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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

驚いたのなんのって!かつての同僚がご近所さん?

2008年12月04日 | 定年後の徒然日記
伊豆高原親和会のゴミステーション清掃問題は以前に書いた。その時、我がブロックの利用する12番ゴミステーションについては当番決めは行わず、ゴミの捨てに行くつど気がついた人が清掃するボランテイア制とする事が決まった。で、二ヶ月間試行した。結果は? やはり当番制にしたほうが、という声が出て俄か会議と相成った。
で、12番ゴミステーションの利用者がステーション前に集まり侃侃諤諤!その結果

①毎月10日20日30日の日に、交替で各二人(二世帯)がゴミ当番としてゴミステーションを清掃する事。
②桜並木通りに面するゴミステーションなので通がかりの第三者などがゴミや粗大ゴミを捨てていくのは解決できないので、他の場所に移転するよう管理事務所に依頼する。

の二点が決まった。
それはともかく、ゴミステーション前に集まった各人の中に「ん、どこかで見た人だなぁ…えっと…」という御仁が。
めいめい自己紹介の時に、Hです、と言うではないか。
H?H氏?もしかして…あのH氏?ジローが現役の頃の勤務先T社の…あの時は北海道統括支店長だった…あのHさんじゃないか?

会合が終わってお開きとなったとたん、御仁がつかつかと。

「もしかして…Nさん?」
そうです、あっ、T社でご一緒したHさん?お久しぶり~!


「こんなところでお会いするなんて…まさかですよぉ…まだご活躍で?」
とっくにリタイアですよ、残り火のような頼まれ仕事で月に一度程度は出かけますがね。Hさんは?

「59で早々と退職したんです。もう営業の世界は嫌になって…で、今は毎日が庭仕事」
Hさん、確か北海道ですよね

「ええ、自宅は北海道にあるんですがね、夫婦二人してこちらにやってきました」
北海道の自宅に帰ることもなく、ここ伊豆高原に終の棲家を新築し、奥さんと二人の静かな生活を始めたという。

「もう営業の世界はいいや…と思いましてね。その角を曲がって、ほら、あそこに見える家ですよ」

絶句!我が家から徒歩数分の、しかも同じゴミステーションを利用するご近所に、Hさんがお住まいとは…驚いたのなんのって。

T社である新規事業を担当していた時のこと。北海道北見にプロジェクトの生産工場を立ち上げ、北海道での市場開拓に全力集中していた頃だ。ひと月の半分は札幌のホテル暮らし。単身住まい故、夜は北海道の肴と酒の毎日だ。その時の北海道統括支店長がH氏。小生は本社からきた新規事業責任者。何かとぶつかり合う立場ではある。その後、H氏は東京本社へ転任。北海道に家族を置き、東京本社で部長を務めていたはずだ。

あれから10年以上経っただろうか。
あの札幌の企業戦士H氏が、ここ伊豆高原を終の棲家と定め、しかも、その住まいが我が家と目と鼻の距離で、同じゴミステーションを利用するお仲間になったとは…脂の乗った企業戦士も今ではどこか穏やかな表情ではある。

奇遇というか邂逅というか、こんな話ってあるのだろうか。

一度一杯飲みましょうか。

父の退院と有料老人ホームの危うさ

2008年11月29日 | 定年後の徒然日記
父が12月1日に退院する。

あれは夏の始まりの七月初旬だった。妹からの電話で父が倒れたことを知る。脳梗塞であった。
日大板橋で治療を受け、幸いに命を取り留め、本格的なリハビリを受ける為に遠路中伊豆リハビリセンターにやってきた。
東京のリハビリ施設はどこも満床。で、昨年家内がお世話になった中伊豆リハビリセンターに問い合わせると受け入れOK。ここは全国第七位に評価されるリハビリ専門施設だ。
センターに入院した時は寝たきりで話すことも出来ず、正直、リハビリの効果がどれほどあるか懐疑的であった。

以来、親父の見舞いに伊豆スカイラインを走る日が続いた。一年前の同じ季節に、入院している家内の元に通う毎日と同じ光景が繰り返す。
だが一年前と今とでは気分的に精神的に随分と違うものがある。家内の元に通う毎日は不安と悲しみの毎日であったが、親父へのそれは何故か不安とか悲しみとかの気持は湧いてこない。86歳の高齢でもあり、まして男のせいもあるだろう。
一か月が経過し、リハビリの成果も徐々に表れてくる。呂律が回らないながらも、何とかコミュニケーションがとれるようになる。そうなると親父の文句も出てくる。呂律も回らず右半身不随で下の世話も受ける羽目になった自分自身が情けないのだろう。それに東京人の親父にとっては伊豆の山中に取り残された気分に陥ったようだ。

