goo blog サービス終了のお知らせ 

blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

僕の定番"ミニストップ”朝食!

2021-05-26 20:49:00 | マイグルメ
我が家から比較的近い場所に、ミニストップがある。コンビニの中ではセブン、ローソン、ファミマほどは見かけないのだが、たまたま家の近くに1軒あり、また青葉台の実家近くにも1軒あるので、なんだか自分にとっては馴染みのコンビニとなっている。何とも言ってもミニストップの売りは、ソフトクリームであり、昔から良く買っているが、特に季節もので登場するベルギーチョコソフトが最高であることは以前にも取り上げた。



そんなお気に入りのミニストップだが、最近のお気に入りで、いつも朝8時前後に立ち寄って購入するのが、“手作りおにぎり”。どのコンビニのおにぎりも、最近はかなりレベルが高く、美味しいのだが、ミニストップの手作りおにぎりは、その中でも特に好きだ。まさに店舗にて米を炊き上げ、手作りしているおにぎりで、サイズも普通のコンビニおにぎりよりも少し大きくて手にずっしりとくる重量感。機械的に作られたコンビニおにぎりとは違い、いかにもおにぎり専門店で作られたかのような仕上がりで、食べ応え抜群。なんと、朝9時くらいに行ってしまうと、既に売り切れということもしばしばという、人気商品なのだ。



そして種類も豊富なのがまたいい。高菜熟成明太、チーズおかか、半生たらこ、炭火焼きとりめし、玉子焼き明太、熟成明太子、シーチキンマヨ、塩さば、昆布、北海道産しゃけ、生姜唐揚げマヨなどがある(もっと種類があったかもしれない)。兎に角クオリティーが高く本格的。お米も国産コシヒカリを使用し、具材にも拘っている。



僕はこの中で必ず買うのが、半生たらこと昆布。この2つが個人的に特に大好きだ。恐らく1週間に多い時で3日は僕の朝食メニューとなっている。半生たらこも絶妙な半生ぶりで、最高に美味しい。昆布も濃い味がお米との相性抜群。



そしてこの2つのおにぎりに最高のお供となるのが、ミニストップの『ジューシーチキン辛口』。何とも肉汁滴るジューシーなチキンで、適度な辛さ。まさにおにぎりとの相性抜群なのだ。



半生たらこと昆布のおにぎり、そしてジューシーチキン辛口の3つが全て揃った時、何とも至福の時間が訪れる。これを食べると、何とも幸先の良い一日が始まるのだ。


残酷で鮮やかなカルト映画、『修羅雪姫』!

2021-05-24 13:19:00 | 映画
先日、芦川いづみ出演映画『血祭り喧嘩状』をブログで取り上げたが、この映画に出ていた梶芽衣子のことが妙に気になりだして、ついに彼女の代表作でもある『修羅雪姫』のDVDを購入し、初めて観賞した。DVDのパッケージもなかなかビジュアル的で素晴らしい。



この映画は1973年に東宝から公開されたが、後にあのクインティン・タランティーノ監督が大好きな日本映画としても有名になり、自身の監督作『キルビルVol. 1』で雪の中の格闘シーンをオマージュとして描いたことで、本家『修羅雪姫』もまた改めて世界から注目を集めたのだ。ちなみに、『キルビル』では、梶芽衣子が歌う主題歌も流れるといった力の入れよう。



この映画は、悪者4人によってもて遊ばれた女性が、その一人を殺害した罪で牢獄に入れられ、牢獄の中で身籠った娘を出産するも、無念の死を遂げる。その娘は修羅雪と名付けられる。やがて修羅雪は母の仇を討つ為に4人を探す旅に出るという復讐劇だ。子供の頃に僧侶の下で過酷な修行を乗り越えて剣の腕も磨き、成長して行く過程も描かれる。このような復讐テーマや修行もののプロットは珍しくないし、例えばカンフー映画で言えば、復讐ものではブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』や、ジャッキー・チェンの『蛇拳』、『酔拳』にも通じるものがあり、日本の時代劇でも多く存在するが、この映画が特異なのは、何ともキレのある“バイオレンス映画”であることが強調されていることだ。それもその筈、原作は小池一夫の劇画漫画。また、明治時代に西洋文化が入り始めていた日本を舞台にした時代劇というのもまた独特な雰囲気を醸し出している要因かもしれない。



