クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

大神での最後の公式戦を白星で飾る(Jユース・5-0大宮)

2006-08-20 22:38:42 | ベルマーレ(ユース等)観戦記
Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会
予選リーグBグループ 第1戦 2006/08/20 16:00開始
湘南ベルマーレ大神グラウンド
湘南ベルマーレユース5-0大宮アルディージャユース
(得点)48分10岡正道(1)、59分10岡正道(2)、69分7猪狩佑貴(1)、
70分10岡正道(3)、78分3宮内豪(1)

ユースの3大大会・そして3年生の最後を飾るJユースサハラカップの
予選リーグがついに開始。
(※始まりは高円宮杯より先だが終わりは一番後になる)
Bグループは札幌、仙台、大宮、湘南の4チームからなり
その4チームのうち上位2チームが11月下旬からの決勝トーナメントへ進出。


ベルマーレユースのスタメンの布陣は以下の通り。
背番号、名前、(学年)の順。

        16杉田哲司(2)

2高原伸介(3) 3宮内豪(3) 22伊藤義恭(1) 4日下部諒(3)

      13阿部悠紀(2) 8林慧(3)
7猪狩佑貴(3)             14中嶋拓紀(3)             

     10岡正道(2)  6関口仁貴(3)


後半、猪狩は左サイドに回ることが多くなる。

SUBは7人まで登録可能で、
21北神慎太郎(1)、5笹川大地(3)、15西野嵩志(2)、17天野勇太(1)、
18澤田勇人(2)、30曽我洋右(1)、32齋藤聖也(1)

途中交代は5人まで可能で
64分 14中嶋→15西野嵩志(2)
76分 6関口→17天野勇太(1)
80分 13阿部→30曽我洋右(1)
84分 22伊藤→5笹川大地(3)
84分 10岡→32齋藤聖也(1)
前半はお互いに攻めにでにくい。
特にホームチームは向かい風というだけでなく
関東CY2時予選での直接対決の時の敗戦の記憶も新しいからか
特に前半はリスクを冒しにくいのは理解はできるのだが。
それでも湘南はサイドバックの攻め上がりを基に2、3回、
大宮も相手DF裏をシンプルに突いて1回惜しい場面をつくった。

後半、湘南はメンバーを変えないで
高い位置で相手にプレスをかけるように修正してきた。
この狙いは的中し、岡の最初の2点はこのプレスからによるもの。
敵陣内高めの位置でボールを奪ってからの速攻は鮮やかだった。
猪狩による3点目は左サイドからのドリブルシュート。
今の猪狩の心技体に加えて決定力がさらに高くなってくれば、
貴方に注目する人はさらに増えるし、チームももっと強くなる。
4点目(岡)は猪狩のゴールの直後のキックオフのボールが
一旦杉田までわたる→そこからの速い展開で岡が抜け出して1対1となって
それを決めたもの。
5点目は林の右CKをゴール前中央でなぜかフリーの宮内が
頭でたたきつけながらゴールに入れたもの。
この4点目、5点目は明らかに大宮の選手たちの集中力低下によるもの。
予選リーグ突破可否が得失点差次第にもなりうることを思うと
いくら2年生中心のメンバー(背番号から判断するに3年生は1人か2人では)
だったとはいえ、チームの未熟さを露呈した格好だ。
しかもロスタイム4分の終わり間際には、ペナルティエリア直外で
GKと1対1になろうとしていた西野をDFの1人が引き倒して退場処分。
この選手は次の試合に出場することができなくなる始末。


湘南は1週間前の練習試合(対トップチーム)と同じような形で
前線からプレスをかけることができた。そしてサイドもよく突破できた。
これがどの試合でもできれば湘南はこれから十分戦っていける。
ま、その「どの試合でもできれば」のところに
不安はまだまだ感じるんですが・・・


そして・・・ベルマーレにとって、(少なくともトップ・ユースでは)
最後の大神での公式戦がこのJユース・大宮戦でした。
ここ大神でこう応援することはもうない、ということから
最後に「アリガト大神」コールをしました。
選手たちも、ちょっとした儀式をグラウンドに対して行いました。
まだ9月末までは練習は行うとはいえ、
もう大神での日々の最期が近づいてきたんだな、と改めて思った次第でした。


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