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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

日本三景、松島で牡蠣三昧!

2014-03-24 14:20:00 | トラベル
東北旅行最終日は再び宮城県に戻り、
松島へ。

平泉からは東北本線で約1時間の旅。
のどかな田園風景を見ながらの電車の旅は
心も体も癒される。

松島駅には朝9時過ぎに到着。
まずはタクシーでお約束の遊覧船乗り場に直行し、
10時発便のチケットを購入。朝雨が降っていたが、
出発前には不思議と雨も上がり快晴に。絶好の島巡り日和だ。



島巡りは約50分のコース。潮風を感じながら、
たくさんの小さな島々の近くを巡るのはなんとも爽やかで清々しい。
遊覧船の後方では、カモメの餌付けをしていて、
殺到するカモメを間近で楽しむことも出来た。



松島も震災による津波の影響を少なからず受けたが、
たくさんの島々からなる地形により、天然の防波堤の役割を果たし、
港をある程度守ったと言う。壊滅的なダメージを受けた牡蠣漁も
今ではかなり震災前の状態まで回復していると言うが、
その裏には多くの人の涙ぐましい努力があったのだと思う。



さて、その松島名物の牡蠣だが、
シーズンが3月末までと言うこともあり、
何とかシーズン中に食べたいと言うことで、
遊覧船を下りたら、採れたての牡蠣がそのまま港で食べられる
『かきの里』をタクシーの運転手に教えて貰い、いざ直行!



大きな牡蠣15個で1500円のAセットと、牡蠣10個、
ホタテ2枚のBセットを一つずつ、これに牡蠣ご飯と穴子を注文。
その場で網焼きする牡蠣とホタテは最高の味!



また牡蠣ご飯も牡蠣の獅ンがご飯に染み渡っていて美味しかった。
リーズナブルな価格と、新鮮な牡蠣を港で食べられる手軽さが
娘にとっても最高に楽しい体験となった。



牡蠣で腹ごしらえした後は、遊覧船乗り場の前に
ある伊達政宗ゆかりの寺、瑞巌寺へ。平安時代の創建らしいが、
伊達政宗が江戸時代に廃墟となったこの寺を復興したらしい。
入口の並木が荘厳さを漂わせる。



また、苔の絨毯もなかなか美しい。
中には岩の一部をくり抜いたような形で建物が入っており、
近代モダン建築のような斬新さすら感じさせる。
やはり伊達政宗のセンスの良さが為せる技なのかもしれない。



本堂は国宝に指定されており、また境内には伊達政宗が
秀吉に命じられた朝鮮出兵から、兜に入れて持ち帰ったと
伝わる梅の木があり、こちらがまた歴史を感じさせる
何とも立派な木なのである。



瑞巌寺の土産物屋であるだるまの置物が目に止まり、
衝動買いしてしまった。僕は毎回、旅の思い出に何かしら
置物やぬいぐるみの類いを記念に購入することにしているが、
今回の旅行はこれで決まりだ。やはり伊達政宗のセンスが
このだるまにも反映されているのだろうか?
デザインに惹かれてしまった。



松島のシンボルとして有名な五大堂も、
実は瑞巌寺の管轄下に入っている。
五大堂は港から海に突き出ており、
こちらも見事なデザインである。



実は瑞巌寺の隣に、庭が美しいことで有名な
円通院と言う寺があるのだが、時間が無くて見学出来ず。
秋の紅葉が見事らしい。また庭のデザインがとても
美しいことでも有名なので、また機会があれば訪れてみたい。




帰路につく為松島駅に向かう途中、最後に松島を
丘の上から眺めようとタクシーに頼んで、ビューャCントへ。
丘の上から見る日本三景もなかなか素敵で名残り惜しい。



今回は初めての東北方面の旅で仙台、平泉、松島を訪れて、
それぞれ満喫することが出来た。東北の中では比較的
震災被害が軽微な地域だったとは言え、東北全体が復興し、
我々も観光で訪れることで少しでも貢献になればと思う。



世界遺産、平泉の神秘!

