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『人類が文明を築いてきた奇跡は本能を習慣でコントロールすることで成し遂げられた!』

2018年09月06日 | 脳科学

         
  参考文献:木村泰子著『美しい脳図鑑』


『人類が文明を築いてきた奇跡は本能を習慣でコントロールすることで成し遂げられた!

【海馬の記憶とやる気とアイデアの関係とは! 】

 報酬系、A10神経系で放出されるドーパミンが、脳の各部にいきわたることによって、

やる気が出て、わくわくしているのに冷静で、考え方が柔軟になり、頭が冴えた状態で、

ハイパフォーマンスを発揮でき、アイデアも出やすい脳環境を創っていることが、近年の脳科学の

進歩によって、明らかになってきています。

ちなみに、免疫力もアップします。


そして、新しいアイデアを生み出す分野でも、既成概念や、

周りの人、事に捉われていては、生み出せないこととあわせて、


囚われない状態を作り出す方法、

例えば、海馬に入力される情報を、コントロールすることで、小さな『快』を作り出し、


ドーパミンの放出をコントロールすることによって、囚われさえも、

コントロール出来ることが解ってきました。


では、脳内環境を整えるための方法について、少しだけ触れてみたいと思います。


 [菅原洋平]の図解 脳のスゴい力を最大限に引き出す方法


【本能である原始の脳をコントロールするための3つのポイント】

前項までの説明で、人間のやる気やクリエイティブなアイデア、体の調子免疫の機能にいたるまで、

原始の脳、大脳辺縁系の影響を大きく受けていて、何も考えずに今までどおり生活をしていくと、

本能に支配されてしまい、現代社会の中では強いストレスをうけて、体調も整わず、

やる気も無くしてしまうことを、お話してきました。

解決のためには、ドーパミンンの放出をコントロールする事が大切で、

具体的に原始の脳をコントロールする、習慣を身につけていく、

3つのポイントをお伝えしていきたいと思います。



1、自分の価値観を創出する。


脳は、価値観に合致した行動をとるとドーパミンを放出する特性があるため、

自分の価値観を見つけることは、仕事、健康、人生を生きるうえで、最も大切なことになります。




2、価値観に合致したゴールを設定する。


脳は、ゴールを設定する、ゴールの内容を想像するだけで、ドーパミンが放出されることがわかっています、

それが価値観に合致したものであると、無尽蔵のエネルギーと、尽きることのない好奇心を、

生み出すことが出来、目標に対する執着心と創造性も高まっているため、結果も良いものになりやすいのです。



3、現在ある習慣に結び付ける、または簡単に出来る五感を使った習慣をベースにして、

思考、表情、態度、言葉、の新たな習慣作りをしていく。

ベイビーステップを設定することにより、忘れにくく、簡単で、脳の抵抗が少ない環境(価値観に合致した良質な言葉の入った、音声を聴き続ける)で、ドーパミンの効力をうまく利用した習慣作りが出来る。


例えば思考では『今に生きると考える』、『人を応援すると考える』、『自分の感情に気づく』、『好きな食べ物を考える』、

これは、
今に生きることを探求するといった、難しいことではなく、ただ考えるだけ・・・それだけで、

脳の中では、変化が起きる、ほんの少しだけいい気分になれる!

そのときにドーパミンが放出されているといった変化に着目した思考方法です!。


      


【最新の脳科学で解明された『やる気』を生み出す2つのポイントとは?】

近年、脳科学の進歩や、脳内部の働きを可視化できる機器の発明により、

人間の心の仕組みが、少しづつ明らかになってきました。

人生や、ビジネスにおいて、最も重要な感情の一つ『やる気』

このやる気を生み出す脳の働きで、新たに解った重要なポイントが2つあります。※図2を参照

1、扁桃体では、快、不快、の判断をする際、海馬のと情報のやり取りをしている。

2、海馬の情報は、最高で1から数ヶ月間しか保存されない。(つまり情報の容量が小さい)


私は、このたった2つの事に、元気とハイパフォーマンスを両立できる重要なキーポイントを発見しました!

そして導きだされたトレーニングのベースになるメソットが、

『価値観に合致した、良質の情報を、(できれば情報を作った、発信者オリジナルの肉声音声で)、

1ヶ月~3ヶ月間、聴くことが可能なすべての時間を使って、聴き続けるというものです。』


たったこれだけの簡単なことが、画期的な習慣創りの土台を形成します☆

つまり、海馬の中を占める情報を、ポジティブなものばかりに書き換え、扁桃体が、外からくる情報に対して、

『快』と判断をする機会を多くすることにより、ドーパミンが出やすい仕組みを作り、


次の段階で、外でおこる事対して自動で付けていた感情も、

扁桃体から、海馬に情報を長期記憶として定着するように指示する対象が、

良質で前向きな情

報のみとなっているため、ポジティブな感情がつきやすい状態、つまり、

        原始の脳(哺乳類の脳、海馬)⇒ポジティブで良質な情報で満

        認知の脳(大脳皮質) ⇒ポジティブで良質な情報で満たす

を実現する事で『やる気』に満ちた状態を科学的につくりだすことが出来るというものです!


※オシレーション:海馬と扁桃体の電気信号のやり取りをオシレーションといいます、
京都大学、早稲田大学、東洋大学、群馬大学などで、心の脳、記憶の仕組みなどの研究が進んでいますが、
オシレーションでやり取りされている情報や海馬の各部位でどのような種類の記憶が、
扁桃体や、周辺部位とやり取りをされているのかは、いまだ完全には解明されていません!


※注3 長期意億にするかどうかの判断は扁桃体が行っていて、
それお受けて海馬は記憶する場所を振り分ける仕事をしています。


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【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

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Email      : mflowrabo@gmail.com

ブログ  【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】

      http://blog.goo.ne.jp/c3421yxy

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