「しょうがねーじゃねーか、頑張って治すしかねーだろ、心配すんなって、伊豆の家から車で20分、一日おきに来るからさ、三か月はリハビリに専念しようぜ」
「ほら、動くようになったじゃねーか、な、あと一か月もすればもっと回復するって」

慰め、元気づけ、怒り、笑い、少し泣き、そして三か月が経過した。
まだ右手右足は動かないが、ベッドから車いすへ、車椅子からベッドへは、少しの支えで移乗出来るようになった。会話も問題ない。食事も刻み食ではあるが自分で食べられる。尿意や便意も判るようになり車椅子便器も使えるようになった。

とはいうものの、介護4で難聴で目が不自由な86歳では介護と車椅子無では生活できない。練馬の住まいは典型的な日本家屋だからバリアフリーなどとんでもない。で、自宅に近い有料介護老人ホームに入居する事とした。条件は中村橋の自宅から近く、高円寺の妹からも近いところ。
亡くなった母が過ごしたホームへと入居申し込みをする。もちろんOKだが只今満室だという。

「でも、毎月のように空室が出るんですよ。寒くなると一層空室が…。ホームから病院へ入院中の方も三人ほどいらっしゃいますから。ですから、少しお待ちいただければ大丈夫かと。」

早い話がお亡くなりになるご老人が毎月出るという事か…。そして、それを待っていたように空待ちの老人が入居する…ぞっとする話ではないか。でも、それが現実でもある。しょうがないか…。

結局、そのホームからは空きの連絡がなく、退院近しと焦って、別のホームに申し込みをする。大企業の系列会社が経営するホームだから安心感はあるが、お値段は…高い!
審査も終わり、親父との面接も終え、入居が確定したその夜に、例のホームから電話が。

「お待たせしました!空きが出ましたよ!それも二部屋も!」

知るか!(怒)


さて、家内の介護に何の不満もないが、一番の不安は自分が病気になり動けなくなること。自分が動かなくなったら家内の介護は絶望的だ。だから食生活にも気をつけ(てるつもり)、スポーツジムにも通ってメタボ脱却に励んでいる。それでも人間、いつどうなるか明日のことはわからない。

「もし僕が動けなくなったら…伊豆の家の近くのホームに夫婦して入ろうか。そうすりゃ、たまに我が家に帰っても来られるじゃないか」
「伊東市民病院のすぐ下に、みかんの花咲く丘っていう有料老人ホームがあるんだ。部屋も広いし、設備もいいし、見晴しはいいし、病院にも近いし…値段も東京と比べれば断然安いしね」
そう考えていた。

ところが、唖然とするニュースが飛び込んできた。
なんと、その「みかんの花咲く丘」を経営する株式会社伊豆の里が倒産したという。債権者より東京地裁へ会社更生法の適用を申し立てられ、同日保全管理命令を受けたそうだ。負債総額は約20億円という。
保全管財人は、「入居者に迷惑をかけないよう運営はこれまと同じように継続する。安定した経営を続けるためにも新たなスポンサーを募集したい」と話しているというが、さて。

10年後の伊東市は60歳以上が48.5%と概ね二人に一人が中高齢者。70歳以上の高齢者割合は33.6%となり三人に一人は70歳以上の高齢者となる事が予想される。
安心して暮らせる老後社会の未来はあるか。


土曜の夜はブイヤベースね

2008年11月19日 | 定年後の徒然日記
業務報告です。
22日(土曜日)17時より「たつ野」にてブイヤベースパティーを行います。
今回は城ヶ崎2号さんもご参加の由、賑やかにいきましょう!
tsukaさん、ESさん、城ヶ崎2号さん、たけちゃん、ジロー、+飛び入り歓迎!


