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【発見☆、あなたがネガティブになりやすい​のは日本人独特の遺伝子のためだった!Ver1.02】再編集

2021年04月29日 | 脳科学

 


『あなたはセロトニントランスポーターという遺伝子をご存知ですか?』

 『起業家マインドを持った優秀な右腕作ることで下請けから卒業したい社長さんをサポート!』   

【右腕創りコンサルタント】  石川 保幸です

本日は、日本人のネガティブな感情は何処から来ているのか?について、深堀しますよ!



欧米人に比べ日本人って、ネガティブな気質のイメージありますよね!

今日の情報は、このネガティブ気質が、日本人独特の遺伝子のタイプに

よるものかも知れないというお話です・・・


     [野田 俊作]の劣等感と人間関係 アドラー心理学を語る      [野田 俊作]の性格は変えられる アドラー心理学を語る
参考文献:野田 俊作著「劣等感と人間関係」「性格は変えられる」


【 日本人がネガティブな理由はちゃんとあった!】


日本人は欧米の人と比較して、ネガティブな人が

多いと感じたことは、ありませんか?

もちろん

ポジティブが良くて、ネガティブがだめ

なんて決め付けているわけではありません!


人間のネガティブな感情が発生する背景には

人類が太古の昔から生きぬく中で身に着けてきた、

危険察知の能力が関係しています。

ですから、

熱い、痛い、寒い、と言った身体的危険を察知

するようなものから、

将来のリスクを想定して行動すると言った総合的なリスク管理まで、

ネガティブな気質も人間の生活の中には必要不可欠で、

これなくしては、安全を確保し、生きていく事ができません!

 

ビジネスの面でも。

まじめに、緻密に想定して

繊細なところまで気を配った仕事が出来ることが

世界の技術立国日本の

経済発展支えてきたと言っても過言ではないでしょう。


ところで、

精神の安定や心の安らぎには、

「セロトニン」という脳内物質が関与している

のをご存知じでしょうか?


その分泌量を調節しているのが

「セレトニントランスポーター」という遺伝子で、

セロトニンを、再利用できる量によって、

SS型、SL型、LL型の3種類があります。


LL型の遺伝子を持つ人は、

最も性格がおおらかで楽天的、


逆にSS型の人は不安を感じやすく、繊細、神経質

うつ病の発症リスクが高いことが判明しています。


セロトニンと、人間の気質を、図に示すとこんな感じになります。




   不安を感じやすい      不安を感じにくい
       ├─────┼─────┤

     [SS型]>[SL型]>[LL型


欧米人と比べてアジア人は、

ポジティブな性格のLL型遺伝子を持つ人の割合が少なく、

その中でも、

日本人はLL型の遺伝子を持つ者が、わずか全体の3%しかいない

しかも、

ネガティブな性格のSS型遺伝子を持つ者の割合が、

世界で最も高い民族といわれています。

 

アメリカ人と日本人のセロトニントランスポーターの

遺伝子の割合を比較すると、

下記のようになり、

 

hea1405_pic02.jpg


もちろん

人間の性格は、遺伝子による要因がしめる割合は33%といわれていますので、

これだけで
すべてが、決まると言ったものではありませんが、

残りの、
後天的に身に着けていく考え方や、

能力を生み出す環境
も含めて、

日本人は、ネガティブを生み出しやすいものが、整っていると
いえます。



特に、日本は島国で、大陸に分布する国々と比べ、

永い間隔離された、環境で独特な発展を遂げてきました、

大陸と、切り離された、環境では、長い年月の間に、

動物での、『固有種』が生みだされやすく、



ここから想像できるのは、


長い年月の間に、調和、協調といった事柄を大切にする、

国民性が遺伝子レベルでも、培われていったのでは
ないかということです。



【 ポジティブシンキングは日本人に合っていない!】


この事実を知った上で、

最近の、ポジティブシンキングの流行を

振り返ってみると、

現在日本のビジネスの現場で、起きている

メンタル不調者の急増が、

偶然でないことを、説明することが出来ます。



元々ポジティブシンキングは欧米より、

輸入してきた思考方法で、


L型の遺伝子を持っている割合が、

81%以上ある欧米人だから、マッチングできた、思考法で、

 

LL型のタイプがわずか3%しかいない日本人にとっては、

元々付いている、ネガティブな意味付けを

無理やり、逆の意味づけに変える、ポジティブシンキングは、

本来受け入れにくい思考法なのかもしれません!

 

 元々に日本人には遺伝的にあわないものだったのです。!



最近のメンタル不調者の急増は、

ポジティブに考えることの出来ないビジネスマンが、

社会が求めるポジティブな人間象になることを受け入れられず、

自分を責めメンタル不調に陥ってしまったのが原因の

ひとつではないかと考えられます!☆




では、どうすればいいのか、ポジティブシンキングに

変わる積極的な思考法はあるのか?次回お届けします。


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PS、セロトニントランスポーターのお話、いかがだったですか?

ご興味があれば、感想をお聞かせください、

メールでご連絡いただけることを、お待ちしています。石川

 


         
                                    参考文献:木村泰子著「美しい脳図鑑」


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【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
Email      : mflowrabo@gmail.com

ブログ  【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】

      http://blog.goo.ne.jp/c3421yxy

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