2014-03-23 21:21:00 | トラベル
東北旅行2日目は仙台から北に向かい、
岩手県の平泉へ。
東北新幹線で一ノ関まで30分。
そこからローカル線で2駅で平泉に到着する。
仙台からのアクセスはとても良い。



平泉駅はかなり小さな駅で、
周りのお店もまばらで素朴な雰囲気が漂う。
しかし、これがなかなか趣きがあって良い。



平泉駅から周遊バスに乗り、まずは毛越寺へ。
ここも奥州藤原氏ゆかりの寺で、庭園がなかなか見事であった。
夏に来たらもっと緑も多く、庭の池も更に映えたことだろう。
松尾芭蕉もここを訪れ、絶賛したとされるが、
燻銀な魅力に溢れている。




続いては平泉文化遺産センターへ。
ここでは平泉の歴史や奥州藤原氏、
弁慶について色々と学ぶことが出来る。



そしていよいよ中尊寺へ。
ここは平泉でも最大のハイライト。
入口から月見坂を500メートル登って金色堂に向かって行くのだが、
期待がどんどん深まる。途中弁慶堂や中尊寺本堂など見所もあり、
やがて金色堂の資料館となる讃衛蔵でまず拝観料を払い、見学。
ここにはたくさんの国宝が展示されており、
奥州藤原氏について学ぶことが出来た。




そして、ついに金色堂へ!
金色堂を現在覆っているのは比較的新しい建物だが、
中に入ると、その黄金の輝きにビックリ!マルコメ[ロも
日本を黄金の島ジパングと呼んでしまうのもうなづける。



黄金の素晴らしさもさることながら、
金色堂のデザインにおけるディテールも素晴らしく、
手摺に象牙なども用いられ、如何にその当時、
藤原氏が栄華を極めたかを伺い知ることが出来る。
しかも、この金色堂には藤原氏3代の棺(ミイラ)が
納められていると言うことに驚いた。西洋では良く聞く話だが、
日本で、しかも藤原氏の時代の棺がキレイに
残っていること自体は驚異的ですらある。

昔金色堂を覆っていた建物も近くに
残されていたのでこちらも見学。長い間雨風に晒されながら、
金色堂を守ってきた木造建屋にはただただ感服。



中尊寺は目にも御利益があるらしく、僕も娘も目が弱いから、
ここで売られていた目のお守りを2つ購入した。



昼は岩手県名産の黒毛和牛、前沢牛のミニ牛丼と
蕎麦とずんだ餅のセットを食べ、夕飯はこれまた
前沢牛のハンバーグを食べたが、前沢牛はかなり有名な
ブランドらしく、とても美味しかった。



特にハンバーグはとてもジューシーで、
滴る肉汁は何とも食欲をそそる!



そして、夕飯後はついに宿泊する宿、サンホテル衣川荘へ。
かなり古い宿だが、かなり安く泊まれたのはラッキーだった。
大浴場は別に大した特徴は無いが、一応温泉なのは嬉しい。



また、僕が思わず嬉しかったのは、ホテルの向かいに
何と城の形をした別館があり、一応衣川城と言う名前がついていた。



かなりの"なんちゃって城"だが、平泉で城に
出会えるとは思っていなかった為、ちょっとした嬉しい
サプライズで平泉の旅を締めくくった。

明日は東北旅行最後の立寄り地、松島だ。

(続く)


念願の仙台青葉城へ! (仙台旅行1日目)

2014-03-22 16:19:00 | 日本の城、日本の寺
3月の21-23日の三連休を利用して、
家族で初めての仙台旅行に出かけた。

僕は出張で仙台には2回ほど
行っているが、旅行で行くのは初めて。
2泊3日の旅行で、仙台から北は
岩手県の平泉まで足を伸ばし、
最後は松島にも立ち寄るプラン。
初日の1泊目は仙台市内に泊まり、
2日目は平泉に宿泊した。



まずは東北新幹線で東京駅から
仙台に向かったが、三連休とあってか、
東京駅の改札は異常な混雑ぶり。
改札から入るだけで20分近くはかかり、
危うく新幹線に乗り遅れそうになって
相当焦ったが、何とかギリギリ飛び乗る
ことに成功。娘は初めての新幹線だったので
楽しみにしていた。朝っぱらから
ちょっとヘビーだが、新幹線の中で
山形産牛めし弁当でしっかりと朝食。

東京を朝8時に出発し、
2時間弱で仙台到着。



しかし仙台は雪が降っており、
これでは仙台城を見るのは厳しいとの
判断からまずは屋内で楽しめる
鐘崎の笹かまぼこの工場へ。
仙台市内からバスで30分。
工場では色々な種類の笹かまぼこを
試食しながら買うことが出来、
笹かま作り体験なども出来る。




我が家はお手軽な笹かま焼き体験を
申し込んだが、笹かまにきれいな
焦げ目が付くまで網で焼いて行く。
そしてすぐその場で食べることが
出来るが、焼きたてはやっぱり美味しかった。



笹かま工場の隣にある七夕館では、
これまで仙台の有名な七夕祭りで使った
多くの七夕飾りが展示されており、
とても華やかで美しかった。



午前中は笹かま工場を満喫し、次は仙台駅に
戻り、牛タンのきすけでランチ。



20分くらい並んだが、牛タンは
どこの店も人気だ。やはり牛タンは
厚切牛タンに限るということで厚切り牛タン
定食を注文!これが何ともジュシーで柔らかい!
麦ご飯とタンスープのセットでお腹も大満足。



ランチを食べている間に、雪も止んで、
今度はすっかり晴天に!これで念願の
仙台城に行けるということで、市内から
タクシーで仙台青葉城跡のある市内
の西に向かった。

ここは川にうまく囲まれ、
断崖絶壁に囲まれた自然の要塞となっており、
城としては見事な立地だ。
ここは言わずと知れたあの伊達政宗の
居城であったが、当時から天守閣は
建てられなかったようだ。今では
石垣と、一部の櫓が残るのみ。



伊達政宗が馬に乗った有名な像が
建つ城跡公園本丸跡は仙台市内も見渡せ、
定番の観光スャbトとなっている。




そして仙台青葉城資料展示館があり、
伊達政宗や仙台青葉城について
色々と学ぶことが出来る。
仙台青葉城の復元模型や
シアターではCGを駆使した本丸再現
映像などを見ることが出来、
とても良く出来ていた。

その後仙台青葉城を後にして、
バスで仙台市内に戻った。ホテルは今回
法華クラブホテルに宿泊したが、
ホテルから歩ける距離にある
有名な福助で再び牛タン料理を満喫。



またお刺身も注文したが、やはり仙台は
海の幸も美味しい。ここ福助は、先日
森三中もグルメレメ[トのロケで
このレストランを訪れ、牛タンしゃぶしゃぶ
を食べたらしい。



東北旅行の初日は、まず仙台名物の
笹かまと牛タンを満喫し、そして念願の
仙台青葉城跡も無事訪れることが出来て、
何とも素晴らしいスタートとなった。

(続く)


美に溢れた映画、『利休にたずねよ』

2014-03-09 18:44:00 | 映画
昨年12月から公開され、見たいと思っていた
市川海老蔵主演の映画『利休にたずねよ』
を今回インドネシア出張の機内で観ることが出来た。



この映画は山本兼一による直木賞受賞の原作を
映画化したものだが、『火天の城』に続き、
田中光敏監督と2回目のタッグを組んだ作品。



わび茶の完成者として知られ、茶聖と称された
千利休の生涯の中で、16歳から切腹する70歳まで
を演じ切るのは市川海老蔵。
茶道を一つの件pまで極め、
美の世界を生涯追求したその姿を
映画では見事なまでに美しい描写で再現している。
景色や茶器の一つ一つまでもが日本美に溢れ、
件p性の高い作品になっているが、
織田信長、豊臣秀吉の生きた戦国から安土桃山
時代を華麗に生きた姿、そして様々な人々を
巻き込み、影響を与えたのか、
そして如何にひたすら美しいものを
求め続けた生涯であったかが見事に語られる。



基本的には史実に基づいた物語ではあるが、
一部オリジナルの解釈や恋物語などの
エンターテインメント性も盛り込まれ、
歴史ファンからは賛否両論はあると思うが、
色々な意味で楽しめる映画となっている。



僕は元々日本史の中でも戦国時代や
安土桃山時代が大好きなのだが、
戦国武将では無い、茶人の千利休の目を
通して描かれるこの時代の描写もなかなか
興味深いものがある。そして戦国武将や公家までをも
巻き込んで大きな影響力を持つようになる
千利休は天下統一を目指す豊臣秀吉には
脅威となり、最後は切腹を命じられることと
なってしまうのは何とも切ないが、
これも諸説有り、実際のところは謎も多い。
ただ、茶人があまりにも政治的な影響力を
持ち、ある意味妖術的な魔力を持つようになれば、
時の権力者にはとても邪魔な存在になって
しまうことも想像に難しく無い。



