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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

経済的自立・老後の生活費

2009年02月09日 | 定年後の徒然日記
還暦後の余命二十余年を生き抜く法、その一、「歳相応に健康であること」は、ほとんど胃カメラの話で終わってしまった。で、その二は、「経済的自立」

経済的自立とはどういう事か?
自分の貯え(老後の為に積み立ててきた公的・私的年金や預貯金などの流動性資産・土地建物などの固定資産・国債や社債・株式・保険などの投資資産など)のみで生涯生活出来る事を指し、人から施しを受けない自活力がある事をいう。とりわけ、息子娘などからの経済的支援を受けないで生活できる経済的自立は老後を安心して暮らす条件の一つだと思う。

では、伊豆高原における老後生活はいくらかかるのだろうか。伊豆高原の生活費とあるが、ご当地でも首都圏でも他の地方都市でも生活コストはそれほど大差ない。まずは老後の生活費を算定してみよう。生活費といってもピンキリだが、まぁ、この位がほどほどかというレベルで試算してみる。




温泉費+水道費:伊豆急別荘地は温泉付きが多い。伊豆急メンテナンスが管理する温泉使用料(我が家の場合)と水道使用量の合計。電気は照明器具と家電・エアコンの空調コストの月額平均。(因みに全館空調)、尚、灯油はFF暖房器の熱源のみ使用。市県民税と国保・介護保険料は未だ年金以外の収入があるため少々高額となっているが、一年後は年金のみの収入となり半減する見込みだ。医療費の90%は家内の通院費と薬代。特段の病気がなければ月額5000円もみれば十分だろう。

つまり、住宅ローンなどの借金が無ければ、月額30万円未満である程度の余裕ある生活は出来るだろう。総務省が発表した「家計調査(平成17年)」によれば、高齢者世帯が実際に必要とする生活費は月額約27万円だというから、まあ近からず遠からず、ほどほどの計算結果となった。

一方、厚労省がいうモデル世帯(平均的なサラリーマン世帯で専業主婦)の年金額は月額23万3千円だから、老後の生活費を月額30万円とした場合、預貯金からの取り崩しは月額67,000円となる。一年間の取り崩しは804000円だ。預貯金と生活物価の上昇率を差し引きゼロとした場合、老後二十年間の資産取り崩し額は1608万円となる。どうやら1600万円の流動性資産があれば、インフレとかの経済の激変がないかぎり老後の経済的自立はなんとかなりそうである。

ただし、経済的激変や社会的激変、戦争や地殻変動や大災害に見舞われない限りであって、そもそも、この数年を見ても100年に一度などという世界経済の大不況がおこるのであるから一寸先は闇だ。世界ナンバーワンの自動車メーカー・トヨタでさえ明日の事は判らない。


ゲホッ、オエッ、オェ~~~~~~~~

2009年02月03日 | 定年後の徒然日記
ついにその日がやってきた。
昨晩七時から既に戦いは始まっていた。空腹との戦いである。
看護士から渡された紙にはこう書かれてあった。

・前の晩七時以降は何も食べないでください。
・当日起床以降は水も飲んではいけません。・タバコもダメ、薬もダメ、何でもダメなものはダメ!
・当日は朝9時30分に始めます。覚悟して来てください。(んな事は書いてなかったが)

昨晩18:30 
消化の良い夕食との指示で「鮪とアボガドの和辛子混ぜ海苔かけご飯」と「ジャガイモとワカメの味噌汁」を作った。「酒の肴」という居酒屋名店のレシピ付料理本が教科書だ。(この本、男の手料理本としては最高!)
で、ビールは?もちろん、夕方5時からの水戸黄門を見ながら家内との晩酌は欠かせない。だが、翌日に備えて500ml缶一本に抑える…と思ったが結局は追加の500mlもう一本ね。

昨晩23:00
もう寝よう。早々と床に入りる。
(これは…良くないですなぁ…出来るだけ早く専門医のところへ…なんて言われたらどうしよう。手術となると最低一カ月は入院だし…その間、家内は…。ジロー(猫)もペットホテルなんて入れたら気が狂っちゃうだろうし…)
あれこれと不安が湧いてきて眠れない…と思う間もなく薬が効いてきてグッスリ。

