僕は1973年から1978年までの5年間(4歳から9歳まで)をアメリカの西海岸で過ごした。小学生低学年だった1970年代、アメリカで夢中になっていたテレビドラマが幾つもあり、多感な頃だったせいか、それぞれとても鮮明な記憶として今でも残っている。そんな中で今回紹介したいドラマが、1970年代に大ヒットしたオリジナルテレビドラマ版の『ワンダーウーマン』である。日本では『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』として放送されていた。
ワンダーウーマンは、DCコミックスの人気キャラクター・架空のスーパーヒーローとして有名なので、存在自体はご存知の方も多いと思うが、70年代のドラマをリアルタイムで見た世代だと僕と同じ50代だと思うので、覚えている人も少なくなっているかもしれない。若い世代は恐らくガル・ガドット主演による2017年公開のハリウッド映画版『Wonder Woman』で初めてワンダーウーマンを知ったという人も多いだろう。ハリウッド映画版も決して悪く無かったが、僕はやっぱり70年代のオリジナルテレビドラマ版が大好きだ。
そんな思い出深いドラマを、先日ついに念願のブルーレイBOXでゲットとした。米国版ブルーレイBOXなので、吹き替えや日本語字幕は当然無いのだが、ブルーレイであればリージョンコードも関係なく日本のプレイヤーで再生できるので、英語で観るのに問題なければ、安く米国版ブルーレイBOXを買うことをぜひおススメしたい。
オリジナルテレビドラマ版の『ワンダーウーマン』の主演はリンダ・カーター。元ミス・ワールドのアメリカ代表であったが、ワンダーウーマン役に抜擢され、大きな話題となった。このリンダ・カーターがあまりにも美し過ぎて、当時衝撃を受けたのを鮮明に覚えている。まさに典型的なアメリカ人美女として脳裏に刻まれたような気がする。そして今回改めて『ワンダーウーマン』を見たが、リンダ・カーターの美貌は色褪せていないし、やっぱり驚異的な可愛いらしさなのだ!
リンダ・カーターの美しさも去ることながら、もう1つ特筆すべきなのはその艶めかしい衣装。最近良くあるようなデザインではなく、星条旗をデザインしたコテコテのアメリカンな衣装で、しかも良く見るとパンツ部分も巨大なブルマみたいに膨らんでいるのだが、これが括れてセクシーなウエストラインと対比されて、逆に今見ると妙にセクシーなのだ。全体的に肌の露出も多く、また胸の部分も突起デザインになっており、ティアラとブレスレットも何だか色っぽい。当時としてかなり攻めた斬新なデザインであったことを改めて痛感してしまった。
更にワンダーウーマンのたまらない魅力として、変身前のリンダ・カーター。スーパーマンのクラーク・ケントもそうだが、ワンダーウーマンも変身前の普段の姿は、メガネをかけたアメリカ情報本部所属の海軍中尉ダイアナ・プリンスとなる。このダイアナ・プリンスのメガネ姿が女教師みたいで何とも美しいので、変身前と変身後と二度美味しいワンダーウーマンが楽しめるのもまた最高なのである(笑)。
このブルーレイBOXはワンダーウーマンのパイロット版、シーズン1,シーズン2、シーズン3からなる全60話を完全収録しているので、まさに完璧なワンダーウーマンコレクションである。年齢のせいか、どうも最近昔良く観ていたドラマや映画をコレクションしたい衝動に駆られているが、これでまた小学生の頃夢中で観ていた、あの懐かしのワンダーウーマンのエピソードを、いつでも好きな時に観賞出来るという喜びに今浸っている。60話もあるので全話を観るにはかなり時間がかかるが、当時を懐かしみながらこれからじっくり楽しみたいと思う。
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