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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

心に響く、松田聖子の『Seiko Memories~大村雅朗Works~』

2024-11-30 22:29:03 | 松田聖子

先月リリースされた、作詞家三浦徳子作品だけを集めた松田聖子のベスト盤、『Seiko My Love – Yoshiko Miura Works-』について下記ブログで取り上げたばかりだが、実は2018年に、多くの松田聖子作品の作曲・編曲を手掛けた大村雅朗の作品だけを収めた『Seiko Memories~Masaaki Omura Works~』Worksがリリースされていたので、今回はこちらのベスト盤を紹介したい。

永遠の輝き!松田聖子『Seiko My Love~三浦徳子Works』リリース! - blue deco design lab

大村雅朗は1997年に46歳という若さで亡くなってしまったが、数多くの歌謡曲の作曲・編曲を手掛けたことでも知られている。そして特に、大村雅朗の大きな功績は、数多くの松田聖子作品を手掛け、関わっていたことだ。松田聖子との関わりは、デビュー直後の「青い珊瑚礁」から始まり、松田聖子のプロデューサーであったCBSソニーの若松宗男が大村が編曲を手がけた山口百恵の「謝肉祭」に深く感動し、大村にオファーを出したのがきっかけだったらしい。その後も若松の信頼を得て「聖子プロジェクト」の中心メンバーとして活躍を続けた。大村は同郷の聖子を大変可愛がり、時に深夜のレコーディングで煮詰まった聖子をファストフード店に誘い「聖子ちゃんは普段食べに行けないでしょう」とハンバーガーを食べさせて気分転換を図ったというエピソードを、松田聖子自身が以前NHKスペシャルで語っていたことを思い出した。松田聖子も大村を「まーくん」と呼んで実兄のように慕っており、良き相談相手として信頼していたようだ。まさに松田聖子の絶頂期を精神的にも支えていた大きな存在だったのだ。

このベスト盤はCD3枚組で、下記全46曲を収録している。ご覧頂ける通り、多くのシングル曲で大村が編曲を担当している。しかし、やはり特筆すべきは、大村が作曲を手掛けた作品群だろう。とりわけ有名なのが大ヒットして大村の名前も広めることになった『SWEET MEMORIES』だが、他にも松田聖子ファンの間では人気曲の『セイシェルの夕陽』、『真冬の恋人たち』も大村の作曲だ。

(大村が作曲した曲: 星印(★)、それ以外は編曲を担当)

(Disk 1)

1 SWEET MEMORIES★

2 P・R・E・S・E・N・T

3 水色の朝

4 黄色いカーディガン

5 真冬の恋人たち★

6 セイシェルの夕陽★

7 マイアミ午前5時

8 WITH YOU★

9 Canary★

10 Sleeping Beauty★

11 スピード・ボート

12 マンハッタンでブレックファスト★

13 Kimono Beat

14 雛菊の地平線

15 雪のファンタジー★

(Disc 2)

1 青い珊瑚礁

2 チェリーブラッサム

3 夏の扉

4 白いパラソル

5 野ばらのエチュード

6 パシフィック★

7 ガラスの林檎

8 時間の国のアリス

9 ハートのイアリング

10 天使のウィンク

11 ボーイの季節

12 Caribbean Wind★

13 夏のジュエリー★

14 Strawberry Time

15 Forever Love★

(Disc 3)

1 SQUALL

2 潮騒

3 白い恋人

4 ウィンター・ガーデン

5 Sailing

6 パイナップル・アイランド

7 ブルージュの鐘

8 ジングルベルも聞こえない★

9 メディテーション

10 BITTER SWEET LOLLIPOPS★

11 AQUARIUS★

12 とんがり屋根の花屋さん

13 Musical Life★

14 妖しいニュアンス★

15 シェルブールは霧雨

16 櫻の園(rearrange version)★

大村が作曲した作品は、個人的に好きな曲が多い。特に『WITH YOU』、『マンハッタンでブレックファスト』、『Canary』、『Sleeping Beauty』、『BITTER SWEET LOLIPOPS』、『AQUARIUS』、『妖しいニュアンス』などはまさに松田聖子の絶頂期だった中学生の頃、レコードで良く聴いていた曲ばかりでとても印象に残っている。