土曜日は昼から拙宅の南道路際フェンス大改造工事で、たけちゃんと共に肉体労働をいたしますので腹ぺこで伺います。


チンしてチップス

2008年11月16日 | 定年後の徒然日記
かめ姫さんからリコメンドされた「チンしてチップス」、早速楽天で購入した。一番安かったキッチンクレインズのチンしてチップスはスライサー付きで980円。お安い!でも配送料別途で、こちらが600円もしちゃうから送料がもったいないからと他の商品も購入してしまう。たいして必要もないのに…ノセラレタ。


で、このチンしてチップス、早い話がジャガイモをスライスしてチンするだけの道具だからいたってシンプル。製造原価はせいぜい100円の商品だが、発想が良いから売れに売れている。


なにしろビール党もウィスキー党もTV・DVD好きも若者も、老若男女を問わずチップスは必携品であるが、なにせ高カロリーの見本のような食べ物。一袋食べれば400Kカロリーほどの摂取となるから恐ろしい。
そこに目を付けたのが、チンしてチップス。
ジャガイモ1個(中・約100gで70Kカロリーのみ!)でたっぷりチップスを味わえるんだからスグレモノだ。980円の道具です。


中くらいのジャガイモを軽く洗って良く水気を拭き取る。で、スライサーを噛ませるために少し端部をカット。


スライスする。お~~良く切れる!うっかり指をスライスしたら悲劇だ。


スライスしたジャガをチンする道具の差し込みに入れる。こんな具合ね。


ターンテーブルの端に乗せて500Wで8分ほどチン
7分ほどして取り出してみる…う~ん、あと1~2分かなぁ


OKね。取り出して少し乾かす

袋に入れて塩と胡椒を適量ふりかけ、袋をシャカシャカと振る
出来上がり!食す…う~~む…なかなか…でも、少し生っぽいかな?


正直、市販のチップスのほうが…美味~い!
それに、一回に出来るチップスの量、少ないんだよね。何回もチンで面倒くさい。
これもカロリーオーバーを控える為か。
量が足らないから「イカの燻製」を少々。意気地無!


11月11日は介護の日

2008年11月11日 | 定年後の徒然日記
厚生労働省は、“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」を「介護の日」と決めたそうです。「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく親しみやすい語呂合わせとしたとか。

ご存じのように、家内は度重なる大病と脳血管障害により介護を受ける身となりました。病院・リハビリ施設・ケアマネージャー・介護ヘルパー・デーサービス等など、地域の多くの方々の支援を受けています。介護保険制度があるからこそ、ずいぶんと救われてもいます。ブログやガーデニングを通じて励ましをいただける友達も広がりました。この場を借りて心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。

お陰さまで、今は小生が元気ですから、世の中の仕組みの世話になりながらも家内は自宅で安心して静かな生活を送ることができます。しかしながら、もし小生が何らかの要因で体が動かなくなったら…我が家は地獄。

一年前には医者から高脂血症とメタボの警告を受ける羽目に。で、一念発起、食生活を(若干)改め、酒量を大いに改め、スポーツクラブで汗を流し、その結果この一年間で、体重は82キロ⇒74キロ、GOT・28⇒20 GPT・19⇒15 γ‐GPT・57⇒50 LDL・167⇒155 T-G・201⇒139 T‐CHO・258⇒195 血糖値・85⇒84 ジーパン・ワンサイズダウン、と、かなり改善されました。

が…が…が…、もう限界、またもや水戸黄門の時間になると、片手にビール、片手にチップスという最悪の光景が再開されてしまったのです。夜、家内が寝入ると、シングルモルトの瓶が手元に置かれてしまいます。誰が置くのか不明です。きっと悪魔の仕業です。空になったモルトの瓶を眺めて早三日。ついに楽天で河内屋にマッカラム・グレンリベット、グレンフィデックの定番を注文。悪魔の仕業です。

反省しています。猛反省しています。明日はビールはともかく(これがいけない)チップスの類はゼ~ッタイ×です。


さて、伊豆高原定住者の老齢化も急速に広がっています。伊東市役所のHPで老齢に関する市の統計データを調べてみました。その結果、



この表は、ジローが市のデータを単純にスライドさせて作った表ですが、平成17年度の60歳以上の中高齢者割合は37%、10年後の平成27年度には48.5%と概ね二人に一人が中高齢者。また、70歳以上の高齢者割合は現在19%ですが、10年後には33.6%となり三人に一人は70歳以上の高齢者となる事が予想されます。
そうなると…伊豆高原の光景は…いいですか、二人に一人は中高齢者、三人に一人が後期ナントカになっちゃうんです。

