非常に健康で丈夫な空の弟の太陽くんが、めずらしくダウンして学校を休んだ。腹の調子が悪いと言いながら、火曜日も水曜日も晩ご飯は普通に食べていた。給食をこれまでではじめて残してしまったと言っていたが、ぜんぜん心配していなかったし、昨夜は37度だからやや熱ありぐらいとみていた。今朝は37度3分ぐらいだったが、考えてみればうちの体温計でこれだと学校では38度以上なのでけっこう熱がある。胃腸かぜというやつのような感じだが、ともかく学校を休んだのだから病院へ行くことにした。大きな病気になる確率は低いと勝手に決めている。
家においてあるプリンタは、不思議なことに私がどうやってもセットアップできず使えないと言っていた。ところが、何も気にしないで太陽くんが普通に電源を入れてプリントしていた。できるのか?というと、え?何かあるのか?と不思議にしていた。私は現在でも納得できずわからないので使えないのに、太陽くんにやってもらいみんなが普通に使っている。不思議だ。ずっと以前からこういうものにはさんざん苦労して経験し、詳しい知識もある自信を持っていたのに、あっさりと崩れ去った。うれしい結果だからいいのだが、太陽くんは不思議なところがある。
かぶせてある壱億円の布は、空の中学の修学旅行みやげ。本人もあいまいな記憶で、これは父へのみやげであったらしい。太陽くんはどんな不思議なみやげを買ってくれるだろうか。1年前から期待してもおかしい話だった。