大村の曲は、美しいメロディの中にも、どこか切なさを奏でている曲が多く、抜群のメロディセンスを持っていると感じる。例え明るいポップな曲調のものでも、どこかにそっと切なさを忍ばしているのだ。好例なのが『妖しいニュアンス』だろう。

そして僕が大村雅朗の曲で一番感動したのが、『櫻の園』という曲だ。この曲、実は大村が亡くなった2年後の1999年にリリースされた曲で、実は感動的なエピソードを持つ曲だ。大村が生前に残した楽曲だったが、親交の深かった作詞家の松本隆により、大村の死を悼むような詞が付けられた。この曲は、松本から依頼されて作った大村の楽曲が事情によりお蔵入りとなり、綺麗なメロディなのでいつか使いたいと松本が預っていた曲であった。その後、大村は逝去してしまい、「聖子さんが歌ってくれたら彼も喜んでくれるだろう」と、この曲を世に出すことを条件に松田聖子のアルバムの仕事を受けたと、松本隆が語っていた。

曲は大村らしい、何とも切なく、美しいメロディ。これに松本隆が大村を追悼するようなこれまた切ない詞を付けたことで、松田聖子史上最も感動的な曲に仕上がった。しかし、実はこの曲は当初大村の作品であることを松田聖子にあえて知らせていなかった。にも関わらず、レコーディング中に松田聖子が何度もこの曲を練習するうちに、その歌詞から大村さんの曲だと悟り、思わず号泣してしまい、暫くレコーディングできなかったというエピソードも残されている。この曲を良く聴くと、歌う松田聖子の声が少し震えているのがわかる。僕もこの曲を初めて聴いた時には本当に感動してしまったし、今でも聴くたびにメロディと歌詞が心に染みる美しい曲である。

松田聖子の初期を作詞で支えたのが三浦徳子だとすれば、松田聖子初期から絶頂期を作曲・編曲で支えていたのが大村雅朗だったのである。そして、改めて彼の作品だけをこうして集めて一気に聴くと、如何に彼が見事なメロディーメーカーであったかがとても良くわかるし、そのメロディの美しさにも感動してしまう。大村雅朗は、松田聖子を支えていたのみならず、1980年代の日本の歌謡界を支え、引っ張っていた一人であることは間違いない。このCDに収録されている46曲は全て知っている、或いは他のアルバムで持っている曲ではあるのだが、大村の功績を振り返りながら松田聖子を聴くには最適にして最強のベスト盤CDとしておススメの1枚である。


雑誌の表紙を彩る芦川いづみをまたゲット!

2024-11-29 21:45:53 | 芦川いづみ

僕の大好きな芦川いづみが表紙を飾った古い雑誌などを相変わらずコツコツ集めている。吉永小百合などに比べて芦川いづみが表紙を飾る雑誌は数が圧倒的に少なく、彼女がメインに活躍した1958年から1960年代始めの雑誌に集中していることもあり、今となってはなかなか入手するのが難しい。これまでにかなりマニアックな『週刊実話』、『コウロン』、『花椿』の表紙を飾る芦川いづみをゲットしたが、基本的に一番多いのはやっぱり映画雑誌である。しかし、この一番多い映画雑誌でも、芦川いづみのものはかなり少ないので、とてもレアとなっている。

そんな中、先日神保町の映画関連書籍で有名な“矢口書店”で、貴重な芦川いづみが表紙を飾る雑誌をゲットすることに成功した。それがこちら1957年(昭和32年)の4月に出版された『近代映画』特別号である。この号の存在はかなり前から知っていたのだが、なかなかこれまで入手することが出来なかったので、今回ゲット出来たのはラッキーである。1957年だけあって、まだ人気と美しさの絶頂期を迎える少し前の、初々しさが残る芦川いづみが見事表紙にキャプチャーされている。

なんといっても66年も前(!)の雑誌なので、背表紙や裏表紙などは多少破れており、決して完璧な状態ではないが、表紙そのものはかなりキレイで、何よりも肝心な芦川いづみの写真はとても良い状態のものをゲットすることが出来たのは奇跡的だ。今となっては流通している部数は殆どないと思われるので、かなり貴重である。

残念ながら、雑誌の中身に芦川いづみは全く登場しないので、この号は完全に表紙だけの起用みたいだが、芦川いづみの表紙コレクションとしてはこれで充分である。

『近代映画』や『平凡』などの映画関連雑誌では、まだ入手出来ていない芦川いづみの表紙号があるので、これから引き続き頑張って地道に集めて行きたいと思う。


オシャレトロでカッコいい!“SHAG”の世界観!

