goo

スダジイ・2~真実の口

 オードリー・ヘップバーン演じる王女アンと、グレゴリー・ペック演じる新聞記者ジョーとの一夜のデートで、 “真実の口” に入れたジョーの手が抜けなくなりアンがあわてて引っ張るシーン。 『ローマの休日』 は、今から60年以上も前の映画だが、何度見ても新鮮で楽しい。私がこの映画を見たのは、もちろん封切りから何年もあとのTVロードショーだったと思うが、その後、オードリー・ヘップバーン主演の、『ティファニーで朝食を』 『シャレード』 『マイ・フェア・レディ』 『暗くなるまで待って』 など立て続けにビデオを借りて見た記憶がある。
 さて写真は昨日の記事と同じ「スダジイ(すだ椎)」の樹皮。こちらはかなり苦しいが “真実の口” でどうだろう。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

ミツバウツギ・1~果実

 “冬うつ” という病気がある。これは季節性情動障害(Seasonal Affective Disorder=SAD)の一種で、冬になると、倦怠感や気分の落ち込み、食欲不振もしくは過食などが起こり、春になると治まるという。この冬うつの原因は不明だが、日照時間が短くなり、光の刺激が少なくなることで、体内時計のリズムが狂ったり、脳の活動が低下すると考えられている。
 治療法は日光浴が有効で、やはり寒くても晴れた日は外に出て動き回り “うつ” の気を吹き飛ばすことが一番の予防法のようだ。
 私は植物観察やランニングを趣味にしているお陰で、たぶん大丈夫だと思うが、やはり寒い冬は苦手で、気分が滅入ることがあるとすれば、それは夏よりは冬だ。
 写真は「ミツバウツギ(三つ葉空木)」の果実。横幅は2.5~3センチほどで、昔のもんぺまたは折り紙の奴さんの袴の形。中に1~2個の種子が入っている。ウツギのように純白の花を5月に咲かせるが、ウツギとは違うミツバウツギ科ミツバウツギ属の落葉低木。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )