ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

この年にして・・・・・人生初のトロフィー

2014年03月16日 22時19分36秒 | Weblog
 始めはぼちぼちのペースで押し、中間点以降は運を天に任すという作戦。

 
 本当にこれしかありませんでした。
 持って10㎞。

 足のあちこちに出ていた痛みはある程度なくなり、やっと普通に歩けるぐらいの状態になったのが一昨日でした。
 スタート前のウォーミングアップを入念に行い、やっと走れるかなという感触を得ることができました。
 練習不足の足なので、徐行とは言わずとも慎重に中間点まで運んでいけば、後はなるようにしかならないという極めて杜撰な作戦です。

 でも、スタートラインに立つことができただけで、よしとしたいと思います。

 そして、・・・ 予想通りの結果になりましたね。


 前半は、くずれそうになるリズムとペースを維持できたのは、ハーフリレーの選手でした。区間ごとに追い越しては追い越されの繰り返しです。刺激と励みをいただきました。
 ただ、それに応えられたのも中間点ぐらいまでで、その後は追い越されることはあっても追い越しはできないという守りの走りです。

 特に、伊延から続く約1㎞の登り坂は心が折れかけました。
 ここで止まるわけにはいきません。去年の菜の花で、私に背中を通して語りかけてきたご老人の姿がよぎりました。
 
 この登り坂をクリアした後、いったん下りますが、再びの登り坂、和泊小学校前。
 もう足が一瞬とまりかけました。
 が、ゴール地点では知人・友人たちが待っています。彼らにゴールする姿をみせたい、その一心で足は動き続けました。

 後3㎞、2㎞・・・私を追い越していくハーフのランナー、ハーフリレーのランナー。
 後1㎞で最後の意地。一時100m以上も離されていたリレーのランナー目指しました。

 ゴールでは後10mほどとどかず。
 でも、口惜しさとかはなく、ゴールの向うに見えた知人・友人たちの姿に直に笑顔が出せました。
 ゴールの瞬間、浴びる花びらのシャワー。
 花人形みたいになった私に知人・友人たちが駆け寄ってきました。

 こんなうれしいゴールは初めてでしたね。
 待っている人たちがいるという喜びを感じたランでした。

 記録んてどうでもいいやって感じ。
 完走できてよかったです。 
 



 アイシングしたり、昼食を食べたりして、閉会式、というよりその後のお楽しみ抽選会、を待っていました。
 そんな私に聞こえたのは、年代・男女別の表彰で私の名前が聞こえたような・・・。知人たちにたずねると「確かに呼ばれたよ」

 そうです。賞状とトロフィーをいただきました。
 年代・男女別での2位でした。

 トロフィーは人生初です。


 


 うれしいですね。
 励みになりました。
コメント
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