今日の朝6:00
いつも通りの時間に目が覚める。そう…今日は「その日」だ。いよいよ運命の日だ。少し早いが準備を始めよう。まずは家内の朝食を。もちろん僕は食べられない。水も飲めない。ウィスキーもビールもダメ(当たり前だ)

今日の朝8:00
家内、心配そうに声をかけてくる。
「ダイジョウブ?…シンパイ…ダイジョウブ?」
なに、大丈夫だよ、心配することないよ、9時に出かけるからね、10時過ぎには帰ってくるよ。その間、ベッドで休んでいてね、お昼はチーズサンドとコーヒーでいい?」

今日の朝9:00
じゃ、行ってくるよ
「ダイジョウブ?シンパイ…イッテラッシャイ」

そしていよいよ「今日のその時」が来た。

「○○さ~ん…お待たせしました~」
看護士さんが自分の名前を呼んでいる。お待ちしてませ~ん。いつも待ち時間は長いのに、今日に限って時間どおりに呼ばれるとは…不吉だ。

「えっと、血がサラサラになるお薬飲んでませんよね、高血圧・糖尿病もありませんよね…あっ、前立腺肥大が…」
そんな大きな声で言わなくても…

「お注射しますからね、筋肉注射…右肩をだしてください、あら、なにか鍛えてます?」
あっ、いえ、ほんの筋トレで…

チクッ 
「こんどは、このお薬を喉の中で5分間…飲んじゃ駄目ですよ」
(なんか舌が痺れて…飲み込まずに液体を喉の奥に留めるって結構難しいものだ)

「じゃ、先生が来ますからね~」

「いや、どうもどうも、お待たせして…」(お待ちしてませ~ん)

「ハイ、口を大きく開けて…あ~~ん」(ア~~ン)
シュッシュ…(喉の奥に刺激性の液体が…)

コホッ、コホッ

「大丈夫ですからね~、気を楽にしてください、すぐ終わりますからね、唾が出たら飲み込まないでダラダラだしておいてくださいね」
ダラダラと垂らすんですか?
「そっ、ダラダラとね、ハイ、じゃ、口を大きく開けて…」
あ~~ん

「はい、これを強く噛んでください!」
(いきなりプラスチックの太い管みたいなものが口を蹂躙して…)
アグ…

「入りま~す!」
入るって?何が? お、オエ~~~~オエ、オエ~~

「は~い、どんどん入ってますよ~」
オエ~~~~~~
「大丈夫ですよ~ちょっとの間ですからね~もう入ってますよ~(看護士さん、背中を擦ってくれる)

目の前のモニターは我が胃袋を…ピンク色して…襞が…どんどん管が入っていく…ピンクのトンネルだ、感動的でさえある。

「ふぅむ…十二指腸…炎症おこしとるねぇ…見えるでしょ、ほら、赤いテンテンが…」
ゲホ…アウ…オエ…
「まだ潰瘍にはなってないから…でも放っておくと潰瘍になるタイプだよ、でも心配ナシね、薬で治るから」
ゲホ…アウ…オエ…
「胃癌の…心配は...」
アウ…オエ…
「無いね…大丈夫よ。胃癌、無いからね」
!!!!!!
「あっ、ちょっと待って!」
アウ…アウ…オエ~~~~~~~~~~~~
「このちっちゃいの…ポリープだね…」
オエ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ま、これは…放っておいていいでしょ、じゃ、おわりね、抜きますからね~」
!!!!!!!!!!
ズル、ズルズルーーーー
(管を抜く時は…快感!)

胃カメラ終わって先生の診断
「ま、ストレス性の十二指腸炎ってとこね、お薬出しておきますからね」
は~い(妙に明るい返事)
「でも、悪玉コレステロール下がってないね、170か…卵取り過ぎないようにね」
は~い!
「ウィスキーはストレート駄目よ、炭酸かなんかで割ってね、運動してね、判りましたね、」
は~い!
「じゃ、帰ってよろしい」

