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『生産性を2倍にするがんばり過ぎず休息する勇気!』時間を管理すると失敗する!インナーエナジーマネジメントという考え方

2024年03月16日 | インナーエナジーマネジメント

睡眠する勇気【精神科医・樺沢紫苑】


【今回の重要なキーワード】
1、人間の意志力や集中力の総量は決まっている
2、時間当たりの作業効率を上げても生産性は2倍が限度
3、疲れている状態、眠気のある状態でがんばるのは、酔っ払った状態で仕事をするのと同義
4、製造業のマネジメント⇒クリエイティブのマネジメント
5、集中力と意志力のエネルギーを最大化するインナーエナジーマネジメントという考え方


『タイムイズライフ! 時間管理⇒時間当たり生産性への移り変わりに気づく!』

生産性を上げる!

僕にとって、この目標は、今年も、これからもずっと継続して最重点で取り組んでいく、

目標だと思っています。

その中でも『7時間以上睡眠をとる』

昨年から取り組んでいる、課題で、なかなか達成し続けることが出来ない、

僕にとっては、鬼門の課題でもあります。

何故か?

それは、僕の中に本当に忌々しい、刷り込みがあるからです。

それが、「3当4落」と「努力すれば報われる」です。

そしてこの流れから、社会的に生まれた考え方が、

昭和時代の、時間管理術です!

ここでよく使われた、キーワードが「仕事の効率を上げる」でした。

一見、「生産性を上げる」と似ているので、

同じ目的で、使われてしまうことが、あるかもしれませんが、

語句の意味、考え方としては、私見ですが、これは少し違うものだと思っています。


前者は、目的が、高度成長時代に始まった、工場のラインや作業や、単純な同系統の事務作業を

するためのモデルである!?のに対して、

後者は、答えのない課題に取り組んだり、作業の生産性を上げるためのアイデアを生み出す、

クリエイティブな、仕事に取り組むための新たなモデルであると考えられます。


また、こんな考え方も出来ます、

前者は、特定の時間の中に、どれだけの作業数または作業量を組み込めるか?

例えば、家の中の家事の効率化で言われるのが、

炊飯器でご飯を炊きながら、グリルで魚を焼きながら、

味噌汁を作りながら、揚げ物をしながら、食器洗い機でお皿を洗う。


洗濯機で洗濯しながら、おふろにお湯はりしながら、掃除機をかけるや、

小さな子を寝かしつけながら、洗濯物をたたみながら、

オーディオブックで勉強するなどのことを言ったりします。


作業系の、仕事でもよくありますよね、

出来るだけ、隙間時間を作らずに、機械任せで、同時並行で出来る作業や、ほかの人との協力体制、

作業の導線を、秒単位で考え無駄、むらのない作業が出来るように、改善していくことを言います。


しかしその中でも、オペレーションを考えたり、導線を考え直したりするのは、

生産性を上げるための、仕事にカテゴリーされると思っています。


これは、ほぼ、人間を、磨耗しない、劣化しない、機械や、パーツとして、扱いますから、休憩も、

自由時間としてしか考えていません、人間が、機械に合わせるという考え方です、概ねは!

確かに、2倍ほど作業効率は上がりますが、作業をしている、人間の疲労も2倍以上になります!

単純に、1つ1つの作業をこなしていくより、仕事量も注意力を使う場面も大幅に増えますから当然です。


ここには、頑張る、我慢する、つらい、などが付きまといます。


             

参考文献:樺沢 紫苑著 「覚えない記憶術」「神・時間術」 石井 貴士著 「やってはいけない勉強法」


『競争相手が世界になったとき、時間管理の考えでは、太刀打ちできなくなった!』

グローバル化が当たり前になり、たとえ海外で仕事をすることがなくとも、

日本のライバルだけでない、海外の企業との競争が、あたりまえの時代に、なって来ました。


外食、医療、宿泊業、会計事務、コンサルティング、自動車、家電、発電、etc

ありとあらゆる、産業で、海外の企業が進出していない分野がないと、いえるほどになってきています。

電気自動車、自動運転、ロケット事業のテスラ、GAFAなど、すでに置き去りにされている、業態も多くあります、

それに加えて、AI化、なども現在真っ只中で、一気に進んで、拡大し続けています。

このような企業群は、数年で売り上げ、利益とも、数倍から、数十倍になっていることも珍しくなく、

世界の産業を、席巻し、支配をしつつあります。


ここで質問です、貴方が、仕入れ販売部門の責任者だとして、海外企業を迎え撃つためにも、


財務の健全化のために、粗利5倍の金額目標設定でやってくださいと厳命されました。

あなたなら、どう考えて、この目標を達成させますか?

もしも僕が現場にいれば、こんな無茶な目標に設定するなんて、

いったい何を根拠にこんな目標設定になるんですか?

絶対に!『無理でしょ!!!』と答えるかも知れません。

時間管理の考え方しかもっていなければ、2倍が限界、今までも、随分効率化して、

改善してきたのに、5倍なんて、

『会社は、寝ないで働けというのか!!!』と怒り心頭になり、

現場で、大量退職の危機が訪れたりすることになるかもしれません!


            
参考文献: 西田 文郎著「かもの法則」 
神田昌典著「稼ぐ言葉の法則」「普遍のマーケティング」「禁断のセールスコピーライティング」


『生み出すものと、人の状態やエネルギーに着目すると生産性は飛躍的にあがる』

粗利金額を5倍にする!

