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スダジイ・1~タマちゃん

 今から14年前、多摩川の丸子橋付近に出現したアゴヒゲアザラシ。その愛くるしさから “タマちゃん” の名を付けられ人気者になった。 “タマちゃん” は、その年の新語・流行語大賞にもなり、隣の鶴見川に現れた時には、横浜市西区の住民票を与えられ、名前は “西 玉夫(にし たまお)” とも名付けられた。
 “タマちゃん事件” をきっかけに、宮城県本吉郡歌津町の “ウタちゃん”、 鴨川シーワールド付近の “カモちゃん” など全国各地で現れるたびに、騒ぎになったのはご記憶されているだろう。タマちゃんが最後に確認されたのは、今から10年前の平成16年4月だが、その後、どこに行ったのだろうと思っていたら、こんなところにいた。
 写真は「スダジイ(すだ椎)」の樹皮。そこに “タマちゃん” の顔が見えるだろうか。スダジイはブナ科シイ属の常緑高木。
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コセリバオウレン・1~早春

 東京薬科大・自然観察路の「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」。先々週までは雪に埋もれていたが、先週末の土曜日に訪れてみると、数株の花が見られた。コセリバオウレンは、キンポウゲ科オウレン属の多年草で、セリバオウレンよりも一回り小さく、少し早めに開花する。葉は3回3出複葉で、2回3出複葉のセリバオウレンと区別できる。ここでは毎年、ユキワリイチゲ、キクザキイチゲ、ミスミソウなどが見られるが、この日は雪が漸く融けたばかりで、まだその姿は見られなかった。
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