帰りの車で聴くのはBBキング、るんるん気分で帰途についた。

還暦過ぎたら年一回は胃カメラしようね、出来れば大腸カメラもね、早期なら助かるからね。判りましたね。


余命20年を生き抜く条件

2009年01月22日 | 定年後の徒然日記
めでたい話

伊豆ガーデニングクラブ会長さんが聞いた話の更に受け売りです。
ここ八幡野(伊豆高原一帯の地名)では90才以上の人が亡くなった場合、お金を撒くのだそうです。
話をしてくれたお婆さんは、腰が痛むので屈んで拾うことが出来ず、地べたに座り込んで拾ったので10円玉しか拾えなかったけど、それでも千円になったそうです。
話をしてくれたお婆さんのお婆さん(お母さん?)の場合は27万円も撒いたそうです。どうして27万円?と聞いたら、それだけ通帳に入っていたからだそうです。
親が90歳を超える長生きをすると、ご近所様にお世話になったお礼と長生きへの感謝の意を込めて、遺産の中から余剰のおカネをお配りする。なんともお目出度い話じゃありませんか。

この風習、乗ってもいいなぁ。90歳を超える長生きをさせてくれたら感謝感謝だものね。
問題はどうやって長生きするか!
厚生省によると平成18年の60歳における男子平均余命は22.41歳(因みに60歳女子平均余命は27.92歳)だから、あと20年程度は生き抜かねばならない。しかも、ここ伊豆高原で元気で楽しく生きなければ…。

ではどうやって?
元気で楽しく余命20年を生き抜く条件とは?
いろいろ考えた結果、小生の考える要件は次の五項目であった。

①老齢化に伴う身体劣化や多少の病気はやむを得ないが年相応に健康であること。
②経済的に自立(経済的支援を受けないで生活出来る)していること。
③老後の人生を楽しむ趣味や娯楽があること。
④友人がいること。
⑤自分を必要とする人がいること。

うん、余命全うの要件はそのとおりだよなぁ。
問題は!どうやって???その要件をクリアするかだ。

で、考えます。
娘達が休眠中の今こそ、その究極の課題解決に取り組みます!
まずは
①年相応に健康であること!

では次回、この問題解決の具体案を…

皆様のご意見も是非ぜひお聞かせください。


ジローガーデン・ホームページ開設のご案内

2009年01月20日 | 定年後の徒然日記
この度、恥ずかしながら「ジローガーデン・ホームページ」を開設いたしました。
ブログでも拙宅のバラをご紹介してきたのですが、伊豆ガーデニングクラブのメンバーとしてOpen-Gardenをもっと多くの方々に知っていただき、伊豆高原をガーデン巡りの散歩道といたしたく、多くのバラ情報をお届けできるホームページの開設となりました。

小生、この夏には残り火のような仕事も終了し、晴れて年金一本の老後の生活を楽しむことになりますので、まだ娑婆にいくらかの影響力がある内にと、仕事関連のプログラマーに製作させたものです。(いえ、私にもHPソフトで製作することは出来るんですがね…なんせ、解説書読み読みの入力は目が疲れて…)

尚、ジローの日常のあれこれは今後もブログで愚痴をたれますのでお付き合いくださいますよう。

それでは、ジローガーデン・ホームページをご笑覧ください。で、よろしければ、お気に入りの登録と励まし(酷評)のメッセージでも…

http://www.jiro-garden.asia/

新春の集い

2009年01月19日 | 定年後の徒然日記
三人だけの新年の集いが「たつ野」で開かれた。たけちゃんの怪我の全快祝いも兼ねているが、要するに飲めれば理由は何でもよろしいという仲間だ。
出された高級な刺身に舌鼓をうつが、とりわけカワハギの肝添え刺身は絶品であった。

話が弾む。息子の話、娘の話、三十をとうに超えても足腰が定まらない子供の行く末を心配する親心はいずこも同じだ。が、案ずるより産むがやすし、任せてしまえばそれなりにやってくれるだろう。

続いて話題は健康問題。筑紫哲也が癌で逝き、立花隆は膀胱癌、鳥越俊太郎は大腸癌、同じような年代の連中は癌と共存しているものが多い。
心臓病・脳梗塞・癌…穏やかに歳を取り、枯れ木が倒れるように逝きたいものだが、なかなかそう上手くは生かせてもらえないだろう。

伊豆高原に定住して10年経つと七十も半ばとなる。で、その次は老人ホームで余生をおくる…てなシナリオに反対意見。
這いつくばっても伊豆の家で生き抜きたい。この家で、ある日誰かが訪ねてきたら、ソファーに座って眠っているように亡くなっていた…こういう死に方がいいなぁ。
それを可能とする方策は?