で、10年後の心配のタネを並べてみました。
これから伊豆高原に定住を目論む方は、その辺もしっかりと対策を練っておいてください。ま、どこに住もうが事情は変わらないでしょうが。

老人の車の運転で悲惨な事故が増える
病院は益々大混雑で診察待ち5時間は常識に
買い物に行けず宅配食事が増える
何でもかんでも買物はインターネットで宅配に
老犬老猫、リスは益々勢いづく
スポーツクラブは高齢者ばかり
スーパーの売れ筋は高齢者向けのみ
高齢者の反感を買うと選挙で勝てない
老老介護の住人が増える
認認介護の住人も目につく
高齢者を標的の犯罪が増える
ガーデニング、とりわけバラ栽培は不可能に

今から、伊豆高原定住組と定住予定組のネットワークを広げなくてはいけません。
幸い、我々の年代にはインターネットという誠に便利なツールがあります。
お互いの安心と健康と楽しみと安全のために、ネットワークを広げましょう!

高円寺あずま通りグルメ どんぶり&定食 どん

2008年11月04日 | 定年後の徒然日記
突然ですが、昨晩というか本日未明12:15の真夜中ですが、テレ朝「青木さやかの美しき青木ド・ナウ」で高円寺あずま通りグルメの放映があり、なんと妹が経営する定食屋が紹介されちゃったんです。
前もって妹からTVに出るよ~とのアナウンスがあったもんだから、ジロー家は総員眠い目をこすりながらカメラを構えてTVの前で待機していたのであります。もちろんジロー猫も待機しております。カミサンなどは毎晩床入り20時ですが、24時になった途端パッチリ目を覚まし起き上がってきたのです。


出た~!青木さやかの登場です!日頃は興味なしのお笑い系タレントですが、今夜ばかりは神々しく見えちゃいます。なんたって我が妹のお店を取材しちゃうのですから、これはもう神様仏様です。


さっそく高円寺あずま通り商店街のオモシロ店の紹介が始まります。次々とオモシロイお店とオーナーが登場します。

お~い、まだか~?
ねえ、まだ映らないの?
ニャ~~~?
一族郎党まだかまだかの大合唱です。


で、出たーーーーー!映ったぁぁぁぁぁ!ついに妹の店が…
お店の前に陣取る女占い師さんも登場です。(なんで占い師が?)

お、おおおーーーーー!オーナー登場!

もう涙無しでは見られません。
バンザァ~イ!猫も万歳三唱です。

定食メニューの紹介です。ね、ね、おいしそうでしょ!なんたって安い!



棚には漫画がズラリ、この店、独身漫画愛好家の常連さんが多いんです。ただもうヒタスラにマンガに没頭し、そのついでに気がついたように箸を運ぶのです。


ん?んん?もう…終わり?うそだろ?だって…まだ1分も経ってないのに…もう違うお店が…。

でもまぁ、良かった良かった。なにしろTVの威力ってすごいからね。でも、こんな深夜に高円寺あずま通り商店街のCM的放送を見てる人いるかねえ。
伊豆高原からでは高円寺は遠いけど、皆さん、中央線に乗ってお腹がすいたら、高円寺で下車して徒歩3分「あずま通り商店街のどん」へ直行してくださいね。
なにせ、安い!美味い!早い!の三拍子なんですからね。

兄からの応援CMでスミマセン。

陽炎の辻・居眠り磐音 江戸双紙

2008年10月20日 | 定年後の徒然日記
TVは好きではない家内だが、NHKの篤姫と木曜時代劇「陽炎の辻」だけは楽しみにしている。とりわけ山本耕史の磐音の大フアン。甘いマスクにシャイだけど、剣を使わせたら滅法強い。吉原の花魁となったかつての恋人への思いを抱きながら、長屋暮らしの人情に囲まれる巌音。そんな巌音が可愛くてしょうがないらしい。

「陽炎の辻」の主題歌の「愛をとめないで」も心に残る美しい曲だ。透き通るような声、奥行きの深い声量。この美しい歌姫は誰?と思って調べたら、若手ミュージカルシンガーナンバーワンの新妻聖子さんというアーチストだそうだ。さっそく「愛をとめないで」をダウンロード。う~ん…いい歌だ。