そして修羅雪姫というタイトルも、まるでディズニーのパロディーかのようで思わず笑ってしまうタイトルだが(笑)、内容はいたって真面目なバイオレンス映画。修羅雪は、蛇の目傘に仕込んだ白刃で次々と悪党を殺し、復讐していく。そしてその殺しのシーンも血しぶきが飛び散り、残酷なスプラッターシーンが満載。ただ、この普通ならおどろおどろしい残酷なシーンも、血しぶきで真っ赤に染まった雪や、修羅雪の着物を赤く染めて行く様子は、ある意味ビビッドで刺激的な色彩感覚でもあり、今改めて見てみると、まるでアート作品とも言えるような危険な美しさ。日本美と残酷さが相まって、如何にもタランティーノが好きになった(というか、影響を受けた)作品というのもうなづける。



梶芽衣子も元々日活の女優だったが、その後東宝や東映映画にも多く主演。またこの作品には同じく日活女優として有名であった中原早苗が悪党4名の内の1人を演じているが、自殺した後、修羅雪が彼女の胴体を真っ二つにして夥しい血が飛び散るというグロテスクなシーンもあり。



そしてこの映画の最大の魅力は、何と言っても梶芽衣子の美しさ。公開当時彼女は26歳くらいだったと思われるが、既にこの頃から大人の色気をフルに発揮している。こんなに美しい彼女が、修羅雪となって敵を次々にぶった切って行くのがあまりにも切なく、そして美しいのだ。梶芽衣子は現在74歳になるが、この頃はまさに美しさもピークであったと思われる。ちなみに、この映画は好評につき、翌年の1974年に続編『修羅雪姫 怨み恋歌』が制作された。



『修羅雪姫』を観賞し終わり、それにしても良くこのような何ともマニアックで美しいカルト映画が日本にもあったものだと感心してしまった。当時の日本映画も捨てたもんじゃないと思ったのと同時に、独特なバイオレンスがトレードマークであるタランティーノ映画のルーツも垣間見たような気がした貴重な作品であった。尚、タランティーノが見たであろう英語版のタイトルは、『Lady Snowblood』だが、何とも美しく秀逸な英訳である。


カルト的な超B級カンフー映画、『新死亡遊戯 七人のカンフー』!

2021-05-22 19:26:00 | ブルース・リー、アクション
ブルース・リーが亡くなった後、数多くの“そっくりさん”が登場したが、その中でも一番アクションのクオリティーが高かったのが、ブルース・リィことホー・チョンドーという役者。以前紹介した『ブルース・リー物語』はそっくりさん映画の中ではかなり秀逸な出来映えであったが、彼の主演した映画の中で伝説となっている作品がある。それが、『新死亡遊戯 七人のカンフー』。



なんとあのブルース・リー最後の作品『死亡遊戯』が公開された3年も前に、流出した『死亡遊戯』の情報をもとに、勝手にパクって作ってしまった作品だ。なので、今ではカルト的なポップアイコンであるあの有名な黄色いトラックスーツが初めて世の中にお目見えしたのが、なんとこのパチもんの『新死亡遊戯』なのだ。本家よりもパチもんが先に公開されてしまうとは驚きであり、当時かなり物議を醸し出したようだが、当時の香港映画界では結構リークされた情報を元に、本家よりも先に作ってしまうようなことは結構あったらしいのだ。



この映画は昔から気になっていたのだが、なかなか入手が困難な作品で、たまにネットでDVDを見かけても10,000円~30,000円くらいで売られていたりするくらいのレアものなのだ。そんな中、たまたま先日ネットで破格の値段で売られているのを発見し思わず購入したが、ようやくこの究極のパチもんB級映画を観賞することに成功したのである。



パッケージには2枚のDVDと1枚のサントラが入っており、本編は米国上映版(英語タイトル: Goodbye Bruce Lee: His last Game of Death)と香港上映版(英語タイトル: The New Game of Death)が収録されている。内容は同じなのだが、米国版には主題歌『King of Kung Fu(キングオブカンフー)』というナントのお粗末な曲が流れて大爆笑。これは結構笑える!