2024-11-29 18:18:40 | アート

先日神保町の古本屋でたまたま気になる洋書のアートブックを見つけて、表紙を眺めていたら、どこかで以前見たことのあるようなイラストが。1970年代の南カリフォルニアでトレンドとなっていた、ハイソサエティー界隈によるパーティーライフ系のイラストが描かれており、どこか懐かしい、何ともオシャレトロな感覚がたまらないアート作品集だ。これまでCMやポスターアートでも見たような気もする。

気になってその場で検索してみたのだが、なんとSHAG(シャグ)の愛称で知られている、Josh Agleというアーティスト・イラストレーターで、やぱり南カリフォルニア出身。SHAGというのは、名前のJosh Agleからshとagを取って組み合わせた遊び心のあるアーティスト名だが、スラングとしてSHAGは”セックス”という意味もあり、特に70年代のサイケでヒッピーな時代に良く登場するトレンドワードだ(映画『オースティン・パワーズ』にも頻繁に登場)なので、これまた何とも面白いネーミングである。

このオシャレトロなイラスト集に思わず惹かれてしまい、この洋書を衝動買いしてしまったが、2005年に出版されたもので、今ではなかなか手に入りにくいものらしい。全148ページで、ソフトカバーだが、2005年出版の割にはとても新品のようでキレイな状態だ。本のタイトルは、『SHAG, LTD. Fine Art Limited Editions』というもので、これもなかなかセンスがいい。SHAGのシリアルグラフのプリント作品を多く収録した内容になっており、なかなか刺激的で見応えのある作品集だ。

カリフォルニアスタイルの部屋(主に広いリビングルーム)や、高台に建つ高級住宅街のプールサイドなどでホームパーティを繰り広げる男女が描かれているものが多く、また裸のセクシーな女性も多く登場。しかし、そのタッチが洗練されたデフォルメになっているせいか、変なやらしさはなく、とことんオシャレトロなテイストで、デザインや構図的にはとても参考になる。特に僕はプールサイドが描かれている作品が気に入ってしまった。家の設計や、部屋の中に描かれているインテリアも、70年代に流行ったレトロなテイストでとてもオシャレ。

また僕が昔好きだったモンキーのイラストで有名なアーティスト/ブランド、Paul Frankとコラボした作品や、マイルス・デイヴィスの『Kind of Blue』をテーマにした作品もあり、これもクールなトーンでなかなかオシャレ。

ディズニーをテーマにしたプロジェクトも多く手掛けており、その作品には古き良き70年代のディズニーランドを垣間見ているような楽しさがある。

また、お酒ブランドのプロモーションに起用された作品も多く、レトロなイラストタッチとの相性も抜群だ。

これまで日本を含め、世界中で展示会などを実施しているようで、アメリカのパーム・スプリングスには”SHAG STORE”というショップもあるらしく、そこでもシリアルグラフのプリント作品を販売しているようだ。

“SHAG”は今まで知らなかったイラストレーターだが、その作品は色々なところで見たことがあるものだったことで、どこか懐かしさを覚えた。しかしそれと同時に、そのレトロ感が今の時代には逆に新鮮でオシャレな感覚もあり、久々に刺激的なイラスト集を手に入れることが出来た。こういう新たな出会いがあるのも、神保町の面白いところである。


なぜか気になる女優、杉咲花!

