
一面菜の花の中で、あさが新次郎と再会する感動的なバーチャルシーンで最終回を迎えた。春は桜の美しさばかりがどうしてもクロースアップされるが、菜の花畑の美しさをこのシーンで再認識した。


結局、全話を通した平均視聴率は23.5%を記録!
朝ドラでは今世紀最高の視聴率を打ち立てた。素晴らしい記録である。半年を通してこれだけ視聴者から愛された朝ドラと言うのは、かなり価値がある。

そんな中、『あさが来た』の撮影に密着してきた雑誌「NHKステラ」のムック本『あさが来たメモリアルブック』が発売され、初週に8530部を売り上げ、3/28付オリコン週間“本”ランキングのTV番組関連本部門で1位を獲得した。僕も記念に早速購入したが、内容がかなり素晴らしいのだ。

同書はドラマ全26週/156話のシーン写真と各週のあらすじ&撮影秘話、白岡あさ役を演じた波瑠の特別インタビュー、玉木宏、宮崎あおい、ディーン・フジオカのインタビュー、コラム「あさを支えた夫、新次郎の底力」「五代友厚フォーエバー」などとともに、改めてドラマの魅力を振り返ることのできる一冊となっている。写真を多く配置し、ビジュアル的に楽しい内容で、レイアウト的にも見やすい。特にディーン・フジオカのコーナーは写真も満載で、まだ写真集があまり存在しないディーンファンにはたまらないだろう。登場人物の一覧なども付いていて、とても楽しい。まさに『あさが来た』ファンにとって『メモリアルブック』の名に相応しいものとなっている。



4/4からは、新しい朝ドラ『とと姉ちゃん』が始まったが、また『あさが来た』とは違った味わいを見出して楽しみたい。