安全保障で言えば報道局の重要性言及は間違いではない。
軍事侵攻を行う場合、まず相手国のどの機関や建物を抑えるべきか?
議事堂? 軍事施設? 病院? 答えはノー。
最初に抑えるのは報道機関である。
民主主義でも独裁でも、不思議なことに大衆の同意が無ければ政治体制を維持できない。
大衆の同意は、我々個々人がその方向の意志を決めているように見えて、実はそうではない。
リップマンは著書「世論」の中で、メディアによる情報は、制限された字数や時間の中でしか伝えられない不完全な情報である、とした。そしてその不完全な情報によって形成されるのが世論である、ともした。
メディアは真実を伝える責任があるが、「全ての情報を伝えるには字数制限があって全てを伝えられないので」「全ての情報を伝えるには原稿を読む時間がなく、全てを伝えられないので」どの情報を欠落させるのかという選択権がある。
よって、メディアは不完全性を制御することによって、世論を恣意的に形成することができる。
そうして世論は形成される。人間社会と言うものはこういうものだ。
逆に言えばメディアを相手国側が軍事侵攻にしろ、平時での相手国の浸透にしろ、そこを抑えてしまえば、その国の世論潮流を誘導することができる。
「相手国を倒す」「相手国を言いなりにする」と言った、敵対国への攻略を最終的ゴール地点とした場合、その一番強力な足場で、一番ゴール地点の獲得を近くするものはメディアの掌握なのだ。
従い、各TV局はそれに対して警戒をすべきであり、ロシアが仮に日本を攻め落とすならば、メディア各機関はその対象となるだろう。
この意味で立花党首の意見は間違っていない。
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「報ステ」放送事故!NHK党・立花氏が党首討論で途中退席 大越キャスター「その発言は認められません」
6/16(木) 22:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/03983983663d6e5e33219571324a4a01518e0e06
16日に放送されたテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜午後9・54)生放送で、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向けた党首討論が行われたが、NHK党の立花孝志党首が不規則発言で“途中退席”となるハプニングがあった。
9党首が出席しての討論。ロシアのウクライナ侵攻を受けて「国民の安全をどう守る?」というテーマが提示され、自民党の岸田文雄首相から順に見解を述べた。大越健介キャスターからNHK党が指名されると、テロップには「NHKをぶっ壊す」の文字が。スタジオとは別室からリモートで出演した立花氏は「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です」などと持論を展開。続けて、討論の前に番組プロデューサーから「テーマを逸脱する発言があった場合はしかるべく対応を取る場合もある」という手紙を受け取ったことを明かすと、大越キャスターから「立花さん、今の発言は討論のテーマに沿ったものとは認められません」と注意を受けた。
立花氏はそれでも話を続け、番組プロデューサーとの電話で“テーマを逸脱する発言をした場合はスタジオから追い出される”と言われたと発言。「追い出される前に自ら…」とYouTubeでの“続き”を予告すると、大越キャスターが「発言を止めていただきましょう。申し訳ありません。その発言は認められませんので、打ち切らせていただきます」と話し、立花氏から画面が切り替わった。その後、立花氏の姿は画面から消え、9党首のワイプ画面でも無人の椅子が映し出されていた。
立花氏はその後、自身のYouTubeチャンネルで「テレビ朝日からの圧力」と題して生配信を行い、テレビ朝日から帰る車内で持論を語った。
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N党・立花孝志氏「報ステ」“一発退場”の一部始終…“放送事故”起こした発言には賛否両論が
6/17(金) 10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/41abc241412a8dbb150b4b2e46dcfcb6f87b669d
<言論の自由を守るとルール無視は違う><NHKよりも先にテレ朝をぶっ壊してどうするのか>──。16日夜に放送されたテレビ朝日「報道ステーション」の“放送事故”をめぐり、ネット上で賛否両論が飛び交う事態となっている。
同番組ではこの日、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向けた党首討論が行われ、自民党総裁の岸田文雄首相ら9党首が出席。“放送事故”が起きたのは「国民の安全をどう守る?」とのテーマが提示された時だった。
大越健介キャスターから指名され、リモートで出演したNHK党の立花孝志党首が突然、「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です」などと持論を展開し始め、さらに番組プロデューサーから「テーマを逸脱する発言があった場合はしかるべく対応を取る場合もある」との手紙を受け取ったことを明かしたのだ。この発言に対し、大越キャスターが「今の発言は討論のテーマに沿ったものとは認められません」と再三、注意し、直後に立花党首はあえなく“一発退場”となった。
立花氏の発言にネット上は賛否両論
ネット上では放送直後から、立花党首の発言に対する賛否の投稿が相次ぎ、<国会議員の討論会なのに、事前に発言内容にくぎを刺すとは…><いや、討論会とはいえ、ルールがある。好き勝手に話していいわけがないだろう><立花党首の逸脱した発言は論外だが、『テレビは核兵器に勝る武器』『テレビは国民を洗脳する装置』というのは含蓄がある>などと論争になった。
第二次安倍政権以降、国会でも野党議員の質問と関係ないことをグダグダと答弁する閣僚や官僚の姿が当たり前の光景になったが、衆参両予算委員長も報ステの大越キャスターのように毅然とした態度で閣僚らをビシッと叱ってほしいものだ。
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軍事侵攻を行う場合、まず相手国のどの機関や建物を抑えるべきか?
