キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

なにわの宮 リレーウォーク(第6回・その2)

2012-07-04 06:31:20 | Weblog

なにわの宮・リレーウォークの 『玉造稲荷神社』 の続きで~す。

 

『越中井戸(えっちゅういど)』

 

豊臣時代この場所に細川越中守忠興の屋敷があり、その屋敷の

井戸がここに残っています。

 

 

 

(この碑は地元の越中町会の人々によって建てられました。)

 

 

 

関が原の合戦の直前、忠興が徳川家康に従って会津の

上杉景勝攻めに出陣した留守中に忠興の妻ガラシャ(石田三成の三女)は

石田三成から人質として大坂城に入るように命ぜられました。

これを拒否し石田三成勢に屋敷を囲まれたとき、自殺を禁じられた

キリシタン信者であることから家来に胸を突かせて屋敷に火を放ち

この地で果てました。

そんな悲話を秘めた屋敷にあった井戸です。

 

 

 

『聖マリア大聖堂』

現在の建物は、1963年(昭和38年)に 「聖フランシスコ・ザビエル聖堂」

から 「聖マリア大聖堂」 として引き継がれました。

窓のステンドグラスは現在では数少ない貴重なものです。

大聖堂前の入り口には、立派な高山右近と細川ガラシャ像があります。

休日の午後2時からは、一般のミサもあるようなので、一度ゆっくり

お祈りをしてこようと思っています。

 

 

 

(また行ってみたくなる教会でした。)

 

 

 

『朱雀門跡』

前期難波宮の表玄関である朱雀門跡が現在の市立視聴覚特別支援学校の

校庭で見つかっています。

 

 

 

 

(立派な朱雀門だったことでしょう。)

 

 

 

 

『万葉仮名木簡出土地』

2006年10月に万葉仮名で書かれた歌の木簡が出土しました。

この木簡は前期難波宮造営時代(650年頃)のもので、万葉仮名の

中では最古の事例となります。

 

 

 

 

 

(日本最古の万葉仮名木簡との説明がありました。)

 

 

 

 

『大村益次郎卿殉難報国の碑』

大村益次郎は文政7(1824)年、長州(山口県)の医者の家に生まれ

大阪に出てきて緒方洪庵の適塾で医学を学びます。

後に、長州藩士となり戊辰戦争では、新政府軍の勝利に貢献します。

しかし、斬新な軍政に批判的な元長州藩士らの襲撃に遭い大怪我をして

この地で亡くなります。

 

 

 

 

『大阪歴史博物館』

ここでは、大阪の歴史が詳しく学べるよう色々な

資料が分かり易く展示されています。

私たちは、この建物の地下にある水利の遺構も

見学することができました。

 

 

 

 

(難波宮跡の向こうに大阪歴史博物館が見えます。)

 

 

 

普通でしたら入館料も必要ですが、この日は無料でした。

やはり市の事業のイベントなので優遇してくれたのでしょうね。

 

『難波宮』

『難波長柄豊碕宮』 (前期難波宮 652年竣工)

 

中大兄皇子が中臣鎌足とともに飛鳥板蓋宮で曽我入鹿を倒した

乙巳(いっし)の変(645年)の後、孝徳天皇により難波に遷都される。

 

翌年の646(大化2)年の正月には、ここで大化の改新の詔が発せられた。

難波長柄豊碕宮の宮殿は650(白雉=はくち1)年に造営を開始し、

652(白雉3)年に完成した。

 

 

 

 

 

『後期難波宮』

726(神亀3)年聖武天皇が藤原宇合(ふじわらのうまかい)を

知造難波宮事に任命し難波宮造営に着手させ、平城京の副都として

建築が始まった。744(天平15)年には京都木津川市の恭仁京(くにきょう)

からこちらに遷都してきて首都となりました。

 

 

しかし、遷都の翌年の745(天平16)年1月1日には滋賀県の紫香楽宮

(しがらきのみや)に遷都して後期難波宮は首都から副都に戻っています。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、大阪の歴史を再発見しました。

6回のリレーウォークのうち3回しか参加できなかったのですが、

また計画されるようなことがあったっら是非参加したいと思っていま~す。

 楽しかったです。そして、よい勉強にもなりました。

 

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 この日は順位が付きました。うrしいなぁ~!!

 


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