で、歌詞を聞き取ったのだが、一か所だけ、どうにも判らない言葉がある。
「 」の部分をどなたか教えていただけませんか。

愛をとめないで~Always Loving You~

作詞:岩里祐穂  作曲:佐藤直紀 歌:新妻聖子

  もう一度その手で
  私を抱きしめてくれますか
  めぐり逢えたなら
 
  燃え尽きる星が
  欠けてゆく月が
  願い宿しながら
  それでも輝いていた
 
  愛をとめないで
  失っても嘆かないで
 
  離れてこそ そばにいる
  Always Loving You

 
 名前ももたずに
 心に生まれた愛だけが
 せつなさの[ ]に
 
 実ることもなく
 終わることもなく
 あなたへの思いは
 永遠に続くでしょう

 愛をとめないで
 会えなくても逸れないで
 離れてこそ そばにいる
 Always Loving You

 いま時を超えて
 限りのないこの思いは
 届けるため生きていく
 Always Loving You

快気祝

2008年10月15日 | 定年後の徒然日記
ジローのお尻のデキモノ手術も無事快癒。あの黄色いエリマキトカゲも外れて元気回復、いつもの不良老年猫に戻った。黄色いエリマキをつけて町内を歩いていた時には、さんざ仲間の猫からバカにされ、あげく、ご近所さんのヒンシュクも買ったジローだが、そんなことはケロッと忘れてエラソウにしている。

ジローの隠れフアンから快気祝をいただいた。元気が出るようにとのお気持ちからだろうが、いただいた品は「ネズミの猫じゃらし」

ン?カイキイワイ?オオトロノキリミデモオクッテクレタカイ?オレノコトヲシンパイシテクレル、ヤサシイジョセイモイルンダヨ。ナ、ワカッタロ。ソコイクトナンダナ、カイヌシダッテーノニ、イシャトグルニナッテ、オレヲオサエツケテ、イタイオモイヲサシタオマエナンゾ、ヘミタイナモンダナ。


ドレドレ…ナ、ナンダコレ?ネズミノオモチャカ?バ、バカニシテェ…コネコジャネーッテンダ




ン?ダケド、キニナルナァ…チョイチョイ…オリャ?ニゲルンジャネーヨ、バシッ!



クッソー、オモワズホンノウガ…シカシナンダナ、コノヤローケッコウスバシコイジャネーカ



ガブ~ ドウダ!


オオ~マタニゲヤガッタ


ナ、ナンダ、コノネズコウ、ジャンプシヤガルノカ


バシバシバシ!レンゾクパンチダ~


ナンダカ、ヤセイノチガサワイジャッテ。ドウダ、コノミノコナシハ。


リョウテデ、バシ~


ドウダ、マイッタカ。フン、クチホドニモネー。
ネコダッテ、バカニスンジャネーゾ。ライオンダッテ、ピューマダッテ、チータダッテ、ネコカナンダカラナ。


ツカレタ~、モーダメ…トシダネェ

クッソ~、オモチャノネズミニ、オドラサレチャッタヨ、ッタク…。


ゴミ有料化

2008年10月11日 | 定年後の徒然日記
10月1日から家庭ゴミの有料化が始まった。

目的は

・可燃ごみの分別、減量、資源化を進める
・老朽化したごみ処理施設の延命化を図る
・ごみ排出量に応じた受益者負担の公平化を図る

ということだそうだ。ゴミ問題は日本全国どの自治体においても頭の痛い難題である。

市に収めるゴミ処理費用負担として「燃えるゴミ」を入れる袋がスーパーで販売されている。新しいゴミ袋はブルー。
従来の市指定ゴミ袋は45?で1枚10円~15円程度だったが、有料化後の指定ゴミ袋は45?で1枚30円、10枚入りで300円だ。
家庭から出る「燃えるゴミ」は、すべてブルーの市指定ゴミ袋にいれて出さないと回収されないという仕組みだ。
ただし従来の伊東市指定ゴミ袋は11月30日まで使えるから、事実上は12月1日からの有料化といえる。(左が従来の袋、右が有料化後の袋)



ゴミを燃やすのに一番多くのエネルギーを必要とする家庭ゴミは「生ゴミ」だそうだ。水分の塊りを燃やすのに多くのエネルギーを要するのは素人でも理解できる。
で、市は生ゴミを家庭内で肥料などに再活用することを推奨している。市民が生ゴミ処理器を購入する場合は補助金が出る。