物語は、『死亡遊戯』を撮影していたブルース・リーが撮影途中で急死してしまった為、代役を探しているところから始まり、まるでドキュメンタリーのように映画が始まる。そして代役がブルース・リィに決まったところで、今度は撮影に入り、様々なアクションの撮影シーンが繰り広げられるが、これが何ともお粗末で全くキレがない(笑)。ブルース・リィ自身はもう少しキレのある格闘シーンを演じることが出来るのだが、これは彼のデビュー作で、まだ何とも荒削りで笑えてしまう。



そしてストーリー展開もかなりヒドイ。あまりにも酷過ぎて、思わず笑ってしまう。お笑い芸人によるパロディー映画かと疑ってしまうほどだ(笑)。何度か闘ったりしているうちに、彼女が敵に誘拐され、彼女を助ける為に六人の格闘家が待ち受けるセブン・タワーへ向かう。そこにはどう見ても強そうに見えない変テコな格闘家たちが立ちはだかるのだか、コンセプトは本家『死亡遊戯』からインスパイアされたのだろうが、何ともツッコミ所満載のアクションシーンが続き、相当退屈な展開に。



これはブルース・リー好きでも見ているのが辛い作品ではあるが、ある意味そっくりさん映画の金字塔的な作品でもあり、カルトカンフー映画として、そして単純にブルース・リー関連の“歴史遺産”として、カンフー映画ファンは一度チェックした方が良い映画である。しかし、ホー・チョンドーの魅力をもっと楽しみたいのであれば、やはり『ブルース・リー物語』がおススメである。



なかなか異色なドラマ、『珈琲いかがでしょう』!

2021-05-20 22:27:00 | TVドラマ
今年4月からの春クールドラマも結構見ているが、特に気に入っているのは『大豆田とわ子と三人の元夫』、『あの時キスしておけば』、『ドラゴン桜』、『イチケイのカラス』、『コントが始まる』、『着飾る恋には理由があって』、『珈琲いかがでしょう』の7本。

そんな中で今回は『珈琲いかがでしょう』を取り上げてみたい。
主演は中村倫也なのだが、僕は中村倫也のことが実は結構好きだ。割と彼の主演しているドラマをついつい見てしまうが、今回のドラマ『珈琲いかがでしょう』も毎週楽しみに見ている。



このドラマは、コナリミサトの漫画が原作となっている。漫画は読んだことが無いのだが、なかなか興味深いストーリー。



最初は実に爽やかな移動珈琲店“タコ珈琲“の店員、青山一を中村倫也が演じており、移動して様々な場所に停めて、お客様に癒しを与えながら、彼の淹れる珈琲でお客の人生に変化を与えて行くという展開。実写化の際は、ぜひ中村倫也で!という原作漫画ファンの間でリクエストが殺到して主演が実現したらしく、まさにイメージ通りだったのだろう。



毎回ゲストも豪華。毎回2話構成となっているのも面白いが、第一話『人情珈琲』は足立梨花、『死にたがり珈琲』は貫地谷しほり。第二話『キラキラ珈琲』は山田杏奈、『だめになった珈琲』は臼田あさ美。第三話『男子珈琲』は戸次重幸と小手伸也、『金魚珈琲』は滝藤賢一。第四話『ガソリン珈琲』は野間口徹、『ファッション珈琲』は光浦靖子など、なかなか多彩な顔ぶれ。そんな中、第一話に登場した夏帆が、第一話だけの登場かと思いきや、その後のドラマ後半の展開に重要な役回りを果たして行くことになるのも意外であった。



またこの青山一、実は珈琲屋をやる前はヤクザの一員で、その強さに恐れられていたということがドラマ中盤で段々と判明して行く。そして舎弟であった杉三平を演じるのが磯村勇斗。何故彼はヤクザから足を洗い、珈琲屋になったのかが少しずつ明らかになって行くのだが、青山を珈琲に目覚めさせたホームレスの師匠を演じているのが光石研。この経緯などもかなり面白い。