議事堂? 軍事施設? 病院? 答えはノー。
最初に抑えるのは報道機関である。
民主主義でも独裁でも、不思議なことに大衆の同意が無ければ政治体制を維持できない。
大衆の同意は、我々個々人がその方向の意志を決めているように見えて、実はそうではない。
リップマンは著書「世論」の中で、メディアによる情報は、制限された字数や時間の中でしか伝えられない不完全な情報である、とした。そしてその不完全な情報によって形成されるのが世論である、ともした。
メディアは真実を伝える責任があるが、「全ての情報を伝えるには字数制限があって全てを伝えられないので」「全ての情報を伝えるには原稿を読む時間がなく、全てを伝えられないので」どの情報を欠落させるのかという選択権がある。
よって、メディアは不完全性を制御することによって、世論を恣意的に形成することができる。
そうして世論は形成される。人間社会と言うものはこういうものだ。
逆に言えばメディアを相手国側が軍事侵攻にしろ、平時での相手国の浸透にしろ、そこを抑えてしまえば、その国の世論潮流を誘導することができる。
「相手国を倒す」「相手国を言いなりにする」と言った、敵対国への攻略を最終的ゴール地点とした場合、その一番強力な足場で、一番ゴール地点の獲得を近くするものはメディアの掌握なのだ。
従い、各TV局はそれに対して警戒をすべきであり、ロシアが仮に日本を攻め落とすならば、メディア各機関はその対象となるだろう。
この意味で立花党首の意見は間違っていない。
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「報ステ」放送事故!NHK党・立花氏が党首討論で途中退席 大越キャスター「その発言は認められません」
6/16(木) 22:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/03983983663d6e5e33219571324a4a01518e0e06
16日に放送されたテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜午後9・54)生放送で、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向けた党首討論が行われたが、NHK党の立花孝志党首が不規則発言で“途中退席”となるハプニングがあった。
9党首が出席しての討論。ロシアのウクライナ侵攻を受けて「国民の安全をどう守る?」というテーマが提示され、自民党の岸田文雄首相から順に見解を述べた。大越健介キャスターからNHK党が指名されると、テロップには「NHKをぶっ壊す」の文字が。スタジオとは別室からリモートで出演した立花氏は「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です」などと持論を展開。続けて、討論の前に番組プロデューサーから「テーマを逸脱する発言があった場合はしかるべく対応を取る場合もある」という手紙を受け取ったことを明かすと、大越キャスターから「立花さん、今の発言は討論のテーマに沿ったものとは認められません」と注意を受けた。
立花氏はそれでも話を続け、番組プロデューサーとの電話で“テーマを逸脱する発言をした場合はスタジオから追い出される”と言われたと発言。「追い出される前に自ら…」とYouTubeでの“続き”を予告すると、大越キャスターが「発言を止めていただきましょう。申し訳ありません。その発言は認められませんので、打ち切らせていただきます」と話し、立花氏から画面が切り替わった。その後、立花氏の姿は画面から消え、9党首のワイプ画面でも無人の椅子が映し出されていた。
立花氏はその後、自身のYouTubeチャンネルで「テレビ朝日からの圧力」と題して生配信を行い、テレビ朝日から帰る車内で持論を語った。
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N党・立花孝志氏「報ステ」“一発退場”の一部始終…“放送事故”起こした発言には賛否両論が
6/17(金) 10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/41abc241412a8dbb150b4b2e46dcfcb6f87b669d
<言論の自由を守るとルール無視は違う><NHKよりも先にテレ朝をぶっ壊してどうするのか>──。16日夜に放送されたテレビ朝日「報道ステーション」の“放送事故”をめぐり、ネット上で賛否両論が飛び交う事態となっている。
同番組ではこの日、参院選(22日公示、7月10日投開票)に向けた党首討論が行われ、自民党総裁の岸田文雄首相ら9党首が出席。“放送事故”が起きたのは「国民の安全をどう守る?」とのテーマが提示された時だった。
大越健介キャスターから指名され、リモートで出演したNHK党の立花孝志党首が突然、「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です」などと持論を展開し始め、さらに番組プロデューサーから「テーマを逸脱する発言があった場合はしかるべく対応を取る場合もある」との手紙を受け取ったことを明かしたのだ。この発言に対し、大越キャスターが「今の発言は討論のテーマに沿ったものとは認められません」と再三、注意し、直後に立花党首はあえなく“一発退場”となった。
立花氏の発言にネット上は賛否両論
ネット上では放送直後から、立花党首の発言に対する賛否の投稿が相次ぎ、<国会議員の討論会なのに、事前に発言内容にくぎを刺すとは…><いや、討論会とはいえ、ルールがある。好き勝手に話していいわけがないだろう><立花党首の逸脱した発言は論外だが、『テレビは核兵器に勝る武器』『テレビは国民を洗脳する装置』というのは含蓄がある>などと論争になった。
第二次安倍政権以降、国会でも野党議員の質問と関係ないことをグダグダと答弁する閣僚や官僚の姿が当たり前の光景になったが、衆参両予算委員長も報ステの大越キャスターのように毅然とした態度で閣僚らをビシッと叱ってほしいものだ。
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NHK党、完全なる放送事故#報道ステーション pic.twitter.com/rZhxqB66CB
— インク (@Merry_new0) June 16, 2022
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