コンポスト容器
購入金額の2分の1、限度額1台につき4000円、1世帯2台まで

電動式生ごみ処理機
購入金額の2分の1、限度額1台につき30000円、1世帯1台まで

拙宅ではナショナル(パナソニック)の電動生ゴミ処理機をカインズで購入、大型タイプで7万円ほどした。


もちろん、補助金申請で3万円を市からいただいたから、差し引き4万円の出費である。だが、この生ゴミ処理器の購入は正解であった。以来、我が家では生ゴミを袋に入れることは無い。

①燃えるゴミ袋の中身は紙とプラスチック類のみだから、軽くて清潔。
②紙とプラスチックは足でギューギュー押し込めば相当の量を袋に入れられる。
③プラスチックや紙はハサミで小さく裁断して袋に入れると袋に詰められる量が倍増する。
④ゴミ出しは三日~四日に一度で十分
⑤ゴミ袋から異臭がしない。ゴキブリも来ない。
⑥生ゴミ処理器からも臭いは出ない。(拙宅ではデッキに設置してある)
⑦一週間に一回はバラの肥料が出来上がる。



これ、絶対オススメ商品です。(パナソニックには何の義理もありませんが)

ところで、ゴミの有料化に伴い、伊豆高原の自治会(親和会)ではゴミ置き場の美化運動が始まった。
焦点は「ゴミ置き場」の清掃とゴミの出し方マナーの徹底運動の推進手段だ。
なにしろ別荘としての住まいが殆ど。別荘利用の人は、たまに来る別荘だからゴミのことなど考えたくない。うるさいこと言われずに何時でもゴミが捨てられるからこそ、高い町内会費(月1300円)を払っているのじゃないか、と考えるのも無理はない。ジローも別荘時代はそうだった。自治会(親和会)では、市役所のゴミ回収だけではなく民間のゴミ回収業者と契約して毎日のように燃えるゴミ回収がされている。だから快適な別荘生活も可能なのである。

ところが、ゴミ置き場は荒れていく。とりわけ、桜並木沿いに設置されているゴミ置き場は最悪だ。親和会会員だけではなく、観光旅行の人も、他の団地の人も、幹線道路利用者も、ゴミ置き場にポイ捨てしていくからゴミの山。桜の季節やGWなどのゴミ置き場は悲惨だ。

で、とりあえず、定住組みだけでもいいからゴミ置き場の清掃と美化運動を始めようと、ブロック毎に検討会の招集がかかった。拙宅のブロックに定住する人が一堂に会したが、ざっと二十人におよんだ。互いに顔と名前が一致しない。まずは自己紹介から始まる町内会は珍しい。

定住者の年代はお見かけする所65歳以上、70歳以上とお見受けする方も多い。で、議題の中心は「ゴミ置き場の清掃を当番制にするかボランテイア制にするか」である。カンカンガクガク議論伯仲。とりわけ、高年齢の十人の発言が目立った。ご高齢の故か、発言が始まると長いのなんのって…。発言趣旨に至るまで延々と話が遠回りするのである。年をとるとはそういく事か…。そういえばジローの話も最近回りくどくなってきた気がする。で、集会三十分の予定が二時間に。班長さんも大変だ。(いずれ拙宅にもお鉢が回ってくるだろうが)

ジローの厄日

2008年10月01日 | 定年後の徒然日記
どうも最近変だよなぁ。
フードもあまり食べないし…
そっか、オマエも中高年だし腹も出てるから気にしてるんだよな。ま、判るけどね。



あのな、食い過ぎなんだよ。腹八分っていうだろ、
食い放題で運動しない、それじゃぁオマエさん、腹が出るのは仕方がないわさ。
俺だって家で飲むビールは淡麗だし、スナック菓子は買わないし、スポーツクラブで汗かいてるし。

だけどオマエ、このところ少しよそよそしいんじゃないかい?
チョロチョロってお義理みたいにフードを舐めると、すぐに二階に上がっちゃうじゃないか。
で、客用ベッドにドタ~って寝そべってひたすら寝る!ネル!寝るうううううううう!
ジロチャ~ン!なんて声かけても返事無しね。
で、ときたま、ニャァァァァァァァァ~~~~なんて、まるっきし元気ない萎れた声で何かを訴えるんだよね。
お腹へったの?だけどお皿にまだフードいっぱいのっかってるじゃん。