そして、若い頃面唐ゥてあげていた、ヤクザの若き17歳の3代目組長のぼっちゃんが、第6話で青山を連れ戻そうと彼を誘拐するが、ぼっちゃんとの昔の思い出や出来事が挿入され、物語が展開されていく。このぼっちゃんを演じているのが宮世琉弥(みやせ りゅうび)。今売り出し中の若手俳優だ。




元ヤクザが珈琲屋に転身するというのもなかなか面白いが、珈琲が彼の人生・生き方を変え、そして彼を取り巻く様々な人々が珈琲を通じて大きな影響を受けて行くという展開もかなり面白い。




このドラマの夏帆がなかなか可愛い。青山の珈琲に惚れ込んでしまったが、ある日突然タコ珈琲が移動してどこかに行ってしまい、とても残念に思っていたが、またその後再会し、青山の過去の秘密を知ってしまう。そして杉(磯村勇斗)と共に、ぼっちゃんの企みに巻き込まれてしまうのだった。




ヤクザもののストーリーは、だいたいの場合が悲しい結末になることが多いが、何とかこのドラマはとても幸せになれるような“ハッピーエンド”に期待したい。これからドラマ終盤に向けての展開が楽しみである。


城巡りも神奈川中央に拡大!『早川城』へ

2021-05-18 21:09:00 | 日本の城、日本の寺
先日取り上げた通り、家からも比較的近い神奈川北部の城跡は一通り制覇してしまったので、いよいよ地域を拡大することに。先日週末に、きなこを連れて、神奈川中央エリアに出かけた。このエリアは、過去に座間の『星の谷』、そして『深見城』を訪れているが、今回はまだ訪れたことが無い、『早川城』へ行ってみることにした。



『早川城』は神奈川県綾瀬市にある城跡。自宅のたまプラーザからは、まず国道246に乗って南に向かい、座間を超えて、綾瀬市辺りで246から一般道へ。そして自宅から約50分程度で到着。距離的にはそう遠く無いのだが、鎌倉や横浜のように、高速が使えないので意外に時間はかかってしまう。



早川城は、現在『城山公園』として整備されているが、遺構がかなり色濃く残っている公園となっており、城マニアにはたまらない城跡だ。公園には無料の駐車場が完備されているのも嬉しい。早速公園の入り口に、早川城の説明看板が。早川城は、地元では城山(じょうやま)と呼ばれ、鎌倉時代の御家人、渋谷氏の城として伝えられている。



1989年から1995年頃にかけて、綾瀬市教育委員会で早川城の学術調査、発掘調査が行われ、その結果、堀切、土塁、物見塚、曲輪等多くの城郭関連遺構が発見され、県内でも有数の保存状態が良好な中世城郭なのだ。

入り口の雰囲気から、城を思わせる感じでとても気分が上がる。




更に進んで行くと、何とも保存状態の良い堀切が出現。案内看板などもあってとても見学しやすい。



そして堀切を抜けていくと、本丸跡と思われる広場も出現。典型的な城跡の特徴である。




本丸の一角に、物見塚という少しこんもりした丘があった。ここに東郷氏祖先発祥地碑が建てられていたが、実はこの早川城主であった渋谷氏の末裔が、あの東郷平八郎の先祖であったことから、ここに碑が建てられたようだ。



その後も城跡の周辺にはたくさんの土塁跡があった。やはり城跡特有の丘陵地帯としての地形となっている。



公園の東側には、湿地帯があるが、ここも堀の跡ということが良くわかる。湿地帯の中には川も流れており、周辺も散歩が可能なコースとなっている。



こちら側にも立派な土塁跡が確認出来る。



これまで見てきた城跡と比較しても、この早川城はとても良い遺構の保存状態なのは驚いた。公園としても整備されていることから、きなこの散歩にも快適な城跡であった。また機会を見つけて再度訪れてみたい。