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ソメイヨシノ・1~開花2014

 3月25日に東京の「ソメイヨシノ(染井吉野)」の標本木が開花したが、我が家のソメイヨシノは3日遅れて昨日開花した。この樹は13年前に家を新築転居した時に幼木を植えたものだが、今では幹の直径は20センチほどになり、高さも4メートル以上になっている。狭い庭なので、公園の樹などのようにのびのびとさせるわけにいかず、毎年、冬場に剪定して大きくならないようにしているが、素人の剪定なので樹形は不恰好極まりない。しかし花が咲けばパッと明るくなる。この1週間の楽しみだけのために、葉が茂ると毛虫対策を行い、晩秋には落ち葉掃除が待っている。ソメイヨシノはバラ科サクラ属の落葉高木。


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キズイセン・1~大栗川遊歩道

 大栗川の遊歩道脇に咲いている「キズイセン(黄水仙)」。ヒガンバナ科スイセン属の多年草でヨーロッパ原産。日本には江戸時代後期に渡来した。ラッパスイセンの副花冠は長いがキズイセンのものは短いカップ状。香りが強いことから「ニオイズイセン(匂い水仙)」とも呼ばれている。
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散歩道・13~蓑虫

 最近、“ミノムシ(蓑虫)” の姿を見ないと思っていたところ、偶然、アンズの枝にぶら下がっていたのを見つけた。ミノムシはミノガ科の蛾の幼虫で、小さな枝や葉の小片を口から出す粘液で筒状の巣にして、この中で羽化の準備をしていく。
 代表的なミノムシであるオオミノガは害虫であるために、以前は駆除の対象になっていたが、近年は “オオミノガヤドリバエ” という外来の昆虫に寄生され生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されている。子供の頃には、どこでも見られたミノムシにも危機が訪れている。
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フサザクラ・1~開花

 小山内裏公園の外周で見られる「フサザクラ(房桜)」。 “桜” の名を持つが、ソメイヨシノなどの桜とは無関係で、フサザクラ科フサザクラ属の落葉高木。日本では1科1属1種で、世界でも3種しか存在しないようだ。花は両性花で萼片や花弁は無い。赤く見えるのは多数の雄蕊で、雌蕊はその根元にある。果実も出来るので、次はその様子も忘れずに確認しよう。
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アンズ・1~春

 去年、大ヒットしたNHK連続テレビ小説 『あまちゃん』 が終わった時に、その人気ゆえの喪失感で “あまロス症候群” なる言葉が生まれた。そのあとを引き継ぐドラマがどうなるか心配されたが、次の 『ごちそうさん』 も引き続き人気が高く、今度は “ごちロス症候群” が生まれるのではないかとも言われている。
 主演の杏(あん)さんは、 『妖怪人間ベム』 の時のベラ役で知ったが、その後 『ぐるぐるナインティナイン』 の “ゴチになりますコーナー” のレギュラーメンバーにも選ばれ、ずいぶん笑わせてもらった。今年は24時間テレビの司会をされることが決まったようで、ますますの活躍を期待している。
 写真は松木地区の駐車場脇で見つけた「アンズ(杏)」。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で、開花すると萼片が反り返るので見分け易い。アンズの種を粉末にしたものが、漢方薬の “杏仁(きょうにん)” で、中華料理のデザートに出てくる杏仁豆腐(あんにんどうふ)は、元々は喘息などに効く薬膳料理だったようだ。
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