キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

先生を流産させる会

2012-08-29 12:58:50 | Weblog

8月25日(土)の 『アネックス・法円坂』 でのマジックの帰り

環状線で大阪まで行って、阪急に乗り換えて

『十三』 へ。

 

 

第七芸術劇場へ。

ちょっとショッキングな題名の 『先生を流産させる会』 という映画を

観賞に。

 

 

 

 

(パンフレット、ちょっと暗い感じかな?)

 

 

 

パンフレットには、成熟過程の少女たちが抱える漠然とした不安と焦燥が、

性に対する嫌悪感と結びついたとき、彼女たちは驚愕の行動に出る。

 

 

というように解説されています。

この時期の不安定な心情を思うと、よく理解できる

ように思います。

 

 

 

 

(気だるくて、コワイ目つき でも何となく悲しい表情が上手い!!)

 

 

 

 

実際は2009年の1月~2月にかけて、愛知県半田市成岩中学校で

当時中学1年生の男子生徒5人が中心となり、担任教師の給食に

異物などを混入するなどの嫌がらせを行った事件が原案になっています。

 

 

 

 

映像から受ける 『サワコ先生』 はちょっと冷たい印象をうけました。

目つきがとてもコワイ!! 

そして、強い女性と感じました。

 

 

 

 

 

(サワコ先生は、宮田亜紀さんが。)

 

 

 

 

リーダー格の 『ミヅキ』 は、あんな女の子が自分の娘だったら

どうしよう? と思いながら観ていましたが・・・。

 

 

最後には、かわいそうな子なんだ。 という認識に変わりました。

先生を流産させる会のメンバーは5人です。

事件が発覚し、学校側と保護者との話し合いの場には、ミヅキの

母だけが欠席でした。

 

 

 

 

 (メインの5人とサワコ先生とフミホママ。)

 

 

 

 

肉親の愛を知らずに育った子だったのです。

生まれてきたのに愛されない自分。

生まれないほうが良かった、生まれたくなかった。

そんな思いがミズキを流産をさせる会をつくらせたのかも・・・。

という女性の感想も。

 

 

 

そして、『生まれる前に死んだんでしょ。いなかったと同じじゃん。」

のと語る少女の言葉にも衝撃を受けます。

 

 

 

 

 

(メンバー5人は、同じ指輪をはめて、絆を深めます。)

 

 

 

でも、でも 現場の撮影打ち上げの日には

子どもたちが 「今日は先生を流産させる会では、

なくて感動させる会です。」 と言って、先生役の宮田さんに

寄せ書きと花束を送ったそうです。

 

 

 

また、スタッフが 『先生を流産させる会』 の卒業証書を作成し

それを宮田先生が生徒一人一人に授与したそうな。

 

 

 

その撮影日記を読んで、何故かホッとしましたぁ~!!

 

 

 

 

 

 (十三でお買い物もして帰ってきました。)

 

 

 

 

 

 


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