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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

ツルバラ誘引 その2

2008年01月09日 | バラ日記
ツルバラの誘引 その2です。

西側アーチに隣接して新設した壁付バーゴラ。
誘引したのはマダム・ヴィオレット、紫の君です。大輪剣弁高芯咲きで存在感抜群ですが残念なことに香りはありません。バラ図鑑では四季咲き性があると書かれていますが去年は一季しか咲いてはくれませんでした。今年は新設バーゴラの主役なんだから夏から秋にも働かなくちゃダメよ。


南面にもバーゴラを新設。去年はバーゴラを二つ、枕木花壇を二つも新設してしまいヘソクリが大ピンチ。年金暮らしなんだからもう少し計算してつつましく暮らさなくちゃ後二十年も生きられない?(二十年も生きられるか??)
で、こちらの主役はもちろんポールス・ヒマラヤンムスク(R)です。小輪ですが満艦飾に咲くと滝のように流れる感じです。バーゴラの右側からはピエールが這い上がってきています。



杉の大木に絡むのはニュードーン
我が家のシンボルツリーは直径90センチの杉の木。去年までは痩せたツイッギーみたいなニュードーンが杉の大木にしがみついていたようでしたが、今年は成長したニュードーンが迫力で杉の木に絡みつきます。中輪ですが姿良く、剣弁高芯咲きの品の良い薄ピンクのバラ。一番目立つ存在かなぁ。


サラ・バン・フリートとゴールドバニー
サラちゃんはヘリオトロープに似た甘い香りで悩ましいバラ。フリルが美しく男を悩ます娘なんですが、この子の棘ときたら…これはもう凶器です。革のグローブも歯が立ちません。なんど棘に泣かせれたか…。しかも成長力抜群。となりのバニーちゃんも成長力抜群。ホームセンターで購入した木製トレリスで収まるはずがありません。バニーちゃんはトレリスに添わせて立てたオペリクスに絡ませたから何とかなったけど、サラは思い切ってバッサリカットせざるを得ませんでした。ミスマッチ…。


アンクル・ウヲルター
浴室下の一日中陽があたる特等席のトレリスにはアンクル・ウヲルターを誘引です。アンクルというと爺臭いですが赤い情熱的なフリルの娘です。もっとかわいい名前をつければいいのにね。今年は浴室の窓を覆うように赤いバラが咲くだろうな。憧れのシーンです。となりの羽衣も浴室の窓に忍び寄っています。


そうだ!まだ誘引が残ってたっけ。バフビューテイー、つるコンフィダンス、アリスターステラグレイ、コーネリア、ラベンダードリーム…
ふぅ…って溜息が出そうですが、誘引はバラ栽培の魅力の一つなんです。


家内、このところ夜の激痛が出ていません。少し痛くなるようですが激までにならないようです。この調子で春までいけたらなぁ。
相対して食事のとき、どうしても手が動かないからエプロンします。エプロンにご飯やおかずをこぼします。「みじめだわ…」「うん、判るよ、でもそんなこと気にすることないよ」「何も出来ない…人形みたいになっちゃって」「もし僕が脳梗塞とかで半身不随になっちゃったら、僕の介護をしてくれたかい?」「もちろん…」「だろ、たまたま運悪く君がそうなっちゃっただけだよ、君のせいじゃない、気にすることはないよ、それにリハビリを続けていけば必ず自分の手や足で生活できるようになるんだから」「本当に治るの?」「あたりまえじゃないか」

今日も通院のリハビリへ。待合で隣に座った若い男性。半身、というより体全体が曲がっちゃっています。聞けば事故とか病気とかではなく生まれつきだそうです。子供のころから御苦労続きだったでしょうね。何度泣いたことでしょうね。ご両親もさぞかし…。でも話してみると明るい!リハビリしないと動けなくなっちゃうからね、ハハハ、笑顔で会話が続きます。今年お父様を亡くされたようです。この青年に幸あれと願うばかりです。
お年寄りにも、身障者にも、介護対象者にも、もっともっと優しい社会にならなくちゃ。