①車椅子で台所、トイレ、洗面、浴室、どこにでも行けるような完全バリアフリーの家であること
②トイレは洗面と共有させて広いスペースを確保し、もちろんシャワートイレとして手摺などは十分に配置し、かつ寝室に接して配置すること
③信頼出来るケアマネージャーと知り合いになること
④自分の力で生活できないレベル(介護3、4、5)になれば、介護ヘルパーとデーサービスなどを使って、かなりな部分の生活支援が得られる。
⑤庭の手入れを週一回、一回3時間3000円でアルバイトしてくれる人をさがすこと
⑥インターネット環境は必須
⑦年金のみで暮していくのは少々苦しい。毎月5万円、年間60万円、10年間で600万円、20年間で1200万円程度の取り崩しが可能な預金があれば生活そのものはなんとかなる。その倍の取り崩しが20年間可能であれば余裕のある暮らしが出来るだろう。
⑧自分が突然逝っても、残された伴侶が生活に困らないよう、全ての財産や保険の中身を整理しておき、出来れば遺言書を公正証書で作っておくこと。さらに、その遺言の中身をカミサンに見せておけば、カミサン大いに安堵してあなたへの信頼が高まるだろう。

てな話を真剣かつ酔っ払いながら酒の肴とし、ビール、ウィスキー、焼酎でご機嫌。お開きのあとは例によってtsukaさんと優美でカラオケ三昧。

また遊んでね。

今夜のメニューは?

2009年01月09日 | 定年後の徒然日記
チーママさんから教えていただいたレシピで早速調理しましたよ~!
チーママさんのレシピを参考に二枚(二種類)のカードをつくります。カードを調理台の上の吊り戸棚に貼り付け、カード見ながら、まずは下ごしらえ。



下ごしらえした材料(二人分)です。


下ごしらえが終わったら、お米(0.7合)をといでスイッチオン。
おもむろに缶ビールとチップス(あっ、また…)で水戸黄門。家内もコップ半分のビールを楽しみます。
水戸黄門が毎度お馴染みのラスト(えぇ~い、頭が高~い、控えおろう!)になるころ、炊飯終了のピーピーがなります。

さあて、やるかー!気合を入れます。

最初に作るのは

1.ナス・ピーマン・鶏肉炒めのみず菜・生姜醤油絡め伊豆高原風
(長すぎる名前ですみません。チーママさんレシピに鶏肉と伊豆高原風を付け足しただけです)

鶏肉はお正月のお雑煮用鶏肉冷凍の残りものです。
本当はシメジが加わるのですが、間違えて二番目のレシピにいれてしまいました。

①鶏肉(四切れ)・ナス・ピーマンを油少々でからめて、



②お水少々でふたして蒸し煮。


③熱いうちに、たっぷりの水菜と、しょうゆ・おろししょうがを絡めてあえる。

出来上がり!超簡単

続いて二つ目の料理で~す


2.鶏がらスープの豆腐卵とじ伊豆高原風

①鶏がらスープ(味の素製)茶匙二杯とワンカップの水でフライパンで煮立て
②十分煮立ったら、とき卵を2つ廻し入れ


③豆腐を一丁放り込み、
④お玉で形を崩しながら味をなじませ混ぜ混ぜ


⑤シメジを放り込み
⑥片栗粉で適度にとろみをつけて、
⑦三つ葉を散らして出来上がり


ほぼ、チーママさんのレシピ通りに調理しました!シメジは入れ先を間違えました!

テーブルの上に乗せて…さあ、どうだ!
(このセリフ、調理が上手くいった時に家内に言うセリフです)


う、う、う、うま~~~~~~~~~~い!

薄味で、コクがあり、しかも飽きがこない味なんです
こんなに出来ちゃって食べられるだろうか…と思ったけど、どんどん食べちゃいました!
チーママさん、感謝!
これに甘えて、また、レシピお願いしま~す!


明けましておめでとうございます。お陰で体重増加です!

