Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

Good FridayはなぜGood?

2018-03-30 | 日記
3月30日(金)はキリスト教圏ではGood Fridayという祝日です。だからイギリスもアメリカもお休み。
Good Fridayというのは、イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日なのです。キリストは3日後の日曜日に復活したので、この日曜日は復活祭・イースターと呼ばれるキリスト教の大切な祝日です。イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」ですから、今年は4月1日です。
イギリスで暮らしていた時は、私はクリスチャンではないけれど、イースターは身近に感じました。
友人同士がイースターカードを交わしたり、イースターのチョコレートをプレゼントしたり、何しろ金曜日(Good Friday)と翌月曜日(Easter Monday)が休みになる4連休でしたから、イースターの前後ではイースターホリデーは何をするか、何をしたかというのが友人との話題に必ず上がってくるものでした。スーパーにも卵の形のカラフルな大小のイースターエッグチョコレートが売られていました。日本でも最近イースターの飾りつけを時々みます。ハロウィンについで、日本にも定着していくのでしょうか?

さて、私の疑問はイエス・キリストが処刑された日なのに、なぜGood Fridayと呼ぶのかということです。むしろBad Friday??
こういうことは、英語のWikipediaを見てみたほうがいいのではないかと思いまして、Good Fridayを調べてみると、Etymology(語源)の説明にでていました。

A common folk etymology incorrectly claims "Good Friday" is a corruption of "God Friday". The term in fact comes from the now obsolete sense "pious, holy" of the word good.The Oxford English Dictionary also gives other examples with the sense "of a day or season observed as holy by the church" as an archaic sense of good (good, adj. 8c) as in good tide meaning "Christmas" or "Shrove Tuesday", and Good Wednesday meaning the Wednesday in Holy Week.
 
(簡訳 by bridget;だいたいこんな意味)
民間語源説では、Good FridayをGod Fridayが訛ったものと、誤って説明している。実際には、goodという言葉のもっている意味の中で、今では廃れて使われなくなった「敬虔な、神聖なる」という意味から来ている。Oxford English Dictionaryは、goodという語の古い意味で、教会により神聖とみなされた日または季節という意味の例をあげている。good tide というのはクリスマスまたは Shrove Tuesdayのことであり、Good Wednesdayというのは聖なる週の水曜日のことである。 

おっと、Good WednesdayとかHoly Week という聞きなれない言葉もでてきてしまいましたので、これはまた別途。

つまり、Good Fridayは Goodの持つ古い意味の「神聖な」という意味から来ている「聖なる金曜日」という意味でした。日本語では聖金曜日と訳されていて正しいですね。





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