目的にまっすぐ向かうと、見えてくるものがあります。

粗利=販売価格-原価(商品で考えると)

というのは誰でも知っていることです。

では、会社の単位で考えるとどうなるのか?

粗利=売上高-売上原価ということになります。

目標には、期限が必ずありますから、

粗利=期間の売上高-期間の売上原価と考えることが出来ます。

つまり単純に売上を5倍にすれば達成です。

でも、これはなかなか大変そうです、簡単に5倍に出来れば、経営は本当に簡単ですが

やっぱり売上を上げつつ、原価を下げるということです。

まだまだ、難しそうです、

もう少し具体的に考えてみると、これからの説明は、かなり乱暴で、大雑把なものになりますが、

あくまでも、考え方として、受け止めてください。

売上を要素別に分解してしていくと、

売上=客単価×販売数(顧客数)×LTV(リピート購入)

現在では、最近話題になった、形のないサービスなどを受ける場合、

単価が決まっていない販売、月額×継続月数(継続課金サービス

のものもふえてきました、サブスクというと聞いたことがある人も多いと思います。

さらに客単価を上げる施策として、さらに分解していくと、

客単価=商品単価×購入点数となり、

商品単価を上げる方法として、販売コンセプトを変更して、試してみたり、

誕生ストーリーを語ってブランド化し、価値の上乗せをしたり、特典を付けて販売したり、

販売チャネルの変更、etc・・

購入点数を増やすために、セット販売、コース販売、陳列の工夫や、関連商品、お得商品のお勧め

etc・・

販売数(顧客数)に関しても、販売メディア、プラットホームの変更や、工夫、
(DM、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット)

広告、プロモーション、(DM、チラシ、新聞広告、雑誌広告、書籍との抱き合わせ、テレビ広告、ラジオ広告、
グーグル広告、FB広告、ツイッター広告、リスティング広告etc・・)

そして、それぞれの、広告に使っている、さまざまなコピー、特に、見出しや、ヘッドラインの変更で

顧客の反応は大きく変わり、集客数も大幅に変化します。


例えば、粗利を上げるためにやっている施策が、9項目あったとして、それぞれの項目で、

20%ずつアップできれば、大雑把ですが、粗利を5倍に出来る計算になります

1.2×1.2×1.2×1,2×・・・・・・・1,2=5.159倍

本当は、この1,2という数値でも、とんでもなく大変な数値なのですが、

商品コンセプトの変更で、実際に、商品単価も、販売数(顧客数)も大幅にアップした事例は、

いくらでもあります。

これが答えだ!なんてものは、ありませんが、少なくとも、すべての項目に真摯に取り組めば、

粗利が下がるなんて事は、絶対にありません、ただ、今回のコロナショックのような外的要因で、

一気にすべてが変わってしまうこともあり、簡単でないことは事実です。

それぞれに20%アップなら、もしかしたら出来るかも、と思ったのではないでしょうか?

この、かもと思えることが本当に大切で、目的に着目して、知恵を絞ると、

いいアイデアが生まれ課題が解決することは、良くあることなのです。


          

参考文献:樺沢紫苑 監修 「アウトプット&インプット総大全」「アウトプット大全」
梶本 修身著  すべての疲労は脳が原因3」 西野 精治著「スタンフォード式最高の睡眠」


『アイデアを生み出す状態や、集中状態を作り出すインナーエナジーマネジメントという考え方!』

問題解決の、アイデアや、集中状態を作り出すには、多くのエネルギーを使います。

樺沢先生が、動画の中でも言っているように、疲れ果てた、睡眠不足の状態では、

質の高いパフォーマンスは、発揮できません。

頑張り、根性、睡眠不足では、生産性を上げることが、出来ません。


すでに、世界各国との比較データで、日本人の生産性(サービス業)が低いことと、睡眠時間が短い事は証明されています。

寝ていない状態=酩酊状態でですから、酔っ払った状態で、頭が働くわけがありません!

質の良い十分な睡眠、朝散歩、運動、食事の組み合わせて、脳がすっきりした、

ハイパフォーマンスを、発揮できる状態を、どれだけ生み出せるかが、

生産性を数倍に上げるために必要な、最重要ポイントになってきます。

今こそ、日本人の、生産性のマネジメントを、見直す時期に来ていると思います。


まず最初に知らなければならないのは、

人間の集中力や意志力のエネルギーの総量は無限ではなく、決まっているということです。


間単に増やすことはできません、ましてや、気力や根性や、がんばりで何とかなるものではないのです。



掛け声だけの、働き方改革でなく、生産性を挙げる最重要課題は、休日を増やすことでなく、


休養をどうやって取るかまで突っ込んだ、施策が必要になってきていると感じます。

疲労と、疲労回復の科学も必要ですね!!(^_-)-☆


              


関連サービス:メンタルフロー人材育成プログラム  元気でいきいきと生きることと、ハイパフォーマンスの両立を目的とした、 応用スポーツ心理学(フロー理論)を基本に脳科学、行動科学、コーチング理論などから導き出した、気づきを習慣化することまでを1パッケージにした、メンタルトレーニングプログラムです。


『企業文化の醸成や、変革は、リーダの心の言葉を言語化することから始まる』リーダーの言葉に影響力を持たせるには、リーダーが自己受容していることが前提となる。

自分の、出来ているところ、良い所も、出来ていない不足しているところも、「すべて自分」と受け入れることを、自己受容といい、理想の自分と比べない、自分を否定しないことが、自己受容するための重要なポイントとなってくる。このことが出来ていると人間は、本能で自然と前に進んでいくエネルギーに満ち溢れるようになる。


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コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

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