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ヒヤシンス

 キジカクシ科(←ユリ科)ヒヤシンス属の「ヒヤシンス(風信子)」。地中海沿岸原産で、日本には江戸時代末期に入ってきて、 “ひやしんす” の音に、 “飛信子” や “風信子” の字を当てた。 “フウシンシ(風信子)” とそのまま読むこともあるようだ。
 ヒヤシンス(Hyacinthus)の名は、ギリシャ神話に出てくる美少年、ヒアキントスから来ており、彼が太陽神アポロンから愛されていたことに嫉妬した西風の神ゼピュロスが、ヒアキントスが投げた円盤を、風を起こして方向を変えさせ、それがヒアキントスの額に直撃して命を落としてしまった。その時に流れた大量の血の跡から1本の花が咲き、それがヒヤシンスだと言われている。

『風信子』作詞・作曲:谷村新司 編曲:小島久政
歌:松浦亜弥 平成16年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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ヒメリュウキンカ・1~萼片

 キンポウゲ科フィカリア属(←キンポウゲ属)の「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」。いつもは艶のある花を上から撮っているが、今回は下から萼片の様子を確認してみた。この3枚の萼片はヒメリュウキンカの特徴で、リュウキンカには見られず、開花後しばらくすると落下する。なおリュウキンカはリュウキンカ属に分類されており、ヒメリュウキンカとは属が異なる。
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