クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

この試合そして全国に懸けた思いの行方がこれからを決める(関東CY・鹿島ユース戦)

2010-06-27 05:26:12 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
平成22年度 第34回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
関東大会 9~11位決定戦 初日 2010/06/26 10:30開始
大田原市・那須スポーツパーク(天然芝)
湘南ベルマーレユース 0-1(前半0-1) 鹿島アントラーズFCユース
【得点】10分頃(鹿島)


この試合の湘南のスタメンの布陣(開始の時)は以下の通りにみえた。
上がGK、下がFW、背番号、名前、(学年)の順。

                1黒沢隼(3)

4佐藤慎也(3)    2岡崎亮平(3)     5田中進之介(3)   6松田景吾(3) 

                18坪井亮(2)           

13吉澤迅矢(3)   9忠地紀明(3)      10関谷祐(3)   12臼井健太(3)

               11金子京平(3)       


           
選手交代は
13吉澤→15大野成輝(2)、9忠地→20齋藤翔太(2)、12臼井→28内藤遼(1)
監督:平塚次郎


特に後半は攻守の入れ替わりが激しい試合となった。
それは全国への残り1枠を争うトーナメントということだけでなく、お互いの力が接近していたということでもあると思う。
ケガ、年代別代表選出等の選手以外で今ピッチ上にたてる3年生全員がスタメン出場して、彼らがこの試合そして全国へ懸ける思いをピッチ上で感じさせてくれた上に、選手交代の仕方からもいつになく勝負へのこだわりを感じたが、結果はわずかに及ばず。

前半の中で早い時間に失点したシーンやロスタイムの決定機で決められなかったシーンがこの試合の行方を左右したことは事実。この試合での悔しさを胸に、勝ちたいんだという気持ちを胸に、これからの練習でセーブ、クリア、パス、そしてシュートをより上達させてほしい。ただ、今までの練習の積み重ねでは、Jユース相手に全く勝てていない、毎試合1得点以上あげることすら難しいという、「一つのJユースチームとして非常に厳しい事実」がある以上、今までと同じ練習だけではいけない、何かを変えないといけないことも痛感したはず。それは選手の皆だけでなく、スタッフの皆さんも。

今年はグラウンドの事情もあって練習時間を長くとれないようだが、世の中にはサッカー専用でもない土のグラウンドで毎日1時間台の練習しか出来ないチームはごまんとある。そしてその中からも全国選手権へ出てくるチームが毎年出てくるものだ。要はやり方1つでいくらでも変えられるということなのだ。



日曜は思わぬオフになってしまったが、幸い今はワールドカップをやっている。これは本当に助けになると思う。
ワールドカップを見ながら、スキではじめたはずのサッカーへの気持ちを思い出しながら、何か今の自分たちに活かせそうなことはないかという探究心も働かせたい。

さて、ワールドクラスであっても、スコアの行方を決めるのは、スーパープレーだけでなく一見地味な判断、動き、技術もまたしかり。
例えば・・・ウルグアイ対韓国。決勝点のシーンは確かにかっこいい。同じシュートにチャレンジしたくなる。そのチャレンジも大事だけれども、一方で先制点のシーンにこめられている基本的な判断、動き、技術・・・しかも、それがどういう相手の状況で、どういうグラウンド状況で、どういうボールの動きのもとでなされたかを踏まえながら・・・「確実に」自分たちのものにすることも大事なのではないだろうか。そして、自分たちのものにするのは練習しかない。
この9決の試合、そして全国へ懸けた思いがホンモノであるならば、今日からでも何かのアクションはできるはずだ。
もう翌週にはプリンスリーグ・桐光学園戦(4日11時開始@産能大G)が迫っているのならば、なおのこと。


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