Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

幼虫時代

2011-10-03 | カフェ
さわやかな秋晴れの日が続いています。外にでると、どこからか、ふんわり金木犀の香りが漂ってきます。
金木犀の香り大好きです。イギリスにいた時、10月に日本に一時帰国すると金木犀の香りがして、日本に帰ってきたなぁと感じたものです。

    

すすきの穂が青空にまぶしい。

子供の頃から家にあって、読んでなかった「伊豆の踊子」を読み始めました。

伊豆の踊子のほかに何篇か収録されています。伊豆の踊子って30ページぐらいの短編なんですね。知らなかったなぁ。
ここで読むのは、格別です。ちょっと離れているけれどご当地ですからね。

川端康成についても、幼少時に父母、姉、祖母を亡くしていたことも知らなかったし、祖父の臨終間際のことを書いた「16歳の日記」もとても16歳が書いたものとは思えないほど。本を読む時間があるなんて、みなさん心配しちゃいますね。合間にね。
今、落ち着いて本を読むと、学生時代に感想文のために読まなければならなかったのとは違って、文の美しさを感じます。

そうそう、自然の色の美しさ。  

緑の部分が保護色になっていました。調べてみたら、キアゲハの幼虫。脱皮を繰り返して5齢という姿のようです。このあと、さなぎになるのね。蝶は優雅に飛びますが、その前にはこんな青虫時代やさなぎ時代があるんですものね。
Cafe Bridgeはまだ生まれたばかりだから、このあと脱皮を繰り返して(?)優雅に飛ぶ蝶に変身できるかな。

今日は、土曜日の午後だけ開店しているというパン屋さんが、先日おいでくださったMさんのご紹介で来てくださいました。
ご夫婦で公務員からの転身で、早期退職でこちらに移られたそう。半日だけの開店でも仕込みに2日かかるから3日仕事しているようなものですとおっしゃっていて、ウチと似てるなと思いました。土曜日の午後は、こちらはお店をやっているから、パン、食べられないなぁ。いつか食べてみたいです。