キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

夏物語

2021-08-10 07:23:57 | Weblog

しばらく前に読了。

最初は物語になかなか入り込めなくて

ノロノロしながら読んでいたが、それを大阪弁が

カバーしてくれて読み進む。

 

 

うまいなぁ~、と思った。大阪弁の使い方が。

大阪弁 特に大阪南部で多く使われるものもあって

関東の人が読んで意味が通じるやろうか・・・。

と心配になったページも。

 

 

 

(返却日、ギリギリまで読むのにかかって。)

 

 

巻子という9才離れた姉がいる夏子が主人公の小説。

母(巻子)とは長年会話が出来ない緑子の登場は場面緘黙

かいな? と思ったが、学校では友だちや先生とは普通に

話すことができるらしい ので違うか? なんて。

(普通は、その逆ですもんネ。)

 

子育て、子どもを産むということの覚悟、人工授精のことも

出てきて、途中読むのが しんどくなって小休止。

 

豊胸手術をしたいという、巻子に対して 「胸が大きいと

イヤなこともあるやんやで、お金も無いのに そんなこと

するな!!」 と心に中で呟いている自分がいて・・・。

 

 

 

(著者の川上未映子さん、女優さんでもいけそう。

 フォトを見てちょっと驚き!!)

 

 

義父にレイプされて、その後の人生にとまどう善百合子には同情を

禁じ得なかった!!!

平凡な言い方だけど、幸せになってほしいなぁ~。

と強く思った。

(やっと物語に入っていけた!!)

 

 

小説の中で、

緑子「なんで、大人って お酒飲むん。」

~ ~ ~

夏子「生きていたら、いろんなことがあって そやけど死ぬまでは

生きていくしかないやろ、生きていくあいだは ずっと人生が続くから

いったん避難しな もうもたん、みたいなときがあるんかもな。」

 

というところが、心の底に残って、上手い表現やなぁ~、と感じた!!

なんしか、重い物語でしたぁ~。

 

 

今日のオマケ

 

(えび団子のトースト揚げ、主人が「美味しい!!」 と言って食べてくれた。

 秋に友だちが来たらご馳走するつもり。)

 

 

 

(パンの耳は捨てては、もったいないので 揚げて粉末シュガーを

 ふりかけておやつに。)

 

 

 

 

 

コメント
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