ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

「お返し」の「お返し」

2014年06月14日 21時58分46秒 | Weblog
 梅雨空の続く沖永良部島です。
 しとしとと雨が降り続いています。

 気分的には憂鬱になりかけるんですが、この雨のおかげで、ホーは元気を取り戻しているようです。
 「ホー」というのは、川のことですが、本土の「川」とは全く違います。
 本土の川は地表面を流れていますが、沖永良部の「川(ホー)」はその地形的な特質から地下を流れています。それが時々地表面などに顔を表します。さすが、鍾乳洞の島ですね。

 地元の50代後半以上の方々は、以前はもっと滝のように水が流れていたと言いますが、現在はちょろちょろです。こんな梅雨時期ぐらいしか強い水の流れを見ることはできません。
 以前はもっと森林が多かったそうですし、今では学校用としてしか残っていない田んぼのように、保水力の差が原因のようです。
 
 
 
 さて、雨の中、終日、あちこち走り回りました。夕方になってやっと自分の時間のおとずれ。
 買い物に行ったりしていました。

 帰宅途中の運転中に、唐突に「行かないといけない」という思いにかられ、神様のように扱われているある浜へ向かいました。 
 浜へ下りていくと、なんと緑色のガラス瓶が割れています。
 否、明らかに、意図的に石で割られていました。

 

 割れた破片は鋭利な断片を多数空に向けています。
 石の下にめりこんだ破片もありました。
 いつもなら「材料集め」のお返しとして、ゴミ拾いをしている私ですが、今日は「お返し」の破片拾いの「お返し」として「材料」をいただくことにしました。


 以前、訪れた時には、水の流れは確認できなかったのですが、今日の「神様」は勢いよく流れていましたね

 

 ちょうど潮が満ちてくる時間帯です。波がこの「神様」を洗おうとしているだけに、これ以上は接近できませんでしたが、見つけられた分だけ破片を拾いました。

 よりによって「神様」を汚すような行為、これは同時に自然破壊になるので絶対に許せません。

 今日はガラス破片に特化しましたが、「燃えるゴミ」になるペットボトルなども多かったです。残念ですね。

 
コメント
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