クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

劣勢だが引き分けで終える(Jユース・2―2札幌)

2006-10-15 17:47:14 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会
予選リーグBグループ 第3戦 2006/10/15 14:00開始
札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
コンサドーレ札幌ユースU-18 2-2 湘南ベルマーレユース
(得点)37分(札幌)8門間勇介、42分(湘南)4日下部諒(1)
66分(湘南)11鎌田翔雅(1)、87分(札幌)20熊澤覚
(警告)※湘南側はなし 
※湘南の得点・警告対象者の選手名の後の()は大会通算回数。


他残業の日々が続いているので、詳細Upが遅くなった。
(詳細Upは19日未明)
できれば1泊して6年ぶりの札幌遠征を果たしたかったが、
期末決算で休日出勤の恐れがあった為日帰りとせざるを得なかった。
せめて日程がもっと早く決まってくれたら(決まったのは9月20日近く)
マイレージを使ってもっと安くいけたのに・・・・・

翌日から他残業の日々がまた続くので、私にしては珍しく
札幌滞在時間(7時間)の間はゆったりとした行程で
時計台・大通公園・ラーメン屋福来軒(すすきの)・宮の沢・
ジンギスカンだるま(すすきの)をぶらりと回っただけだった。
ちなみに宮の沢の石屋製菓(札幌の大株主の1つ)の
チョコレートファクトリーは庭園も立派でいいところで。
今回の試合会場(札幌の練習場の1つ)はここに隣接している。

札幌の10月はもう秋深い。葉っぱの色は黄色から赤へ変わりはじめるところ。
風が強く感じるし、日陰だとダウンジャケットがないと寒い。
あと、Jユースで札幌アウェイが判明した時、
湘南側の観戦者はさすがに私だけだろうと思っていたら
ご父兄2組がいらっしゃった。うち1組は実家が札幌だから、
というのもあったようですが、遠方お疲れ様でした。



ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

          1内山賢斗(2)

22伊藤義恭(1) 3宮内豪(3) 4日下部諒(3) 18澤田勇人(2)

      13阿部悠紀(2)  8林慧(3)
11鎌田翔雅(2)             14中嶋拓紀(3)             

      10岡正道(2)  7猪狩佑貴(3)


なお、鎌田、中嶋、岡、猪狩の位置は非常に流動的。
林は負傷当時の復帰見込みよりも早く帰ってきた。
中嶋は、推薦(お勉強のほうでの推薦)でも
大学受験合格できそう(合格した?)とのことで
めでたく早期引退撤回そして早速の復帰となった。

SUBは7人まで登録可能だが、今回は最大交代可能な5人のみ。
21北神慎太郎(1)、5笹川大地(3)、9露木一匡(2)、15西野嵩志(2)、26齋藤聖也(1)

出場可否が微妙な選手を同行できる余裕はなかったようだ。
1台いくらというバス移動ではなく1人いくらという飛行機移動ゆえの
苦渋の選択だと思う。

選手交代は5人まで可能だが、今回は1人のみ。
88分 10岡→26齋藤聖也(1)



前半、湘南は左サイドを相手に枚数かけて破られてクロスをニアで合わされて先制点を許す。
この試合ではセットプレー・流れの中を問わず
クロスから多くの決定機を 相手に与えたが、
相手のシュートの多く(特にファーサイド)はなんとか枠をそれてくれた。
湘南の同点ゴールは前半も終わりに近い時間で、
猪狩が敵陣右サイド深くでファウルを受けて得たFKを林が蹴り、
そのボールをファーサイドで日下部が頭でゴールに入れた。

後半、先に得点したのは湘南。
20分ごろに中盤中央でボールを奪った林から左サイドの鎌田へパス、
そのパスを受けた鎌田がボールを持ち込んでGKとの1対1を決めた。
後半は湘南も決定機をいくつか得るが得点はこれどまり。
そして終盤・後半40分台に、
札幌に右CKをゴール前中央で相手に頭で合わされて同点ゴールを与える。
その後はスコアは動かず、2対2で試合終了。

厳しい試合だった。予選リーグ1位通過のためには、
そしてホームでの敗戦の雪辱のためにはなんとしても勝ちたかったがかなわず。

苦戦の原因は、まずは前線でマイボールがなかなか収まらなかったこと。
特に岡がなかなかボールキープできず。
彼はプレーエリア(スペース)を狭められた時が課題。
その時はシュートも決められなくなる。
今の湘南はFWの数自体が少ないので、岡そして西野の成長に
期待するしかないのだが・・・・・
そして、左SB澤田のボールキープミスとその裏を相当突かれたこと。
澤田はCBの裏のケアはよくできていたが、自らの裏を自らのミスで
とられてしまっていた。90分出場機会を得られたのをプラスに捉えて、
サイドからのビルドアップのスキル、連携を磨いてほしい。
GKはじめ、他の守備面の課題は相変わらずなので、略。

ただし収穫もあった。
前半、鎌田が中央に入って伊藤のオーバーラップを引き出す動きを
頻繁にみせていたが、こういう動きは初めて見た。
もし高原が出場できれば、さらに効果的になるだろう。
他、中嶋は好調を維持どころかさらに好調になっている気がする。
林は復帰後初の公式戦だが、以前よりもさらにパスが鋭くなっている
ように思う。

あと、この試合で1人しか選手交代がなかった(しかも終盤)のは、
選手を「代えようにも代えられない試合の流れ」にあったからだと思う。
1点リードこそしたけれど、札幌が攻勢、という時間が長かったので。
同点だと点を取りにいく選手交代が躊躇なくできるだろうが、
この試合展開ではそういう交代が裏目に出る恐れもあった。
あとはできるだけ選手を長く使おう、という教育的?な意味もあったのでは。

なお、私はユースでは今の4-4-2のフォーメーションでいいと思っている。
大多数の選手はユースの後もプロ(ベルマーレに限らず)や
大学、社会人でプレーするだろうし、むしろそのことを想定すべきである。
後のサッカー人生の為に、今のサッカーで最もポピュラーなフォーメーションで
かつ周囲との連携を求められるフォーメーションで、
個々の選手がどう周囲とかかわっていくか、どこを最適の位置とするか、
ということをユースはテーマとしたらいいのではないかと思う。
(ジュニアユースだったら、個々の特徴をもっと出させたり
個々に責任感をもたせるために3-5-2がいいのではないかと思う。
実際、少なくともJY3年生は去年から3-5-2でやっている)
ただ、やはり勝負にこだわるべきところはでてくるわけで、
その時はフォーメーションを変えていくのは当然ありだと思うが、
4-4-2の時間で何ができたか?ということは今後の為に都度検証すべきだろう。


予選リーグは残り3試合。
次は10月28日14時から大和スポーツセンターで仙台と対戦。
大和駅から徒歩だし、小田急江ノ島線から見える。
目下Bグループは4チームが勝ち点4で並んでいるが、
相手の仙台にとっては次が予選リーグ3試合目と1試合消化が少ない。
この仙台戦はホームだし、勝たないと本当に厳しくなるが
札幌戦2試合での収穫と課題を糧に挑んでほしい。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2006-10-15 20:58:34
やはり勝てませんでしたか。ユースはなぜFWを生かして活気を付けないのですか?中盤の球出しがあまりにも悪いのでは?攻撃にセンスある選手・守備にセンスある選手2通りあるのだからもっと使い分けるべきだしトップも流れを変える選手やパスで人を使う選手がいなすぎ、どこのチームにもパサーがいてゲームを組み立てる選手がいる。なぜそのような選手をつかわないのか?不思議だし見ていて正直、つまらないサッカーだ。
返信する

コメントを投稿