する、会社帰りには絶好の位置のアウェイ。
残念ながら、会社の組合の仕事が入ったので試合開始には間に合わなかったが前半のうちには到着。
舞浜駅前の混雑とあの駅のデコレーションには参った。ディズニーにさして興味が沸かない私にとっては毎日は使いたくない駅だな・・・
会場はほぼ全体的に埋まっていたが(観衆1,754人)空席は点在していた。湘南側のほうがサポーターは多く、40~50人は駆けつけていたのではないか。
試合前日にビジター席を買おうとしたら売り切れで参った(ちょっと少なすぎない???)。幸いというべきか、ビジター席のとの仕切りはあったもののチケットチェックはなし。
ゲームのほうは前半終了間際に微妙な6つ目のファウルから第2PKを与えてしまったが、阿久津がセーブして1-1で終了。湘南が先制したとのこと。

後半は、開始早々からパワープレーを仕掛けてきた相手を途中までよく抑えたが、逆転ゴールをゴール前への浮き球から、そして3失点目を左サイドからの角度のないところからのシュートで許してしまう。
しかしそこから湘南も反撃。2点目は中央でキープしてバックパスからのダイレクトのロングシュート。
3点目は確かゴール前中央やや左へのシュートパスから。
残り4分で3-3に追いつけた。勢いは湘南にあったまま。夢は見れた。
(そこで油断があったのかもしれないが・・・)
相手も黙ったままではなかった。
左端からやや中へのドリブルに湘南がつられた直後、中央のフリーの選手によるダイレクトシュートがやや距離があったものの空いたゴールへ正確に吸い込まれてしまった。
記憶の限りでは、残り23秒だったと思う。

この2シーズン、名古屋と浦安の2強相手に1勝もできなかった。
しかし、これだけの接戦をアウェイで演じられるようになったことは嬉しいものである。
何しろ、1ヶ月前に富山に行ったときは花巻相手にわずかな差で勝利を収めた感があったし、
その富山の第2試合・神戸対浦安の前半を見たときはそのスピード感が一段と違って感じたから。
どうやってシュートまでもっていくか、という形はしっかりできている、あとはシュートチャンスですばやくシュートを打つだけの判断や足の振りの速さを常にもてればいいのかな、と感じた。2点目も3点目も、迷わず打ったから入ったと思うしね。
残る1試合は平塚総合体育館(総合公園内)での花巻戦。(平塚と花巻が姉妹都市だからか、今年も平塚開催の花巻戦)
今季の2勝は富山での花巻戦と広島での町田戦といずれもセントラルなので、今季ホーム初勝利があげられるよう祈りたい。

女子サッカーの時代のひとつの終わりを感じてやまない

2009-02-01 23:37:32 | サッカー(その他)
30日夕方、Fリーグ・浦安対湘南の試合前、かつてのプリマハムFCくの一のエースFWで当時「ヤマンバ」(失礼?)と呼ばれていて、現在浦安の女子チーム・ラスボニータスに在籍の内山環の引退セレモニーがあったようだ。(私は残念ながら見れず)

プリマハムは99年のLリーグ王者となるも当時の経済環境悪化と女子代表のシドニー五輪出場不可が響いてその年度限りで撤退。内山はその年限りでサッカーから引退。
チームは伊賀FCへと生まれ変わったが、その伊賀FCも08年のなでしこリーグで1部最下位となり、ついに2部降格となってしまった。

プリマハム時代から在籍の元代表・宮本(三井)ともみは09シーズンはマリーゼへ移籍。
同じ女子チームでも田崎はこの08シーズン限りで廃部、ベレーザは2冠となるも
沢が米国へ再移籍、20年プレーした小野寺が引退。
内山環のプレーは99年Lリーグ王者決定戦(ベレーザとのチャンピオンシップ@西が丘)で見ただけだけど、
ひとつの時代の終わりをこういうところでも感じたのでありました。お疲れ様でした。

そして・・・女子サッカーが内山がサッカーから引退した時のような再び苦境に立たされないことを祈りたい。
あのペルーレが他社への移管ならず廃部になってしまったのはあまりに残念。
経済環境はその時と同じもしくはそれ以上の厳しさかもしれないが、当時と違って、現場は五輪4位など目に見える結果を出しているのにね・・・・・
湘南も中学年代の女子チームをもつことを検討しているとのことだが、他のJチームでもそのような動きがでてきてほしい。
例えばガンバが、かつては松下傘下だったスペランツァ高槻を自らの傘下にして選手の環境をよりよくして、ゆくゆくは女子チームでも浦和のライバルになれるチームへ育てれれば面白いと思うのだが。

またどこかで会いましょう・・・高田哲也、名古屋JY監督就任

2009-02-01 23:18:09 | 湘南ベルマーレ(ニュース)
30日、名古屋の新体制がアカデミー部門を含めて発表になり、
哲さんこと高田哲也のジュニアユース監督就任が公になった。

哲さんはフジタ・平塚・湘南の3時代すべてを現役で経験した、現時点でわずか2人のうちの1人(もう1人は名良橋晃)。
00年で引退後は5年間ユースのコーチそして監督を務め、経営危機の後遺症もあってユースチームの苦しかった時代を乗り越えてチームを躍進させてくれたし、哲さんが退任した翌年・翌々年に好成績と昇格選手を出せる土台も遺してくれたと思う。

そして06年にはトップチームのコーチに就任。07年・08年はベルマーレ強化部に籍を置きながら東海・関東のトレセンコーチを務めていたが、その一方でベルマーレの育成部門をたえず気にかけていらしてくれた。

このたび、名古屋のアカデミー部門は大幅な人事刷新が行われたが、その一環で哲さんに白羽の矢が立ったのだろう。なお、05年の湘南ユースのコーチだった佐賀洋司さんが昨年まで名古屋のJYのコーチだったが、今年はJYではなくユースのコーチになるようで、05年の高田-佐賀コンビ再現はならなかったようだ。

願わくばもう一度湘南のどこかのカテゴリーで08年のS級ライセンス取得を含めて充電してきた手腕を発揮してほしかったが・・・
ともあれ、人事刷新の後の就任だから、哲さんとしてもやりがいが特にあると思う。一方で、昨年の全クラ優勝チームでもあり、名古屋周辺ではダントツのトップチームでもあるだけに重圧もあるかもしれないが、哲さんのご幸運を祈りたい。

浅野さんが湘南のユース監督で、哲さんが名古屋のJY監督という、見事なまでの入れ違いは面白いものだ。
浅野-高田の哲也ダービーが実現することはすぐにはなさそうだが、いつかまたどこかで哲さんと現場でお会いしたいものだ。

ただ一方で、今回の哲さんの退団でベルマーレの内部、特に現場サイドでは昔(特にフジタ・平塚時代)からベルマーレを知っている方がまた少なくなってしまったのはとても残念なことだ。まだ残っている古参のスタッフの方にはぜひいい意味でのベルマーレの育成の伝統を伝承していってほしいものである。