2009年01月06日 | 定年後の徒然日記
新年明けましておめでとうございます。
暖かい正月となりましたが、皆様、良い年を迎えられたと存じます。

小生、暮れから正月三が日で大変な事になりました。
大晦日は紅白を見ながらビール・おつまみ・夕食・デザート・ウィスキー・おつまみ・年越し蕎麦、とグータラを決め込み、摂取カロリーは恐らく3000Kカロリーに及ぶかと。
正月一日二日は、朝はお屠蘇とお節とお雑煮(お餅二枚)、日中はグータラ、夜はビール・おつまみ・夕食・ウィスキー
三日四日は、次女が来ていて、当然のごとくお正月料理で乾杯。後はテレビみながらグータラ、ポリパリ、グビグビ。
五日は長女と孫が来て、昼はお寿司・菓子・ビール、夜は「たつ野」の出前でビーフシチュー・ビール・ウィスキー、飲んで食べてグータラして。
冬剪定と寒肥などは適当におっぽりなげて。
結果は…案の定2キロアップ。

ジムの先生から言われていた事を今更に思い出しました。
「いいですね、お餅は一個200Kカロリーですからね。お餅は一個までですよ!お屠蘇は一合までね。ビールは缶二本までにしてくださいね。ウィスキーはW一杯にしときましょう。これで十分でしょ? で、その後は早足ウォーキング30分と腹筋20回と腕立て20回、これはきっちりやりましょうね。正月開けに体重測定しますからね、判りましたね?」

さぁ、どうしよう…今年初のジムは明日じゃないか…。

年末のごあいさつ

2008年12月31日 | 定年後の徒然日記
今年もいろいろな事がありました。
四川大地震にも関わらず北京五輪は中国の国威を大いに発揚しました。リーマンブラザーズを発端とする世界大不況に突入しました。その米国では初の黒人大統領誕生で最高のアメリカンドリームを実現。翻って政府自民党は福田氏の「あなたとは違うんです」の捨て台詞で麻生氏にチェンジしたけど漢字読めなくて支持率最低です。

さて、我が家の一年は…
親父が脳梗塞で倒れ、日大板橋病院から中伊豆リハビリ、そして中村橋のホームへと。親孝行のまねごとと親父への感謝と男の老いを考えさせる長い時間でした。

家内は比較的に穏やかな一年でした。デーサービスにも慣れ、右手右足の不自由も少しは改善されたような。少ない言葉が更に少なくなったのは心配ですが、時々は笑ってくれるようになってきました。

ワタクシはといえば、家内の介護が生活の一部になり、介護そのものが穏やかな日常の繰り返しとなったこと。メタボの指摘と腰痛の繰り返しで大反省、一念発起でスポーツジムに通い4キロ減量に成功したこと。東斜面小道造成工事をやり遂げたこと。くらいかな。

そういえば…ジろー(猫)は厄年でした。
夏にはお尻の腫れもの手術で痛い思いをし、更には黄色い襟巻をつけてご近所の失笑をかったこと。しかも年末になって、何と、ナント、またもや黄色い襟巻をつける羽目となったのです。



突然食欲がなくなり、おとなしくなったと思ったら、下顎に穴が空いて血が滴り落ちているじゃありませんか。これはもうてっきり悪性腫瘍ではなかろうかと大いに心配して、早速、例のお医者さんに。

「どれどれ?ふ~む・む・む…穴が空いてますねぇ」
やっぱり…あの、センセ、癌とかじゃ…

「ジロチャン、外に自由に出られるんでしたよね」
えぇ…専用の出入り口があるものですから

「なるほど…ケンカ…ですねぇ」
ケ、ケンカですかぁ?

