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【CBC賞】今村聖奈、冷静な騎乗で快挙呼ぶ「走るのは馬」「人が気負っていても…」(スポニチ 2022年7月3日)

2022年07月03日 | ネット・ニュースなど
【CBC賞】今村聖奈、冷静な騎乗で快挙呼ぶ「走るのは馬」「人が気負っていても…」(スポニチ 2022年7月3日)



小倉11RのG3・CBC賞(芝1200メートル)は、今年デビューの新人・今村聖奈(18=栗東・寺島)が騎乗したテイエムスパーダ(牝3=五十嵐)JRAレコードとなる1分5秒8で逃げ切りV。

女性騎手では初の重賞初騎乗初制覇の快挙を達成した。

レース後のテレビでのインタビューは以下の通り。

 ──重賞初挑戦で初制覇
 「うれしいです。チャンスある馬に乗せていただいた。馬を最高の状態で仕上げてくださった。あとは人間がどうアプローチするかがカギとなっていた。馬の力を信じて、自信を持って乗れたのが良かった」

 ──重圧、緊張感は
 「小さい頃から大きなレースを見てきた舞台ですし、逆の立場になってみるとすごく感慨深いというのもあるけど、走るのは馬なので、馬の邪魔をしないことが私のするべきことではないのかなと思って乗っていた」

 ──レース中の手応えは
 「今週の騎乗のラインナップ的に先行力を生かした馬が多かったので、たくさんいろんな馬に乗って、いろいろ勉強させてもらった中で最高の結果で、この馬と向き合えたのではないかな」

 ──レース中の気持ちは
 「冷静でした。走るのは馬だし、重賞だからG1だからと人が気負っていても、馬に余計なプレッシャーをかけるだけと私は思っている。同じ精神面で馬と向き合った」

 ─直線の気持ちは
 「モニターを見た時にセーフティーリードではないのかなと思ったので、後はしっかりハンドライドで追うことと、逃げ切る気持ち良さをしみじみと感じながら、人馬一体になれた」

 ──これからの抱負を
 「私はいつもジョッキーが勝たれたら拍手をしている立場だったので、こうやってたくさんの人に喜んでいただけるのはうれしい。私自身デビューした時からたくさんの人に夢と希望と、そして感動を与えるレースをお送りしたいと言っていたので、少しでもお客さんにそういったサービスができたのなら、光栄です」