ニャアァァァァァ~~~ァァァ~~~
あのね、なにが言いたいの?もっとはっきり言ってくれなくちゃ判らないじゃん。

ニャアァァァァァ~~~~~


なんかこのところジローの様子がおかしいんだよね。
まるで元気なし。まるで食欲なし。
もの哀しげにニャアァァァ~~と…

猫好きのヘルパーさんが来たので、ジローの症状を話すと…
「あの…ジロちゃんのお尻、なんか変ですよ。血がついているし…なんか膨れちゃってるし…すっごく痛そう…」
家内「ジロー…変な人に虐められちゃったみたい…カワイソウ…心配…」

えっ?エェェェ~~~~~???
誰かに虐められたって?んな事は…あ・り・え・る…よな。
すぐに医者に連れていかなくちゃ!!!!!!!!!


センセイ、大変なんです、うちのジロチャン、お尻が…腫れて…血まで出ちゃって…誰か悪いのに襲われたんじゃ…

ジローの主治医
「どれどれ?あっ、これね…」
やっぱ悪いのに襲われちゃったとか?

「いえ、これって年取った猫によくある症状なんですよ」
年取った猫???

「そっ、猫は肛門の脇に分泌物出す穴があるんですよね」
ぶ、分泌物??

「えぇ、分泌物ね、でも、年取ると分泌物が外に出ないで溜まっちゃって、そこに細菌が入ったりすると膿んで腫れちゃうんですよね。これ、まさしく、老猫性の腫れもので…。年老いた猫によく出るんですよ、年老いた…」
センセイ、年老いたってとこ、何度も強調しないでくださいよ
で、これって、人間でいう肛門周囲炎と同じなんですかねぇ

「肛門周囲炎?あっ、そうね、似たようなもんね」
肛門周囲炎って…そういえば私も何回か…

「年老いた猫に特徴的なんですよね、年老いた…」
その年老いたっての、やめてくれませんかねぇ…なんか身につまされて

「切開して膿をだしましょうね、じゃ、押さえておいてくださいね」
せ、切開ですかああああ?


ごめんね、ジロー、ちょっと我慢ね
「じゃ、ね…プチーーーーーー」

ギャ、ギャ、ギャ、ギャァァァァァァァァァ~~~~~


我慢だよ、ジロー、我慢だよ、
ギャ、ギャギャギャァァァァ~~~

「はい、終わりましたよ、ね、これが分泌物、溜まってましたねえ」
…・

「じゃ、消毒しますね、ちょっとシミルカモ…」
ギャギャァァァァ~~~

「もう終わり、もう終ね、よく頑張ったね」
ふぅぅぅ…良かったねジロー、もう終わったかんね。

「あ、抗生物質の注射もしとかないと。ブチュゥゥゥ」
ギャ、ギャァァァァ~~~~

「今度こそおわりね…、抗生物質の軟膏も傷口に塗っておいたけど、舐めると効果ないからお面をかぶりましょうね」



黄色いお面をつけられて…ふふ…いや、可笑しくないよ、ゴメン…



オマエ、ワラッタナ、オレノスガタミテ、ワラッタロ

笑ってなんかないよお…ゴメン…でも…ふふ

クソ~~~

センセイ、この黄色いお面、前に目の上の腫瘍を手術したときのお面とおんなじ色ですよね、

「あ、そうでしたかねぇ…三日ほどは表に出さないでお面は付けといてね」



オマエナ、ウラギッタナ、バッサリセッカイシヤガッテ、アンナイタイオモイシタノ、ハジメテダゼ。ソリャモウ、イタイノイタクナイノッテ。オマケニ、コンナ、ミットモナイオメンヲカブラサレテ…コレジャ、ハズカシクッテ、オモテニデラレナイジャナイカ。ミンナニバカニサレルンダ。モウ、グレテヤル…クソ~~~~。

今日は一日中口をきいてくれなかった。でも、腫れが引いて痛みもなくなったようで食欲出てきたし、カミサンのお腹をモミモミするし、もうカミサンのベッドでぐっすり眠り込んでるし。


みっともない寝姿だねえ、年取ると、色気もなんもないねえ。


でも、わたしのところには寄り付かないんだよね。きっと、裏切り者と思ってるんだろな。いつの日か、きっと、判ってくれるよ。な、ジロチャン。