「若いニャロメにやられたんですねぇ…メス猫なんかを取り合って」
うちのジロー、メスにあんまり興味ないんですがねぇ

「ケンカの原因はわかりませんけどねぇ、この傷はケンカですねぇ、若い不良猫に咬まれたんですよ。ジロチャン、歳も考えなくちゃねぇ」


「ま、膿も出ちゃってますからね、抗生物質の飲み薬と軟膏を塗って、四日もすれば治るでしょうね。じゃ、少し切開しますからね、足押えてね。」

看護婦さん、二人がかりでジローを抑えて…

ギャ、ギャ、ギャ~~~~~~~~~~~~
もう見ていられません…

「薬も塗りこんでと…」グリグリ
ギャ、ギャギャギャギャ~~~~~~

「えっと、この前のお尻の手術のときに使った襟巻あります?」
あっ、あの黄色いの…ありますあります。

「じゃ、襟巻つけてね、四日くらいは外に出さないでね」


で、またもや、こういう顔になってしまったのです。笑ってやってください。


いえ、ワタシは笑いませんよ、


そうじゃなくても怒ること怒ること…ますます関係が悪化してしまったのです。


今月来月は、冬剪定、寒肥、誘引、移植、とバラ栽培の最も忙しい時期。とりわけツルバラの剪定と誘引は大変です。



一本杉にからめたニュードンをほどき、剪定して、石灰硫黄合剤を塗り…これだけで二日がかりです。あぁ、しんど。



皆様の一年はいかがでしたか?
寒気いよいよ厳しい年の瀬、くれぐれもお体ご自愛ください。
今年一年、本当におせわになりました。ありがとうございます。
どうぞ皆様、良い年をお迎えくださいますよう。

ピッチが速くなったような…

2008年12月23日 | 定年後の徒然日記
ウィスキーの減りが早い。一本空けるのに一週間だったのが、四日で空になる。一本を四日なら速くないかな。
夕方、ヤオハンかナガヤで買い物して帰った後、水戸黄門を見ながらビールを飲む。水戸黄門はどうでもいいけど。
家内もコップに半分ほどつきあう。これが楽しい。缶を三つ空けて、それから夕食の準備。メニューは四日おきの繰り返し。もっとレパートリー増やさなくちゃ。

家内が寝付くのは夜八時。もっと起きていてほしいんだけど。
一人の時間になると瓶を傍において。
どうもおかしい。
いつもはチビチビ飲むほうなのに、このところピッチが速い。
最近飲むのはジョ黒、昔流行ったブランドだけど甘く感じる。シングルも旨かったけどね、ブレンドに逆戻り?次はオールドパーかな。

酒とバラの日々という映画があったね。酒におぼれて、夫婦が壊れていく話。ジャックレモンがいい味出していたっけ。
夫の酒浸りに苦しんでいた妻が、そのうちに妻も酒浸りに。
最後のシーン、妻が夫に訴える。
ねぇ、一緒に楽しみましょうよ、なんで一緒に飲んでくれないの。こんなに寂しいのに…ねぇ、なんで?
そう訴える妻を捨てるのか?僕だったら、とことん一緒に。
でも大丈夫だよ。僕はジャックレモンにはならないからね。
クリスマスイブ、寝入っている妻、
楽しいクリスマスってずいぶんと昔の事のようだ。

マタタビ付きのネズ公

2008年12月12日 | 定年後の徒然日記
娘から「マタタビ付のネズミ」が送られてきた。
たしか、娘のお友達のプレゼントだったっけ?いつもジローがお世話になりましてすみません。

封を開けると…ジャ~ン、出たぁぁぁぁ! あのネズ公が鎮座してるではないか。mmmmm、リアルだなぁ。

この前なんか、あんまりリアルすぎて本物のネズミをジローが咥えてきたぁ~と勘違い。

ジ、ジロー、何咥えてんだ?ん、ネ、ネズミ~~~~~~
仰天しちゃってワナワナ震えながらテイッシュ20枚位重ねてようやくゲット、で、即トイレにポイね。
ポイしてから、あれ?なんか…変…も、もしかして…あの猫じゃらしについてたオモチャのネズミ?ゴ、ゴメ~~~~~ン
ジロー、怒ること怒ること、しばらく家出して帰ってこなかったもんなぁ。

で、再び送られてきたネズミ、なんと今度はマタタビ付のスグレモノ。こんなのジローに見せたら、もう大変な事になっちゃうんじゃないかなぁ。

早速ジローをからかっちゃおっと。
ホレ、ホレホレ、ネズちゃんだよー

ん?


な、なんだ?


お、おおおおおお!ネズ公じゃねえか

オマエ、確かトイレに流されたんじゃ?

チョンチョン…チョチョン


お、お~っと


逃げるなって


カリカリ


たまりましぇ~ん (こんなに長くなっちゃって)


もう一回チョン


バシッ、


ガブッ


ガブ~~~~~~(大興奮)


ん?


んん?


オマエ…笑ったろ
「笑ってませ~ん…クックック」
やっぱ笑ったじゃん


クゥ~~~馬鹿にしてーー


また家出してしまった…