ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

本当に厳しい寒さです。

2012年02月02日 23時35分18秒 | Weblog
 本当に今回の寒気団はここ数年で最強のものですね。
 我が家の外気は現在-8℃。ここに居住し始めて8年ですが最低気温を一気に2℃も更新しました。
 私の書斎の窓はペアガラスですが、外側の窓の内側が凍っていますし、いくらストーブをたいても、なかなか温まりません。

 豪雪に悩まされている北国のみなさんのご苦労にちょいと触れたような気がします。

 ただ、毎冬、雪に閉じこめられかけるという生活ですから、一般的な鹿児島人よりは雪の恐ろしさや対応の仕方については心得はあるつもりです。

 というわけで、仕事が終わると速攻で帰宅の途につきました。
 平地はなんともありません。小学校の校庭ではスポーツ少年団の子どもたちが走り回っていますし、スーパーの駐車場にはいつものように買い物客が歩いています。

 ところが、市街地を出た途端、左右の景色は白くなっていきました。
 そして、あれれと思う間もなく、道路も白くなってきました。
 そうして、我が家まで後7㎞となった辺りで、車が何台も立ち往生していました。

 

 ここは標高200m程度の低い峠道です。
 ですが、雪道を安易に考えている鹿児島人らしくタイヤを平気で空回りさせながら車はあらぬ方向へ・・・
 その結果、写真のトラックのように前進せずにバックしてしまい側溝にはまった上にガードレールにドカン!
 
 他にも立ち往生したり、側溝にはまっている車を何台も見てしまいました。

 みんなノーマルタイヤのまま走っています。
 私はチェーン装着でもゆっくりと慎重に。何事もなく走れます。でも、慎重に慎重に。

 2㎞走ると、次の峠が。
 ここはもっとたいへんです。
 根性で通過しようと粘る車が何台もおり、慎重な私の方が停車することになり、そんな方々の誘導に走らされることになってしまいました。
 やはりノーマルタイヤです。

 「この先、このタイヤじゃ通過できないから」と説明してもききません。きかない以上は私の通行路を確保するために、とりあえず先に行ってらうしかありません。
 いったん通過してしまうと2つの峠の間から出られなくなってしまうのに・・・
 言うことを聞かない方々をドツボの谷底へ誘導し、我が道を確保したら、じゃりじゃりとチェーンの音をきしませて走り抜けました。


 さて、そこからがたいへんです。
 明朝まで-6℃の予報です。凍結が心配です。
 我が家まで車で登っていくことはできましたが、明朝、急な坂を下るリスクを考えれば隣りの集落の公民館近くに停車して、そこから2㎞歩くことにしました。

 歩いて正解でした。
 自宅に近づくほど、少ないながらも雪は固くなっていました。明朝はもっと固くなっているかもしれません。

 鹿児島県民のみなさん、雪道での無理、通過の期待は絶対に危険です。
 自損事故ならまだしも、他人様を巻き込むことになりかねませんから、どうぞ車に頼らない方法を考えるか、出費をしてスタッドレスタイヤ等の雪道対策をしてもらうかしないといけません。

 

 
コメント (4)
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