キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

大往生したけりゃ、医療とかかわるな(書籍)

2017-11-02 14:45:09 | Weblog
11月1日(水)に労災病院で読了。

(CTと採血のために来院)



面白い本でしたねぇ~。

なるほど!! と頷ける内容ばかり。

かと言ってそれを実践できるかと言うと

チト難しい。









(今の医療の問題点を鋭く突いていて。)






副題に 「自然死のすすめ」 とあります。

誰もが、木が朽ちるように自然に死を迎えたいのですが、

現実にそれが許されないことも多く・・・。





私は、今十分幸せなのですが、死ぬまでに

まだ、1回や2回辛い不幸が訪れることを

覚悟しています(?)











(著者の中村先生は、こういう方。)






特に印象に残ったのは

① 「早期発見の不幸」 「手遅れの幸せ」

  読んでいて納得なのですが、私は乳がんの既往者なので 

(早期発見で術後の経過もよかった。手術から7年経っています。)

  6ヶ月に1回CTやらマンモの検査を。

  今さら止める訳にもいかず。
  
  知人には、よく 「乳がん検診は、受けた方がいいよ。」

  なんて勧めていて・・・。(これからは、止めようかな?)




② 「がん」 で死ぬんじゃないよ、「がんの治療で死ぬんだよ」

   分かるような気がする。




③ 延命の受け取り方は人によって違う

  この小章では、エンディングノートが出てきます。

  先日、西区役所で無料でもらってきました。(主人の分も)




④ 「健康」 に振り回されず、「死」 には妙に

  あらがわず、医療は限定利用を心がける の5章では

  「生き物は繁殖を終えれば死ぬ」 が自然界の 「掟」

  人間とゴンドウクジラだけが賞味期限が切れても生き続けると。
  
  一面、弱ってもなかなか死ねない、死なせてもらえない

  「長命地獄社会」 でもあると。




⑤ 「生活習慣病は治らない」「年寄りはどこか具合の悪いのが正常」

   この2つは勉強になりました。心します。




⑥ 「人は生きてきたように死ぬ」 

  今後、どんなに医療が発達しても 「老いて死ぬ」 という大枠は、

  どうすることもできない。大事なのは 「今」 なのです。

  今の生き方、今の周囲へのかかわり方、今の医療の利用の仕方が

  死の場面に反映されるのです。「今」 の生を考えるために

 「死」 の助けが必要なのです。(深い宗教観が漂っているような。)









(段ボール製の棺桶、夜休む前に入って、一日の反省を。ちょっと笑ってしまって。)







『世の中は 今日より外はなかりけり

 昨日は過ぎて、明日は知られず

 
 今という 今こそが 大事なり

 大事の今が 生涯の今』

(宗教書でよく似た内容を読んだこともあるような。)







⑦ 私の「事前指示」 その1・その2

  これは、私のエンディングノートを書く時の参考に

  させていただいて。 と思っています。


読んでいて、目からウロコの内容ばかりで・・・。










(このエンディングノートの完成には、時間がかかりそう・・・。)









そう言えば、こんなことが


昨年の人間ドックでは 「眼底検査」で撮影の映像がはっきりしない

ということで再度労災病院で再検査を。

若い医師に

「次の時は、近くの医院に行ってくださいね。」

って、嫌味ったらしく言われ。



もう1つ、乳房に少し黒い影があると言う健診結果で

また、また 労災病院の主治医の診察を。

主治医は何か?勘違いして、セカンドオピニオンでの診断結果と思ったらしく

詳しく説明すると

「あぁ~、人間ドックでの結果だったんですか?」

と、急に柔和な顔つきに変わって・・・。

(結局、どちらも異常が無くて。)




人間ドックの結果のために何回も労災病院へ通ったなぁ~。




その時は、まぁ~、異常(?)が無くてよかった!!

と思っていたのですが。



私の性格としては、再受診の結果が出ているのに

そのまま放っておけず。







これから、どう医療とかかわっていくのか?

難しい問題を突きつけられたような・・・。




今年の人間ドックは、どうするか?

(2年に1回にしようかなぁ~。主人は毎年受けているけどなぁ~。)



インフルエンザの予防接種は、どうするか?





そうそう、昨日胃の具合が良くなかったのですが、キャベジンを服用

するのは、止めて・・・。









(中村先生の生の講演を是非聞いてみたいなぁ~。)








私は、平均寿命まであと17年も生きないといけません!!

(折角いただいた命をそんな風に表現しては、いけません。

 バチがあたります!?!)

17年間(いや、20年になるやら、あと3年やら?)




何はともあれ、与えられた余命をしっかり生ききりたいと思っていま~す!!!

(どんな風に生ききるかが、難題?!?)







 

  
 
コメント
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