千利休が茶道を新たなる高みに引き上げ、
そして美しいものを捉える圧涛Iな力を
身につけて行った様子はとても興味深く、
歴史物語としても観るものを惹き付ける。

しかし、この作品の中で恐らく脚色されている
部分で史実に基づいていないと思われるが、
個人的には最も惹かれたのが、何と若い頃の
利休が高麗の派閥争いから日本に売り飛ばされて
きた悲劇の韓国美女との愛の物語が挿入
されている点だ。この高麗の美女がまた何と、
あの少女時代のユナにもかなり良く似た
韓国美女で、すっかり心を奪われてしまった。



女優の名前はクララ、本名はイ・ソンミン。
日本では殆ど知られていないが、韓国では
CMやドラマなどでも人気の若手女優らしい。
本格的な映画主演、しかも日本の映画に
出るのは初めてらしいが、映画の宣伝で
来日した際の姿を見ると、やはりユナにも
似て何とも美しい女性だ。



映画の中でもとても清楚な美しさを見せており、
若き千利休が恋してしまうエピソードが
回想シーンとして盛り込まれる。



そして、この初恋とも言える高麗の女性から形見と
して貰った香合を、利休は生涯離さず
大切に持っていたが、秀吉も気になるほどの
シンプルな美しさに満ちたその香合が
物語の中で象徴的に使われているのだ。



海老蔵もなかなか渋い演技を見せるが、
『一命』の時といい、なかなか時代劇でも
歌舞伎の見事な切れ味をうまく使い分けており好演している。
市川海老蔵以外の出演陣は、妻の宗恩に
中谷美紀、織田信長役に伊勢谷友介、
秀吉役に大森南朋、北政所に檀れいと豪華な布陣。
また海老蔵の父、市川団十郎も子弟役で
共演しているが、これが最後の共演となった。



『火天の城』もかなり好きな映画であったが、
今回の『利休にたずねよ』も個人的には
とても惹き付けられた映画となった。
千利休という人物に改めて興味を抱いたのと
同時に、日本美を追求するその卓越した
ミニマリズムのデザインセンスにも
改めて共鳴するものがあった。
6月にはDVDがリリースされる予定だが、
ぜひ購入してまたじっくりと堪能したい。



初ジャカルタ!インドネシア出張

2014-03-08 20:38:00 | トラベル
ここ数ヶ月、日本での仕事が忙しかった為
海外出張に出ていなかったが、
先週久しぶりにアジアに出かけた。
しかも、今回は初のインドネシアの
ジャカルタ。インドネシア自体は、旅行で
バリ島とビンタン島に行っているが、
ジャカルタは初めてとなるので
楽しみにしていた。

ジャカルタは日本との時差2時間。
飛行時間は8時間と、シンガメ[ルよりも遠い。
インドネシアの領土は、大小様々な島から
構成されているが、何と人口は中国、インド、
アメリカに次いで世界第4位の2.5億人。
ASEANの中でも目覚ましい経済発展を
遂げており、若い人口分布もあって
今後も増々注目される国だ。
そんなインドネシアの首都ジャカルタも
やはり車が多く、発展途上国らしい
エネルギーを放ちながら、活気に満ちていた。

ホテルはジャカルタ中心街にある
『Kempski Hotel』に宿泊。
古いホテルらしいが、部屋は改装され、
とてもおしゃれなデザイン。
インドやシンガメ[ルのホテルにも
良く似た雰囲気だ。



美しいデザインの大きなバスタブが特徴的。



ホテルの前はジャカルタのランドマークにも
なっている噴水があり、その周りの大きな
ラウンドアバウトを多くの車が通って行く。
そして夜になっても交通量は絶えない。



インドネシア料理と言えば、やはり
定番のナシゴレンを食べないわけには
いかないだろう。ホテルで食べた
ナシゴレンはなかなか美味しかった。



また、一見派手なウニイクラ丼のようでも
あるこのメニューはデザート。
ビビッドな色合いのゼリーなども入って、
美味しかったがかなり甘かった。
量はそうたくさん食べられない。



今回は5日間のジャカルタ滞在であったが、
これからジャカルタ出張が増えそうなので、
インドネシア文化や現地での仕事の進め方など
色々と経験して行きたい。