2024-11-28 21:26:22 | TVドラマ

昔から女優の杉咲花が結構好きで、彼女が出ているドラマや映画はなんとなく見てしまう。よくよく考えると、必ずしも好みのタイプじゃない気もするのだが、なぜか彼女のことが気になってしまう。彼女が時折見せるそのキュートな笑顔を見ていると何だか気持ちがとても明るくなるし、とても愛おしく思えてくるから不思議だ。普通の可愛いとはちょっと違っていて、“こんな感じの妹がいたらなあ~”、と思えるようなタイプなのかもしれない。

2019年に『アナザースカイ』に出演して南フランス・カンヌを訪れていた杉咲花を見たことがあるが、その時も裏表のない、天然で無邪気な明るさとキュートな笑顔が印象に残っている。

そして彼女は可愛いだけではなく、その演技力にも惹かれてしまう。杉咲花は27歳だが、同年代には今田美桜、小芝風花、松本穂香、芳根京子、など多くの芸達者な若手女優がひしめく。しかし、そんな熾烈な争いの中でも、演技力では1、2を争う存在ではないかと思う。表現力がとても豊かで、難しい感情を伴う演技も自然体で演じることが出来るのは素晴らしく、天性の才能があるのかもしれない。

これまで見た彼女の主演ドラマで言えば、朝ドラの『おちょやん』、『恋です!ヤンキーと白杖ガール』、『プリズム』はかなり面白かったし、映画で言えば2016年に宮沢りえと共演した『湯を沸かすほと熱い愛』での演技にも感動した。また、最近では以前ブログでも取り上げた映画、『52ヘルツのクジラたち』での彼女の演技も実に素晴らしかったと感じた。

そして今クールの主演ドラマ、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』の杉咲花もかなり可愛いし、演技も魅力的だ。軍艦島こと端島を舞台にしたスケールの大きなドラマだが、端島の食堂で、鉄平に思いを寄せながら働く朝子の役を健気に演じているのが印象的だ。

果たして鉄平と朝子の関係はどうなっていくのか、これからの展開が気になるところだが、杉咲花の確かな演技力は、これからも大きな見どころとなることだろう。


祝!ブルース・リー師匠、84歳の誕生日

2024-11-27 09:03:39 | ブルース・リー、アクション

今日、11月27日はブルース・リー師匠の誕生日。1973年に32歳で亡くなってしまったが、もし生きていれば今年で84歳である。昨年はブルース・リー没後50年という記念すべき年として、リバイバル上映や様々な出版物などがあったが、やっぱりどちらかと言えば、命日にあたる7月20日の方が有名かもしれない。個人的には父の誕生日にも近いこともあり、ブルース・リーの誕生日も毎年意識しながらささやかにお祝いをしている。

今年はお誕生日記念にこちらのブルース・リー関連本を2冊新たに購入した。

1冊目は、『カメラが捉えたブルース・リー』という、A4判ソフトカバーの写真集だ。2022年に出版された比較的新しいもので、100ページほどの全編モノクロの写真集となっている。カバー写真も『燃えよドラゴン』でのオフショットとして、撮影の合間のブルース・リーの横顔を捉えており、モノクロでとてもセンスの良いカバー写真となっている。

中身も全編モノクロ写真で、カラー写真が無いのが少し残念だが、『燃えよドラゴン』でのオフショットなどを中心に、今まで見たことのない写真も少し収められており、なかなかレアな写真集となっている。また写真のクオリティ自体はなかなか良い。冒頭には多くのブルース・リー関連書籍を監修しているRick Baker氏によるForwardが記載されている。

2冊目は、多くのブルース・リー関連雑誌を出版し続ける”Eastern Heroesシリーズの1冊で、『Enter The Dragon: The Immortal Legacy of Bruce Lee’s Iconic Martial Arts Epic』と題したもの。ハードカバー仕様で『燃えよドラゴン』でのブルース・リーを捉えた多くの写真が掲載されている1冊となっている。こちらは昨年出版された新しいもので、1冊目と同じく、Rick Baker氏、他の記事なども冒頭に掲載されている。カバー写真は『燃えよドラゴン』のイラストになっており、黄色を基調としたワクワクするデザインとなっている。

収録されている写真自体はオフショットなどのレアなものは少なく、映画本編における写真が殆どなのだが、全ページカラーなのが嬉しい。特に後半は見開きで大迫力のカラー写真が満載だ。

既にかなりの数のブルース・リー本をコレクションしているのだが、今年もまたブルース・リーの誕生日を迎えるこの時期に、楽しい2冊のブルース・リー本が新たに僕のコレクションが加わった。